黒豆を作ったら、同時に大量に出来るものがありますよね。
そうです。真っ黒な煮汁です。
大量にできた煮汁を飲むわけにもいかないし、捨てるのももったいないなぁと思ったことはありませんか?
保存方法も分からないし、煮汁を使ったレシピなんてあるの?って思いますよね。
私も調べてみるまでは黒豆煮は黒豆を食べてから、煮汁は捨てていました。
でも、捨てるのはちょっと待ってください!
黒豆の煮汁は冷蔵でも冷凍でも保存することができ、日持ちします。煮汁を再利用して、簡単にリメイク料理を作ることも出来るんです。
そして、保存方法をきちんと守れば賞味期限を伸ばすことも可能です。
これから保存方法と保存期間、リメイクレシピについて詳しく解説していきます。
また、黒豆は炎症を抑える効果があり、喉の痛みを抑え、喉を潤す作用がある栄養素を多く含みます。喉にきく黒豆煮汁の作り方も紹介します。
いつものレシピに黒豆の煮汁をプラスしてみてください。
Contents
黒豆の煮汁の保存の仕方
粗熱をとってから、ジッパー付きの保存袋にいれておくか、清潔な容器(タッパーや瓶)に保存しておきましょう。
粗熱をとらずに容器に入れてしまうと水蒸気がでて容器内が菌の繁殖しやすい環境となってしまうため、冷ましてから容器に入れましょう。
保存するときは保存容器にアルコールを噴霧して殺菌しておくと腐りにくくなります。
黒豆の煮汁の保存方法まとめ
- 常温・・・清潔なタッパーか保存袋に入れて冷暗所で保存する
- 冷蔵・・・清潔なタッパーか保存袋に入れて保存する
- 冷凍・・・清潔なタッパーか保存袋に入れて保存する。なるべく空気を抜いておく
- 干し・・・なし
黒豆の煮汁の保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・2~3日
- 冷蔵・・・1週間
- 冷凍・・・1ヶ月
- 干し・・・なし
黒豆の煮汁を常温保存する方法
10度以下の場所であれば常温保存も可能です。
冬場ならば常温でも保存できますが、2~3日で使い切れない場合は冷蔵庫に入れましょう。
黒豆の煮汁の常温保存法
- Step1粗熱をとる黒豆煮ができたら粗熱がとれるまでさましておく
- Step2黒豆と煮汁を分ける黒豆と煮汁をザルを使って分けておく
- Step3容器に入れる清潔な容器や保存袋に入れて保存する
黒豆の煮汁の常温保存の際の保存期間
2~3日で使い切りましょう。使い切れない場合は冷蔵庫へ入れましょう。
黒豆の煮汁の常温保存の際の栄養素は?
黒豆煮は食物繊維、ビタミンB群、カルシウム、カリウムなどの栄養素が多く含まれています。
特に、大豆よりも黒豆にはイソフラボン、サポニン、アントシアニンという栄養素が多く含まれています。
これらの栄養素が煮汁には溶け出しているため黒豆の煮汁は栄養満点と言えます。
黒豆の煮汁を冷蔵保存する方法
清潔なタッパーかジッパー付きの保存袋に入れて保存します。
ペットボトルなどに入れて置いておけば、牛乳とまぜて黒豆ココアとしてすぐに飲むことも出来ます。
黒豆の煮汁の冷蔵保存法
- Step1粗熱を取る黒豆煮が出来上がったら粗熱がとれるまで冷ましておく
- Step2黒豆と煮汁を分ける黒豆と煮汁をザルを使って分けておく
- Step3保存する密封できる容器に入れておく
黒豆の煮汁の冷蔵保存の際の保存期間
1週間以内に使い切りましょう。砂糖を多めに入れたら長持ちさせることが出来ます。
黒豆の煮汁の冷蔵保存の際の栄養素は?
黒豆の煮汁に多く含まれる栄養素は冷蔵でも減少するなどの影響は特にうけません。
黒豆の煮汁を冷凍保存する方法
密封できる容器や冷凍庫用の保存袋に入れて保存しましょう。
黒豆の煮汁の冷凍保存法
- Step1粗熱を取る黒豆煮が出来上がったら粗熱がとれるまで冷ましておく
- Step2黒豆と煮汁を分ける黒豆と煮汁をザルを使って分けておく
- Step3保存する密封できる容器や保存袋に入れておく
分けた黒豆も保存袋に入れて冷凍庫で保存出来ます。1か月保存することが出来ます。
野菜マルシェのなのか
- 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
- アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
- 冷凍室を強に設定するとなおよし
↑の赤字部分は書き換えないようにお願いします。
黒豆の煮汁の冷凍保存の際の保存期間
1か月保存することが出来ます。
グラムではかって小分けにしておくと料理に使うとき、全部解凍しなくてよいので便利です。
黒豆の煮汁の冷凍保存の際の栄養素は?
黒豆を煮ることで効率よく栄養素を煮汁に抽出することができますが、冷凍によって煮汁中の栄養素が減少することはありません。増えることもありません。
黒豆の煮汁を冷凍したあとの解凍方法
自然解凍するか、電子レンジであたためてください。
市販の黒豆煮の保存方法
開封したらきれいな箸で取り分けておきましょう。
市販の黒豆煮は冷凍保存は推奨されていませんので、開封したら賞味期限に限らず早目に食べきってください。
食べきれないようでしたら以下のリメイクレシピを参考に料理に使ってみましょう。
市販品黒豆煮の開封後の保存期間
開封後は賞味期限にかかわらず3~4日で食べきるようにしましょう。
黒豆の煮汁を長持ちさせる保存方法
冷蔵保存で長持ちさせる場合は2~3日に1回、鍋で火にかける方法があります。
火にかけることで殺菌することができ、煮汁を長持ちさせることができます。
しかし、煮汁が煮詰まってしまい風味も落ちてしまうのでやりすぎないようにしましょう。火にかけた後は粗熱を取ってすぐに冷蔵庫で保存しましょう。
煮汁を使うことを前提として黒豆煮を作る場合は、水の分量を多めにして調味液を多くしておき、煮汁が多く出来るように調節しておくと良いでしょう。
黒豆の煮汁の保存容器や保存袋
保存容器はなるべく密閉できるものを選びましょう。
空気に触れさせないことで風味が低下することを防ぎ、長持ちさせることが出来ます。
保存の際に瓶を使う場合は必ず熱湯で煮沸消毒をした瓶を使ってください。
煮沸消毒の手順は
- 瓶がかぶるくらいの水を鍋に入れて常温から瓶を入れる
- 沸騰してから5分間煮る
- 5分経ったらトングで取り出し、清潔なタオルの上で逆さにして置いて自然乾燥させておきましょう。
- 瓶が完全に乾いたら煮汁を入れて蓋をしめて保存しましょう。
消毒する瓶は耐熱温度が100度以上のものを選んでください。
熱湯の中に瓶を入れると割れる危険があるため、必ず常温の段階で瓶を入れていきます。
取り出してからペーパーなどを使って拭いてしまうとまた雑菌が付いてしまうので、消毒した意味がありません。
やけどには十分に気を付けて行ってください。
黒豆の煮汁が腐っている場合の見分け方
- 異臭がする
- 白っぽい膜が張っている(カビが生えている)
- 酸っぱい味がする
黒豆煮の煮汁について
黒豆の皮にはアントシアニンという栄養成分が多く含まれており黒豆は特に多く含まれています。
黒豆の黒い色素もポリフェノールの一種であるアントシアニンによるものです。
黒豆のアントシアニンは主に皮に多く含まれており、熱を加えることで皮の細胞壁がこわされ、煮汁に多く流れ出てくるため煮汁は栄養素が豊富といえるのです。
黒豆の煮汁の効能や喉に効く?
アントシアニンには抗酸化作用があり肌や身体の老化や動脈硬化を予防する効果があります。
他にもビタミンB群、不飽和脂肪酸を多く含みこれらの栄養素には抗炎症作用があり、免疫を整えてくれます。
喉がイガイガする、熱っぽいなどの症状があった時に黒豆の煮汁を飲むと症状が改善されると言われています。
黒豆煮の煮汁には砂糖が多く含まれておりそのまま飲むのは健康面から考えると、毎日飲むのは難しいです。
黒豆を水に漬けておいて少量の塩と水で煮だした煮汁を飲むようにしましょう。
黒豆の煮汁の人気簡単レシピの作り方
煮汁を使ったリメイクレシピを紹介していきます。
黒豆の煮汁のレシピ
- プリン
- 飲み物、ココア
- パン
黒豆の煮汁のプリンの簡単な作り方
煮汁と同量の豆乳とゼラチンを混ぜ合わせるだけで出来上がります。
豆乳は牛乳に変えてもおいしいでしょう。上に飾った黒豆煮がかわいいですね。
こちらは卵と牛乳で作る黒豆プリンです。和風なプリンが出来上がりますよ。
黒豆の煮汁ココアレシピと保存期間
上記レシピではココアパウダーも入れてココア風にしていますが、ココアなしでももちろんおいしいですよ。
1~2日で飲み切りましょう。
黒豆の煮汁をお好みの量入れてください。
煮汁は甘いのでお砂糖の代わりに入れてみてはどうでしょうか。
黒豆の栄養が煮汁には含まれているので砂糖を入れるより健康にいいですよ。
1~2日で飲み切りましょう。
黒豆の煮汁を使ったパンレシピと保存期間
レシピ内の牛乳150ccに煮汁を混ぜてみてください。
クリームチーズと黒豆の組み合わせがとっても美味しそうです!
冷凍しておけば1か月は保存できます。
ホットケーキミックスが余っていたらすぐにできる簡単蒸しパンです。
抹茶パウダーやきな粉を混ぜても相性抜群でおいしそうです。
蒸し器がない場合は電子レンジで作ってみましょう。
冷凍しておけば1か月は保存できます。
黒豆の煮汁を離乳食に使うなら
黒豆は大豆の中の1種類ですので大豆アレルギーがないか確認してから使ってください。
煮汁にはたくさんの砂糖が含まれており味も濃いのでそのまま使うのはやめましょう。
普通の蒸しパンに煮汁を大さじ1杯ほど加えてみたり、牛乳に加えて黒豆牛乳として子どもに食べさせてあげてください。
また、砂糖の代わりとして手作りのお菓子やパンに加えてみるのも良いでしょう。
黒豆の煮汁がこんなにも再利用できることがわかって、いままで捨てていたのがもったいなかったと後悔してしまいました。
再利用できるだけでなく、喉の痛みにもきくと分かったので冬の季節は多めに作って冷凍庫で保管しておいてもよいですね。
今年のおせちの黒豆は是非手作りにチャレンジして、様々な黒豆レシピを作ってみてください。
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