菜の花と食べ合わせ！良いもの悪いもの総まとめ！

春を告げる野菜といえば菜の花ですよね。

菜の花はスーパーに出回る時期も短く、価格も少し割高ですが、ぜひ手に取って食べてほしい、栄養たっぷりの野菜です。

そんな菜の花と一緒に食べたい、食べ合わせの良い食材を、理由と一緒に紹介していきます。

食材によっては、栄養を損なってしまう悪い食べ合わせもありますので、併せて紹介していきますね。

菜の花はお浸しくらいしか料理法を知らないという方も多いと思います。

良い食べ合わせを知れば、新しい料理法にも出会えるかもしれませんよ。

菜の花が持つ栄養のパワーを最大限引き出せるような食べ方を知り、食卓を彩ってみてください。

菜の花と食べ合わせが良いものは？

菜の花と一緒に食べると良い食材を紹介していきます。

天ぷら

菜の花にはカロテンが豊富です。

カロテンは緑黄色野菜に多く含まれている栄養素で、抗酸化作用があり風邪の予防やがん予防に効果があります。

カロテンは油に溶ける性質があるため、菜の花の天ぷらは効率的にカロテンを摂取する方法です。

肉類

カルシウムが豊富な菜の花。

カルシウムはタンパク質と一緒に摂取することで体内での吸収率がアップします。

菜の花と肉類を一緒に炒め物にしてみてはいかがでしょうか。

魚類

菜の花と魚類にはビタミンB2が豊富に含まれています。

皮膚や粘膜の修復に関わる栄養素で、不足すると口内炎や肌荒れの治りの遅延につながります。

豊富に含まれている食材同士を一緒に食べることで相乗効果が期待できます。

菜の花とサバ缶を使ったパスタがオススメですよ。

レモン

貧血予防に重要な鉄も菜の花には豊富に含まれています。

鉄はビタミンCと一緒に摂ることで吸収率がアップするので、サッと茹でた菜の花にレモンドレッシングをかけてサラダにしてみましょう。

チーズ

菜の花に含まれているビタミンCは体内でタンパク質の合成を促進する働きがあります。

タンパク質食材であるチーズとの食べ合わせで、よりスムーズに必要なタンパク質の合成が出来るようになります。

グラタンやチーズ焼きなら菜の花の独特な苦みも和らぎ、お子さんも美味しく食べられますよ。

様々な食材と組み合わせて食べることで、必然と料理の幅も広がります。

もちろんお浸しも美味しいですが、せっかく旬の菜の花ですから、色んな食べ方で楽しんでみましょう。

菜の花と食べ合わせが悪いものは？

良い食べ合わせを知ったら、悪い食べ合わせも知りたくなりますよね。

悪い食べ合わせも知っておくことで、料理の際に対策できて栄養面でも損をせずにすみます。

きゅうり

菜の花にはビタミンCが豊富に含まれています。

きゅうりにはアスコルビナーゼといって、ビタミンCを分解する作用のある成分がふくまれており、せっかくの豊富なビタミンCが損なわれれしまうのです。

アルコール

アルコールにも菜の花にも利尿作用があり、一緒に摂ることで脱水になる可能性があります。

春の宴会シーズン、菜の花とお酒を楽しむ機会があるかもしれませんが、飲みすぎたべすぎには注意しましょう。

ワーファリン

薬との飲み合わせも注意が必要です。

菜の花は、血液凝固に関わるビタミンKが豊富です。

ワーファリンは血栓予防のための薬で、ビタミンKの作用と相反することになり、一緒に飲むのは禁忌とされています。

悪い食べ合わせとは、栄養素を損なったり、吸収が損なわれたり、栄養の相乗効果で逆に悪影響を与える結果となったりする食べ合わせです。

良い食べ合わせも悪い食べ合わせも両方知っておけば、効率良く栄養を摂取できて、しかも美味しく食べることができますよね。

菜の花と一番栄養が摂れる食べ合わせ食材は？

食べ合わせを紹介してきましたが、どの食べ合わせが一番良いのか、ランキングで紹介していきます。

1位：菜の花と肉類

カルシウムの吸収率がアップする食べ合わせである、菜の花と肉類が1位です。

カルシウムは骨や歯の成分になるほか、筋肉収縮やストレス解消にも関与する栄養素です。

子供も大人も、しっかりと摂りたい栄養素ですよね。

鶏肉、豚肉、牛肉など、レパートリーも豊富に料理できるのもメリットです。

2位：菜の花とチーズ

菜の花とチーズの組み合わせで、ビタミンCの効果でタンパク質合成を促進する食べ合わせです。

タンパク質合成を促進することで、皮膚のケガの修復をスムーズにしたり、口内炎の治癒を早めたり、肌荒れを予防できます。

女性には嬉しい食べ合わせですよね。

3位：菜の花の天ぷら

油と相性がいいカロテンが豊富な菜の花。

天ぷらにすることで美味しく栄養が摂取できます。

菜の花食べ合わせまとめ

菜の花と色んな食材を組み合わせることで、良い食べ合わせにも悪い食べ合わせにもなり得ることがわかりましたね。

栄養を損なわずに、効率良く摂取するために、ぜひ良い食べ合わせで菜の花を食べてみてください。

お浸しが定番の食べ方ですが、他の食材と組み合わせることで料理のレパートリーも増えますよね。

独特な苦みもあり、子供のころは食べられなかったという方もいるでしょう。

ですが、栄養豊富な菜の花は、ぜひ子供にも食べてもらいたい野菜です。

記事の食べ合わせを参考に、子供でも食べられるような料理を考案してみてください。

家族みんなで、春の野菜を楽しみましょう。