あやこまちの特徴や旬の時期!食感はねっとりで甘さは?

あやこまちは、別名オレンジ芋と呼ばれている通り、果肉がオレンジ色をしていることが特徴です。

他のさつま芋とは旬の時期やカロリーなどの栄養面、糖度がどのように違ってくるのか気になりますよね。

あやこまちの特徴や産地などを解説するとともに、オススメの食べ方もご紹介します。

オレンジ色で珍しいさつま芋ですが、珍しいからこその特徴や美味しさを知ってください。

あやこまちの特徴

あやこまちは、サニーレッドとはまこまちという2種類の品種を掛け合わせて出来た品種で、2006年に登録された比較的新しいさつま芋です。

あやこまちの1番の特徴は果肉の色です。

一般的なさつま芋が薄い黄色をしているのに対して、あやこまちの果肉は鮮やかなオレンジ色をしています。

親にあたる2種類のさつま芋も果肉はオレンジ色をしており、特徴を受け継いでいます。

読み方・別名 別名=オレンジ芋
旬の時期 収穫=10月上旬~11月中旬
食べごろ=10月下旬~1月
産地 全国のさつま芋栽培地
食べ方 天ぷら、スイートポテト、焼き芋
食感の種類 ねっとり

あやこまちの味や食感

あやこまちは加熱するとねっとりとした食感となります。

繊維質は少なめで、焼き芋などでたべてもスジっぽさはあまり感じません。

さつま芋らしい優しい甘さは冷めても美味しく味わえます。

貯蔵後の味や食感

一定期間貯蔵した後の方が甘さは引き出されています。

あやこまちの糖度・甘さ

正確な糖度はデータがありませんが、さつま芋らしいしっかりとした甘さがありながらも後味はすっきりとしています。

冷めても甘さを感じられ、スイーツだけでなくサラダにしても美味しく食べられます。

貯蔵後の糖度・甘さ

一定期間貯蔵したあとの方が甘さは引き出されています。

さつま芋に含まれるデンプンが糖に分解されるからです。

あやこまちも貯蔵後の方が甘いです。

収穫は10月上旬から始まりますが、甘さが増したものが出荷されるのは10月下旬以降になるといえるでしょう。

あやこまちの産地

あやこまちは全国のさつま芋栽培地での栽培に適した品種です。

福岡県、鹿児島県、千葉県、茨城県、福井県など、全国のさつま芋栽培地で栽培されています。

観光で訪れた際には、栽培されている地域で手に入ることもあるので、ぜひ、手にとってみてください。

サニーレッドとはまこまちを掛け合わせて出来たのがあやこまちです。

サニーレッドが九州での栽培に適している品種であることから、あやこまちも九州で栽培されていることが多いようです。

あやこまちの見た目や中身の色

皮の色は一般的なさつま芋と同じような赤紫色をしていますが、果肉の色は鮮やかなオレンジ色です。

サニーレッドとはまこまちという品種を掛け合わせて出来たのがあやこまちで、親の2品種とも果肉はオレンジ色です。

大きさは「中」といわれ、それほど大きく育つわけではありません。

はまこまちが外観に優れた品種であり、あやこまちも特徴を受け継いで皮の表面にハリがあり綺麗な色、形をしています。

あやこまちのカロリー

あやこまちのカロリーは正確なデータがありません。

一般的なさつま芋と、甘味が強い品種のカロリーを比較してみましょう。

(生のもの100g当たり)

一般的なさつま芋 130Kcal
甘みが強いさつま芋 160Kcal

あやこまちは、しっかりとした甘みがありながらもすっきりとした後味が感じられるさつま芋です。

特別甘みが強い品種ではないため、カロリー面では一般的なさつま芋に近いと言えます。

あやこまちの栄養

あやこまちは果肉がオレンジ色であることが特徴です。

オレンジ色の果肉にはカロテンが多く含まれています

ニンジンにも含まれているカロテンは抗酸化作用があり、細胞の老化を予防し、がんの抑制や老化防止に効果が期待されています。

一般的なさつま芋にはカロテンはほとんど含まれておらず、果肉がオレンジのあやこまちならではの栄養です。

スポンサードリンク

あやこまちの旬の時期

あやこまちの収穫時期は10月上旬から始まり、11月まで続きます。

一定期間貯蔵してからの方が甘味が増しているので、食べごろは10月下旬からと言えるでしょう。

ネット販売では12月からあやこまちの販売を始めるサイトもあるようです。

他のさつま芋の品種と比べて、あやこまちは貯蔵性に優れており、長く楽しめるさつま芋であるとも言えます。

あやこまちの食べ方

あやこまちは鮮やかなオレンジ色の果肉が特徴で、食べる時も色を活かした食べ方がオススメです。

  • サラダ
  • ポタージュ
  • スイートポテト

冷めても美味しく食べられるので、冷たいスイーツにしても良いでしょう。

また、豊富に含まれるカロテンは、油と一緒に摂ると吸収率がアップする性質があります。

  • 天ぷら
  • 大学芋

などの揚げ物にすることで効率よく美味しく栄養を摂取できます。

鹿児島県内の酒造では、あやこまちを使った芋焼酎も販売されています。

全国で栽培可能なあやこまちは、比較的新しい品種でありながら、栄養面や美味しさで注目を集めつつあるさつま芋です。

オレンジ色のさつま芋は珍しいですが、食べ方は他のさつま芋と同じで焼き芋やスイーツ、料理にも使えます。

カロテンが豊富に組まれるのはオレンジ色のさつま芋ならではです。

ニンジンが嫌いなお子様には代替食材として使ってみてはいかがでしょうか。

普通のさつま芋に飽きたら、オレンジ色のあやこまちをぜひ食べてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です