れんこんが無いときや、値段が高騰しているときに代用として使える野菜があります。
れんこんの食感に似ているものとして、にんじん、じゃがいも、セロリが代用野菜として考えられます。
生ではシャキシャキとしていて、すりおろすともっちりとし、加熱するとホクホク感が増す、れんこんの食感の変化に合わせて使い分けましょう。
また、じゃがいもはれんこんの栄養価に近いので、れんこんが苦手な方は代わりに取り入れると栄養が取れますよ。
れんこんの代わりに別の野菜を使ってみることで新しい意外な組み合わせを発見できるので、代用野菜を使って料理を楽しんでみてください。
れんこんがないとき代用できる野菜は?
れんこんの代用野菜でおすすめは
です。
れんこんは横切り・縦切り・すりおろすことで様々な食感が楽しめる点に特徴があります。
それぞれの食感に似ている野菜を使うことで、れんこんの代用になります。
セロリ
セロリは独特の香りや味が強い野菜ですが、シャキシャキとした食感がれんこんと似ています。
季節によっては手に入りにくいこともありますが、れんこんと同じく生でも加熱しても食べられるので代用品として使いやすい野菜です。
栄養
セロリのほうがヘルシーですが、カルシウムはれんこんの約2倍含まれています。
また、キャベツと同じくキャベジンと呼ばれるビタミンUが含まれているため胃酸の分泌を抑え、胃粘膜を修復する作用があります。
特有の香りにはイライラを鎮める効果があると言われています。
代用料理
- サラダ:れんこんを繊維を断つように横切りに薄く切る(穴がきれいに見える切り方)とシャキシャキとした食感になります。
セロリの食感によく似ていて、生でも食べられるのでおすすめです。 - 炒め物:れんこんのきんぴらなどの炒め物の代わりに使えます。
にんじん
にんじんはれんこんと違い、見た目が赤くて目立つ色をしています。
少し硬めに加熱すると歯ざわりが似ているので、れんこんの代用に十分なります。特にきんぴらなどの炒め物にはぴったりです。
にんじんは一年を通して手に入りやすく安価な野菜で、生でも食べられるため使いやすい点も魅力です。
栄養
β-カロテンが豊富で、視覚の正常化や皮膚・粘膜を健康にしてくれる働きがあります。
また抗酸化作用があり、がん予防の効果も期待されています。
油とともに摂ると吸収が良くなります。食物繊維も豊富に含まれ、腸内環境を整えてくれます。
代用料理
- 炒め物:きんぴらなどの炒め物に加熱しすぎないようにして使うと歯触りが似ています。
- 南蛮漬け:大きさや歯ごたえをれんこんに似せたい時は拍子切り、食べやすさを重視するなら千切りにするなどお好みの大きさにしてください。油で揚げるのでにんじんのβ-カロテンがより多く摂取できるのでおすすめです。
- サラダ:生で食べられるためサラダにも向いています。
じゃがいも
じゃがいもは、れんこんに見た目も食感も栄養価も最も似ています。
加熱時間を短くするとじゃがいもはシャキシャキとした食感になるため、れんこんの食感を出したいときに代わりとしておすすめです。
すりおろせばもちもちとし、加熱時間を長くするとホクホク感が増すことも共通しています。
手に入りやすいため手軽に代用野菜として使うことができます。
栄養
れんこんには豊富にビタミンCが含まれ、でんぷんで包まれているため加熱しても壊れにくい性質がありますが、じゃがいもも同じです。
エネルギー量もほぼ同じくらい含まれています。
その他にもお腹の調子を整える食物繊維や高血圧を予防してくれるカリウムが含まれています。
代用料理
- 筑前煮:れんこんを繊維に沿って縦に切るとホクホクとした食感になりますが、じゃがいもの食感に似ています。メークインなど煮崩れしにくい品種がおすすめです。
- 揚げ物:はさみ揚げなどれんこんの代わりに使用できます。
- サラダ:じゃがいもを2分ほど茹でるとれんこんに似たシャキシャキとした食感になります。
- 炒め物:加熱しすぎないようにするとれんこんに似たシャキシャキとした食感になります。
- つくねやハンバーグ:すりおろしてれんこんの代わりに使うともちもちします。
れんこんの代用品の使い分けは?
代用野菜にはそれぞれの特徴があるので、特徴に合わせて使い分けをしましょう。
れんこんの代用として、食感、見た目、栄養などの中からどれを一番重視したいのかを考えて、代用野菜を選びましょう。
食感が似ている代用品
切り方 | 食感 | 代用野菜 |
---|---|---|
横切り | シャキシャキ | セロリ、じゃがいも |
縦切り | ホクホク | にんじん、じゃがいも |
すりおろし | もちもち | じゃがいも |
見た目が似ている代用品:じゃがいも
栄養が似ている代用品:じゃがいも
まとめ
れんこんの代用となる野菜はセロリ、じゃがいも、にんじんで、その中でもじゃがいもが最も食感や栄養価が似ており、れんこんの代わりに使いやすい食材です。
れんこんは切り方や調理法でそれぞれ異なる食感を楽しめる野菜なので、代用になる野菜は他にもたくさん見つかるかもしれません。
れんこんが手に入らないときでも、代用野菜を使っていつもと違う味や食感を楽しんでみてくださいね。
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