おせち料理定番の煮物と言えば黒豆煮です。しっとり甘くて艶のある見た目は何個でも食べられてしまいます。
しかし、お鍋いっぱいに作っておくと、お正月の期間を過ぎてもまだ食べきれずに残ってしまうことがありますよね。
手作りの黒豆煮の保存方法に困ったことがある人は多いと思います。
・冷凍したいけれど残った煮汁は一緒に保存するべきなのか?
・冷蔵保存や冷凍保存の賞味期限はいつまでなのか?
・そのまま食べる以外のアレンジレシピとその保存方法は?
などなど疑問はつきません。
手作り料理の保存方法や賞味期限は分かりにくいものですが、正しい方法で保存すれば1か月も黒豆煮をおいしく食べることができます。
これから保存方法やアレンジレシピまで詳しく解説していきます。
Contents
黒豆煮の保存の仕方
黒豆煮は正しく保存すれば日持ちのする料理です。
黒豆煮が出来上がったら、冷ましておきます。味がしみ込んで更においしくなります。
ジッパー付きの袋に入れる場合は煮汁と一緒に入れて豆が煮汁につかるようにします。
タッパーに入れる場合もなるべく空気を抜いて煮汁と一緒に密閉しておきましょう。
黒豆煮の保存温度
10度以下の場所で保存しましょう。
冬場は常温で置いていても涼しいので大丈夫ですが、なるべく冷蔵庫に入れておくほうが良いです。
黒豆煮の保存方法まとめ
- 常温・・・煮汁と一緒にタッパーかジッパー付き保存袋に入れて冷暗所で保存する
- 冷蔵・・・煮汁と一緒にタッパーかジッパー付き保存袋に入れておく。なるべく空気を抜いておく
- 冷凍・・・煮汁と一緒にタッパーかジッパー付き保存袋に入れて冷凍しておく
- 干し・・・なし
黒豆煮の保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・1週間(10度以下の場所で保存した場合)
- 冷蔵・・・1週間
- 冷凍・・・1か月
- 干し・・・なし
黒豆煮を常温保存する方法
冬場は室温が10度以下になる場所が家の中にあれば、そこに保存しておいてもよいです。
ですが、できれば黒豆煮が出来上がったら冷ましてから冷蔵庫で保存したほうが日持ちします。
黒豆煮の常温保存法
- Step1冷ます出来上がったらすぐに保存容器には入れず、必ず粗熱をとってからいれる
- Step2容器に移すなるべく密閉できる容器か袋にいれる。そのとき煮汁も一緒にいれる
- Step3冷暗所で保存10度以下の場所で保存する
- Step4タイトル4中身4
- Step5タイトル5中身5
黒豆煮の常温保存の際の保存期間
気温によって異なりますが、10度以下で1週間保存できます。
常温に置くことはあまりおすすめしないので早目に食べきれないならば冷蔵庫で保存しましょう。
黒豆煮の常温保存の際の栄養素は?
黒豆の正式名称は「黒大豆」と言って大豆の一種です。
大豆は通称「畑の肉」と呼ばれるほど、良質なたんぱく質を多く含んでいます。
ポリフェノールの一種であるアントシアニンや大豆イソフラボン、食物繊維が豊富に含まれています。
黒豆煮を冷蔵保存する方法
冷ましてから、煮汁と一緒に清潔なタッパーかジッパー付きの保存袋に入れます。
なるべく空気をぬいて、黒豆は煮汁につかるようにすると乾燥を防ぐことができ、黒豆が固くなるのを防ぎます。
黒豆煮の冷蔵保存法
- Step1冷ます熱いまま保存すると菌の繁殖につながるのでよく冷ます
- Step2容器に入れるタッパーかジッパー付き保存袋に煮汁と一緒にいれる
- Step3保存冷蔵庫で保存。食べる際は清潔な箸やスプーンを使う
- Step4タイトル4中身4
- Step5タイトル5中身5
タッパーから食べる分を取り出すときは必ず清潔な箸やスプーンを使いましょう。
使いさしのものを使うと菌の繁殖につながり、痛む原因になります。
黒豆煮の冷蔵保存の際の保存期間
1週間で食べきるようにしましょう。食べきれない量ができたと思ったらすぐに冷凍庫で保存しましょう。
黒豆煮の冷蔵保存の際の栄養素は?
冷蔵保存していてもアントシアニンやイソフラボンは減少しません。
黒豆煮を冷凍保存する方法
冷凍保存も常温、冷蔵と同様に清潔なタッパーか冷凍用の保存袋で保存しましょう。煮汁と一緒に入れて冷蔵保存します。
しかし冷凍する際は、煮汁と別々に保存する方法もあります。
黒豆煮の煮汁だけでも他の料理に使うこともできるので、やってみたいと思う方は別々で保存しておきましょう。
黒豆煮の冷凍保存法
煮汁と一緒に冷凍保存する場合は冷蔵保存といっしょです。
- Step1冷ます粗熱をとっておく
- Step2煮汁と黒豆を分けるザルなどを使って黒豆と煮汁を分けておく
- Step3保存袋にいれる黒豆はタッパーより保存袋のほうが密閉率が高いのでおすすめ。小分けにしておくとすぐに使えて便利
- Step4煮汁も保存袋へいれる保存袋に入れてトレイにのせて冷凍する。タッパーや瓶よりも解凍がしやすい保存袋がおすすめ
- Step5タイトル5中身5
煮汁をきった黒豆は冷凍用の保存袋に入れ空気をぬいて密封しておく。
煮汁は保存袋に入れてアルミのトレイなどに入れて薄くした状態で冷凍しておくとかさばらず解凍も素早く行うことができます。
野菜マルシェのなのか
- 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
- アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
- 冷凍室を強に設定するとなおよし
黒豆煮の冷凍保存の際の保存期間
1か月で食べきるようにしましょう。だんだんと風味が落ちていきます。
黒豆煮の冷凍保存の際の栄養素は?
冷凍保存してもアントシアニンやイソフラボンは減少しません。
食物繊維なども豊富に含まれますが冷凍による影響は受けません。
黒豆煮を冷凍したあとの解凍方法
冷蔵庫で自然解凍して食べることができます。
お弁当用に小さなカップに小分けして冷凍しておけば、凍ったままお弁当箱にいれて食べるときに自然解凍されるので便利です。
黒豆煮を干す保存方法
黒豆煮を干す保存方法はありません。
市販の黒豆煮を開封してしまったら?
開封してしまったらなるべく早く使い切りましょう。
フジッコHPによりますと市販の黒豆煮の冷凍保存は推奨されていません。
解凍したときに豆の触感が悪くなり、味や風味もおちますのでおすすめいたしません
市販品黒豆煮の開封後の保存期間
開封後は賞味期限にかかわらず3~4日で食べきるようにしましょう。
黒豆煮の煮汁について
黒豆煮の煮汁には黒豆の栄養素が多く流れ出しているので
捨てずに他の料理に活用してみましょう。
余った煮汁を牛乳に入れて黒豆牛乳にしてもおいしいです。
黒豆煮の優しい甘みはお菓子作りに活用してみるのもおすすめです。
黒豆煮を長持ちさせる保存方法
冷蔵保存での長持ちさせる方法で2、3日に一回鍋で火にかける方法もあります。
75℃で1分以上加熱することで食中毒を防ぐことができます。
沸騰させるまで煮立たせなくても良いです。時々火にかけることで殺菌することができ、冷蔵で2週間保存が可能です。
しかし、火にかけると、煮汁が減って煮詰まってしまい味も変化してしまうのであまり何回も火にかけるのはおすすめしません。
黒豆煮の保存容器や保存袋
清潔なタッパーかジッパー付きの保存袋が良いでしょう。
密閉できるものを選ぶことがポイントです。空気に触れると風味が落ちる速度が早まります。
黒豆煮の見分け方と選び方
食べようとすると酸っぱいにおいがしたり、食べるといつもと違う味がすると感じた場合はすぐに捨てましょう。
表面にカビが生えていたり、箸で持つと糸を引くことがあると発酵が始まっているサインです。つまり腐ってきているので食べるのは控えましょう。
黒豆が腐っている場合の見分け方
- カビが生えている
- 糸を引いている
- 異臭がする
黒豆煮について
黒豆の皮の黒い正体はポリフェノールであるアントシアニンが含まれているからです。アントシアニンには強い抗酸化作用があり、体内の活性酸素の増殖を防ぎます。
活性酸素とは体内に取り込まれた酸素の一部が通常の状態よりも活性化された状態のことを言い、活性酸素が増えると体内の細胞傷害をもたらします。
活性酸素の増加が生活習慣病やがん、心血管疾患をもたらします。
その活性酸素の増加を抑える効果が黒豆には多く含まれています。
細胞の酸化は血管の老化や肌の老化を引き起こします。
黒豆を摂取することで、アントシアニンに含まれる抗酸化作用が働き、身体の酸化を防ぎます。若々しく、健康的な見た目を保つことができます。
黒豆煮の保存食と人気簡単レシピの作り方
黒豆煮の保存食とレシピをご紹介いたします。
お菓子にもアレンジできますよ。
黒豆煮の保存食の種類
- 煮物
- ケーキ
黒豆煮の簡単な作り方
圧力鍋を使って調理すると早く仕上がりますが、火加減を見ておかなければなりません。
炊飯器を使えばスイッチひとつで完成します。
黒豆煮のアレンジレシピと保存期間
煮汁も使えるアレンジレシピです。
パンに入れてしまえば、作りすぎても大量に消費できます。
余ったパンは冷凍しておけば1か月保存できます。
黒豆煮をそのままケーキにいれてもおいしいです。
冷蔵保存で3日間、冷凍する場合は空気に触れないようににラップをして冷凍用の保存袋に入れておくと1か月保存できます。
簡単でおしゃれなサラダになります。黒豆の触感がアクセントになっておすすめです。
保存期間は2~3日。すぐに食べきりましょう。お弁当にいれてもいいですね。
黒豆煮以外のレシピと保存期間
余った煮汁を有効活用しましょう。簡単プリンで食後のデザートにどうぞ。
2~3日で食べきりましょう。
レンジでチンして炒るだけで香ばしい黒豆ご飯になります。
調理前の黒豆が余っていたら作ってみてください。おにぎりにしても良いでしょう。
保存期間は冷蔵庫でで3~4日。冷凍庫で1か月保存できます。
黒豆を離乳食に使うなら
黒豆は大豆の一種なので大豆のアレルギーがなければ食べさせることは可能です。
しかし、大人と同じ黒豆煮は砂糖をたくさん使っている場合があるため子どもには甘すぎます。大人用とは別で調理してください。
黒豆は離乳食中期(7~8か月)から食べさせると良いでしょう。
黒豆の皮は喉に引っかかったりする場合があるので柔らかく煮て皮はむいてあげましょう。
黒豆はつぶしておかゆに混ぜたり、蒸しパンに入れてみてください。
蒸した黒豆は皮をむいてペースト状にして冷凍しておくと長期間保存が可能ですぐに調理に使えます。
まん丸の豆の状態で食べると誤嚥の危険性があるので気をつけましょう。
黒豆煮の保存方法を詳しく解説しました。
調べていると簡単に黒豆煮を作る方法もたくさんあることが分かりました。
保存方法も詳しく分かったのでたくさん作って冷凍保存しておこうと思います。
お砂糖を大目に使って作ると水分の浸透圧の差によって保存性が増すので、保存しておこうと考えている人は少し砂糖多めのレシピで作ってみてください。
甘めの黒豆煮は余ったらお菓子に使っても良いですね。
是非、手作りの黒豆煮にチャレンジしてみてください。
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