夏に食べたくなる野菜の一つがオクラです。
オクラは単独でも良いですが、他の食材と組み合わせるのもポイント。
食べ合わせによって、オクラの栄養をより効率的に摂取できるようになりますよ。
ただ、オクラとの食べ合わせが良いものばかりではなく、食べ合わせに注意が必要なものもあります。
今回は、オクラの食べ合わせで良いものと悪いものをまとめてみました。
さらに、栄養面で特におすすめの食べ合わせもランキング形式で解説します。
夏バテ予防・解消に味方になってくれるオクラを、食べ合わせでさらに強い味方にして暑さを乗り越えましょう。
Contents
オクラの食べ合わせで良いもの
まずは、オクラと組み合わせることで体に嬉しい効果がある食材を見ていきましょう。
オクラだけを食べるよりも、栄養をしっかり摂ることができますよ。
オクラの食べ合わせで良いものをまとめると、次のようになります。
納豆 |
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マグロ |
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牛肉 |
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鶏肉、卵、豚肉、ホタテ |
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たまねぎ |
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なす |
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セロリ |
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ひじき |
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やまいも |
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ブロッコリー、しいたけ、とうもろこし、トマト |
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オクラと食べ合わせの良い食材で、ぜひ料理を作ってみましょう。
オクラのレシピについては、こちらも参考にしてみてください。
オクラの保存方法|冷凍・冷蔵・保存期間と保存食レシピ!茹でずに生のままオクラの食べ合わせで栄養が取れるランキング
オクラは食べ合わせによって、体に嬉しい効果があることが分かりましたね。
より栄養が取れる組み合わせとして、特におすすめの食材を5つご紹介します。
オクラと一緒に調理しやすい食材ばかりなので、取り入れてみましょう。
ただし、オクラは体に良い食材ですが、食べ過ぎには注意が必要です。
一日の適量については、こちらも参考にしてみてください。
オクラの食べ過ぎると体にどんな影響がある?下痢や腹痛?第1位:豚肉
オクラのネバネバはムチンという成分によるものです。
ムチンには、たんぱく質の消化や吸収を助ける作用があります。
そのため、ムチンとたんぱく質を豊富に含む豚肉などを一緒に食べるのがおすすめです。
豚肉にはたんぱく質の他に、ビタミンB1も多く含まれています。
ビタミンB1はエネルギーの代謝をアップさせ、疲労回復にも役立ちます。
ビタミンB1はオクラにも含まれていますが、オクラだけで1日に必要な量を取ろうとすると大量に食べなければなりません。
そこで、豚肉と組み合わせることで体力回復やスタミナアップが期待できるのです。
夏の暑さだけではなく、冷房による冷えから守ってくれたり、肌荒れを防いでくれたりする効果もありますよ。
第2位:油
オクラにはβカロテンが多く含まれています。
βカロテンは脂溶性の栄養素で、油と一緒に摂取すれば吸収率がアップします。
オクラを油で炒めても良いですが、炒める以外にも油と一緒に取る方法はたくさんありますよ。
例えば、
- オクラのサラダにチーズやドレッシング、マヨネーズなど脂質の多い食材をかける
- オクラのおひたしにごま油をプラスする
- オクラを天ぷらにする
- 脂分の多い肉類や青魚と一緒に調理する
といった食べ方が考えられます。
身近な脂分の多い食材と組み合わせるだけで、βカロテンの吸収率がアップしますよ。
第3位:かぼちゃ
オクラとかぼちゃは意外な組み合わせかもしれませんが、お互いの栄養素を活かすのにおすすめなのです。
オクラのビタミンCは美肌づくりをサポートしてくれたり、ストレスを緩和したりします。
かぼちゃのビタミンEには細胞を若返らせる効果があり、老化防止に役立ちます。
この2つを食べ合わせると栄養素を最大限に活かすことができるとされます。
かぼちゃのビタミンEも油と一緒に取ると吸収率がアップするので、オクラとかぼちゃを油でサッと炒めたり、温野菜サラダにしてドレッシングをかけたりしても良いと思います。
第4位:ヨーグルトなどの発酵食品
オクラには食物繊維が含まれています。
食物繊維は腸内で善玉菌が働くときに役立つ栄養素です。
乳酸菌は腸内で善玉菌として働くため、オクラと乳酸菌を含む発酵食品を組み合わせるのがおすすめ。
例えば、ヨーグルトとの食べ合わせによって、便秘や下痢の予防・改善に役立つとされます。
ヨーグルトや味噌、チーズなどがありますが、他にもオクラと合わせやすい発酵食品を見つけてみると良いかもしれませんね。
第5位:鮭などの魚
オクラにはカルシウムが含まれていますが、ビタミンDと組み合わせることによってカルシウムの吸収が良くなります。
オクラ自体にはビタミンDがほとんど含まれていないため、ビタミンDを含んだ鮭などの魚と一緒に食べるようにしましょう。
オクラと魚の食べ合わせでは、
- いわし、さば、さんまで、高血圧予防や老化予防
- 鯛で、コレステロール低下や高血圧予防
- にしんで、高血圧予防や動脈硬化予防、心臓病予防、がん予防
といった効果も期待できます。
オクラの食べ合わせでやっていけないのはこれだ!
オクラと食べ合わせの良いものがある一方で、実は注意しなければならない組み合わせもあります。
それが、オクラと酢です。
オクラの特徴であるネバネバ食感を最大限に活かしたいときには、酢をかけない方が良いとされます。
酢のように酸性度が高い食材は、オクラのネバネバ成分を分解してしまうのです。
オクラのネバネバ成分を期待して食べているのに、その成分が分解されてしまうのはもったいない気がしますよね。
ただし、オクラと酢の食べ合わせは、高血圧予防や老化防止にも効果があると言われます。
オクラの酢の物は、さっぱりと食べられるおすすめの一品です。
オクラと酢を組み合わせてはいけないというわけではありませんが、オクラと酢を一緒に食べるときには、ネバネバ成分が分解されやすいことを頭に入れておきましょう。
オクラと酢の食べ合わせによる栄養効果については、こちらも参考にしてみてください。
西洋野菜の栄養と効能オクラ食べ合わせまとめ
オクラは特徴であるネバネバ食感のおかげで、食欲のないときにでもスルッと食べられて、しかも夏バテにもおすすめです。
そのオクラは他の食材と組み合わせることで、さらに体に嬉しい効果が得られます。
オクラだけを食べるよりも、より効率的に栄養素を吸収したり、足りない栄養素を補ったりできるならぜひ試してみたくなりますよね。
ただ、オクラと酢の組み合わせには少し注意が必要です。
ネバネバ成分が分解されやすくなることも覚えておきましょう。
オクラの食べ合わせを知っていると、より効果的に素早く栄養を摂取できるようになりますね。
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