なすの食べ方 生や固い皮のレシピ 栄養は作り方で変わる

和洋中と様々な食べ方で活躍してくれるなす。

実は生でも食べられることができる万能な野菜です。

今回はなすを生で食べる方法や簡単なレシピ、固い皮の扱い方など、なすの食べ方について紹介します。

なすは調理方法で栄養の摂れ方が変わります。

なす特有の栄養素や効果、効率よく栄養が採れる調理方法についても解説しますので、参考にしてください。

今までなんとなく調理してきたなすも、今日からは栄養を逃さず美味しく食べることができますよ。

なすの食べ方 生は?

煮たり炒めたりと火を通して食べることが多いなすですが、他の野菜と同様に生でも食べることができます。

また、生のなすには毒はありませんが少しえぐみがあります。

塩をかけたり塩水に浸けておくことでえぐみの元となるアクを抜き、切った後の変色も防ぐことができます。

なすのアク抜きの方法

①直接塩を降る

  • カットしたなすに塩を少量振りかける
  • 10分ほど置き、出てきた水分を拭き取る

②塩水に浸ける

  • カットしたなすを塩水に漬ける(水2カップに塩小さじ1/2程度)
  • 5分ほど置き、ザルにあげキッチンペーパーで水分を拭き取る

なすを生で食べる際は、新鮮で傷んでいないものを選びましょう。

古いなすはえぐみも強く、傷んでいるなすを生で食べるとお腹を壊したり食中毒の原因になります。

切った際に断面が茶色く変色している場合などは生食はやめておきましょう。

また、普通のなすに比べて丸みのある「水なす」は、水分が多く皮も柔らかいため生食に向いています。

えぐみも少ないためしっかりアク抜きする必要もありません。

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なすの食べ方で簡単なレシピ

なすを使った簡単なレシピを紹介します。

新鮮ななすがあれば生なすの料理に挑戦してみましょう。

水なすのお刺身
生なすのレシピです。水なすや新鮮ななすで作りましょう。

生なすの千切り
こちらも生なすのレシピです。

香味野菜をたくさん使うことで食欲もUPし夏バテ解消にも。

なすの甘辛煮
なすと少しの調味料で作ることができ、お弁当にもおすすめです。

簡単ラタトゥイユ
旬の夏にぴったりのラタトゥイユが簡単に作れるレシピです。

固い皮のなすの食べ方

遅い時期に収穫されたなすや、自家栽培しているなすは皮が固くなってしまうことがよくあります。

なすの皮には栄養がたくさん含まれているのでできるだけ皮ごと食べたいものですが、どうしても固くて食べにくい時はピーラーを使って縦縞模様に皮を剥きましょう。

見栄えもよくなりますよ。

また、煮びたしや煮物に調理する際はなすを半分に切った後、皮に格子状の切り目を入れると食べやすくなります。

揚げないとろとろなす
皮の固いなすにおすすめの簡単レシピです。

なすの食べ方で栄養が変わる?

水分が多く栄養が少ないと言われるなすですが、皮には「ナスニン」というなす特有のポリフェノールが豊富に含まれています。

ナスニンには抗酸化作用があり、がん予防や目の疲労回復などに効果的です。

できるだけ皮を剥かずに食べることでナスニンを無駄なく摂取することができます。

また、なすにはナスニンをはじめ、利尿作用のあるカリウムやコレステロールの排泄効果がある食物繊維など水溶性の栄養素が含まれています。

この水溶性の栄養素は水に浸けると流れ出てしまうため、アク抜きする際は長時間浸けないようにしましょう。

なすの栄養を無駄なく摂取するには生で食べる、もしくは栄養素の溶けだした水分を食べられるスープやお味噌汁などの調理方法が一番です。

煮物の場合は煮汁も残さず飲めるとよいですね。

炒め物にする際は油を使うことで、なすがコーティングされ栄養素の流出を防ぐことができます。

まとめ

なすを生で食べる方法というのはあまり知られていないようです。

今回紹介したもの以外にも漬け物はもちろん、サラダやマリネなど生でも美味しく食べられるレシピはまだまだたくさんあります。

おうちに新鮮ななすがある時はぜひ挑戦してみてください。

また、アクを抜いたり変色を防ぐために水に浸けすぎると栄養が流れ出て無駄になってしまいます。

なるべく水に浸ける必要がないように、新鮮ななすを使ったり切ったらすぐ調理するといった工夫をすることで、見た目も栄養も損なわず美味しくなすを食べることができます。

やさいのおうち公式サイトではなすの保存方法についても紹介していますので、ぜひご覧ください。

なすの保存方法|冷凍・冷蔵・保存期間と保存食レシピ!乾燥させると長持ち

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