オクラのヘタはガクを取れば食べれる!取り方のポイントを簡単に解説

色合いがきれいで、形がユニークなオクラは、夏野菜の中でも人気のある野菜です。

オクラのヘタはどこまで取ればいいのか、生で食べられるのか、悩んでしまうことがありますよね。

オクラは、ガクの部分を落とせば、ヘタを切り落とさなくても調理できます。

ヘタは少々硬いので、実際食べるときは残すことになるかもしれませんが、ガクをつけたままの方が調理しやすく、見た目も味もよく仕上げることができるというメリットがあります。

また、鮮度のいいオクラは生で食べることができます。

今回は、オクラのガクやうぶ毛の取り方、生で食べられるオクラの見分け方などについて詳しく解説していきます。

鮮やかなグリーンカラー、丸ごとでも輪切りにしてもユニークな形、ネバネバの食感、オクラはいろいろな魅力を持った野菜です。

ガクやヘタの処理の仕方をしっかりマスターして、おいしくオクラを召し上がってくださいね。

オクラのヘタは食べれる?

まず、人気の夏野菜オクラの保存方法やレシピなど、基本的なことについては、こちらの記事も参考にしてくださいね。

オクラの保存方法|冷凍・冷蔵・保存期間と保存食レシピ!茹でずに生のまま

さて、オクラが木についていた部分をオクラのヘタといいます。

ヘタの周りについているヒラヒラした部分はガクです。

オクラのヘタは、硬くて筋っぽいので、無理して食べるところではありません。

しかし、丸ごとのオクラの形を活かした一品を作る場合は、ヘタは取らずに調した方が見た目も味もよく仕上がります。

オクラのヘタとガクの取り方

オクラを美味しく食べるためには、ヘタの回りのガクを取ること、うぶ毛を取ることがポイントになります。

オクラのヘタは、オクラの形を丸ごといかす料理であれば、取らずに調理します。

ガクの取り方

オクラのヘタの周りのひらひらした部分は、ガクです。

ガクは、つぼみの外側を覆っていた部分で、つぼみの時は中身を保護する役割を持っていたものです。

オクラが実るのはガクがしっかり仕事をしたからなのですが、筋っぽくて硬いので、食べるときには取り除いたほうが口当たりがよくなります。

ガクの出ている実とヘタの境目を、面取りするようにナイフでぐるりと削いで落とします。

へタの取り方

オクラのヘタは、丸ごとオクラの形をいかして料理するときは取りません。

ガクを取って、ヘタにつながる茎部部分が長く付いているときは長すぎる部分だけ切り落とします。

オクラのヘタを切り落とさないで調理するのには、いくつかメリットがあります。

まず、形よく仕上がることがあげられます。

ヘタを切り落とすと、落としたところから裂けてきたり、種がでてきたりしてしまうことがあります。

ヘタをつけたままなら形崩れする心配が少なく、オクラの形を生かした料理をきれいに仕上げることができます。

もうひとつは、味もよく仕上げられることです。

果実に刃が入ると、そこから煮汁などにオクラの成分がとけだしていきますが、ヘタごと調理すれば、旨みを閉じ込めたままおいしく仕上げられるのです。

小口切りにするなど、最初から刻んで料理する場合は、果実の先端から刻み始めて、最後はヘタのところを手で押さえながら、ヘタのギリギリまで刻んでヘタは捨てます。

ヘタを落としてから刻み始めるより、先端からヘタに向かって刻んでいく方が効率よくオクラを刻むことができます。

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うぶ毛の取り方

オクラのまわりには細かいうぶ毛が生えています。

新鮮なものほどチクチクしています。このうぶ毛をとってあげるのもオクラの下処理の大事なポイントです。

まな板に塩をふり、その上にオクラをならべてゴロゴロ転がすことでうぶ毛をとることができます。

チクチクするのが気になる場合は手袋をしましょう。

また、オクラがネットに入って売られていた場合は、ネットごと水をかけ、ネットでこするようにして洗うことでうぶ毛をとることができます。

オクラは生でも食べれる?見分け方

オクラは生でも食べることのできる野菜です。

生でも食べることのできるものの選び方のポイントをご紹介します。

  • 小さくて柔らかい、できるだけ未熟なもの
  • 全体的に鮮やかな色合いで黒ずみなどないもの
  • ガクがピンとしてヘタの切り口がみずみずしいもの
  • うぶ毛が生え揃っているもの

生で食べて美味しいオクラは、まず第一に未熟な果実であることです。

そもそもオクラは未成熟な果実を食べる野菜ですが、ほんとうに実になりたての柔らかくて小さいオクラが生食に向いています。

次は、鮮度の良いものを選ぶことです。オクラの色や、ガク、ヘタの様子、うぶ毛の生え方を観察して、新鮮なオクラを選びましょう。

オクラのヘタとガク、生で食べられる見分けのまとめ

オクラのヘタやガク

  • 硬いので食べない。
  • オクラ丸ごとの形を活かした料理のときは、ガクを取り除き、ヘタはつけたままにすると仕上がりがよい。

オクラのうぶ毛

  • 生えそろったうぶ毛は鮮度のいい証拠。
  • 口当たりをよくするために、うぶ毛はとる。
  • 塩でいたずりするか、入っていたネットでこすり洗いして落とす。

オクラに関連したそのほかの記事もぜひ参考にしてくださいね。

オクラの食べ過ぎると体にどんな影響がある?下痢や腹痛? アスパラガスの食べ合わせで良いものランキング!

まとめ

出回るシーズンが限られているオクラですが、色合い、形、健康パワーを秘めたねばねばの食感、いろいろな魅力がつまった夏野菜です。

オクラをおいしく、見た目にも美しく食べるために、ヘタやガクの処理の仕方、うぶ毛の取り方など、きっちりマスターしてお料理にいかしてくださいね。

新鮮な若いオクラは生で食べてもとてもおいしいです。

調理の仕方のバリエーションも幅が広いので、いろいろなレシピでオクラを楽しんでくださいね。

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