アスパラガスの選び方は見た目や茎の太さ!まっすぐなものは新鮮

春の野菜であるアスパラガスですが、旬の採れたてのものは生で食べられるくらいおいしいですよね。

しかし、実際にはお店に並んでいるものの中から選ぶことが多いのでどれがおいしいのか迷ってしまいます。

そこで今回は、アスパラガスの選び方をポイントごとに絞ってご紹介します。

パッと見ただけではあまり大きな違いのないアスパラガスです。

選び方のポイントとして見た目の形はもちろん、茎や穂先、色に注目して説明します。

せっかく食べるならどんな栄養があるのか、また新鮮さをキープするための保存方法も一緒にご紹介します。

この記事を読んで、おいしいアスパラガスの知識を増やしてくださいね。

アスパラガスの選び方!

アスパラガスのおいしい選び方を6つのポイントごとにご紹介していきます。

アスパラガスには緑色のものや白い色のホワイトアスパラガスがあります。

どちらもおいしいものの選び方は同じなので一緒に覚えておくといいですね。

見た目・形

まっすぐな形のものを選びましょう。

アスパラガスは、収穫後も成長を続けるので、横置きで保存すると穂先が曲がってしまったりします。

まっすぐでないものは、曲がるために栄養を使ってしまっているので新鮮ではありません。

茎の太さが均等でしわがないものがよいです。

茎が細いものより茎が太いものの方が柔らかく、水分も多くみずみずしいことが多いです。

私は、茎が太いと大きくなりすぎて繊維が多そうな感じがしていましたが、今までの経験では細い方が筋張っていることが多いです。

アスパラガスは乾燥しやすいので、乾燥してしまうと細く筋張ってきます。

はかま

はかまが少ないものがおいしいです。

アスパラガスには三角形の節のようなものがあります。

これがはかまで、アスパラガスの葉の部分です。

成長が順調であるとこのはかまが少なくなります。

また、形がきれいな正三角形であるほど、採れ初めのアスパラガスで甘みがあって食感が滑らかでおいしいものです。

アスパラガスの下処理は必要?はかまは取る?

穂先

穂先につぼみがあり、締まっているものが新鮮でおいしいです。

穂先が固くしっかりしているものは、乾燥しておらず新鮮な証拠です。

採れたてが一番おいしいアスパラガスの鮮度を確認する方法の一つです。

きれいな濃い緑色のものがおいしいです。

濃い色ほど栄養をしっかりと蓄えていて味も濃いです。

穂先の色は紫色であることもありますが、これは日光を浴びて栄養をしっかり吸収しているからです。

茎は濃い緑色で穂先が紫色のアスパラガスがよりおいしいです。

切り口

切り口が新鮮でみずみずしいものがおいしいアスパラガスです。

採れたてのアスパラガスの切り口はみずみずしいです。

時間が経つと乾燥して、茶色くなっていきます。

アスパラガスの旬

アスパラガスの旬は3月~7月です。

最近では輸入品もお店で見られるようになり、年中スーパーで見かけますが、国産のアスパラガスの旬は3月~7月です。

春に採れるアスパラガスは採れ初めの3月のものが一番甘く、おいしいです。

産地は北海道や佐賀が有名で、3月頃から佐賀県など九州産のものが出回り始め、少し遅れて北海道産のものが出てきます。

以前住んでいた地域は、アスパラガスの産地だったので知り合いにアスパラガス農家の方がいました。

その方のお話しによると旬の時期は、1日に15cm近く伸びることもあり、朝と夕方2回も収穫しなければいけないと言っていたので、アスパラガスの成長は早いです。

旬の時期は栄養もたくさん吸収していておいしい証拠ですね。

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アスパラガスの栄養

アスパラガスには、アスパラギン酸とルチンという他の野菜にはあまり含まれない栄養素が含まれています。

アスパラギン酸

アスパラギン酸は、アミノ酸の一つで疲労回復や抵抗力を高める効果があります。

エネルギーを作り出すのに必要な栄養素で、カリウムやマグネシウムなどのミネラルを運ぶことで全身の疲れを回復させます。

利尿作用もあり、腎臓や肝臓の負担を減らしくれます。

また、アスパラギン酸はうまみ成分でもあり、酸味のあるうま味を持っています。

ルチン

ルチンはポリフェノールの一種で抗酸化作用があり、血管を強くします。

高血圧や動脈硬化の予防になる栄養素です。

ルチンはアスパラガスの穂先の部分に多く含まれています。

ルチンはビタミンCと一緒に摂るとさらに効果的です。

アスパラガスの保存方法

アスパラガスは、冷蔵、冷凍保存や干して保存することができます。

アスパラガスは暑さや乾燥に弱いため、常温では保存ができません。

冷蔵保存する場合も、キッチンペーパーで包みビニール袋に入れたり乾燥対策も必要です。

アスパラガスは冷凍することで栄養が逃げることもないので、1ヶ月くらい保存できる冷凍も便利です。

生のままでも茹でてからでも冷凍できます。

あまり知られていませんが、干す保存方法もあります。

詳しくは、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

アスパラガスの保存方法|冷凍・冷蔵・保存期間と保存食レシピ!水につけて長持ち

アスパラガスの選び方まとめ

アスパラガスのおいしい選び方は、

  • まっすぐなもの
  • 茎の太さが均一で太いもの
  • はかまが少ないもの
  • 穂先につぼみがあり、締まっているもの
  • きれいな濃い緑色のもの
  • 切り口がみずみずしいもの

です。

アスパラガスの旬は、3月~7月です。

アスパラガスの栄養には、疲労回復や抵抗力を高めるアスパラギン酸や抗酸化作用のあるルチンが多く含まれます。

旬の時期は、これらの栄養もさらに豊富になりますので、おいしいものを選んでぜひ積極的に食べたいですね。

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