冷凍枝豆は年中出まわり、なじみある冷凍野菜ですが、冷凍枝豆の解凍後の賞味期限や日持ちが気になるところです。
冷凍枝豆は解凍後は時間を置かずにすぐ食べるのが望ましく、日持ちも短いです。
さやつき冷凍枝豆のおいしく食べられる解凍の仕方や、方法ごとの解凍時間、栄養のことなど、冷凍枝豆を賢くおいしく食べるためのコツをご紹介します。
冷凍庫にストックされていると便利な冷凍枝豆。上手に使いこなしてくださいね。
冷凍枝豆の解凍後の賞味期限・日持ちは?
解凍した後の冷凍枝豆は日持ちしません。
おいしく食べられる賞味期限はさやつき、さやを取ったまめとも、解凍後5~6時間程度、保存期間、日持ちは、加熱する解凍方法で解凍し、解凍後すぐ冷まして冷蔵して1~2日程度です。
解凍後常温に数時間置いて、食べきれなかったものを保存する、という方法はあまりお勧めできません。
枝豆に限らず、茹でた豆は傷みやすいものです。
さらに、冷凍後解凍した枝豆はすぐ食べないとどんどん食味が落ちていってしまいます。
さやつきの豆よりさやからはずした豆の方が味が落ちるのが早いです。
常温に長く置くことで味も落ちますし、雑菌も繁殖しやすくなり、食中毒リスクが高まります。
また、加熱して解凍したのか、加熱しなかったのかによっても日持ちは変わります。
加熱することで殺菌が期待できるので、解凍後保存したい場合は加熱して解凍する方法を選びましょう。
原則的に、食べきれる分だけ、食べるその時に解凍するようにしましょう。
さやつきの冷凍枝豆の美味しい解凍方法と解凍時間
枝豆の解凍方法はいろいろあります。
おいしさややりやすさなど、その時その時にあった解凍方法を選んでおいしく便利に食べたいですね。
流水
凍った枝豆をポリ袋などに入れ、流水をあてます。
解凍時間は、200g程度の冷凍枝豆で、3分前後です。
メリットとしては手軽な方法であることです。
デメリットは、水をたくさん使うこと、解凍時に加熱をしないため解凍後の長時間保存に向かない点です。
お弁当のように、食べるまで常温で数時間置くことになる場合は、食中毒の恐れがあるのでこの方法はやめましょう。
フライパンで焼く
凍ったままの枝豆を中火で熱したフライパンに入れ、ふたをして加熱します。
フライパンに油をひいたりする必要はありません。
解凍時間は、量にもよりますが、フライパンに重ならないで広がる量で、3~4分です。
さやに軽い焦げ色がつくくらいまでが目安です。
メリットとしては、火やフライパンを使うものの、比較的手軽、洗い物も少ないことです。
きちんと加熱すること、表面の水分が飛ぶことから、お弁当にいれたいときもこの方法なら大丈夫です。
お湯でゆでる
お湯を沸かし、凍ったままの枝豆を投入し、ゆでます。
解凍時間は沸騰したお湯につけて1分程です。
ゆでる前にお湯を沸騰させる時間が吸う分間必要なことも忘れないでくださいね。
解凍したい枝豆に対してお湯が少ないと、お湯の温度が下がって解凍時間が長くかかります。
長くお湯にさらすことで味や栄養が逃げていってしまいますので、お湯はたっぷり、できるだけ短時間で仕上げるようにしましょう。
メリットは、きちんと加熱することでお弁当などにも入れやすくなることです。
ただし、解凍後はしっかり水分を切ってください。
余計な水分は食中毒のリスクを高めます。
デメリットは、お湯を沸かしてゆでることになるので、時間も手間もかかること、お湯に味や栄養が逃げやすいこと、長くゆですぎると柔らかくなってしまって食感が損なわれやすいことです。
レンジ
耐熱皿に凍った枝豆を重ならないように並べ、ラップをして電子レンジで加熱します。
解凍時間は、200gの枝豆を500wの電子レンジで加熱して3分程です。
メリットは、手軽で洗い物が少ないこと、短時間でできることです。
デメリットは、水分が飛んでかたくなりやすく、味も落ちやすいことです。
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冷凍枝豆を解凍すると栄養はどうなる?
枝豆は、冷凍することで栄養は変化しませんが、ゆでたり加熱することでビタミンCやカリウムが流失してしまいます。
加熱すること、水(お湯)につけることで栄養素が壊されたり、水に溶けて流れ出てしまうためです。
冷凍だけでは変化はないのですが、冷凍するための下茹で、解凍するための茹でや加熱で栄養分は少しずつ失われていきます。
また、さや付きの枝豆とむいた状態の枝豆では、むいた豆の方が空気や水にさらされやすく、栄養が逃げやすいと言えます。
冷凍のための下茹では短時間で固めに仕上げ、解凍のための加熱も必要最小限にとどめて栄養の流失を抑えることを心がけましょう。
まとめ
冷凍枝豆は、使いやすい冷凍野菜です。
ばら冷凍してあれば、使いたい分だけ解凍し、早めに食べきるようにしましょう。
解凍後の日持ちは、適切に管理して1~2日です。
解凍方法は、流水解凍、フライパンで解凍、ゆでて解凍、電子レンジで解凍など、色々な方法があります。
解凍のやりやすさや、解凍後にどうやって枝豆を食べたいのかによって解凍方法を使いわけられるといいです。
熱にさらす、水やお湯にさらす時間が長いほど栄養も風味も失われやすいので、手際よく解凍しましょう。
解凍した枝豆はそのまま食べるもよし、他の食材と合わせて一品に仕立ててもよし。
色合いも爽やかで、存在感あるさや付き豆も、丸い形がかわいらしいむき豆もそれぞれに食卓を彩ってくれますので、おいしく枝豆を食べてくださいね。
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