シルクスイートの特徴や旬の時期!食感はなめらかく甘さが強い!

シルクスイートは人気のあるさつまいもの一つです。

さつまいもにも種類によって様々な特徴がありますが、シルクスイートは滑らかさと甘さが最大の特徴です。

シルクスイートの特徴は他にもあり、特徴を活かした調理法を覚えておくと、より美味しく食べられます。

また、美味しいシルクスイートを見つけるためにも、旬の時期や産地、糖度についても押さえておくと、選ぶときのヒントになりますよ。

今回は、他のさつまいもと違うシルクスイートの特徴を、旬の時期や産地、糖度、食べ方といったポイントから解説します。

さつまいもは甘くてホクホクして、ついつい食べてしまいますよね。

シルクスイートの気になるカロリーについても、解説します。

シルクスイートの魅力を知って、他の種類のさつまいもと食べ比べて楽しみましょう。

シルクスイートの特徴

シルクスイートは、春こがねに紅まさりを掛け合わせたさつまいもで、滑らかさと、ほどよい甘さが特徴です。

読み方・別名 しるくすいーと
旬の時期 11月頃~2月頃
産地 茨城県、福島県
食べ方 焼き芋、干し芋、スイーツ、ポタージュ
食感の種類 収穫直後はホクホク。貯蔵するとしっとり。

シルクスイートの味や食感

  • 味は甘さが特徴的で、上品な味わいを楽しめ、冷めても美味しい
  • 食感は滑らか

シルクスイートは甘さと滑らかさがバランス良く、上品な味わいが楽しめます。

シルクスイートは、収穫直後と貯蔵後によって食感が異なり、2つの食感を楽しむことができます。

収穫した直後は、やや粉質のねっとりした感じでホクホクした食感になります。

貯蔵することによって、粘質に変わってきます。

十分貯蔵されると水分が多くなり、その名の通りシルクのようにしっとりと滑らかな舌触りと、のどごしの良さが楽しめますよ。

シルクスイートの糖度・甘さ

  • 糖度は、約8.8(一般的なさつまいもは約7)
  • すっきりとしながらも、濃厚な甘さがある

シルクスイートの糖度は、一般的なさつまいもよりやや高いですが、甘さが強すぎるほどではありません。

口に残るような甘さではなく、品の良い甘さがあり、しつこさもないため、飽きずに食べられます。

シルクスイートは貯蔵されることによって、甘さが増すため、保管期間を変えて食べ比べてみても良いと思います。

シルクスイートの産地

シルクスイートの産地ベスト3

1位 茨城県

2位 福島県


3位 鹿児島県

シルクスイートは東日本を中心に栽培されています。

特に、茨城県や福島県で多く栽培されていますが、さつまいもの有名な産地である九州でも栽培地が増えてきました。

さらに、シルクスイートには耐寒性があり、最近では北海道産のシルクスイートも売られるようになっています。

2012年に誕生したばかりのシルクスイートは、スーパーなどで頻繁に見かけるまでにはもう少し時間がかかりそうです。

でも、徐々に産地が増えてきており、多く出回るようになる日も近いかもしれませんね。

シルクスイートの見た目や中身の色

  • 見た目はやや短い紡錘型
  • 皮の色は濃い紅色で、中身は鮮やかなクリーム色

シルクスイートの形は、いかにもさつまいもらしい紡錘型をしています。

見た目は、皮や中身の色合いから、紅はるかに似ていると言われます。

シルクスイートのカロリー

シルクスイートのカロリーは、100g当たり163kcalで、軽く盛り付けたご飯一杯と同じ程度です。

一般的なさつまいものカロリーが100gで132kcalなので、シルクスイートはさつまいもの中でも、若干カロリーが高い方だと言えます。

でも、例えば、ショートケーキは100gで344kcalあり、シルクスイートはカロリーが高いとは言え、スイーツの中では低カロリーなのが分かります。

シルクスイートは低カロリーながら、お腹も十分満たしてくれるので、身体に嬉しいスイーツですね。

ダイエット中に甘いものがどうしても食べたくなったとき、シルクスイートをちょっと食べるのはおススメです。

甘さがあり、栄養豊富なシルクスイートは、ケーキなどのスイーツよりも罪悪感もなく食べられますね。

シルクスイートの旬の時期

シルクスイートの旬は、11月頃から2月頃にかけてです。

収穫時期は9月下旬から10月になりますが、収穫後約1ヵ月の貯蔵期間を経て出荷されます。

店で購入するシルクスイートは、貯蔵後のものであり、食感や甘さが十分に食べ頃になっている理由が分かりますね。

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シルクスイートの食べ方

シルクスイートは素材そのものを活かした食べ方が、一番おススメです。

滑らかな食感は、スイーツだけではなく、ご飯にもピッタリです。

焼き芋

シルクスイートの最もおススメの食べ方は、焼き芋です。

シルクスイートが人気になったのも、焼き芋が火付け役でした。

貯蔵期間の違いによる食感の差をよく感じられる食べ方でもあります。

シルクスイートの水分の多さと、滑らかな食感が焼き芋にすることで、芋自体をさらに美味しくしてくれます。

オーブンでじっくり焼くと、より甘くなりますよ。

干し芋

シルクスイートの甘みを最大限に活かす食べ方は、干し芋です。

時間の経過で甘みを増すシルクスイートの特徴を利用できます。

シルクスイートの食感と甘みは干すことで、デザートに匹敵するほど美味しくなります。

よく熟成した食べ頃のシルクスイートを切って天日干しするだけで、簡単に出来上がりますよ。

スイーツ

シルクスイートは繊維が少なく、ほどよい甘さからスイーツにもおススメです。

砂糖を入れなくてもしっかり甘さが感じられるため、ヘルシーなスイーツが作れます。

スイーツでは、特にスイートポテトやプリンにすると、シルクスイートの滑らかさが活かせますよ。

ポタージュ

シルクスイートの滑らかさを活かした料理を作りたいときは、ポタージュがおススメです。

じゃがいもやとうもろこし、かぼちゃが定番のポタージュも、シルクスイートを使うことで優しい甘みを感じられる滑らかなポタージュに仕上がります。

まとめ

シルクスイートは、2012年に誕生し、出回るようになったばかりの品種ですが、人気の高いさつまいもになってきました。

シルクスイートの特徴である滑らかな食感と、ほどよく品のある甘みが人気の秘密で、特に焼き芋がおススメです。

安納芋ブームに次ぐ、代表的なさつまいもになれる可能性を秘めた品種とも言われています。

シルクスイートは、収穫直後と貯蔵後で異なる食感を楽しむことができます。

シルクスイートを大量に購入できたときは、保存期間の長さごとに食べ比べをしてみても良いでしょう。

さつまいもにも、様々な種類があります。

シルクスイートをまだ食べたことのない方も、よく食べる方も特徴を覚えた上で、シルクスイートの魅力に浸って秋の味覚を楽しんでください。

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