れんこんは、調理の仕方や切り方でしゃきしゃき・ほくほくなど様々な食べ方があって美味しいですよね。
しかし、野菜の中でもれんこんの栄養はあまり聞くことがないです。
そんなれんこんですがせっかく食べるなら、栄養が一番残る食べ方で食べたいですよね。
そこで今回は、れんこんの一番栄養の残る食べ方をご紹介します。
まずはれんこんに含まれる栄養を知って、様々な食べ方ができるれんこんのどんな料理が良いのか順番にご説明します。
最近では、れんこんが花粉症対策に効果があることもわかってきました。
花粉症は毎年のことなので少しでも楽にしたいですよね。
れんこんの花粉症に効果的な食べ方もご紹介しています。
もともと1本のれんこんは、いくつかの節に分かれています。
お店では1つの節ごとに売られていますが、節によって味や食感が違います。
また、れんこんは旬の時期が終わるとお店では水煮としても売られていて一年中、手に入ります。
れんこんの節や水煮の場合の美味しい食べ方についても書いています。
この記事を読んで、れんこん料理のレパートリーを増やしてしっかり栄養も摂ってみてくださいね。
れんこんの食べ方で一番栄養が残るレシピは?
れんこんの栄養が一番残る食べ方は、みそ汁です。
れんこんには、ビタミンCと食物繊維が豊富です。
ビタミンCは、加熱することで減ってしまったり、茹でることで水と一緒に溶け出てしまう性質があります。
れんこんにはでんぷんも含まれているため、このでんぷんによってビタミンCが守られていて、加熱してもあまり減ることはありません。
みそ汁であれば、れんこんを茹でた汁もみそ汁の汁として全て食べることができるので、栄養も無駄なく摂ることができます。
また、みそ汁は具材の組み合わせを変えたり、豚汁にもアレンジできるので毎日少しずつ食べることもできます。
れんこんが花粉症に効果がある食べ方は?
れんこんが花粉症に効果的な食べ方は、甘酒れんこんです。
これはれんこんを無駄なく使い切ることができます。
れんこんは皮をきれいに洗ってすりおろします。
すりおろしたれんこんと甘酒を混ぜて少し温めると甘酒れんこんの出来上がりです。
栄養価の高い甘酒と組み合わせることで、身体全体を整えることができます。
また、甘酒は自然な甘みがあるので甘みの少ないれんこんを飲みやすくしてくれますね。
れんこんにはムチンやポリフェノールの栄養も含まれています。
れんこんを切った時に糸が引き、ネバネバすることがありますが、これがムチンという成分です。
私の経験では、泥付きのれんこんや買ってすぐの新鮮なれんこんほど切った時に糸を引きます。
ムチンは粘性があり、粘膜を保護する成分があります。
花粉症で傷つきやすい目や鼻の粘膜を保護してくれますね。
他にもれんこんに含まれるポリフェノールには、消炎作用や抗酸化作用があります。
れんこんのポリフェノールはアレルギー反応を引き起こすヒスタミンを抑える効果があるため、アレルギー反応である花粉症にも効果があります。
れんこんの節を使った食べ方は?
れんこんの芽のついている第1節はサラダ、第2・3節はきんぴら、煮物、第4節はすりおろしてハンバーグやスープで食べましょう。
お店で売られているれんこんは、1個1個切られた状態になっていることがほとんどですが、もともとれんこんはいくつかの塊が繋がって成長しています。
この塊をそれぞれ節と呼んでいます。
お店で買った時に同じ産地でも固さや食感が違うのは、部位が異なるからです。
まず第1節が一番若く、丸っこい形をしていて繊維が少なく柔らかく、芽がついているのが特徴です。
第2・3節が一般的なれんこんの部分でやや長めの丸い形をしています。
第4節になるとやや細長く繊維質で固いです。
私の経験では、お店で売られている第4節はれんこんの穴がはっきりと見えていることが多く、少し茶色くなっていることがあります。
一番柔らかくみずみずしい第1節は、さっと茹でてサラダや酢ばすがおいしくいただけます。
第2・3節は、一般的な煮物やきんぴら、みそ汁、天ぷらやはさみ揚げなど幅広く使えます。
第4節は、スライスして茹でても繊維質を感じることがあるので、すりおろして料理に使うとよいです。
れんこんの美味しい食べ方は?
れんこんの美味しい食べ方は、ガーリックれんこんがおすすめです。
鉄板焼き屋さんで初めて食べた時においしくて感動して、自分でも作ってみたら割と簡単に再現できました。
れんこんをちょっと厚めの1~2㎝くらいにカットして、予め茹でておきます。
フライパンにバターを入れてれんこんを軽く焼きます。
お好みでしょうゆ、塩、ガーリックパウダーをかけて両面焼き付ければ出来上がりです。
旬の時期の皮付きのれんこんで作るとれんこんの風味も増してさらに美味しいですよ。
れんこんの水煮の美味しい食べ方は?
れんこんの水煮の美味しい食べ方は、はさみ焼きや唐揚げです。
れんこんの水煮は、下処理済みで開封するだけで使えるので便利ですよね。
また、丸のままやスライス済みのものなどバリエーションもあります。
しかし、れんこんの水煮は皮が剥かれ、加工済みなのでれんこんの風味があまりないのが残念です。
れんこんの水煮は一般的なれんこん料理には、ほぼ使えますが味はちょっと物足りなくなってしまいます。
水煮として売られていてもれんこんの食感は残っているので、食感を活かした食べ方にすると美味しくいただけます。
スライス済みのれんこんであれば、挽き肉をはさんではさみ焼きにするとれんこんの食感は残っていて、味もしっかりつきます。
また、丸のままのであれば1.5cm角くらいに切って、にんにく、しょうが、砂糖、しょうゆ、酒で下味をつけて片栗粉をまぶして2~3個くらいずつまとめて揚げるとれんこんの唐揚げの完成です。
こちらも食感は残っているので美味しいですよ。
ぜひ試してみて下さいね。
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