いちごの保存方法|冷凍・冷蔵・保存期間と保存食レシピ!干すと栄養価も上がる!

いちごはあまり日持ちがせず、生のまま長持ちさせたいけどどういう保存なのか、知らない方も多です。

そこで、今回はいちごの冷蔵や冷凍の保存方法をご紹介します。

正しい保存方法を知れば、保存食レシピとして栄養価も高ります。

大量にあるときのいちごの冷凍や干し方もお伝えしますので、参考にしてみてください。

たくさん手に入ったら上手に保存して、春の味覚を楽しみましょう。

Contents

いちごの保存の仕方

いちごは傷みやすくカビが生えやすいため、たくさん手に入ったら冷蔵庫の野菜室や冷凍庫で保存します。

いちごは、簡単にジャムやピューレなどに加工して保存もできます。

いちごの保存温度

いちごの保存温度は3~8℃です。

いちごの保存方法まとめ

  • 常温・・・洗わずヘタを付けたまま涼しく風通しの良いところに保存
  • 冷蔵・・・洗わず保存容器に入れ、ラップをかけて冷蔵庫の野菜室に保存
  • 冷凍・・・洗ったらヘタを取り砂糖をまぶしてフリーザーバッグに入れ冷凍庫で保存
  • 干し・・・砂糖をまぶし果汁が出たら煮て、いちごの実だけを乾燥させる

いちごの保存期間と賞味期限まとめ

  • 常温・・・1~2日
  • 冷蔵・・・4~5日
  • 冷凍・・・2ヶ月
  • 干し・・・1~3ケ月

いちごを常温保存する方法

いちごは皮が薄く圧力に弱いので、買ってきたパックのままいちご同士が重ならないようタッパーなどに移し替え、冷暗所で保存します。

いちごの常温保存法

  • Step1
    取り出す
    いちごが入っていたパックや箱から取り出す
  • Step2
    並べる
    保存容器にいちごのヘタを下にして並べる
  • Step3
    保存
    涼しく風通しの良いところに置く

いちごは洗うと水っぽくなったり、カビが生えやすくなったりします。食べる直前に洗ってください。

また、いちご同士を重ねてしまうと傷みやすくなります。

いちごの常温保存の際の保存期間

いちごを常温保存した際の保存期間は1~2日です。

いちごの常温保存の際の栄養素は?

いちごには美肌や風邪の予防に効果があるビタミンC、がん予防のポリフェノール、便秘予防の食物繊維など栄養が豊富に含まれています。

ビタミンCは水溶性なので、いちごのヘタを取って洗うと減少してしまいます。

いちごを冷蔵保存する方法

いちごは長持ちさせるために、保存容器に移し冷蔵庫で保存しましょう。

また、洗ってしまうと傷みやすくなります。

いちごの冷蔵保存法

  • Step1
    取り出す
    いちごが入っていたパックや箱から取り出す
  • Step2
    並べる
    キッチンペーパーなどを敷いた保存容器に いちごのヘタを下にして並べる
  • Step3
    保存する
    蓋をして冷蔵庫の野菜室に保存する

常温保存と同様に、いちごを保存するときは洗わず容器に入れましょう。

保存容器にアルミホイルを敷いてヘタを下にして並べ、アルミホイルでいちご同士を仕切ってアルミホイルで包んで保存するとさらに長持ちします。いちご同士が重ならないようにしましょう。

いちごの冷蔵保存の際の保存期間

いちごの冷蔵保存の際の保存期間は4~5日です。

いちごの冷蔵保存の際の栄養素は?

いちごは冷蔵保存する際、食べる直前に洗ってヘタを取るとビタミンCの減少を防ぐことができます。

いちごにはキシリトールという虫歯を抑制する成分が含まれていて、子供にも積極的に摂取しておきたいですね。

いちごを冷凍保存する方法

いちごは冷凍することで長く保存できます。

冷凍するとアイスのような食感を楽しめ、またジャムなどの加工もしやすくなります。

そのまま保存する方法とつぶして保存する方法をご紹介します。

いちごの冷凍保存法

そのまま保存する方法

  • Step1
    洗う
    ヘタを付けたままいちごを 洗う
  • Step2
    水分を取る
    キッチンペーパーなどでいちごの水分をしっかりとふき取る
  • Step3
    ヘタを取る
    いちごのヘタを取る
  • Step4
    砂糖をまぶす
    いちごに砂糖をまぶす
  • Step5
    保存する
    ジッパー付きの保存袋にいちごを入れ、空気をできるだけ抜いて冷凍庫で保存する

つぶして保存する方法

  • Step1
    洗う
    ヘタを付けたままいちごを 洗う
  • Step2
    水分を取る
    キッチンペーパーなどでいちごの水分をしっかりとふき取る
  • Step3
    ヘタを取る
    いちごのヘタを取る
  • Step4
    袋に入れる
    ジッパー付きの保存袋に入れる
  • Step5
    つぶす
    いちごに砂糖をまぶして、袋の上からスプーンや手でもんで好みの大きさにつぶす
  • Step6
    保存する
    袋の空気をできるだけ抜いて、冷凍庫で保存する

いちごにまぶす砂糖の量はいちご1パックに対して大さじ2杯くらいです。

へらなどで軽くつぶしたいちご150gに練乳大さじ2杯をかけて冷凍しておくと、半解凍でそのままおいしく食べられる方法もあります。

野菜マルシェのなのか

  • 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
  • アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
  • 冷凍室を強に設定するとなおよし

いちごの冷凍保存の際の保存期間

いちごの冷凍保存の際の保存期間は2ヶ月です。

いちごの冷凍保存の際の栄養素は?

新鮮なうちにいちご冷凍すると、ビタミンCの減少を防いで保存することができます。

いちごを冷凍したあとの解凍方法

いちごは冷凍保存して解凍すると細胞が壊れて水分が出で食感が悪くなるので、そのまま加熱してジャムやソースに使いましょう。

また、5分ほど自然解凍するとシャーベットのように食べることができます。

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いちごを干す保存方法

自家製のドライいちごを作ることができます。

いちごの干す保存法

オーブンを使う方法

  • 洗う
    タイトル1
    いちごを洗いヘタを取り、キッチンペーパーなどで水気をしっかりとる
  • Step2
    切る
    いちごを縦に4等分に切る
  • Step3
    並べる
    鉄板にオーブンシートを敷き、スライスしたいちごを並べる
  • Step4
    乾燥する
    オーブンで余熱せず、100℃90分くらいで乾燥させる
  • 途中で一度、いちごをひっくり返しましょう。完成したものは保存用袋などに入れて冷蔵庫や冷凍庫で保存します。

    オーブンと天日干しの方法

  • 洗う
    タイトル1
    いちごを洗いヘタを取り、キッチンペーパーなどで水気をしっかりとる
  • Step2
    砂糖につける
    ビニール袋にいちごを入れ砂糖をまんべんなくまぶし空気を抜いて口をしばり、丸1日放置する。
  • Step3
    煮る
    鍋に移してレモン果汁を加え、弱火で10分くらい煮る
  • Step4
    分ける
    いちごの実と果汁を分ける
  • Step5
    加熱する
    いちごの実の水分をふき取りオーブンシートを敷いた鉄板に並べ、110℃のオーブンで40~50分加熱する(途中でひっくり返します)
  • 天日干し
    タイトル6
    オーブンシートのまま網などにのせ、天日の当たる場所で2~5日放置、好きな硬さになるまで乾燥させる

こちらも、保存袋などに入れて冷蔵室で保存します。

砂糖の量はいちごの重さに対して50%を目安にしてください。

いちごの実と果汁を加熱するとき灰汁が出るので取りましょう。

長く保存させたい場合は、バットなどで1つずつ冷凍したものをジッパー付きの保存袋に入れて冷凍保存してください。

いちごの果汁は煮詰めてシロップにして、煮沸した瓶に保存して使ってください。

スライスして干す方法

  • Step1
    洗う
    洗ってからヘタを取る
  • Step2
    カットする
    縦割、薄切りにカットする
  • Step3
    干す
    切り口を上にしてくっつかないように、縦割りは2~3日、薄切りは1~2日ぐらい干す
  • Step4
    保存
    保存袋に入れて冷蔵庫で保存

いちごの干す保存の際の保存期間

いちごの干す保存の際の保存期間は、冷蔵室で2週間です。

水分が残っていると、カビが生えやすいので、ときどき確認しながら、様子をみてください。

いちごを干した後の戻し方

干したいちごはそのままヨーグルトに入れたりできるので便利です。

いちごを干す保存の際の栄養素は?

いちごは干すことによって糖質や利尿作用のあるカリウムが増えます。

いちごは慢性的な下痢や咳に良いとされているので、干したいちごを紅茶にしてもいいです。

いちごのカット(切った)後の日持ちする保存方法は?

いちごのカット(切った)後は傷みやすいため、早く使い切りましょう。

いちごの保存方法 使いかけ

いちごは傷みやすいので、できるだけ早く使い切ると良いでしょう。

いちごをスライスした後

スライスしたいちごはできるだけ早めに使いましょう。

もし、スライスしたものがたくさん残ってしまったら砂糖をまぶして冷凍保存するか、ジャムにするなど加工すると長く保存できます。

いちごをカットしたときの保存期間

カットしたいちごはその日のうちに使い切りましょう。

いちごの長持ちさせる保存方法

いちごを長持ちさせる保存方法をご紹介します。

いちごの夏と冬の保存の違い

いちごの旬は冬なので、夏にいちごが出回っているのは輸入のいちごです。

輸入されて収穫から時間が経っています。

早めに食べるようにして、高温での保存は向かないため、夏は冷蔵庫で保存しましょう。

冷蔵庫で保存したいちごは食べる30分から1時間くらい前に常温に戻しておくと、いちごの甘さを感じやすくなります。

いちごの保存容器や保存袋

いちごを冷蔵庫で保存するときは、蓋つきのタッパーがおすすめです。冷凍保存するときはフリーザーバッグに入れて保存します。

いちごの洗い方(下処理)

箇条書きで書く

  • ボールに水を入れる
  • いちごを静かに入れる
  • 手でそっとかき混ぜる
  • 手でいちごを取り出す
  • キッチンペーパーなどでいちごの水分をふく

食べる直前にヘタを取りましょう。ビタミンCの減少を抑えることができます。

いちごの保存場所

いちごを常温で保存するときに葉、涼しく風通しの良いところに重ならないよう並べて置いておきましょう。

たくさんある時は冷蔵庫や冷凍庫での保存をおすすめします。

いちごのヘタ

いちごのヘタには葉緑素という成分が含まれています。いちごのヘタは苦みや青臭さがほとんどなく、食べることも可能です。

海外ではいちごのヘタを取らずに食べる方が多いそうです。

いちごのヘタを洗う前に取ってしまうと、いちごの50~60%のビタミンCが流れ出てしまいます。

そのため、いちごのヘタは取らずに洗いましょう。また、ヘタを取るときに包丁を使ってしまうと更に栄養価が減ってしまうので、手でつまんで取るのがおすすめです。

いちごのヘタは食べられる?洗うと栄養が激減!正しい取り方まとめ

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いちごのの見分け方と選び方

いちごのの見分け方と選び方をご紹介します。

腐っている場合のいちごの見分け方

冷蔵や冷凍で保存するときも、腐っているいちごは取り除きましょう。

  • ヘタがしなびている
  • カビが生えている
  • 黒ずんでやわらかい
  • やわらかく白い
  • ジュクジュクして汁がでている

新鮮ないちごの選び方

  • ヘタの緑が濃い
  • 赤い色が鮮やか
  • つぶつぶがしっかりしている
  • 傷のないもの

いちごについて

いちごは石器時代からヨーロッパ、アジア一帯で野生のものが食べられていましたが、現在のようないちごは南アメリカと北アメリカから持ち込まれた品種が自然交雑したものと言われています。

日本で作られているいちごは現在40種類以上あり、最近は白いいちごも出回っています。

いちごには風邪予防、美肌効果などが期待できるビタミンCが豊富で、約8粒で1日に必要なビタミンCを摂取できます。貧血予防に効果のある葉酸も豊富です。

いちごに含まれているポリフェノール「アントシアニン」はアンチエイジングに効果的ですが脂質と一緒に摂取することで体内で吸収されやすくなるため、牛乳や練乳などと一緒に摂取しましょう。

ここで野菜に歴史や保存方法以外のことで、かくことがあれば書く

いちごの旬

いちごはもともと露地栽培され、5月から6月に旬を迎えます。

しかし、高度成長や食文化の変化にともない、ハウス栽培の技術や品種改良が行われるようになり、秋から翌年の初夏まで出回るようになりました。

寒い時期に栽培されたいちごは甘みが強く傷みにくいこともあり、近年は1月から3月の冬に出荷されています。

しかしながら、春後半から出回る露地栽培のいちごも果肉がしっかりしていて酸味と甘みがありとてもおいしいんですよ。

価格も安くなっているので、この時期のいちごもおすすめです。

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いちごの保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方

いちごはデザート以外に料理にも使うことができます。

いちごの保存食の種類

  • サラダ
  • パスタ
  • ソース

いちごの保存食レシピの簡単作り方と保存期間

レタスとホタテのいちごドレッシング和え

冷蔵庫で1~2日保存できます。

いちごのソース

電子レンジで簡単に作ることができます。

いちごの常備食人気レシピの作り方と保存期間

真っ赤なイチゴの冷製パスタ

いちごの漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間

いちごのフルーツ酢

酢に漬けたいちごはヨーグルトに入れて食べたり、砂糖を加えてジャムにして使うことができます。

いちごの保存食を冷凍できるレシピ

いちごのピューレ

たくさんできたらフリーザーバッグに入れて冷凍保存できます。

いちごの長期保存できる日持ちレシピ

定番のイチゴジャム

長期保存できます。

離乳食の保存

いちごは離乳食初期(5~6ケ月頃)から食べることができます。

つぶし粥や野菜に挑戦したら少しずつあげていきましょう

赤ちゃんは抵抗力が弱いので、始めは加熱をし慣れてきたら生のいちごにも挑戦します。

また、加熱することで酸味を和らげることができます。

いちごのつぶつぶや繊維質も食べづらいため、裏ごしをします。

いちごは指定アレルギー食品には含まれていませんが、食べると口の周りが赤くなったり腫れる口腔アレルギーを引き起こす可能性があるため、少量ずつから始めましょう。

 

いちごはおいしいからつい買いすぎてしまってダメにしてしまった、ということがありました。

正しい保存の仕方でいちごを長持ちさせることができるので、いちご狩りやたくさんいちごを購入しても安心していちごを楽しむことができます。

栄養が豊富なイチゴをたくさん食べて、風邪をひかないからだ作りをしましょう。

いろいろな品種の味比べも楽しいですね。

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