春菊の食べ方!生で食べれる方法や鍋やすき焼きのときは?

春菊はどんな食べ方があるのか、レシピの幅を広げたいと思うこともありますよね。

春菊は、鍋やすき焼きのほか、生でも食べられて、料理のレパートリーが広がる野菜です。

今回は、春菊の定番の使い方から、ちょっと目新しい使い方まで、春菊をおいしく食べる方法をご紹介します。

春菊は、鮮やかな色と、さわやかな香りが特徴的な葉物野菜。

調理方法や、合わせる食材によって、いろいろな味わい方があります。

春菊の食べ方をいろいろ知って、おいしく豊かに春菊をたいらげてくださいね。

春菊食べ方は?生で食べれる方法は?

春菊は、生でも食べられる野菜です。

生で食べると、ダイレクトに春菊の香りを楽しむことができます。

茎が硬いなと思うときは、茎を外し、柔らかい部分をサラダで食べてみてください。

春菊を生で食べるときのポイントは、水につけてしゃっきりさせた後、水気をしっかりと切ることです。

水につけた春菊をざるにあげてからキッチンペーパーで水分をとる、サラダスピナーで回して水分を飛ばすなどして、しっかり水分を切って下さい。

シャキパリの春菊はドレッシングともよく絡み、おいしく食べることができます。

春菊の食べ方!鍋のときは?

春菊は、火を通しすぎると色も悪くなり、香りも飛んでしまいます。

春菊をとにかくおいしく鍋で食べたいときは、シンプルなスープで、さっと加熱して手早く引き上げて食べましょう。

湯豆腐や、しゃぶしゃぶなどがおすすめです。

春菊の下準備として、柔らかい葉先の部分と、太い茎の部分を分けておきます。

ひと手間なのですが、茎が柔らかくなるまで煮てしまうと、葉の部分には熱が入りすぎてしまうためです。

鍋に入れるときは、葉の方は、お箸で一口分をもって、煮えたスープにさっとくぐらせるくらいで十分です。

春菊は生でも食べられる野菜なので、完全に火が通らなくてもOKです。

さっとお湯にくぐらせるくらいの短い加熱時間で、シャキシャキした歯ごたえも残りますし、香りも立って、春菊のらしさをそのまま味わうことができます。

茎の方は、もう少し長い時間お湯につけていただきましょう。

葉とは違った歯ごたえが楽しめます。

薄切りの豚肉や、鶏肉のつくね、豆腐やきのこなどともよく合います。

春菊を楽しみたいときは、三つ葉やセリなど、個性の強い香味野菜とは一緒にしないほうがより香りを堪能することができます。

春菊の食べ方!すき焼きのときは?

甘辛で、醤油のうまみもたっぷりの割り下でいただくすき焼きにも春菊はつきものです。

こってりとしたお肉にや味のしみた糸こん、焼き豆腐などとともに春菊をほおばると、さわやかな香りがアクセントになります。

春菊は、すき焼きにおいては主役ではありませんが、なくてはならない大切な脇役です。

すき焼きに春菊を入れるときも、茎の部分と葉の部分では火通りが違うことを香料してカットしておくとよいです。

茎と葉に分けてしまってもいいですが、茎に葉を2~3枚つけて、茎の部分と葉の部分に分けてカットしておくと見た目がよくなります。

煮込みすぎると色も香りも悪くなるので、食べるだけ、少しずつ鍋に投入し、鮮やかな緑色のうちに引き上げて食べてくださいね。

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春菊の食べ方!人気ランキング!

1位 サラダ

春菊を春菊らしく食べるのは、なんといってもサラダ。

丁寧に下ごしらえすることで、おいしいサラダになります。

春菊と薄あげのサラダ

材料

春菊 1束
薄あげ 1/2枚
めんつゆ 大さじ1
お酢 大さじ1
ごま油 小さじ2

作り方

  • Step1
    茎と葉を分ける
    春菊の茎と葉を分けます。
  • Step2
    水にさらす
    春菊を水にさらして、パリッとさせます。そのあと、ざるにあげてペーパーで水気をふき取るか、サラダスピナーで回して水気を飛ばします。茎は薄く切ります。
  • Step3
    油抜き
    薄あげは、熱湯をかけて油抜きして、細く切ります。
  • Step4
    あぶる
    フライパンに油をひかずに、3の薄あげを入れて、カリカリになるまであぶります。
  • Step5
    ドレッシングを作る
    めんつゆ、お酢、ごま油を混ぜ合わせてドレッシングを作ります。
  • Step6
    あえる
    ドレッシングで、春菊と薄あげをあえます。※水菜を加えてかさまししてもおいしいです。

2位 おひたし

青菜のおいしい食べ方といえば、やはりおひたしです。

味付け次第でアレンジも自在です。

春菊のごまおひたし

材料

春菊 1束
薄あげ 1/2枚
だし汁 100g
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
練りゴマ 大さじ1

作り方

  • Step1
    ゆでる
    沸騰したお湯に、塩(分量外)を入れて、春菊を茎の方からお湯につけて1〜2分、さっと湯がいて、冷水にとってしめる。
  • Step2
    調味料を混ぜる
    食品用ポリ袋に、練りゴマ、だし汁、醤油、みりんを入れて混ぜあわせる。
  • Step3
    切る
    春菊の水分をよく絞る。食べやすい大きさにカットし、2に春菊をつける。
  • Step4
    味を馴染ませる
    調味液に春菊がしっかり浸るように袋の空気を抜いて、口を縛り、15分ほど味を馴染ませる。
  •  

3位 天ぷら

薄く衣をつけてサクッと挙げた天ぷらも、おいしい一品です。

揚げたてを、サクサクほおばってみてくださいね。

春菊の天ぷら

材料

春菊 1束
天ぷら粉 50g
氷水 80㏄
揚げ油 適量

作り方

  • Step1
    切る
    春菊が大きい場合は、2~3枚葉を残した茎の部分と、葉が多い葉先の部分に切り分けます。
  • Step2
    水にさらす
    春菊を水にさらして、パリッとさせます。そのあと、ざるにあげてペーパーで水気をふき取るか、サラダスピナーで回して水気を飛ばします。茎は薄く切ります。
  • Step3
    粉をまぶす
    ビニール袋に分量外の天ぷら粉少々と、一回にあげる分だけの春菊を入れてフリフリし、春菊全体に粉をまとわせます。この作業は、少しずつ分けてやる方がうまくいきます。
  • 衣をつける
    タイトル4
    水で溶いた天ぷら粉に、3の春菊をつけます。全体に衣がついたら、箸で軽くしごくと、余計な衣が取れます。
  • Step5
    揚げる
    160~170℃に熱した油に、葉が広がるように投入して、カリッとするまであげます。

4位 春菊の鍋物

春菊の常夜鍋

常夜鍋とはほうれん草と豚肉をシンプルな味付けのスープでにて、ポン酢でいただく鍋物です。

春菊でも美味しく作れます。

材料

春菊 3から4束 お好みで
豚薄切り肉 300g
1000ml
150ml
昆布 10㎝
ポン酢 量はお好みで

作り方

  • Step1
    切る
    春菊は、柔らかい葉先の部分と、太い茎の部分を分ける。
  • Step2
    火にかける
    鍋に、水、酒、昆布を入れて火にかける。
  • Step3
    煮る
    ふつふつ沸いてきたら、具材を煮る。一度にたくさん入れずに、一口分だけ春菊の葉を箸でつかんで、しゃぶしゃぶするようにお湯にくぐらせ、取り出す。
  • Step4
    茎を煮る
    春菊の茎は、葉よりももう少し長い時間煮る。
  • Step5
    豚肉を煮る
    豚肉もかたくならないように、煮過ぎないようにする。
  • Step6
    ポン酢で食べる
    具材をポン酢でいただく。小口切りのネギ、大根おろし、すりごまなどの薬味と一緒に食べてもおいしい。

5位 春菊の炒め物

春菊は、炒めてもおいしい野菜です。

炒め物なら、すぐにできるところもうれしいですね。

春菊とツナのごま油いため

材料

春菊 1束
ツナ 1缶
ごま油 大さじ1
適量

作り方

  • Step1
    切る
    春菊は、茎と葉を分けておく。茎は大きいようなら食べやすくカット。
  • Step2
    炒める
    フライパンにごま油を熱し、春菊の茎、ツナを炒め始める。
  • Step3
    葉を炒める
    ツナと茎が混ざって油が回ったら、葉を投入し、さっと炒め合わせる。
  • Step4
    塩をふる
    塩を振って味を調整する。手早く器に盛る。加熱しすぎると、色も風味も落ちていくので、手早く。
  •  

春菊の食べ方まとめ

春菊は、生でも加熱しても食べられる野菜です。

春菊をおいしく食べるコツは、茎と葉を分けること、加熱しすぎないようにすることです。

茎を葉を分けるというひと手間をかけることで、硬い茎を小さく切って食べやすくしたり、火通りが均一になるように加熱時間を調整したりします。

サラダで生で食べるもよし、天ぷら、おひたし、鍋、炒め物など、いろいろな調理法で楽しめますが、さわやかな香りが特徴なので、香りの個性が強すぎない、あっさりしてうまみのある食材とあわせるとおいしくなります。

いろいろな食べ方をためして、春菊の魅力をたくさん知ってくださいね。

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