ピーマンが腐るとどうなる?見分け方と新鮮な選び方

ピーマンは、日々の料理やお弁当に大活躍です。

ただ、すぐには使い切れないこともありますよね。

そこで、今回はピーマンが腐るとどうなるかをご紹介したいと思います。

腐っているピーマンの見分け方は、味や色、見た目がポイントです。

ピーマンが腐るとどうなるかを知ることで、腐る一歩手前で使うことができ、ピーマンを無駄にすることがなくなりますよ。

また、ピーマンがなぜ腐るのか、病気なのか原因は何なのか、そんな疑問にもお答えます。

一番大切なのは、新鮮なピーマンの選び方を知って、適切な保存方法で保存することです。

新鮮なピーマンの選び方と保存方法もご紹介していますので、ぜひ参考になさってください。

ピーマンが腐るとどうなる?見分け方

ピーマンが腐ってくると、まず、ピーマンの水分が失われてシワシワになってきます。

その後、腐敗が進むとヘタやお尻の部分から徐々に茶色くなって、白いカビが生えたり、どろどろに腐っていきます。

腐ったピーマンを腐っていないピーマンと一緒にしておくと、腐っていないピーマンまで早く腐り始めてしまうので、すぐに取り除くようにしてください。

ピーマンが腐るとどうなる?味は?

腐っているピーマンは、酸味を強く感じます。

もし、口に入れてしまった場合は、すぐに吐き出すようにしてください。

味で確認する前に、見た目で判断することができるので、口に入れてしまうことのないように気を付けてください。

ピーマンが腐るとどうなる?色は?

ピーマンが腐ると、茶色から黒っぽい色へと変色していきます。

ピーマンは、常温で保存した場合と冷蔵で保存した場合に、色の変化が若干異なります。

常温で保存した場合は、一度、赤くなってから茶色から黒っぽく変色していくのに対して、冷蔵で保存した場合は、赤くならずに茶色から黒っぽく変色していきます。

これは、ピーマンを常温で置いておくと熟していくためです。

ピーマンは通常、未熟なうちに収穫されます。

しかし、未熟なうちに収穫せずに、樹上においておくと赤くなっていくのです。

そうすると、苦みが減って甘みが増します。

では、未熟なちに収穫して、常温で置いておいて赤くなったピーマンが甘くて美味しいかというと、樹上で赤くなったピーマンとは異なりますのでちょっと違います。

さらに、赤くなったピーマンは緑色のピーマンより腐っていくスピードが速いので注意が必要です。

赤くなったピーマンも食べられますが、緑色のうちに食べきるのがベストです。

ピーマンが腐るとどうなる?見た目は?

見た目の変化が一番最初に起こります。

ピーマンから水分が抜けてシワシワになってきたら腐る合図です。

触って柔らかかったり、ブニョブニョしていたら処分しましょう。

また、ヘタの部分に白いカビが発生することもあります。

カビの発生しているピーマンは早めに取り除き、他のピーマンに移らないように注意しましょう。

もう少し腐ってくると、茶色から黒っぽく変色したり、茶色い汁が出てきたりすので、そうなる前に処分するようにしてください。

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ピーマンが腐る原因は?病気?

ピーマンが腐る原因の一つはエチレンガスです。

病気ではなく、ピーマンの熟成を促す植物ホルモンの一種です。

エチレンガスはリンゴでよく聞く名前ですね。

リンゴとまだ固いキウイフルーツを一緒に入れておくと、キウイフルーツが柔らかくなると言われますが、これはリンゴの出すエチレンガスの作用です。

エチレンガスには、野菜の成熟を促す作用があるため、エチレンガスがあると野菜が熟成しやすくなると同時に、腐りやすくなります。

本来、野菜は土に落ちて腐り、その栄養を土が吸収して種の成長に繋がるので、とても自然な流れと言えます。

また、ピーマンが腐るもう一つ原因として、傷があります。

ピーマンに限らず、どんな野菜にも言えることですが、傷が付くとそこから腐りやすくなってしまうので、傷が付いていたり、カットしたピーマンは早めに使い切るようにしてください。

ピーマンの正しい保存方法

常温で保存する際には、一つずつ新聞紙やキッチンペーパーに包んで、涼しい場所で保存してください。

冷蔵の際には、一つずつキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れて野菜室に保存してください。

また、カットしたピーマンを保存する際には、冷凍保存がおススメです。

詳しいピーマンの保存方法は、野菜のおうち公式サイトで紹介しています。

ぜひご覧になってください。

ピーマンの新鮮な選び方

買い物に行った際に気なる、新鮮なピーマンの選び方について、下記の3点を参考にしてみてください。

  • 皮が鮮やかな緑色
  • 皮に張りがあってみずみずしい
  • ヘタの切り口が緑色で変色していないもの

特に、私自身も気を付けているのが、ヘタの切り口です。

他の選び方と比較すると、よく見ないと分かりませんが、鮮度が落ちてくると黒ずんできます。

もう一度、黒ずんでいる部分を切ってしまうと見分けられなくなってしまうのが難点ですが、スーパーなどで袋に入れてあるものは、ヘタにも注目してみてくださいね。

まとめ

ピーマンが腐るとどうなるか?を知ることによって、腐ったピーマンを食べてしまうということを防ぐことができますので、頭の片隅に残しておいてください。

そして、できればピーマンが腐ってしまう前に、美味しく頂きたいですね。

ピーマンの正しい保存方法のページで保存食もご紹介しています。

ぜひ試してみてくだい。

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