レタスの食べ合わせで栄養を一番引き出せる食材は?

サラダに欠かせない野菜がレタスですよね。

でも、レタスの栄養素を引き出すためには食べ合わせも意識することが必要です。

レタスの食べ合わせの良い・悪いを覚えておくと、レタスの栄養を無駄なく効果的に摂取できるようになります。

今回はレタスの食べ合わせについて、良い・悪いを解説していきます。

栄養をより取れる食べ合わせや、食べ合わせの際に注意すべき点もご紹介します。

レタスは成分の約90%以上が水分であり、栄養は少ないと考えられがちです。

だからこそ、食べ合わせのポイントをしっかり押さえておくと、役に立ちますよ。

レタスの食べ合わせで良いもの

サラダに欠かせない存在のレタスは、そのまま単独で食べることが多いかもしれません。

でも、レタスは他の食材と組み合わせることで、体に嬉しい効果が得られるようになるのです。

レタスとの食べ合わせの良い食材をまとめると、次のようになります。

アボカド、ゴーヤ
  • 利尿作用
  • 腎機能の改善
きゅうり
  • 利尿作用
  • 腎機能の改善
  • 解熱作用
大豆
  • 利尿作用
  • 腎機能の改善
  • 老化防止
  • 精力アップ
  • むくみの解消
かぼちゃ、牛肉
  • 老化防止
  • 精力アップ
豆腐
  • 老廃物の除去
  • 美肌効果
れんこん、サバ、イカ、イワシ
  • 高血圧予防
  • コレステロールを下げる
  • 心臓病予防
  • 貧血予防
シソ
  • 不眠症の改善
  • 精神の安定
たまねぎ、チーズ
  • 不眠解消
にんにく
  • 解毒作用
  • 免疫力アップ
納豆
  • 胃の調子を整える
タコ
  • 免疫力アップ
豚肉
  • 肌荒れの改善
トマト
  • 風邪予防
鶏肉
  • ストレス緩和
とうもろこし
  • むくみの改善
  • だるさの改善
じゃこ
  • じゃこのビタミンDによって、レタスに含まれるカルシウムの吸収がアップする
みつば
  • 鎮静効果
  • 美肌効果
  • ストレス解消
  • 貧血予防

レタスの食べ合わせで悪いのは?

レタスと食べ合わせの良い食材について解説しました。

レタスと食べ合わせの良い食材があれば、悪い食材もあると思いますよね。

食べ合わせについて、さらに調べてみましたが、特に悪いとされるものは見当たりませんでした。

ただし、食べ合わせをするときには気をつけたいポイントがあります。

「レタスの食べ合わせでやっていけないのはこれだ!」で詳しく解説していきます。

レタスの食べ合わせで栄養が取れるランキング

レタスは成分の約90%以上が水分で、栄養が乏しいと考えられがちです。

でも、水分以外の栄養素がバランス良く含まれていて、意外と優れた野菜なのです。

レタスはそのまま食べても良いですが、食べ合わせによってレタスの栄養素をより効率的に摂取できるようなります。

ここでは、レタスの栄養素をより取れるベスト3を解説します。

第1位:牛乳、牡蠣

レタスには「ラクツカリウム」という物質が含まれています。

この物質には催眠効果や鎮静効果があるとされ、レタスを食べるとイライラが収まったり、リラックスできたりすると言われます。

レタスによる催眠や鎮静の効果を高めるのが、血を補う働きのある牛乳や牡蠣です。

牛乳や牡蠣に多く含まれるカルシウムはレタスと合わさることで、精神を安定させると期待されています。

たとえば、

  • 牛乳たっぷりのシチューにレタスを入れる
  • 牡蠣が主原料のオイスターソースでレタスを炒める
といったことで、レタスと組み合わせると良いと思います。

第2位:卵

レタスには「ラクチュコピクリン」という苦味成分が含まれています。

この成分には、自律神経のバランスを整えて気持ちを落ち着かせ、安眠を促す働きがあります。

血を補う働きのある卵には「トリプトファン」が含まれ、睡眠に入りやすく、しかも睡眠を深くする効果が期待されているのです。

レタスも卵も快眠を促してくれ、組み合わせることで睡眠不足の解消につながります。

第3位:油

レタスと油を組み合わせることで、レタスのβカロテンやビタミンEといった脂溶性ビタミンを効率的に吸収できるようになります。

脂溶性ビタミンはシミやシワを防ぎ、キメの細かい肌をキープするために欠かせない栄養素です。

美肌を目指すなら、積極的に取りたいですね。

レタスと言えば、サラダで食べることが多いと思います。

オイルの入ったドレッシングを選ぶと、サラダでも油と一緒に摂取できるので、簡単ですね。

また、レタスは油でサッと炒めるのもおすすめ。

油をあえてかけなくても、炒めただけでレタスと油を一緒に摂取できます。

ただし、レタスを長時間炒めるのは栄養分の減少につながってしまうので、軽く炒めるようにしましょう。

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レタスの食べ合わせでやっていけないのはこれだ!

レタスの食べ合わせについて見てきました。

最後に、レタスの食べ合わせをするときにやってはいけないことを解説します。

レタスの栄養効果を高めるために食べ合わせをしても、効果が薄れてしまってはもったいないですよね。

不溶性食物繊維を摂りすぎる

食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維とがあります。

水溶性食物繊維は便を軟らかくし、不溶性食物繊維は便の量を増やします。

食物繊維は便秘解消に役立つ成分ですが、この2つをバランス良く摂らないとかえって便秘になってしまうことも。

レタス100gあたりを見てみると、

不溶性食物繊維 1.0g
水溶性食物繊維 0.1g

であり、不溶性食物繊維の多い食材なのです。

レタスをサラダで食べる場合、レタスだけのサラダにしてしまうと不溶性食物繊維に偏ってしまいます。

レタスの他にも、大豆やきのこなどは不溶性食物繊維が多いです。

レタスの食べ合わせを考えるときには、水溶性食物繊維を取り入れるようにしましょう。

水溶性食物繊維を多く含む食材には、

  • ライ麦パン
  • あずき
  • 大麦

といったものがあります。

レタスと一緒に食べるとバランスが良くなりますよ。

体を冷やし過ぎる

レタスには体を冷やす効果があります。

体の余分な熱を冷ますのには良いですが、冷え性の人が食べ過ぎれば冷えが悪化する可能性があるのです。

レタスと他の野菜とを組み合わせるときは生野菜サラダとして食べるよりも、スープにしたり炒めたりしましょう。

冷えが気になるときには、加熱してみるのも良いですよ。

栄養バランスが偏りがちになる

レタスは成分のほとんどが水分であり、しかもサラダにして食べることが多いことから、栄養バランスが偏りやすくなります。

サラダに使われる食材としては、

  • キャベツ
  • 大根
  • たまねぎ
  • きゅうり

といったものが多いと思いますが、これらの食材は淡色野菜に含まれます。

ちなみに、野菜の摂取目安である一日350g以上のうち、120g以上は緑黄色野菜から取るのが良いとされます。

また、野菜だけのサラダを食べていると、タンパク質やミネラルなどが不足しやすくなります。

サラダで簡単に食べ合わせをするときは、

  • 緑黄色野菜
  • 豆類・海藻類
  • 肉・魚
といった食材をプラスするようにしましょう。

レタス食べ合わせまとめ

レタスは成分の約90%以上が水分で、栄養が少ないと思われがちな野菜です。

でも、レタスにはバランス良く栄養素が含まれていて、その栄養素を上手く引き出すのがポイントなのです。

たとえば、普段のレタスサラダに他の食材を少しプラスするだけでも、体への効果は変わってきます。

レタスには、特に食べ合わせの悪いものは見当たりませんでしたが、食べ合わせる際には注意すべきこともありました。

食べ合わせについてポイントを押さえて美味しく、しかも健康的にレタスを摂取してみましょう。

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