菜の花の代用は?旬の時期が過ぎたらどうする?

菜の花は季節を感じる野菜ですが、旬の時期でも売り切れていることもあります。

そんな時に何か他の野菜で代用できたらいいですよね。

そこで今回は、菜の花の代用できる野菜についてご紹介します。

菜の花の旬の時期も短いので、旬の時期を過ぎたらなかなか手に入りません。

同じ葉野菜でほうれん草や小松菜ならわりと年中お店に並んでいるので気軽に使うことができますね。

他にも代用できる野菜があるので、菜の花に代用する時の使い分け方についても説明していきます。

菜の花がないという時でも代用野菜を使ってうまく乗り切りましょう。

菜の花の代用になるものは?

菜の花の代用になる野菜を1つずつご紹介していきます。

ほうれん草

1年中手に入るほうれん草は、一番代用しやすい野菜です。

最近では冷凍ほうれん草もよく見かけるので使いやすいですね。

生のほうれん草であれば、特に旬の時期の少し茎が太く葉も立派なものは、食感が残るので菜の花の食感に近づけることができます。

また、茹でて食べたり、炒めて食べたり調理方法も菜の花と同じように使うことができます。

小松菜

ほうれん草より味があっさりとした小松菜ですが、少し青菜特有の苦みがあります。

小松菜なら苦味のある菜の花の味に少し近づけることができます。

小松菜は菜の花と同じアブラナ科の野菜なので、味や栄養成分が似ています。

食べ方も、菜の花と同じように茹でて食べたり、煮て食べたり、炒めて食べたり幅広くアレンジできます。

ケール

ケールも、菜の花と同じアブラナ科アブラナ属の葉野菜です。

ケールは青汁などジュースなどに使われることがほとんどですが、炒めものやサラダとしても食べることができます。

ケールは、キャベツの葉のような形をしていますが、軸の部分はやや固くなっています。

また、ケールは苦味があるのが特徴で、そのまま調理して食べる時には苦味が強すぎることがあります。

ケールの中でも新芽であるベビーケールや葉に切れ込みが入っているカーリーケールという種類なら苦味が少ないので菜の花のようにおひたしや炒め物にも使えます。

スポンサードリンク

スティックセニョール

スティックセニョールは、ブロッコリーと中国野菜の芥藍(かいらん)をかけ合わせてできた野菜で、菜の花と同じく茎と花芽があります。

スティックセニョールは、アスパラのような食感の茎と甘みのある花芽でブロッコリーのようなおいしさです。

菜の花の蕾の部分とスティックセニョールの花芽の部分が似ていて全体として食べると菜の花のような食感も味わえます。

スティックセニョールは、産地を変えながら年中栽培はされていますが、旬の時期は秋から冬の始め辺りと春です。

ブロッコリー

ブロッコリーは茎の部分も一緒に使うと菜の花の代用にできます。

ブロッコリーの茎は意外と甘いです。

一般的なブロッコリーも茎の部分を細長く花の部分と一緒に使うと菜の花のような茎と花芽と同じように使うことができます。

ブロッコリーは年中お店で買うことはできますが、旬の時期は秋から冬にかけてです。

また、ブロッコリーの収穫終わりになると、小さな花芽が細長く育ったものがたくさんできてきます。

家庭菜園ではもちろん手に入りますし、道の駅や地場産の野菜を扱うお店では、このようなブロッコリーが売られていることもあります。

かぶの葉

かぶの葉も菜の花と同様に使うことができます。

かぶも菜の花と同じくアブラナ科アブラナ属の野菜です。

かぶは葉の部分も一緒に売っていることがあります。

使われずに捨てられてしまうこともありもったいないですよね。

かぶの葉は軸がしっかりとしているので菜の花の茎の部分とよく似ています。

菜の花の代用品の使いわけは?

次に菜の花の代用品を料理する時にどのように使い分けをするとよいのかご紹介していきます。

見た目と食感

菜の花の見た目と食感に一番近づけたい時は、スティックセニョールを使います。

花芽の部分と茎の部分があるので、見た目はそっくりです。

しっかりとした茎ですが、加熱すれば柔らかくなります。

また、茎に葉が少し付いている部分も菜の花のつくりに似ています。

菜の花の味に一番近いのは、小松菜です。

菜の花には少し苦味があるので、その苦味に近いのは小松菜です。

食べ方 茹でる場合

茹でて食べる場合は、ほうれん草、小松菜、ケール、スティックセニョール、ブロッコリー、かぶの葉どれでも代用することができます。

どの野菜も菜の花のようにおひたしにしたり、和え物に使うことができます。

一度茹でたものは、汁物にも使えます。

食べ方 炒める場合

炒めて食べる場合もほうれん草、小松菜、ケール、スティックセニョール、ブロッコリー、かぶの葉全て代用することができます。

ほうれん草や小松菜、ケール、かぶの葉は、菜の花の炒め物のようにそのまま炒めることができます。

しかし、スティックセニョールやブロッコリーはそのまま炒めるだけでは火が入りにくいので予め一旦茹でてから炒め物にします。

食べ方 揚げ物の場合

菜の花は天ぷらとして揚げ物で食べることもあります。

揚げ物にする場合は、スティックセニョール、ブロッコリーを使います。

菜の花と同じようにそのまま揚げ物にすることができます。

私はたまにブロッコリーを天ぷらにしますが、食感やブロッコリーの甘さが引き立っておいしいですよ。

まとめ

菜の花の代用には、ほうれん草、小松菜、ケール、スティックセニョール、ブロッコリー、かぶの葉が使えます。

菜の花の旬の時期は短く、お店での取扱量もそれほど多くないので、せっかく使いたいと思っていても売り切れになっていることもあります。

最近では菜の花の冷凍品もありますが、旬の時期を過ぎたら手に入らないので他の野菜で代用してみましょう。

今回ご紹介した野菜の中から使いたい調理方法や料理に合わせて選んで使ってみてくださいね。

菜の花の保存方法|冷凍・冷蔵・保存期間と保存食レシピ!干すと栄養は?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です