もちもち食感がクセになる角麩は、愛知県民や岐阜県民に愛されているローカルフードです。
我が家でもすき焼きの具材に欠かせません。
しかし、まとまりで売っている角麩は、すき焼きをした後に食べきれずに余ってしまうこともしばしばです。
「角麩の余りはどうしたらいいのか?」と気になる方も多いですよね。
そこで、今回は、角麩の保存方法について紹介します。
角麩の冷凍保存方法やアレンジレシピを紹介しますので、ぜひ、試してみてくださいね。
角麩と似ているちくわぶとの違いや角麩のカロリーと栄養成分についても紹介していきます。
この記事を読めば、余ってしまった角麩に困ることはありません。
他にも、乾燥タイプの角麩についてもご紹介しています。
余った角麩を保存したり、アレンジしたりして角麩の美味しさを最後まで楽しみましょう!
角麩の保存方法!
角麩の保存方法は、冷凍保存がおすすめです。
冷蔵保存では、2~3日しかもちませんが、冷凍保存をすると約6ヶ月の保存がききます。
それでは、角麩の冷凍保存方法をみていきましょう。
【角麩の冷凍保存のやり方】
1. 角麩を調理の用途に合わせて、一口大に切ります。
2. 切った角麩を全てジップロックに入れます。
4. ジップロックの空気を抜いて、チャックを閉めます。
5. 冷凍庫で保存すれば、完成です。
冷凍保存した角麩は、解凍してももちもち食感がそのままあり、とても美味しく食べられます。
ぜひ、試してみてくださいね。
ちなみに、乾燥タイプの角麩は、常温で2~3ヶ月もちますよ。
乾燥タイプは、福井でよく使われます。
同じ角麩でも地域によって違うんです。
乾燥タイプは、一度水で戻して調理し、辛し和えがポピュラーなレシピです。
乾燥タイプの角麩の戻し方や使い方
お湯だと早く戻ります。
ボウルにはいりきらないときには、カットして入れてください。
ハンバーグのつなぎで角麩を使うこともできます。
角麩が余ったときのアレンジレシピ
角麩が余ったときは、
- 角麩の天ぷら
- 角麩のフライ
- 角麩のチュロス
のアレンジレシピに挑戦してみてください。
角麩の料理と言えば、煮物、おでん、すき焼きが定番ですが、角麩は揚げても美味しく食べられます。
それでは、アレンジレシピの作り方をみていきましょう。
今回は、生の角麩を扱っています。
【材料】
- 角麩
- 片栗粉
- 油
【作り方】
- 角麩を一口大に切ります。
- 角麩の表面に片栗粉をまぶします。
- 油を180℃にあたためて、角麩を揚げていきます。
- 角麩の表面がきつね色になったら、油から取り上げます。
- 油をよくきったら、出来上がりです。
角麩はもちもち食感が特徴ですが、天ぷらにするとサクッとした食感に変わります。
ぜひ、食感の違いを楽しんでください。酒のつまみにも最適な一品です。
【材料】
- 角麩
- 豚バラ肉
- スライスチーズ
- 塩
- 胡椒
- 卵
- 小麦粉
- パン粉
- 油
【作り方】
- 角麩を一口大に切ります。
- スライスチーズを角麩の大きさに合わせて切ります。
- 1の角麩に切れ込みを入れ、2のスライスチーズをはさみます。
- 3の角麩を豚バラ肉で巻きます。
- 4の表面に塩と胡椒をふりかけて、味を付けます。
- 卵を溶きます。
- 5の角麩に小麦粉、卵、パン粉の順番で付けます。
- 180℃に熱した油で揚げます。
- 角麩の表面がきつね色になったら油から取り出し、出来上がりです。
ヘルシーな角麩ですが、スライスチーズと豚バラ肉が合わさって、ボリュームのある一品になります。
スライスチーズと一緒に大葉をはさんでも美味しいですよ。子供にも大人気の料理です!
【材料】
- 角麩
- グラニュー糖 大さじ1
- 塩 大さじ2
- シナモンパウダー 小さじ1
- 油
【作り方】
- グラニュー糖、塩、シナモンパウダーを混ぜ合わせます。
- 角麩を短冊に切ります。
- 180℃に熱した油で2の角麩を揚げます。
- 角麩の表面がきつね色になったら取り出します。
- 角麩が熱いうちに、1にからめて出来上がりです。
とても甘くて美味しい一品です。
子供から大人まで楽しめます。我が家では、一度作るときれいに食べきってしまうほど大人気です。
次は、乾燥タイプの角麩のアレンジレシピです。
【材料】
- 乾燥の角麩
- つぶあん
- 生クリーム
【作り方】
- 角麩を5分ほど水につけてもどします。
- 角麩の水気をキッチンペーパーでしっかりととります。
- 軽く焼き目がつくくらいオーブントースターで焼きます。(なければ、フライパンでOK)
- 焼き色が付いたらお好きな分量の粒あんと生クリームを乗せて完成!
角麩とは?ちくわぶとの違い
角麩とは、グルテンに小麦粉ともち粉を加えて蒸した食品です。
もちもち食感が特徴で、生麩と乾燥麩があります。
愛知県と岐阜県の一部の地域で食べられているローカルフードです。
ローカルフードのため、角麩を知らない方はよく角麩とちくわぶの見分けがつかないと言います。
そこで、角麩とちくわぶの違いを表にまとめてみましたので、ご覧ください。
角麩とちくわぶの違い
角麩 | ちくわぶ | |
原材料 | グルテン、小麦粉、もち粉 | 強力粉(グルテンを多く含んだ) |
粘り気 | もちもちとして強い | もちもちしているが少ない |
食べられている地域 | 愛知県、岐阜県の一部 | 東京都 |
見た目 | 四角い | ちくわのような形 |
違いは、原材料、粘り気、食べられている地域、見た目です。
しかし、用途は同じで、角麩もちくわぶも味を染みこませて食べることが多いです。
煮物、おでん、すき焼きの具材として使われることが多いですね。
角麩のカロリーと栄養
角麩のカロリーは、100gあたり163kcalです。
100gあたりの角麩に含まれる栄養成分は、
たんぱく質 12.7g
脂質 0.8g
炭水化物 26.2g
です。
角麩の原材料が全て植物性のため、高たんぱくで低脂肪な健康食品なのです。
ダイエットをしている方や筋肉をつけたい方にはおすすめの食品ですね。
私も、息子の筋肉をつけるために週1回は食事に出しています。
角麩の使い方や食べ方
角麩は、生麩の場合、一口大に切ってから味を染みこませて食べます。
乾燥麩の場合は、水で戻してから調理をしていきます。
角麩は、煮物、おでん、すき焼きに使われることが定番ですが、揚げたり、焼いたりしても美味しく食べられます。
私の生まれ育った地域では、給食に角麩の入ったすき焼き煮がでました。
腹持ちもいいし、角麩のもちもち食感がクセになりますよ。
まとめ
今回は、角麩の保存方法についてご紹介しました。
角麩は、冷凍保存をするのがおすすめです。
記事内の冷凍保存方法で冷凍すれば、約6ヶ月もちますよ。
また、余った角麩のアレンジレシピもご紹介しました。
角麩の定番は煮物、おでん、すき焼きですが、角麩の天ぷら、フライ、チュロスもおすすめです。
記事内にレシピを載せたので、ぜひ、試してみてくださいね。
他にも、角麩と似ているちくわぶとの違いや角麩のカロリーと栄養成分についてもご紹介しました。
角麩とちくわぶは似ていますが、原材料、粘り気、食べられている地域、見た目が違います。
そして、角麩は100gあたり163kcalで、高たんぱく、低脂肪の健康食品でもあります。
角麩を長期保存すれば、賞味期限に困らず、角麩を美味しくいただけます。
また、角麩のアレンジレシピでバリエーションを増やし、家族の健康を守りましょうね!
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