小松菜の選び方についてお話します。
新鮮さのポイントとなるのは葉や茎の色です。
どういった点に注意して選ぶべきなのかをお教えします。
小松菜の旬は冬ですが、冬と夏では選び方に違いがあるのかについても考えていきます。
緑が鮮やかで栄養満点の小松菜、美味しくて新鮮なものを見極めて食卓を彩りましょう。
小松菜の選び方のポイント
江戸時代に現在の東京都江戸川区小松川周辺で作られはじめたことから小松菜と名付けられました。
葉物野菜の中でも栄養豊富な小松菜の選び方を、色、葉、茎のそれぞれのポイントついて解説します。
色
小松菜は鮮やかな緑色が特徴の緑黄色野菜です。
選ぶ際も色に注意して見ましょう。
葉の部分が濃い緑をしているものが新鮮です。
葉先が薄い緑や黄色に変色しているものは傷んできている証拠でもあるため避けましょう。
茎の色は薄い緑ですが、時折黒い斑点のようなものがある場合があります。
ごま症といって、白菜にもよく見られるものです。
天候不順が原因でできるもので、体に害はありませんので食べても問題はありませんが、生育不良の場合もあるので、出来る限り斑点のないものを選びましょう。
葉
葉先が薄い緑や黄色に変色しているものや萎びているものは傷んでいる証拠です。
スーパーで購入するときは葉全体がみずみずしくハリのあるものを選びましょう。
買ってきて保存しているうちに変色してしまったものは、その部分だけ除けば食べられます。
白い斑点が葉に出てきた場合はカビが繁殖している可能性があるため食べないようにしましょう。
茎の太さ
株が細いものよりも大ぶりのしっかりしたものを選ぶと良いでしょう。
調理したときのシャキシャキとした食感が違います。
茎全体にハリがあるものが新鮮な証拠です。
茎が細くても、みずみずしさとハリがあれば鮮度に問題はありません。
綺麗な薄緑色のものを選びましょう。
傷んでくると萎びて変色してくるので取り除きましょう。
小松菜の保存方法
新鮮な小松菜を購入したら、美味しさも長持ちさせたいですよね。
美味しさもキープできる、小松菜の保存方法をご紹介します。
使いかけの保存方法の他に冷凍での保存も出来るので、ぜひ実践してみてください。
小松菜の保存方法|冷凍・冷蔵・保存期間と保存食レシピ!生のままでOK冷蔵保存方法
生の物は、湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包み、立てた状態で野菜室で保存しましょう。
包むことで小松菜全体の乾燥を防げます。
牛乳パックを使うと、安定して立たせることができるので便利ですよ。
ほうれん草などの他の葉物野菜も同じように立てて保存しましょう。
冷凍保存方法
使いやすいサイズに切って保存袋に入れて冷凍するのもオススメです。
生の小松菜を洗い、適当なサイズに切って水気をきり、保存袋に入れて冷凍します。
お弁当用などで少量ずつ使いたいときに便利です。
まとめ買いしたときでも冷凍保存しておけば、最後まで傷むことなく使えます。
茹でたものを冷凍する場合は、根元だけを切り落として茹で、冷めたらラップに包んで冷凍します。
根元は再生利用もできる
小松菜の根元を切り落とすとき少し長めに切って水に浸けておくと新芽が伸びてきます。
柔らかいので生のままやサッと茹でてサラダの彩りに使ってみてはいかがでしょうか。
量も多くはなく、何度も再収穫できるわけではありませんが、独特の苦みも抑えられているので小松菜が苦手な方でも食べられるかもしれませんよ。
色々な保存方法が出来るのも小松菜の良い所です。
正しい保存方法を実践して、美味しさを保ちましょう。
小松菜の選び方で夏と冬の違いはある?
小松菜の旬は冬です。
しかし今はハウス栽培も盛んで、1年中購入することができます。
冬と夏で新鮮なものの選び方に違いはありません。
葉や茎の色が鮮やかなもの、全体にみずみずしくハリのあるもの、茎の太さがしっかりしているものを選びましょう。
寒さに強い小松菜は霜に当たるなどの厳しい環境でも良く育ちます。
むしろ霜に当たることで糖分を作り出すので甘みが増し美味しくなるのです。
美味しい小松菜は夏よりも冬に購入する方が良いと言えるでしょう。
小松菜はとても栄養豊富な野菜です。
鉄分は、貧血予防にも効果が期待できます。
カルシウムを含む野菜としては小松菜はトップレベル。
成長期のお子様にもぜひ食べてもらいたい野菜のひとつです。
油でいためることで栄養素の吸収率もアップします。
調理方法を工夫して効率よく栄養を摂取しましょう。
まとめ
葉が鮮やかな濃い緑色で、葉も茎もみずみずしくハリのあるものが新鮮な小松菜です。
冷凍保存もでき、鉄分やカルシウムなどの栄養も豊富な小松菜は加熱しても色が褪せにくいため、お弁当のおかずにもぴったりで、彩りを鮮やかにしてくれるでしょう。
年中スーパーで購入できる小松菜ですが、冬が旬で、美味しさも栄養もアップします。
小松菜のシャキシャキとした食感を活かして、お浸しや炒め物など様々な料理に使って楽しみましょう。
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