苦いと嫌われがちなピーマンですが、美味しいものを見分けられたらピーマン嫌いの人が少しでも美味しく食べられますよね。
そこで今回は、ピーマンの選び方や美味しい見分け方についてご紹介します。
ピーマンは特徴的な形をしていますが、どれも似たような見た目なのでどこに注目するのかが大事です。
見た目の色も同じ緑でもどのように違いがあるのか、中身が空洞のピーマンの重さの違いは何を意味しているのか説明していきます。
ピーマンの栄養や保存方法も一緒にご紹介しますので参考にしてみてください。
ピーマンの選び方!
ピーマンの美味しい選び方についてご紹介します。
見た目・形
見た目はまっすぐであまり凸凹していない丸くぷっくりと膨らんだ形のものを選びましょう。
途中で曲がってしまったり、極端に細長いものは栄養や水分がピーマン全体に十分行きわたっていないということです。
多少形が悪くても食べられないわけではありませんが、美味しいものを選ぶなら見た目の形が整ったものを選んでみてください。
触った感じ
手で触った感じは、ハリがあってしっかりと硬いものを選びます。
新鮮なものほど、水分があり触った時にハリがあります。
鮮度が落ちると皮がしわしわになってしまってハリがありません。
ピーマンは皮が肉厚なものの方が美味しいです。
肉厚であるものは触った時に硬さを感じることができます。
重さ
ピーマンの重さは同じ大きさであれば、重たい方を選びましょう。
ピーマンの中は空洞ですが、皮が厚くなる分重くなります。
また、新鮮で水分がしっかり残っている証拠でもあります。
色・ツヤ
ピーマンの色は緑色が濃いものに栄養がたっぷり含まれていて、味も濃いです。
また、ツヤがあるものの方が新鮮です。
しかし、ピーマンは色が濃い方が苦味は強いです。
ヘタ(軸の切り口)
ヘタがみずみずしいものを選びます。
新鮮な採れたてのものは、軸の切り口が緑色で乾燥していません。
時間と共にヘタの部分がしなびてきたり、茶色くなっていきます。
鮮度が落ちると苦味も出やすくなります。
ピーマンの栄養
ピーマンは緑黄色野菜でビタミンCやカロテンが豊富です。
我が家にあったピーマンのパッケージを見ると、ビタミンCの栄養機能食品と書かれていました。
表示するほどピーマンはビタミンCを多く含むことがわかります。
ビタミンCは、疲労回復や風邪の予防に役立ちます。
また、ピーマンにはβカロテンも多く含まれます。
カロテンは抗酸化作用や体内でビタミンAに変わることで粘膜や免疫力の維持に役立ちます。
よく見かける緑色のピーマンは、まだ未熟な状態でさらに成長すると赤色やオレンジ色のピーマンになります。
ピーマンのビタミンCやカロテンの栄養は、緑色のピーマンより赤色、オレンジ色のピーマンの方が何倍も多く含まれます。
ピーマンの味の特徴と言えば苦味です。
この苦味の成分は、ポリフェノールの一種でクエルシトリンと言われています。
このクエルシトリンには、高血圧抑制や抗うつ作用もあります。
ピーマンの保存方法
ピーマンは常温、冷蔵、冷凍保存、干して保存することができます。
ピーマンの最適な保存温度は、7~10℃なので真夏の暑い時期は常温での保存はできませんが、涼しい時期であれば常温保存も可能です。
常温保存でも乾燥しやすいので、キッチンペーパーに包んで保存しましょう。
冷蔵保存の場合もキッチンペーパーに包みますが、その後ビニール袋に入れてから冷蔵庫で保管します。
ピーマンは冷蔵保管で2~3週間程日持ちするので、他の野菜よりも傷みにくいです。
ピーマンは、私の中で買う予定がない時でも安かったりすると買い置きしておく野菜の一つです。
ピーマンは冷凍保存もできます。
冷凍する場合は、スライスしたり、茹でたり炒めたものをラップで包み、冷凍用の保存袋に入れると料理に使う時に使いやすいです。
また、ピーマンは干してから保存することもできます。
詳しい保存方法は、こちらで詳しくご紹介しています。
ピーマンの保存方法|冷凍・冷蔵・保存期間と保存食レシピ!干すと甘みが増すピーマンの選び方まとめ
美味しいピーマンの選び方は、
- 凸凹しずぎていないまっすぐな見た目のもの
- 触った時にハリがあり硬いもの
- 同じ大きさであれば重いもの
- ツヤがあり、色の濃いもの
- ヘタの部分がみずみずしいもの
です。
ピーマンにはビタミンCやカロテンが含まれていますが、緑色のピーマンよりも赤色やオレンジ色のピーマンの方がこれらの栄養は豊富です。
ピーマンは常温、冷蔵、冷凍保存の他、干して保存することもできます。
ピーマンは他の野菜に比べると保存が利く野菜ですが、新鮮なものほど美味しいので早めに食べてしまいましょう。
美味しいピーマンの選び方は、鮮度の良いものも選べるのでぜひ覚えておいてください。
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