美肌に効果があるブロッコリー。ビタミンCやβカロテンも豊富で、茹でると鮮やかな緑色となり、食欲もそそります。
ブロッコリーはつぼみを食べる野菜で、新鮮なほど甘みがあります。
しかし、そのままにしておくと、つぼみが黄色くなり、食べれなくなります。
長期保存の方法や、日持ちする保存方法、生のまま冷凍できるのか?などの疑問が出てきます。
そこで、今回はブロッコリーの冷蔵や冷凍の正しい保存方法や、保存期間、新鮮な選び方も一緒に解説します。
保存食もご紹介します。
ブロッコリーは、お弁当などにも使えて鮮やかな緑が華を添えてくれます。
正しい保存方法を知れば、楽しい調理を行えますよ。
Contents
ブロッコリーの保存の仕方
ビタミンCが豊富にあるブロッコリー。
茹でるとビタミンCが失われてしまうとされていますが、茹でても大量に含まれているので多少ビタミンCが減っても生のレモンより豊富にあります。
ブロッコリーは鮮度が良いと甘いので、できるだけ早く食べるほうがいいですが、保存方法は3重にすることが大切です。
ブロッコリーの保存温度
ブロッコリーの最適な温度は0℃~5℃、湿度は95℃~98℃です。
ブロッコリーの保存方法まとめ
- 常温・・・できません
- 冷蔵・・・3重にラップやビニール袋にかぶせる
- 冷凍・・・茹でて冷凍
- 干し・・・干す
ブロッコリーの保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・×
- 冷蔵・・・1週間
- 冷凍・・・1ヵ月
- 干し・・・常温保存で2週間
ブロッコリーを常温保存する方法
ブロッコリー常温保存する方法はお勧めしません。
ブロッコリーを常温に置いておくと、黄色くなり花が咲いてしまい変色してしまいます。
ブロッコリーを冷蔵保存する方法
ブロッコリーを冷蔵保存する方法をご紹介します。今回のブロッコリーの冷蔵保存方法は、生のままブロッコリーを保存する方法です。
ブロッコリーの冷蔵保存法
- Step1キッチンペーパーで包む
- Step2ラップで覆うキッチンペーパーの上からラップで覆う
- Step3ビニール袋に入れるビニール袋に入れる
- Step4保存ブロッコリーの軸を下にして立たせて冷蔵室で保存
ブロッコリーのつぼみは圧迫されると傷みやすいため、3重に覆い潰れないようにします。
ブロッコリーのつぼみが黄色く変色してくると、つぼみが咲き始め、食感と味が落ちてしまいます。
野菜マルシェのなのか
ブロッコリーの茹でてから冷蔵保存法
- Step1洗うブロッコリーを洗う
- Step2切る一口大に切る
- Step3茹でて冷ます固めに塩茹でしてから自然に冷ます
水にさらさない
- Step4容器に入れる蓋つきの容器に入れる
- Step5保存冷蔵室で保存
ブロッコリーの切り方は、大きさは揃えると火の通りが均一になります。
茎は、つぼみより食物繊維が豊富なので、捨てずに食べやすい大きさに切り、茹でたり炒めたりして調理します。
茎を活用するには、味噌汁に入れてしまうと、食べやすくなりますよ。
ブロッコリーの冷蔵保存の際の保存期間
ブロッコリーを冷蔵で保存できる期間は、1週間です。
茹でてしまったら、冷蔵保存は2,3日です。
ブロッコリーの冷蔵保存の際の栄養素は?
ブロッコリーを冷蔵保存した際の栄養素にはβカロテンとビタミンCが豊富に含まれており、次第に減っていきます。
ブロッコリーを冷凍保存する方法
ブロッコリーを冷凍保存する方法をご紹介します。
ブロッコリーを生で冷凍保存法
- Step1洗うブロッコリーを洗う
- Step2切る一口大に切る
- Step3袋に入れる保存袋に入れる
- Step4保存冷凍室で保存
生で冷凍すると、加熱しないのでビタミンCの流出が少なくなり、シャキシャキ感も残ります。
茹でるより、風味を残したいのであれば生のまま冷凍がお勧めですが、茹でてあるブロッコリーのほうが、すぐに使えるという利点もあるので、用途に応じで冷凍してみてください。
ブロッコリーの冷凍保存の際の保存期間
ブロッコリーを生で冷凍で保存できる期間は1ヵ月です。
ブロッコリーを茹でて冷凍保存
- Step1洗うブロッコリーを洗う
- Step2切る一口大に切る
- Step3茹でて冷ます固めに塩茹でしてから自然に冷ます
水にさらさない
- Step4保存袋に入れる冷凍用保存袋に空気を抜いて入れる
- Step5保存冷凍室で保存
野菜マルシェのなのか
- 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
- アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
- 冷凍室を強に設定するとなおよし
茹でてから冷凍すると、水っぽくなりやすくしなしなになってしまいま歯ごたえがなくなりますが、加熱してあるので火の通りが早くほっこり感が出て、短時間で調理できます。
ブロッコリーの茹でて冷凍保存の際の保存期間
ブロッコリーを茹でて冷凍保存した際の保存期間は、1ヵ月です。
ブロッコリーの冷凍保存の際の栄養素は?
ブロッコリーを冷凍保存した際の栄養素は、ビタミンCが減りますが、豊富にあるので気にする程度ではありません。
ブロッコリーを冷凍したあとの解凍方法
ブロッコリーを冷凍した後の解凍方法は、自然解凍か、煮込む料理であればそのまま調理します。
ブロッコリーを干す保存方法
ブロッコリーを干す保存方法をご紹介します。
ブロッコリーの干す保存法 生
- Step1切る小房に分ける、食べやすい大きさに切る
- Step2茹でるお湯で30秒~1分ほど塩ゆでする
- Step3干す水気をふきとりヤサイカゴやザルで3~4日上下を返しながら干す、セミドライは2,3時間
- Step4保存保存袋に入れて常温で保存
ドライ
セミドライ
ブロッコリーは生のまま長期間干すとえぐみが出てしまうので、生で干すときはセミドライがお勧めです。
生はセミドライ、茹でてから干すならドライになります。
短時間干すのであれば、生でもえぐみが少ないです。(2,3時間ぐらい)
干す時間帯は、10時~15時に干し、夜には室内に入れましょう。
干せる時期は、梅雨以外で晴れが続く日を選んで干します。
春や気温がだんだん高くなる初夏、太陽の陽ざしが強くすぐに水分が蒸発する夏が適しています。
梅雨は湿気があるので、カビやすいのでお勧めしません。
ブロッコリーの干す保存の際の保存期間
ブロッコリーを干した後の保存期間は、常温で2週間です。
完全に乾かした状態のブロッコリーなので、セミドライであれば、冷蔵室で2~3日ぐらい日持ちします。
ブロッコリーを干した後の戻し方
ブロッコリーを干した後の戻し方は、ドライのときは水でサッと洗い水に20分ほどつけておきます。
戻す前
戻した後
ブロッコリーを干す保存の際の栄養素は?
ブロッコリーを干すと、ビタミンDやカルシウム、食物繊維が増えます。
ビタミンCは日光に当たることにより少なくなります。
ブロッコリーのカット(切った)後の日持ちする保存方法は?
ブロッコリーをカット(切った)してしまったら、保存容器(保存袋)に入れて保存します。
ブロッコリーの使いかけ保存方法
ブロッコリーをカット(切った)してしまったら、切った断面から乾燥していきますので、しっかり断面をラップしておきます。
次の日には乾燥してくるので、早めに使い切ります。
ブロッコリーをカットしたときの保存期間
ブロッコリーをそのまま保存した場合の期間は、2日間です。
切った断面から傷み始めるので、冷凍するか、茹でるなどの処理をします。
ブロッコリーを茹でてから保存方法
ブロッコリーを加熱する方法は、「茹でる」「レンジでチン」「蒸す」があります。
ブロッコリーの茹で方
- お湯を沸かして、塩(1~2%)を入れる
- 小房に分けたブロッコリーを入れる
- 2~3分ほど茹でる
- ザルにとり冷ます、水はかけない
ブロッコリーをレンジで加熱(茹でる)
ブロッコリーをレンジで加熱するには、少し固めに加熱すると余熱で火が通ります。
- ブロッコリーを洗って小房に分ける
- 耐熱皿にのせて、少量の水を回しかける
- ラップする
- 電子レンジ(600W)で加熱する
ブロッコリーの1株は、200g~300gぐらいありますが、100gにつき1分半~2分が目安です。
ブロッコリーを蒸す方法
ブロッコリーの栄養を最大限に得るなら、蒸すことがお勧め。
- 小房に分ける
- 蒸し器やフライパンで低温(75℃)で5分蒸す
- 蓋を開けると低温になります。
ゆっくり加熱することで、甘みが増えます。
ブロッコリーの茹でてから保存の際の栄養素は?
ブロッコリーを茹でると、ビタミンCが失われてしまうという心配がありますが、元々ブロッコリーには大量のビタミンCがありますので、茹でても生のレモンよりビタミンCはあります。
ブロッコリーの長持ちさせる保存方法
ブロッコリーを長持ちさせる保存方法をご紹介します。
ブロッコリーの夏と冬の保存の違い
ブロッコリーは冬が旬です。
冬であれば常温でも保存できそうですが、やはり温度が一定に保たれるので冷蔵保存がお勧めです。
ブロッコリーの丸ごと保存
ブロッコリーは丸ごと保存できるのは冷蔵保存です。
切ってからは、冷蔵、冷凍保存します。
ブロッコリーの保存容器や保存袋
ブロッコリーの保存には、蓋つきの容器や冷凍用保存袋を使用します。
ビニール袋ですと、保存状態に悪くなるのであまりお勧めしません。
ブロッコリーの洗い方(下処理)
- ボウルに水をはる
- ブロッコリーのつぼみをそのまま10分~20分水につける
ブロッコリーの色は変わりやすいので、変わりやすいと思ったらすぐに茹でるようにします。
ブロッコリーの見分け方と選び方
ブロッコリーの腐っている見分け方と新鮮な選び方を説明します。
腐っている場合の見分け方
腐り具合は以下に当てはまると危険です。
- カビが生えている
- 汁が出ている
ブロッコリーのつぼみが黄色くなると、味や風味が落ちていきます。
新鮮な選び方
新鮮な選び方は、以下の通りです。
- 中央が盛り上がっている
- つぼみの色が濃い
- つぼみが固く締まっている
- 株の切り口がみずみずしい
ブロッコリーの保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方
ブロッコリーの保存食と常備菜の人気をご紹介します。
ブロッコリーの保存食の種類
- サラダ
- 胡麻和え
- 炒め物
ブロッコリーの保存食レシピの簡単作り方と保存期間
【材料】
- ブロッコリー 1株
- 玉ねぎ 小さいもの1/5
- にんじん 3㎝
- ツナ缶 1缶
- ◎すりごま 大さじ3
- ◎マヨネーズ 適量
【作り方】
- ブロッコリーを茹でる
- にんじんや玉ねぎは千切りにする
- 1と2と◎を混ぜる
保存期間は、2,3日です。
ブロッコリーの常備食人気レシピの作り方と保存期間
ブロッコリーの醤油だれをご紹介します。
【材料】
- ブロッコリー 1株
- 醤油
- 胡麻
【作り方】
- ブロッコリーを茹でる
- 醤油をあえる、少し置く
- 胡麻をかける
ブロッコリーの漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間
ブロッコリーの漬物はありません。
ブロッコリーの保存食冷凍レシピ
ブロッコリーの保存食を冷凍できるはお弁当にも役立ちます。
ブロッコリーの長期保存できる日持ちレシピ
ブロッコリーを長期保存できて日持ちレシピはマリネです。
保存期間は、1週間です。
ブロッコリーをお弁当のおかず
ブロッコリーの保存食筋トレ
ブロッコリーの保存食の中で、筋トレ中の方にピッタリなレシピをご紹介します。
ブロッコリーは、筋肉作りに最適な栄養素たんぱく質やマグネシウムが野菜の中ではトップクラスで、低カロリーなのです。
しかし、ブロッコリーだけの偏った食生活ではなく、足りない栄養素も他の食材から補うようにしてください。
離乳食の保存
ブロッコリーは、離乳食にもお勧めです。
初期から使えますので、たくさんすりつぶしておき小分けにして冷凍しておきましょう。
ブロッコリーの保存方法と保存期間、保存食をご紹介しました。
栄養満点なブロッコリーを正しい保存方法で最後まで美味しく食べてみてください。
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