つくしの時期 2021年はいつ?愛知や岐阜や静岡・東京近郊総まとめ!

春の山菜のつくし。

日当たりのいい空き地や野原など、いろいろなところで見ることができ、採集しやすい山菜です。

かわいらしい見た目で、春の到来を感じさせる風物詩としても親しまれています。

つくしの出る時期はいつくらいで、どんなところで、どうやってとればいいか、いざとなると迷うこともありますよね。

つくしは本州では2月の下旬から3月いっぱいくらいまで多く見ることができます。

その場所の日当たりや土の様子などの環境にも左右されますが、やっと暖かくなり始めたな、というころから、桜の時期くらいまでが目安です。

この記事では、愛知、岐阜、東京、静岡などでつくしの取れる時期、2021年のつくしの具合や、つくしを見つけやすい場所、取り方などを解説します。

つくしの成長の様子によっても風味が変わってきますので、食べ比べてみるのもおもしろいですよ。

春の野で野趣あふれるつくしをぜひ探して味わってみてくださいね。

つくしの時期 2021年はいつ?【愛知】

3月に入ると、愛知県でもつくしの目撃情報があちこちでつぶやかれています。


名古屋の駐車場でも、つくしが顔を出しています。


愛知県で、つくしをとって召し上がっていらっしゃる方がいます。


名古屋の競馬場でもつくし目撃情報です。


豊明市でのつくしの様子です。群生しています。

つくしの時期 2021年はいつ?【岐阜】

岐阜でも、3月になると各地でつくしが目撃され、春の味覚を楽しむために採集されている方もたくさんいらっしゃいますね。

大垣市でのつくしの様子です。


地上に顔を出したばかりのつくしですね。

この日の最高気温は18度だとのこと。


岐阜の長良川沿いの土手でつくしを摘んでいる方がいます。

つくしの時期 2021年はいつ?【東京】

東京でもつくしを見つけることができます。

多摩川や、荒川などの土手や、皇居などでもつくしが出ているそうですよ。

2021年2月21日には、つくしが顔を出していたようです。


3月14日、東京で桜が咲いたことがニュースになりました。

平年より10日以上早い開花だということです。

つくしももちろん出ています。

つくしの時期 2021年はいつ?【静岡】

筆者は、静岡県在住です。

毎日の犬のお散歩コースでつくしを見つけたのは、2月下旬。2月19日に、出たばかりの小さなつくしをみつけ、21日には10センチ近くに伸びていました。

3月に入るとびっしりとつくしが群生し、ぐんぐん大きくなっている様子が観察できました。

2月末にすでにつくしが目撃されています。


つくしとカラスノエンドウの共演です。


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つくしを取る場所選びのポイント!

つくしは頑健で、いろいろな環境に適応できる植物で、沖縄をのぞく日本各地の川べりの土手や、水路の脇、空き地、野原など、わりとどこにでも生える野草です。

そして、つくしは成長の度合いによって、風味が変わってきます。

つくしは、頭の丸い部分で胞子をつくり、繁殖のために胞子を飛ばします。

胞子を飛ばす前のつくしは、みずみずしくて柔らかいのですが、苦みや風味が強く、好みがわかれるところです。

一方で、胞子を飛ばした後のつくしは、ややかたく、筋っぽくはあるものの、くせのない味わいです。

つくしを取る場所選びのポイントや、成長の度合いによるつくしの見分け方、取り方を解説いたします。

ただ、野草を取る場合にもマナーがあります。

  • 所有者の許可なく私有地に立ち入ったり、植物を採集したりしない。
  • 公共の場所であっても植物の採集を禁じていたり、立ち入り禁止のエリアがあるなどの場合はルールに従う。
  • 一か所で一つの野草を取りつくすことは避ける。
  • 他の植物を必要以上にいためたり、土地を荒らすことは控える。
  • 斜面など、足場の悪いところは気を付ける。
  • 滑落や転倒の恐れのある危険な場所に目当ての野草がある場合は潔く諦める。
これらのマナーを守ることがまず大前提となります。

つくしの好む環境としてのポイント

  • 日なた、または明るい半日陰の日照条件があるところ。
  • 乾燥しすぎず、適度に湿り気のある土壌のところ。
  • どちらかというと酸性土壌を好む。
  • 地下茎を伸ばして増えていく性質があり、群生するので、一本見つけたら周りをよく見る。
  • 草丈は10センチ前後と小さいので、視線を低くして探す。

食用に供するために確認したいポイント

  • 人通りのあるところであれば、道のすぐ脇よりも、1歩2歩踏み込んだ場所の方が汚染の可能性が少ないのでよい。
  • 自動車の交通量の多い場所は、排気ガスなどで汚染されている可能性があるので避ける。
  • 犬の散歩が多い場所、ごみなどが多い場所も汚染の可能性があるので避ける。

つくしの見分け方や取り方

苦味や風味が強いつくしの見分け方

  • 胞子を飛ばしていなくて、頭の部分がかたくつまっていて、青みを帯びている。
  • はかま(茎の途中に何か所かある、茶色い王冠のような形の部分)とはかまの間隔がせまい。
  • 草丈が低め。

クセがなくて食べやすいつくしの見分け方

  • 胞子を飛ばした後で、頭の部分が開いて、白っぽくなっている。
  • はかまとはかまの間隔が広い。
  • 草丈が比較的高い。

つくしの取り方

  • 根まで引き抜くのではなく、地上部をやさしく摘み取るイメージでとる。
  • 地際の柔らかく折り取りやすいところで折る。
  • 数本まとめて折り取ろうとせず、一本ずつ丁寧にとる。
  • 折り取るときに、手につくしの汁がつくのが気になる場合は、軍手などをはめる。

つくしの時期まとめ

  • 名古屋、岐阜、東京、静岡の各地で3月に入るとたくさんつくしが出ていて、採集して食べている方も多い。
  • 場所によっては2月中下旬からつくしが出始めている。
  • つくしは、明るく、適度に湿り気のあるところに群生する。
  • マナーを守って、手で折り取ってやさしく摘み取る。採集は容易な山菜である。
つくしは、日本各地に自生し、アスファルトやコンクリートの隙間でも根を張って伸びていくたくましい植物です。

つくしが伸びてくるのをみると、春を実感するという方も多いですよね。

ほろ苦い、独特の風味が春の味覚として親しまれてもいます。

春の温かい日に、ぜひつくしを摘んで食卓に春を運んでくださいね。

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