ホクホク感のじゃがいも。
淡泊な味はどんなレシピでも合いますが、いつの間にかカビが生えていたり、シワシワになってしまったりします。
今回は、じゃがいもの冷蔵、冷凍の保存方法、保存期間とともに簡単に作れる保存食レシピもご紹介していきます。
Contents
じゃがいもの保存の仕方
じゃがいもの保存の仕方は、常温保存が基本です。
じゃがいもの保存温度
じゃがいもの最適な保存温度は、10℃~13℃、湿度は90%です。
じゃがいもの保存方法まとめ
- 常温・・・冷暗所で保存
- 冷蔵・・・新聞紙で包む
- 冷凍・・・茹でて冷凍
- 干し・・・加熱後干す
じゃがいもの保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・3ヵ月~4ヵ月
- 冷蔵・・・3ヵ月
- 冷凍・・・1ヵ月
- 干し・・・1ヵ月
じゃがいもを常温保存する方法
常温保存する方法をご紹介します。常温保存は5℃以下が基本になります。
じゃがいもの常温保存法
- Step1ダンボールに入れるダンボールに新聞紙をひき、その上にじゃがいもをおく、その際にはりんごをおくと発芽しにくい、そして上に新聞紙をかぶせておき日光を遮る
- Step2じゃがいもの準備じゃがいもに土がついていたら払っておく(湿気を呼ぶため)
- Step3保存冷暗所で保存
ここでいう冷暗所とは、気温が5℃以下のことで、風通しの悪いとカビが生えたりしますので、ときどき様子を見るようにしてください。
じゃがいもは結露も嫌います。新聞紙が湿ってきたらこまめに変えるようにしてください。
じゃがいもの常温保存の際の保存期間
じゃがいもを常温で保存できる期間は3ヵ月から4ヵ月です。
じゃがいもの常温保存の際の栄養素は?
じゃがいもは耶しあの中でもビタミンCやカリウムが多いです。
じゃがいもを冷蔵保存する方法
じゃがいもを冷蔵保存する方法をご紹介します。
じゃがいもの冷蔵保存法
- Step1新聞紙で包む新聞紙でじゃがいもを包む
- Step2ビニール袋に入れるビニール袋に入れ軽く口を閉じておく
- Step3保存野菜室で保存
じゃがいもは乾燥させないようにすることと冷やし過ぎると低温障害になり早く傷んでしまいます。
そのために冷蔵室ではなく野菜室かチルド室で保存すると保存期間が延びます。
新聞紙がない場合は、キッチンペーパーでも代用可能です。
じゃがいもの冷蔵保存(野菜室)の保存期間
じゃがいもを冷蔵庫で保存できる期間は3ヵ月です。
じゃがいもの冷蔵保存の際の栄養素は?
じゃがいもを冷蔵保存(チルド室)した際には、でんぷんが糖分に変わり、甘みが増します。
しかし、冷やし過ぎると、毒性の成分を発生させる可能性があるので、気をつけてください。
2週間チルド室でじゃがいもを保存したら甘みは2倍に増えますが、じゃがいも独特の風味はなくなってしまうことがあります。
じゃがいもを冷凍保存する方法
じゃがいもを冷凍保存する方法をご紹介します。
じゃがいもの冷凍保存法は生?
- Step1加熱じゃがいもはカットして加熱する
- Step2潰す加熱したじゃがいもを潰しマッシュポテトにする
- Step3袋に入れる冷凍用保存袋に入れる、割れ目を入れておくと後から使いやすい
- Step4保存冷凍室で保存
- なるべく薄くする
- アルミのトレイに乗せるとよい
- 冷凍室は強がよい
じゃがいもの冷凍保存の際の保存期間
じゃがいもを冷凍で保存できる期間は1ヵ月です。
じゃがいもの冷凍保存の際の栄養素は?
じゃがいもを冷凍保存した際の栄養素は、茹でたりする際に皮ごと茹でたりするとビタミンCの流出が少なくなります。
また茹でるときには水からゆっくりと茹でることで甘くほっくりしたじゃがいもが出来上がります。
じゃがいもを冷凍したあとの解凍方法
じゃがいもを冷凍したあとの解凍方法は、冷蔵室で自然解凍か、電子レンジで加熱します。
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じゃがいもを干す保存方法
じゃがいもを干す保存方法をご紹介します。
じゃがいもを干す保存法
- Step1加熱じゃがいもはくし切り、短冊切り、輪切りに切る。皮つきでもOK
- Step2加熱切ったじゃがいもは茹でたり、電子レンジで加熱する
- Step3干す野菜カゴやザルに重ならないように並べて2日~3日ほど干す
- Step4保存干したじゃがいもは保存容器や保存袋に入れて冷蔵室で保存
干す時間は、昼間の10時~15時がよく、夜には部屋に取り込みます。
冬の乾燥した時期ですと、カラカラに乾燥させるには最適な時期です。
じゃがいもの干す保存の際の保存期間
じゃがいもを干した後の保存期間は、冷蔵室でフルドライであれば1ヵ月です。
じゃがいもを干した後の戻し方
じゃがいもを干した後の戻し方は、水につけて戻します。
そのあとの調理法は、水気をしっかりふき取り、素揚げにしても美味しいです。
じゃがいもを干す保存の際の栄養素は?
じゃがいもを干すと栄養素は、ビタミンビタミンDが増えます。
じゃがいもの切った後や皮をむいた後の日持ちする保存方法は?
じゃがいもを切ってしまった後はラップで包みます。
じゃがいもを切った後
じゃがいもを切ってしまったら、切った断面から乾燥していきますので、水につけておくと変色が変わる品種もあり防ぐことができますが、栄養のビタミンCが流出してしまいます。
黒く変色しないじゃがいももあるのでさほど気にならなければ、ラップで包んでおいてもよいです。
じゃがいもにはビタミンCが他の野菜より多くあるのですが、水溶性ビタミンのため水につけておくと流れてしまうのです。
じゃがいもを切った後の保存期間
じゃがいもを切ってしまったら日持ちはしません。
水につけておき次の日か2日以内には使い切るようにします。
じゃがいもの皮をむいた後の保存方法
じゃがいもの皮をむいてしまったあとでも、先ほどの切ってしまったときの同じで水につけておくとよいです。
しかし、同様にビタミンCが流出してしまうので、水につけておいても次の日には調理するようにします。
じゃがいもは水につけて保存
じゃがいもを切ったり、皮をむいたりしたあとは水につけて保存すると変色が防げますが、そのままにしておくと黒くなります。
黒くなってしまった部分だけを取り除けば食べれますので、毒性もありません。
じゃがいもを皮むいたときの保存期間
じゃがいもの皮をむいたときの保存期間は、水につけておけば5日ぐらいは日持ちしますが、栄養面からすると1日が限度です。
じゃがいもの皮には、鉄分、カルシウムが実より豊富にあり、全体の栄養の20%を含まます。そして、ポリフェノールの成分がビタミンCの流出を防ぐので、調理するときに皮付きがお勧めです。
じゃがいもの皮が緑色になっていたら、日光にあってしまい毒性がある可能性があるので、1cm以上皮を剥きます。
じゃがいもの長持ちさせる保存方法
じゃがいもを長持ちさせる保存方法をご紹介します。
じゃがいもの保存場所は屋外?
じゃがいもを保存する場所ですが、涼しい場所であれば外の屋外でも大丈夫です。
車庫の中など、あまり温度変化が少ない場所があれば良いですが、温度変化が激しいのが外でもあり、外だと日光などの光が入り発芽する可能性は高くなります。
じゃがいもを包む新聞紙がない
じゃがいもを包むときに新聞紙がないときには、キッチンペーパーで代用可能です。
新聞紙のチラシ、雑誌などはコーティングされているので通気性がない紙になりますので、紙袋でも代用してみてください。
そのままビニール袋だけに入れると、湿気がこもり水分が出てきて通気性がなくなるため、お勧めしません。
そして、新聞紙を使う理由は光にあてないようにするためです。
じゃがいもの保存期間が最大になる方法
じゃがいもの保存期間が最大になるには、
- 湿気
- 気温(5℃以上にならないように)
- 日光に当たらないようにすること
- 乾燥させない
- 凍らせない
- 結露ができないようにする
- じゃがいもを保存する際、圧迫しないように詰める
そして、ダンボールで保存したときには、新聞紙が濡れていたらこまめに変えること。
結露を放置したらカビが生えてきますので、じゃがいもを保存したときは様子を見ることも必要です。
じゃがいもの保存容器や保存袋
じゃがいもの保存には、蓋つきの容器や冷凍用保存袋を使用します。
ビニール袋ですと、保存状態に悪くなるのであまりお勧めしません。
じゃがいもの保存方法 夏と冬について
夏や梅雨は、気温が高くなり、冬では気温が低くなり冷暗所での保存は難しくなります。
特に腐りやすい夏の保存が気になるところです。
じゃがいもの保存 夏場と室内
じゃがいもの夏場の室内の保存方法はどうすればいいのでしょうか?
夏は気温も高く特に梅雨の時期は湿気も高くなります。
気温だけで考えると常温保存が可能ですが、室内でも光が当たると芽が出やすくなり、湿気がこもるとカビが生えやすくなります。
じゃがいも保存期間 夏は?
では、じゃがいもを夏に保存した場合、保存期間はどのくらいになるのでしょうか。
保存期間は、常温で保存した場合、湿気や気温の環境によりますが、1ヵ月持つかどうかというところです。
そのため、夏はあまり大量にじゃがいもを保存しないように必要なときだけ、購入する方法が良いです。
それでも、大量に保存しないといけない場合はこちらの記事をお読みください。
じゃがいもの保存は土の中に埋めると畑で長持ちする?じゃがいもの保存で芽が出たとき
じゃがいもの保存をしていると、忘れたころに芽が出ているときがあります。
じゃがいも の芽が出ない保存方法はりんご
じゃがいもを保存したとき、芽が出てくる場合と出ない場合があります。
じゃがいもは収穫3か月ぐらいは成長が止まりますが、保存の際に光が当たったり気温が高いと成長をし始めるので、気温が高いときや風通しの悪い場所、光が当たりそうな常温保存のときには冷蔵保存にします。
そして、りんごを一緒において保存しておくと成長が止まりますのでお勧めです。
じゃがいもの保存期間中に芽が出た
じゃがいもの保存期間中に芽が出てしまったときには、芽をすぐに取り除きましょう。
じゃがいもの芽には毒性があるので、1cm以上は取り除きます。
じゃがいもの芽取り後保存方法
じゃがいもの芽を取る方法は、包丁で芽の奥まで深く取ります。
芽にはソラニンという毒素があり、芽の根元までしっかりありますので取らないといけません。皮も一緒に厚めにむき水につけます。
ソラニンは、加熱しても分解されないので、しっかり取り除きましょう。
皮が緑色になった場合も同じソラニンという毒素がありますので、厚めに皮をむき水につけてから調理しましょう。
芽を取った後のじゃがいもは食べれますし、そのまま保存することができますが、すでに包丁の刃が入っているので、芽を取った翌日には使うようにしてください。
じゃがいもの芽が出てしまうと、味は落ち栄養も抜けています。
じゃがいもの見分け方と選び方
じゃがいもの腐っている見分け方と新鮮な選び方を説明します。
腐っている場合の見分け方
腐り具合は以下に当てはまると危険です。
- 汁が出ている
- 異臭がする
- カビが生えている
- シワシワになっている
新鮮な選び方
新鮮な選び方は、以下の通りです。
- 表面が乾いている
- 重みがある
- 芽が出ていない
- 皮が緑色になっていない
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じゃがいもの保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方
じゃがいもの保存食と常備菜の人気をご紹介します。
じゃがいもの保存食の種類
- スープ、ポタージュ
- カレー
- フライドポテト
- アンデス
- サラダ
- 煮物
アンデスとは、南米のアンデス地方で作られている保存食で、じゃがいもを外に出して凍結させて水分を出すことを繰り返して乾燥させたじゃがいものことです。
日本では凍み芋とも呼ばれています。
じゃがいもの保存食レシピの簡単作り方と保存期間
材料
- じゃがいも
作り方
- じゃがいもを外に出し凍らせる
- じゃがいもを解凍させて水分をぬく
- 再度凍らせる→解凍→水分をぬくを繰り返す
- 水分がぬけたじゃがいもを乾燥させる
- 保存期間は数年にも及ぶ
じゃがいもの常備食人気レシピの作り方と保存期間
じゃがいもの常備食として、シンプルにじゃがいもだけの煮物をご紹介します。
保存期間は2,3日です。
じゃがいもの漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間
じゃがいもの漬物はありません。
じゃがいもの保存食冷凍レシピ
肉じゃがを冷凍にできる、それもお弁当に入れれるレシピをご紹介します。
保存期間は2週間です。
じゃがいもをお弁当のおかず
じゃがいもをお弁当のおかずに入れるレシピをご紹介します。
保存期間は冷凍室で2週間です。
離乳食の保存
じゃがいもを離乳食に使うには、初期から大丈夫です。
じゃがいもをミルクで伸ばしたりしてスープや、じゃがいもをスティックにして手づかみにしたりと幅広くバリエーションがありますよ。
じゃがいもの保存方法と保存期間、保存食をご紹介しました。
保存状態が良ければ、最大6ヵ月も保存できるじゃがいも。
保存したからといって、そのままにせず、定期的にじゃがいもレシピを作りながら、様子を見てあげてください。
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