アスパラガスは、伸びだした若い芽と茎を食べる野菜です。
春先から初夏にかけてがもっとも美味しいアスパラガスですが、食べる前にどんな下処理をすればよいのか、下処理の方法をきちんと知りたい方も多いかと思います。
アスパラガスのはかまはとるのか気になるところですが、気になれば取る、くらいです。
根元の硬いすじをとりのぞき、軽くゆでて保存します。
レンジで下処理を簡単に行う方法もご紹介しますね。
みずみずしく新鮮なアスパラガスの味は格別です。
下処理の方法をバッチリチェックして、おいしくアスパラガスを召し上がってください。
Contents
アスパラガスの下処理
アスパラガスは、地上に伸びてきた新しく柔らかい芽を食べます。
穂先はとても柔らかいのですが、時にスジが口に残ることがありますよね。
アスパラガスは、ちょっとしたポイントを抑えて下処理をすればグッと美味しくなります。
必要?
アスパラガスの下処理は、
- スジを取り除くこと
- 下茹ですること
の二点です。
アスパラガスの状態にもよりますが、スジを取る処理は必要です。
した方が断然口当たりが良くなります。
火通りや味のしみこみもよくなりますよ。
アスパラガスの硬いスジは根元に集中しています。
このスジを取り除き、水っぽくならないように茹でることでアスパラガスを美味しく下処理することができます。
太くて、切り口から水が滴るほど新鮮なアスパラガスであれば、硬いスジも少ないので、根元付近のスジを軽くとれば大丈夫です。
細くてしまった感じのアスパラガスは、しっかりスジを取る方が良いです。
また、ホワイトアスパラガスは、表面の皮やスジがしっかりしているので、やや厚めに取り除くと良いです。
下茹でについては、薄切りにして炒め合わせるような調理方法であれば必要ありません。
はかまは取る?
アスパラガスのところどころについている、三角形のヒラヒラしたものを、はかまといいます。
アスパラガスのはかまは、葉にあたる部分で、基本的に取らなくて食べられます。
根元の方のはかまは時に硬いことがあるので、取るとしたら根元の数枚を処理すれば良いです。
気になる場合は、生のままだと取り除きにくいので、加熱してから手で引っ張って取ると取りやすいです。
アスパラガスの下処理の仕方 根元の皮を簡単にむく方法
アスパラガスの下処理の方法を順を追って解説します。
アスパラガスの下処理の手順 下茹でする
- 手順1アスパラガスを手にもち、しならせて、根元の少し上、ポキンと折れるところで折って、根元の硬い部分を取り除く。
- 手順2折ったところから1/3ほど上の部分まで、皮を剥く。細くてしまったアスパラガスや、ホワイトアスパラガスは、もっと上まで剥くとよい。
- 手順3アスパラガスは出来るだけ長いままゆでる方が水っぽくならない。水深はアスパラガスを横にしてしっかり浸ればよい。直径の大きな鍋に浅く水をはるか、フライパン水をはって、1リットルの水に対して塩を小さじ山盛り入れて、沸騰させる。
- 手順4沸騰したお湯に、アスパラガスを根元の方からつけて茹でる。茹で時間は1分半前後。下茹でした後また加熱する料理であれば硬めでよく、余熱でも火が通るので、早めかな?くらいでよい。
- 手順5手早くザルにあげて冷ます。
- 手順6手で触れるくらいに冷めたら、気になるはかまを引っ張って取る。はかまは基本、取らなくてもOK。。
- 手順7用途に合わせて長さをカットする。
アスパラガスの下処理の手順 生でスライスする
- 手順1アスパラガスを手にもち、しならせて、根元の少し上、ポキンと折れるところで折って、根元の硬い部分を取り除く。
- 手順2折ったところから1/3ほど上の部分まで、皮を剥く。細くてしまったアスパラガスや、ホワイトアスパラガスは、もっと上まで剥くとよい。
- 手順3斜めにスライスして、切ったらすぐ調理する。
根元の皮を簡単にむく方法
アスパラガスの皮をむくのには、包丁やペティナイフ、ピーラーなどがあります。
まな板にアスパラガスを寝かせておき、片手で押さえてピーラーでむく方法が簡単で、むきすぎが防げて、やりやすいです。
アスパラガスの加熱 レンジの方法で簡単に
- 手順1根元のスジを取り除くところまで、2の項目といっしょ。
- 手順2使いやすい大きさにカットし、耐熱皿に重ならないように並べ、ラップをする。
- 手順3500wの電子レンジで90秒ほど加熱する。硬さをチェックし、まだ硬いときは10秒ずつ追加で加熱する。
- 手順4中身4加熱が終わったら、粗熱が取れるまでラップは巻いたままにしておく。
※鍋でお湯を沸かす手間を省くことができ、お湯にアスパラガスをさらすわけではないので、加熱するよりも先に長さをカットできるところも手軽です。
アスパラガスの下処理した後保存は?
下茹でまでの下処理をしたアスパラガスは、ラップぴったりと包んで冷蔵庫または冷凍庫で保存します。
保存期間は
- 冷蔵保存で3~4日
- 冷凍保存…1か月程
です。
アスパラガスの保存については、以下の記事も参考にしてくださいね。
アスパラガスの保存方法|冷凍・冷蔵・保存期間と保存食レシピ!水につけて長持ちアスパラガスの下処理まとめ
- 根元の方に硬いスジが集中しているので、根元のスジは取り除く方が、口当たり、火通り、味の染み込みがよくなる。
- はかまは取らなくてもOK。気になる場合は、ゆでてから手で引っ張って取る。
- ピーラーでスジをとって、長いまま、短時間でゆでる。
- スライスして炒め料理に使う場合は、ゆでなくてもOK。スライスしてすぐ調理する。
- 下茹での代わりにラップに包んで電子レンジで加熱してもよい。
- 加熱したアスパラガスはラップに包んで冷蔵、または冷凍保存できる。
アスパラガスは硬いスジを取り除くことで料理の仕上がりがワンランクアップするので、ぜひやってみてくださいね。
火通りのよい野菜なので、ゆですぎ、加熱しすぎに注意しつつ、下処理を済ませて保存しておけば、料理にもすぐ使えて便利です。
アスパラガスの下処理についてポイントをしっかりおさえて、上手に使いこなしてください。
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