イタリア野菜のアグレッティ。なかなか手に入らないので、保存方法や保存食レシピを知らない方も多いです。
アグレッティは日持ちしにくい野菜ですが、ポイントを抑えれば、冷蔵・冷凍保存することができます。
今回はアグレッティの冷蔵・冷凍保存の方法と栄養価の解説、保存食レシピをご紹介します。
日本でも徐々にイタリアンレストランなどで使われるようになったアグレッティは、日本の一部地域でも栽培され、家庭でも使えるようになってきました。
家庭菜園でも人気があり、自宅でたくさん収穫することもできます。
今回の記事を機に、栄養豊富な高級イタリア野菜を、たっぷりと楽しんでください。
Contents
アグレッティの保存の仕方
アグレッティは乾燥に弱いので、キッチンペーパーに包み保存します。
アグレッティの保存温度
アグレッティの最適な保存温度は、0℃~5℃です。
アグレッティの保存方法まとめ
- 常温・・・なし
- 冷蔵・・・湿ったキッチンペーパーに包んで、野菜室で保存する
- 冷凍・・・茹でてから冷凍保存する
- 干し・・・なし
アグレッティの保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・なし
- 冷蔵・・・1週間
- 冷凍・・・1ヶ月
- 干し・・・なし
アグレッティを常温保存する方法
アグレッティを常温保存する方法はありません。
アグレッティを冷蔵保存する方法
アグレッティは、乾燥に弱いので適度に湿気のある環境にしましょう。
アグレッティの冷蔵保存法
- Step1包むアグレッティを湿ったキッチンペーパーに包む
- Step2ポリ袋に入れるポリ袋の口を開けたままアグレッティを入れる
- Step3保存するアグレッティを野菜室に保存する
ポリ袋を密閉してしまうと、湿気がこもり過ぎて、傷みの原因になるので、ポリ袋の口は開けておきましょう。
アグレッティの冷蔵保存の際の保存期間
アグレッティの冷蔵保存の際の保存期間は1週間です。
アグレッティの冷蔵保存の際の栄養素は?
アグレッティの主な栄養素はビタミンB、ビタミンC、βカロテン、カルシウムなどです。
冷蔵保存によって損失することはありませんが、1週間以上保存すると、アグレッティの生長に栄養素が使われてしまうので、減少していきます。
アグレッティを冷凍保存する方法
アグレッティは冷凍保存できますが、シャキシャキとした食感はなくなってしまいます。
パスタの具や和え物など、茹でる調理法を使う料理には美味しく使うことができます。
アグレッティの冷凍保存法
- Step1下処理するアグレッティの根を切り、流水でよく洗う
- Step2茹でる多めのお湯で、2~3分アグレッティを茹でる
- Step3水気を切るザルで水気を切った後、キッチンペーパーでも水気をよくとる
- Step4保存袋に入れるアグレッティを冷凍用保存袋に入れる
- Step5保存するアグレッティを冷凍室で保存する
茹で時間は少なめにすると、食感が良くなります。鮮度を保つために水気はよく切って保存しましょう。
野菜マルシェのなのか
- 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
- アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
- 冷凍室を強に設定するとなおよし
アグレッティの冷凍保存の際の保存期間
冷凍したアグレッティは1ヶ月保存できます。
アグレッティの冷凍保存の際の栄養素は?
冷凍したアグレッティは茹でているので、水溶性のビタミン類が減少します。
茹で時間を短くしたり、調理に使う際に解凍せずに使用することで、ビタミン類の減少を抑えることができます。
アグレッティを冷凍したあとの解凍方法
冷凍したアグレッティは自然解凍で使えます。炒め物や茹でて使う場合は、解凍せずに使いましょう。
アグレッティを干す保存方法
アグレッティを干して保存する方法はありません。
アグレッティのカット(切った)後の日持ちする保存方法は?
カットしたアグレッティの日持ちする保存方法をご紹介します。
アグレッティの保存方法 使いかけ
アグレッティの1房は大きいので、使い切れないことがあります。
余ってしまったら、キッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れて、冷蔵保存しましょう。
アグレッティをカットしたときの保存期間
カットしたアグレッティの保存期間は、3日程度です。
カットした茎部分から傷みやすいので、早めに食べましょう。
アグレッティの長持ちさせる保存方法
アグレッティを長持ちさせるためには、乾燥対策が有効です。
アグレッティの夏と冬の保存の違い
収穫したアグレッティは乾燥と温度変化に弱いです。
温度と湿度を一定に保てる冷蔵庫で保存しましょう。
アグレッティの丸ごと保存
アグレッティを丸ごと保存するなら、冷蔵保存がおすすめです。
アグレッティを包むキッチンペーパーがない
アグレッティを包むキッチンペーパーがない場合は、アグレッティをラップで包んだり、密閉できる袋に入れましょう。
アグレッティの呼吸と蒸散で保湿されるので、しばらくは保存できるようになります。
でも、アグレッティの水分が減ってしまうので、保存期間は多少短くなります。
アグレッティの保存容器や保存袋
アグレッティを冷凍保存するときは冷凍用保存袋がおすすめです。
アグレッティの洗い方(下処理)
- 根を切り落とす
- 根に近い部分を流水でよく洗う
- ザルで水気を切る
アグレッティの茹で方
- たっぷりのお湯を沸騰させる
- アグレッティがくたっとなるまで茹でる(3分程度)
- ザルで冷ます
アグレッティの保存場所
アグレッティは、湿度と温度の管理が簡単にできる冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
アグレッティの見分け方と選び方
アグレッティの見分け方をご紹介します。
腐っている場合の見分け方
アグレッティの腐り具合は以下に当てはまると危険です。
- 葉がしなびている
- 茎が茶色に変色している
- 固すぎる
新鮮な選び方
新鮮なアグレッティの選び方は、以下の通りです。
- 緑色が濃く、つやがある
- 茎が緑色
- 葉が柔らかい
アグレッティの旬
アグレッティの旬は3~5月です。
アグレッティについて
アグレッティは、イタリアでは春の野菜として親しまれています。
別名はバルバ・ティ・フラーテ(お坊さんのひげ)といい、細長い葉が束になった様子をよく表しています。
高級野菜の一つですが、春の風物詩として人気の野菜です。
日本で販売されていることは少ないですが、茨城県や石川県、栃木県、東京の一部地域の農家さんで栽培しているので、直売所やファーマーズマーケットなどで買うことができます。
日本の気候では毎年収穫できるかわからないので、気になる場合は確認してみましょう。
アグレッティは、オカヒジキのような見た目をしていますが、苦みと塩気のある味がパスタによく合います。
栄養素としては、βカロテン、ビタミンB、ビタミンC、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれます。
豊富なビタミン類の効果で、体の各器官の健康維持や美容効果、免疫力アップ、体内のミネラルバランスが改善するなど効能があります。
塩分も含まれているので、食事に取り入れると減塩効果も期待できます。
アグレッティを食べることで、健康維持や免疫力アップを目指してみてください。
アグレッティの保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方
アグレッティはおかひじきの代用として使うことができます。保存食レシピには、アグレッティでも作れるおかひじきの保存食レシピもご紹介します。
アグレッティの保存食の種類
- 和え物
- 漬物
- 炒め物
アグレッティの保存食レシピの簡単作り方と保存期間
冷蔵庫で2~3日保存できます。
アグレッティの常備食人気レシピの作り方と保存期間
冷蔵庫で2~3日保存できます。
アグレッティの漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間
冷蔵庫で2~3日保存できます。
アグレッティの保存食冷凍レシピ
冷蔵庫で2~3日、冷凍庫で5日保存できます。
アグレッティの長期保存できる日持ちレシピ
冷凍保存したアグレッティで作ることができます。
冷凍したアグレッティは1ヶ月保存できます。
アグレッティをお弁当のおかず
冷蔵庫で2~3日保存できます。
アグレッティの保存食で筋肉に効くレシピ
冷蔵庫で2~3日保存できます。
離乳食の保存
アグレッティは繊維が強いので、離乳食には向きません。細かく刻んで離乳食後期に与えるか、完了期以降に与えましょう。
イタリアの春の野菜、アグレッティ。
日本にはまだ馴染みが薄い野菜ですが、イタリアレストランをはじめとして、外食から徐々に広がりつつあります。
栄養価も高く、クセも少ないアグレッティは、日本の食卓でも活躍してくれそうです。
お近くの直売所などでアグレッティを見かけたら、ぜひ活用してみてください。
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