甘太くんの特徴や旬の時期!食感はねっとりして甘みは?

さつまいもの中で特に甘みが強い事で注目されている「甘太くん」。

知名度は上がっていますが、まだ見慣れていない方はどんな特徴なのかわからず買うのに躊躇してしまうかもしれません。

産地、旬の時期、味や食感について気になりますよね。

甘太くんは「紅はるか」を熟成させて作ることで糖度が増しているため、驚くほど甘くてねっとりしていてスイーツのように美味しいです。

九州ではローソンの焼き芋に登場し、美味しさが口コミで伝わり大人気になっています。

知れば知るほど食べてみたくなる、魅力あふれる甘太くんについて、気になるカロリーも詳しくご紹介していくので、さつまいも選びの参考にしてください。

甘太くんの特徴

甘太くんは甘さが強いことが一番の特徴です。

「紅はるか」を大分県で育て、40日以上熟成させて作ります。

JA全農大分が2008年に商標登録しており、主に関西や九州に出荷されています。

室温13~15℃、湿度85~95%の環境で40日以上熟成することででんぷんが糖に変わり、特徴的な甘さと美味しさを作り出します。

さらに、しっかりと糖度検査をして定められた基準をクリアしてから出荷されるため、甘くておいしく食べることができます。

有名な焼き芋屋さん「焼き芋丸じゅん」ではさつまいもを50銘柄扱いますが、2019年にはシルクスイートを抑えて人気ランキング一位を獲得しているほど甘くて人気のさつまいもです。

読み方・別名 かんたくん
旬の時期 12月~3月
産地 大分県
食べ方 焼き芋、干し芋、スイーツ、ポタージュ
食感の種類 ねっとり

甘太くんの味や食感

ねっとりとした食感で、焼き芋にすると蜜がにじみ出てくるように、とても甘みが強いです。

ペーストにしてお菓子に加工してもおいしくいただけます。

甘太くんの糖度・甘さ

豊富に麦芽糖が含まれており、通常のさつまいもの1.5倍の糖度があります。

焼き芋にするとさらに甘みが増します。

他の品種比較しても糖度の高さが一目瞭然です。

甘太くんの産地大分県でのみ商標登録がされ、生産・販売されています。

甘太くんの見た目や中身の色甘太くんの品種は紅はるかを使用しているため、見た目や中身の色は紅はるかと同じです。

さつまいもらしい紡錘形の均整の取れた形で、皮の色は鮮やかな赤紫色をしています。

中身は、白みの掛かった黄色で、皮の赤紫色との対比も鮮やかです。

甘太くんのカロリー糖度が高いため、一般的なさつまいもよりも高カロリーです。

焼き芋
甘太くん 25度 40度~
紅あずま 14度 32度
シルクスイート 8.8度
一般的なさつまいもの焼き芋 甘太くん
100g当たりのカロリー 130~140kcal 約160kcal
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甘太くんの栄養

甘太くんは

  • 麦芽糖が豊富:スッキリとした甘み
  • 食物繊維が多い:整腸作用が高い
  • ヤラピンが多い:整腸作用が高い

という特徴があります。

甘太くんの旬の時期

大体10月ごろに収穫が始まり、それから40日間の熟成期間に入るため、旬の時期は12月~3月にかけてです。

甘太くんの食べ方

甘太くんはじっくり加熱することで甘みが増します。

おすすめの食べ方は

  • 焼き芋
  • ふかし芋
  • 天ぷら
  • ペーストにしてお菓子作りに利用する
です。

また、焼き芋をラップに包んで保存袋に入れて冷凍すると、アイスのように食べることができます。

ねっとりとした甘太くんの食感がアイスにするととても美味しいと評判です。

JA全農大分でも、甘太くんの冷凍焼きいもを販売していて、好評です。

是非試してみてください。

 

甘太くんはとても甘みが強く、近年人気があるさつまいもだということがわかりました。

筆者が住む北海道では、まだ見たことがありませんが、ネットを使って取り寄せてみることができるので購入してみたいと思います。

焼き芋や天ぷらにして実際に食べて、特徴的と言われる甘みを味わうことが今から楽しみです。

色々な品種が販売されているさつまいも、身体にもお肌にもいいので、食べ比べてみて違いを楽しみましょう。

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