夏野菜の定番であるオクラ。
ネバネバが特徴のオクラですが、日持ちが長くなく、出来れば長期で保存して栄養素をいただきたいところ。
今回は、オクラの冷蔵、冷凍の保存方法、保存期間とともにお勧めの保存食もご紹介していきます。
オクラのネバネバを利用してレシピは、猛暑には最適です。
ぜひご活用ください。
Contents
オクラの保存の仕方
オクラは、夏野菜で温かい場所で育った野菜は5℃以下の保存だと低温障害を起こします。冷蔵室より野菜室で保存します。
すぐに食べないときや、使い切れなかったときは冷凍しておくことがお勧めです。
また、オクラは柔らかいものであれば生で食べることができます。
オクラの保存温度
オクラの最適な温度は、7℃~10℃、湿度は90%~95%です。
オクラの保存方法まとめ
- 常温・・・キッチンペーパーで包む
- 冷蔵・・・キッチンペーパーで包む
- 冷凍・・・茹でて冷凍
- 干し・・・縦半分に切り干す
オクラの保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・1日
- 冷蔵・・・3~4日
- 冷凍・・・1か月
- 干し・・・常温で3週間
オクラを常温保存する方法
オクラを常温保存する方法をご紹介します。
オクラの常温保存法
- Step1キッチンペーパーで包む購入してきたオクラはビニール袋から出し、直接冷気が当たらないようにキッチンペーパーで包む
- Step2ビニール袋に入れるキッチンペーパーで包んだオクラをビニール袋に入れ、口を軽く閉じる
- Step3涼しい場所で保存ヘタを下にして冷暗所で保存
オクラのヘタを下にして保存するのは、オクラの育った状態からヘタは下にあるので、ヘタを下にしておくとオクラがストレスなく保存できます。
また、水分と乾燥に弱いため、水分がついていると変色してくるので水が付かないようにします。
オクラの常温保存の際の保存期間
オクラを常温で保存できる期間は、1日か2日です。特に夏場はすぐにしなしなになってしまい、傷み始めます。
オクラの常温保存の際の栄養素は?
オクラを常温保存しても栄養素は変わりませんが、日にちが経つごとにビタミン類は減っていきます。
オクラを冷蔵保存する方法
オクラを冷蔵保存する方法をご紹介します。
オクラをそのまま保存するなら、最適な保存温度である冷蔵がお勧めです。
オクラの冷蔵保存法
- Step1キッチンペーパーで包む購入してきたオクラはビニール袋から出し、キッチンペーパーで包む
- Step2ビニール袋に入れるキッチンペーパーで包んだオクラをビニール袋に入れ、口を軽く閉じる
- Step3野菜室で保存オクラのヘタを下にして野菜室で保存
オクラの冷蔵保存の際の保存期間
オクラを冷蔵で保存できる期間は、3~4日です。
オクラの冷蔵保存の際の栄養素は?
オクラを冷蔵保存しても栄養素は変わりません。
オクラのβカロテンはレタスの3倍、ビタミンやミネラルの含有量は野菜の中でトップクラスです。
オクラを冷凍保存する方法
オクラを冷凍保存する方法をご紹介します。
オクラの冷凍保存法
- Step1軽く茹でるヘタとガクをとり、板ずりしてサッと茹でる(20秒ぐらい)
- Step2冷凍保存粗熱をとり水気を拭いて、冷凍用保存袋へ入れて保存
- その他の保存1小口切りで冷凍茹でた後に、小口切りをする
- その他の保存2小分けにする1回分を小分けにして冷凍用保存袋に入れて冷凍
他にも生のまま冷凍することもできます。
オクラの冷凍保存はそのまま生で
- Step1水で洗う水で洗い、しっかり水切りする
- Step2水気をふき取るキッチンペーパーなどで水分を丁寧にふき取る、産毛も取れる
- Step3下処理をするオクラのガクをむく
- Step4表面を乾かすオクラの表面をしっかり乾燥させる
- Step5冷凍庫で保存冷凍用保存袋にオクラが重ならないように入れる、できるだけ空気を抜く
生のオクラを冷凍したときの解凍方法は、たっぷりのお湯で凍ったオクラを入れ再沸騰してから1分ほど茹でます。
オクラの下処理の板ずり
オクラはやわらかいものであれば生で食べることができ、板ずりをすれば大丈夫です。
- 板ずりの前には、ガクの周りをむきます。
- 板ずりのやり方は、まな板の上に塩をかけてオクラを転がすだけ。
オクラの表面の産毛が取れて食べやすくなります。
きゅうりも板ずりを行うのは、青臭さをなくすためやアクをとるためです。
オクラの洗い方
オクラのチクチクがあって板ずりできないという方もいますが、どうしてもできないというかたはオクラが入っていたネットごとあらうと、産毛が取れます。
オクラのヘタには、苦味成分がありますので、茹でてから切り落とすようにします。
オクラの冷凍保存の際の保存期間
オクラを冷凍で保存できる期間は、1か月が目安です。
オクラの冷凍保存の際の栄養素は?
オクラを冷凍保存しても栄養素は変わりません。
生と茹でたときの栄養素は変わりませんが、茹でるとネバネバ成分が減ります。
オクラを冷凍したあとの解凍方法
オクラを冷凍した後の解凍方法は、おひたしに使うときは自然解凍で、炒め物やスープのときには凍ったままで使用します。
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オクラを干す保存方法
オクラを干す保存方法をご紹介します。
オクラの干す保存法
- Step1板ずりをする板ずりをする(まな板の宇えに塩をかけてオクラを転がす)
- Step2水洗い水洗いして水気をふき取る
- Step3縦半分に切る水気をふき取ったオクラを縦半分に切る
- Step4切り口を上に縦半分に切ったオクラを切り口を上にして、野菜カゴやザルで2、3日干す
- Step5冷蔵室で保存干したら冷蔵室で保存
オクラを干してもネバネバはそのままですし、香りと歯ごたえが良くなります。
干すと色も長持ちさせることができるので、干しオクラはお勧めです。
オクラの干す保存の際の保存期間
オクラを干すと保存期間は、3週間~1か月です。
セミドライのオクラになると、4日ほどしか持たず冷蔵室で保存してください。
オクラの干した後の戻し方
オクラを干したあとの戻し方は、サッと水洗いし
10分ぐらいぬるま湯で戻します。
表面の水気をふき取って使います。
オクラの干す保存の際の栄養素は?
オクラを干すと、食物繊維が一層増え、カルシウムも増えます。
オクラのカット(切った)場合の保存方法は?
オクラをカット(切った)したら、茹でて冷凍しておきましょう。茹で時間は短めの1分ほど。
切ってしまっているので、長時間ゆでると茹ですぎになり、オクラ特有のネバネバがなくなります。
茹で時間が1分以内であればネバネバ成分は壊れません。
オクラの長持ちする保存方法
オクラを長持ちさせるには、乾燥から守り、水分が付かないようにすることです。
そういう意味では、冷凍と干す保存方法が一番お勧めなのは納得できるでしょう。
オクラの茹で方と保存方法
オクラを茹でたときの保存方法と茹で方をご紹介します。
オクラの茹で方と茹で時間 丸ごと
オクラはゆでる前に切ってしまうと、切り口から水ぽくなるので避けます。
オクラを茹でる前には、軽くこすり洗いをし、オクラのヘタの下処理のヘタの硬い部分を切り落とし、ガクの周りをむいておきましょう。
こすり洗いするだけで、食べたときの口当たりがよくなります。
- 鍋にお湯を沸かす
- 板ずりしたオクラのときは鍋には塩を入れません。塩もみしてないオクラであればお湯の2%を入れる
- オクラの茹で時間は、1分半から2分が目安
- オクラを茹でると浮きやすいので、浮いてきたら落とし蓋をして上下をひっくり返しながら茹でる
- 茹で上がったら、ザルにあげて粗熱をとり、キッチンペーパーで水気をふき取る
しっかり茹でる時間は1分から2分ぐらいで、冷凍で保存する場合は、20秒ほど固めに茹でます。
オクラの茹で方は、電子レンジでもできます。
オクラの茹で方 電子レンジ
- オクラを軽く洗いヘタの固い部分とガクの固い部分を切り落とす
- オクラを耐熱容器にのせてラップをする
- 電子レンジ600Wで1分半加熱する
オクラの状態にもよりますので、時間は調節してください。電子レンジで加熱したオクラも冷凍することができます。
オクラを茹でて保存は冷凍
オクラを茹でたら、
- 冷蔵室でタッパーで保存、1、2日以内に食べきる
- 茹でたら冷凍して保存する
この2つの保存方法がお勧めです。
オクラを茹でたときの栄養素
オクラを茹でると、栄養素は変わりませんが、ネバネバ成分であるペクチンが減ります。茹ですぎには注意しましょう。
オクラは茹でない?
オクラは茹でなくても生で食べることができます。
板ずりして、柔らかいオクラはそのまま食べましょう。
オクラの保存容器や保存袋
オクラの保存容器は、蓋つきの保存容器やジップロックなどのジッパーが付いたものがお勧めです。
オクラの夏と冬の保存の違い
オクラは夏に収穫できる夏野菜です。
夏でも野菜室で保存することが望ましいです。
オクラの見分け方と選び方
オクラの腐っている見分け方と新鮮な選び方を説明します。
腐っている場合の見分け方
腐り具合は以下に当てはまると危険です。
- 異臭がする
- 色が黒くなっている
- ネバネバする
新鮮な選び方
新鮮な選び方は、以下の通りです。
- ヘタの下にある筋が白いもの
- ガクにとげある
- 青々としている
- 産毛がある
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オクラの保存食と常備菜人気レシピ
オクラの保存食と常備菜の人気をご紹介します。
オクラの保存食の種類
オクラの保存食として、
- おひたし
- 漬け
オクラの保存食レシピと保存期間
オクラとみょうがときゅうりのあえ物をご紹介します。
保存期間は、2.3日です。
オクラの常備食人気レシピと保存期間
オクラと塩昆布の常備菜をご紹介します。
保存期間は、2.3日です。
保存期間は、4日です。
他の夏野菜と一緒にどうぞ。
オクラの漬けの保存食レシピと保存期間
オクラは白だしに漬けておき冷やしておくと、さっぱりと食べれて夏バテのときには食べやすいです。
保存期間は、2.3日です。
オクラのお弁当のおかず
オクラと肉類を一緒に取ると、胃腸の粘膜を保護します。
肉巻きは小分けにして冷凍しておくこともできます。
オクラの保存方法と保存食をご紹介しました。
オクラに含まれているネバネバ成分のペクチンは納豆と一緒にとると、余分な脂質を吸収してくれ動脈硬化を予防しますので、ぜひお試しください。
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