ピーマンの食べ合わせ良いものベスト3!栄養が一番取れる食べ方!

彩りやアクセント、食感、風味のために料理によく使われる野菜の一つがピーマンです。

普段ピーマンの食べ合わせについては、あまり意識していないかもしれませんが、ピーマンにも食べ合わせの良い、悪いがあります。

ピーマンの食べ合わせ次第では、より効率的に栄養を吸収できる組み合わせもあるのです。

今回は、ピーマンの食べ合わせについて栄養面での良い、悪いを解説します。

また、ピーマンの苦味が苦手な人も多いと思いますが、他の食材との組み合わせによって、食べやすくなる場合があります。

ピーマンの苦味が気にならなくなる食べ合わせについてもご紹介します。

何気なく添えているピーマンが、食べ合わせによってより身体に嬉しい存在になりますよ。

ピーマンの食べ合わせで良いもの

ピーマンと食べ合わせることで、より効果的に栄養を吸収したり、身体に嬉しい効果が得られたりします。

ピーマンの食べ合わせで良いとされるものをまとめると、表のようになります。

献立を考える際の参考にしてみてくださいね。

ニラ、小松菜
  • ガン予防
  • 老化防止
  • 美肌効果
  • 体力アップ
鶏卵
  • ガン予防
  • 老化防止
  • 美肌効果
  • 目のかすみ改善
  • 視力の衰え防止
  • 生活習慣病予防
玄米、山芋、ホタテ、カキ、イカ
  • 糖尿病予防
  • 肥満予防・防止
  • 滋養強壮
  • 肝機能強化
もやし 夏バテ解消
牛肉
  • 夏バテ解消
  • ストレス緩和
  • 免疫力アップ
  • 体力アップ
  • 貧血の改善
こんにゃく、ふき、セロリ
  • 高血圧予防
  • 動脈硬化の予防
たまねぎ
  • 高血圧予防
  • 動脈硬化の予防
  • がん予防
  • ストレス予防
しいたけ
  • がん予防
  • 体力アップ
  • 老化防止
  • 美肌効果
アジ
  • 高血圧予防
  • 動脈硬化予防
  • 心臓病予防
納豆
  • 風邪予防
  • 美肌効果
  • 血圧を下げる
シソ、かぶ、ねぎ 胃腸を病気から守る
インゲン豆 ミネラルの吸収アップ
しらす 夏バテ対策

ピーマンの食べ合わせで悪いもの

ピーマンの食べ合わせで、身体にとって良いものがあるのに対して、あまり良くない組み合わせもあります。

それは、
にんじん、きゅうり、大根
です。

ピーマンには豊富なビタミンCが含まれていて、病気の予防や老化防止、美肌のためにぜひ食べたい食材です。

でも、にんじん、きゅうり、大根と食べ合わせると、ビタミンCが十分に吸収できなくなってしまう可能性があります。

にんじん、きゅうり、大根にはビタミンCを破壊する酵素が多く含まれていると言われます。

特に、サラダなど生で食べるときには注意が必要です。

ただし、加熱をすることによってビタミンCの破壊を防ぐことができます。

一緒に食べたいときは加熱するようにしましょう。

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ピーマンの栄養が取れる食べ合わせベスト3!

ピーマンとの食べ合わせが良い食材で、特に効果的に栄養摂取できるものを3つご紹介します。

どの食材もすぐ手に入り、レシピの種類も豊富なものばかりです。

早速、食べてみてくださいね。

第1位:油

ピーマンとの最強の組み合わせは油です。

ピーマンにはβ-カロテンやビタミンEといった脂溶性のビタミンが豊富に含まれています。

脂溶性のビタミンは、油と一緒に摂取することでより吸収しやすくなるのです。

「この油でなければならない」というものはなく、

  • ごま油
  • オリーブオイル
  • バター
  • 植物性油
などの調理油はもちろん、
  • マヨネーズ
  • ドレッシング
  • ツナ缶
  • 肉類など脂質の多いもの
などの油分を含んだ調味料や食材との相性も抜群です。

ビタミンCは熱に弱い栄養素です。

でも、ピーマンのビタミンCは、加熱しても損失が少ないとされているため、油で炒めても栄養分に心配ありません。

第2位:豚肉

ピーマンと豚肉は最強のビタミンコンビです。

ピーマンのビタミンCやβカロテン、豚肉のビタミンB1との組み合わせで、

  • 体力アップ
  • 夏バテ予防
  • 疲労回復
  • 風邪予防
が期待できます。

豚肉のビタミンB1は、糖質の代謝を助けてエネルギーの生成に役立ちます。
ビタミンB1が不足すると、疲れの元になる乳酸が溜まってしまいます。

豚肉に含まれる脂質は、「3-1.第1位:油」でもご紹介したように、ピーマンの栄養素を身体が吸収するときに手助けしてくれます。

ピーマンと豚肉は、特に暑さでバテやすい夏におすすめの組み合わせです。

身体が疲れてきたと感じたら、ピーマンと豚肉をサッと炒めて食べると、体力が回復してきますよ。

第3位:ほうれん草

ピーマンとの食べ合わせの第3位はほうれん草で、野菜同士の組み合わせです。

ピーマンとほうれん草を組み合わせると、

  • 白内障や緑内障の予防
  • 視力低下の予防
  • 貧血防止
  • 美肌効果
  • 疲労回復
  • 健康維持
といった効果が期待できます。

ピーマンに含まれるビタミンCの働きを助けるのが、ほうれん草に豊富に含まれているβカロテンです。

βカロテンは、髪の毛や爪、皮膚、粘膜の健康を維持するのに役立ちます。

ビタミンCと組み合わせることによって、シミやシワを防いだり、肌にハリやツヤを与えたりする効果もあります。

ほうれん草といえば、鉄分も豊富ですが、この鉄分とビタミンCも身体に嬉しい組み合わせです。

鉄分は筋肉や脳に酸素を行き渡らせる働きがあり、疲れを取り除くことに役立ちます。

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ビタミンCは鉄分を身体により吸収しやすい形に変える働きがあります。

ピーマンの苦味が取れる食べ合わせは?

ピーマンには特有の苦味があり、この苦味はピーマンの好き嫌いが分かれる原因でもありますよね。

苦味が嫌いでピーマンを食べないお子さんもたくさんいると思います。

でも、食べ合わせによって苦味が気にならなくなりますよ。

ここでは、

  • クリームチーズ
  • 味噌
の3つをご紹介します。

クリームチーズ

ピーマンの苦味は、クリームチーズと一緒に食べることによって和らぎます。

苦味成分の量自体が減るわけではありませんが、クリームチーズの酸味とコクのある旨味が苦味を気にならなくしてくれるのです。

まるで苦味が消えてしまったかのように感じられるようですよ。

「3.ピーマンの栄養が取れる食べ合わせベスト3!」でもランクインしていた油ですが、苦味が取れる食べ合わせとしてもおすすめ。

ピーマンが油でコーティングされることによって、苦味を感じにくくなります。

ピーマンの苦味成分は油に溶けやすい性質があるのです。

油で軽く炒めただけで、苦味が半減されるとも言われています。

ただ、苦味が完全に消えるわけではないため、炒めても苦味が気になってしまう人もいるかもしれません。

炒める前に、ピーマンの繊維に沿って縦に細く切ると、苦味がより少なくなるようです。

油+縦切りで苦味を緩和させましょう。

味噌

味噌にはただしょっぱいだけではなく、原料である大豆や米のまろやかさや甘味があります。

このまろやかさと甘味が、ピーマンの苦味を取り除く役割を果たします。

ピーマンの苦味は甘味によって和らぎます。

たとえば、味噌に砂糖やはちみつといった糖分を加えた甘めの味噌だれを作って、ピーマン炒めなどの料理の味つけとして使うと良いですよ。

ピーマンの食べ合わせまとめ

ピーマンにはビタミン類が豊富に含まれていて、健康と美容をサポートしてくれます。

夏野菜であるピーマンは、夏バテ対策にもおすすめです。

ピーマンはさまざまな食材と共に調理することが多いですが、身体にとって良い食べ合わせと、悪い食べ合わせがあることも覚えておきましょう。

ピーマンには特有の苦味がありますが、栄養豊富な緑黄色野菜で食べないのはもったいないです。

食べ合わせによって苦味が気にならなくなるなら、ぜひ試してみたくなりますよね。

食べ合わせを工夫して、ピーマンをより美味しく効果的に摂取しましょう。

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