おつまみに欠かせない枝豆は、つい食べ過ぎていることも。
枝豆はダイエットにも良いとされますが、食べ過ぎても太らないのか気になりますね。
ダイエットのための枝豆が食べ過ぎで太る原因になってしまうのは避けたいところです。
今回は、枝豆の食べ過ぎと太ることとの関係について、一日の適量も合わせて解説します。
枝豆ダイエットのポイントも解説するので、正しいダイエット方法を覚えておくと安心ですね。
枝豆の食べ過ぎによって太ることがあるのかどうか、一緒に見ていきましょう。
Contents
枝豆を食べすぎると太る?
枝豆は食べ過ぎると、太ってしまう可能性があります。
枝豆の食べ過ぎですぐに太るというわけではありませんが、注意が必要です。
次の項目で枝豆のカロリーについて詳しく説明しますが、枝豆は野菜の中では比較的カロリーが高いとされます。
いつもの食事にプラスして枝豆をさらに大量に食べれば、カロリーを摂取し過ぎて太ってしまうことも十分あり得るのです。
また、枝豆の塩気が食欲を増進させて無意識に食べ過ぎてしまった結果、太る場合もあります。
ただし、枝豆の食べ過ぎによって太ってしまうのは過剰に食べ過ぎた結果です。
普段の食事の中で、「少し食べ過ぎたかな?」と感じる程度であれば、特に問題はないでしょう。
枝豆の一日の適量は?
枝豆は食べ過ぎれば太る可能性もありますが、一日の適量を守れば過剰に心配する必要はありません。
枝豆の適量やカロリーについて見ていきましょう。
一日の適量
枝豆の一日の適量は、100~150gです。
目安としては、両手に山盛り一杯程度になります。
枝豆は食べやすく、気づくと食べ過ぎになってしまうため、あらかじめ食べる量だけを器に出しておくと過剰摂取を防げますよ。
枝豆のカロリー
似たような形状である枝豆、そら豆、スイートコーン、グリーンピースをゆでた場合の100gあたりのカロリーで比べてみると
枝豆 | 134kcal |
そら豆 | 112kcal |
スイートコーン | 99kcal |
グリーンピース | 99kcal |
となります。
枝豆は他の野菜よりも、カロリーが特別低いとは言えないことが分かりますね。
枝豆のカロリーが高いのは、他の野菜よりも脂質が多めに含まれていることによります。
カロリーだけを見てみると、やはり枝豆の食べ過ぎは太る可能性があると考えられます。
枝豆ダイエット方法
枝豆はダイエットにも適していると言われます。
枝豆の栄養素には、ダイエット中の体に嬉しいものが含まれていて、食べ方の工夫によって、より効果的なダイエットができるようになるのです。
枝豆ダイエットのポイントを押さえておくと、無理なく楽しくダイエットが続けられますよ。
枝豆のダイエット方法
枝豆を利用したダイエットでは、
- ゆでた枝豆をおやつ代わりに食べる
- さまざまな料理に枝豆を取り入れたり、枝豆に置き換えるたりする
- 脂肪燃焼効果のある食材と組み合わせる
- おつまみを枝豆にする
といった方法があります。
枝豆は主食、副菜、主菜、おやつなどどのような料理にも入れることができます。
例えば、摂取カロリーや糖質を抑えるために、主食としてご飯を枝豆に置き換えたり、ご飯に枝豆を混ぜ込んだりするのもおすすめです。
3回の食事の中で、少しずつ取り入れると無理なく枝豆を食べられますよ。
枝豆ダイエットの効果を高めるためには、組み合わせる食材もポイントです。
例えば、発汗作用や脂肪燃焼が期待できる唐辛子と一緒に食べれば、ダイエット効果がさらにアップします。
枝豆はカロリーが高めですが、おつまみに高カロリーな揚げ物や糖質の多い炭水化物などを選ぶなら、枝豆に代えた方がダイエット中は安心ですね。
ダイエット中には栄養バランスが崩れやすくなりますが、色々な料理に混ぜることで不足しがちな栄養素もしっかり摂れるようになります。
枝豆の食べ方については、こちらを参考にしてみてください。
枝豆の保存方法|冷凍・冷蔵・保存期間と保存食レシピ!日持ちしない常温保存枝豆をおやつ代わりにするダイエット方法
枝豆ダイエットで、一番続けやすいのはおやつ代わりにすることです。
塩ゆでした枝豆といえば、おつまみが多いと思いますが、ダイエット中はおやつにすると良いですよ。
おやつにする枝豆の目安は、一回あたり50gです。
さやつきの状態で両手一杯分程度になります。
おやつに甘いデザートばかりを選べば、糖質やカロリーをオーバーしてしまう危険性もあります。
そのおやつを枝豆に置き換えるだけで、満腹感を得ながら栄養も補えるのです。
すぐに空腹になり、おやつを食べたくなるのも抑えられますよ。
枝豆にはほんのりとした甘みがあり、甘いデザートを食べなくても枝豆で十分楽しめるはずです。
どうしても甘いデザートが食べたくなったときには、デザートの前に枝豆を少し食べておきましょう。
枝豆で満腹感を得てからデザートを食べると、デザートの量を抑えることができます。
枝豆のダイエットで注意するポイント
枝豆ダイエットで注意するポイントは、
- 塩分の摂り過ぎ
- 極端なカロリー、糖質制限
- 枝豆だけを食べるという偏り
です。
枝豆ダイエットでは、ゆでた枝豆を食べるのがおすすめですが、すぐに食べられる市販の枝豆には塩が振ってあり、ゆでるときにも塩は比較的多めに使いますね。
塩分の取り過ぎはむくみの原因になるため、ダイエット中はなるべく塩分を使用していない枝豆を選びましょう。
特に、市販の冷凍枝豆は塩分の摂りすぎになってしまう可能性があります。
自分でゆでるときも、塩は控えめ、あるいは使用しない方が良いです。
枝豆に味つけをする場合も、濃いめにしないように気をつけましょう。
さらに、枝豆に置き換えてカロリーや糖質を制限し過ぎると、体に悪影響を与える可能性があります。
置き換えダイエットをする場合は、
- 一日3食のうちの1食だけにする
- 他の食材も取り入れる
ようにしましょう。
枝豆ダイエット=枝豆だけを食べるダイエットではありません。
枝豆だけを食べていると、痩せるどころか栄養が偏ってしまいます。
食物繊維を過剰に摂取すれば、腸に負担がかかることも考えられます。
枝豆食べて痩せる?効果は?
枝豆はダイエットに効果的で、ダイエット中にぜひ食べたい食材です。
枝豆をダイエットにおすすめする理由は、枝豆の持つ効果に関係があります。
枝豆は、
- 比較的低糖質の食材
- 筋肉の材料になる
- 便秘解消
- 肥満予防
- むくみの解消
- 代謝を上げる
- 満腹感が得られる
といった効果が期待されます。
それぞれのポイントをまとめると、次のようになります。
効果 | ポイント |
比較的低糖質の食材 |
|
筋肉の材料になる |
|
便秘解消 |
|
肥満予防 |
|
むくみの解消 |
|
代謝を上げる |
|
満腹感が得られる |
|
ダイエットを支える食材として、枝豆がおすすめであると言えますね。
実際に、おやつを枝豆に変えたことによって、筋肉量が増えた一方で体重や体脂肪は減少したという結果もあります。
一方で、枝豆だけを食べるダイエットでは、かえって体重が増えてしまった人もいるようです。
枝豆ダイエットは正しく行えば効果がありますが、誤った方法では効果が得られない可能性もあるので注意が必要ですね。
枝豆を夜食はOK?
枝豆を夜食にすると、太ってしまうのではないかと思われがちです。
でも、少量であれば枝豆を夜食にしても問題はありません。
夜食に枝豆が良いというわけではなく、夜食に他の食べ物を選ぶよりも、枝豆をつまんだ方が太るリスクは減らせるからです。
ただし、夜食にする場合には遅くとも寝る2時間前までにしておきましょう。
夜食にも便利な冷凍枝豆については、こちらを参考にしてください。
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枝豆はダイエットに効果的な食材で、痩せたい人の味方になってくれます。
枝豆だけを食べ続けるダイエット方法では栄養バランスが崩れ、比較的カロリーの高い枝豆を食べ過ぎれば太る原因にもなってしまいます。
でも、食べ方を気をつければ大丈夫ですよ。
枝豆はご飯やおかず、汁物、おやつなどどのような料理とも相性が良く、さまざまなアレンジができます。
ダイエット中は食事制限が辛くなってきますが、枝豆を上手に利用すれば楽しみながら無理なくダイエットに取り組めますね。
枝豆ダイエットのポイントを押さえて、太らない体作りを目指しましょう。
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