大根の皮を剥かないレシピ 皮ごとの理由と洗い方

大根の皮は硬い、土がついて綺麗ではないなど、様々な理由で私たちは大根の皮を剥きます。

しかし、皮を剥く必要がなくそのまま料理できるなら手間も省けて楽ちんですよね。

なぜ皮を剥くのか、剥いた方が良い理由と、剥かない場合の皮の洗い方や栄養について解説していきます。

大根の皮はむかない?そのまま?

ほとんどの方が大根の皮を剥いて料理に使うでしょう。

でも、表面に付いている土を綺麗に洗い落とせば皮ごと料理に使えるのです。

炒め物やサラダにするときは剥かずにそのまま料理しましょう。

軟らかく煮たり、味を染み込ませたいときは皮は剥くことをお勧めします。

大根の皮をむく理由

大根で煮物を作る場合は皮を剥きましょう。

理由は、

①皮の土臭さが残らないようにするため

②軟らかくして味を染み込みやすくするため

です。

大根の皮は厚くて硬いので、煮込んでも軟らかくなりにくく味が染み込むのを妨げてしまいます。

少し厚めに剥いてから煮込むと食感も良くなります。

おでんを作るときは大根の皮は剥きましょう。味がしっかり染み込んだ、トロトロの大根が出来ますよ。

大根の皮の栄養

大根にはジアスターゼという消化酵素が豊富で、胃の働きを助けてくれます。

皮付近に多く含まれているため、皮は剥かずに一緒に料理に使いましょう。

ジアスターゼは熱に弱い性質のため、サラダや大根おろしなど生のまま食べるのがオススメです。

また、ビタミンCも皮付近に多く含まれています。

ビタミンCも熱に弱いため、大根の栄養を効果的に摂取するには生のまま食べる方が良いと言えます。

ビタミンCは抗酸化作用があり、風邪のひきはじめや予防に効果が期待できます。

大根が旬を迎える冬に、焼き魚に大根おろしを添えたり、みぞれ汁にしたり、大根の栄養を余すところなく摂取しましょう。

大根の皮ごとの洗い方

大根を皮ごと料理するときは、綺麗に洗ってから使います。

①流水で表面の土を落とす

②清潔なたわしで表面をこすり洗いする

③再度、流水で表面を洗う

ひげ根が生えている部分はへこんでいて土が入り込んでいることがあるため、しっかりと洗いましょう。

へこみが深い場合はくり抜きます。

ひげ根は食べても害はありませんが、大根おろしにするとき以外は食感が悪くなるので取り除きましょう。

皮の一部に傷がついて変色している場合は取り除きましょう。

土の中で成長する大根ですから、表面に土がついていることもあります。

土が残ったままにならないよう、しっかりと洗いましょう。

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大根の皮ごとレシピ

大根を皮ごと食べられるレシピをご紹介します。

大根のきんぴら

    <材料:2人分>

  • 大根・・140g(1/4本)
  • ニンジン・・60g(1/3本)
  • ごま油・・小さじ2
  • しょう油・・大さじ1
  • 砂糖・・小さじ2
  • 七味・・お好み
  • ごま・・適量

①大根とニンジンはしっかりと洗い、皮ごと千切りにする。

②フライパンにごま油を熱し、大根、ニンジン、砂糖を加え炒める。

③砂糖が全体に馴染んだところでしょう油を加えて、野菜に火が通るまで炒める。

④お好みで七味を加えて辛さを調節する。

⑤お皿に盛り付け、上からごまを振って出来上がり。

ピクルス

<材料>

大根、穀物酢(リンゴ酢でも可)、砂糖

①大根は、作る分だけ皮ごとしっかりと洗い、2cm幅のいちょう切りにする。

②酢に砂糖を加えてピクルス液を作る。
*砂糖の量はお好みで調整する。

③ピクルス液にいちょう切りにした大根を漬けこみ、タッパーなどに入れて冷蔵庫で保存する。

1日漬けこんで完成。冷蔵庫で2週間は保存できる。

まとめ

大根の皮付近には栄養が豊富に含まれているため、より多くの栄養素を摂取するためには皮ごと食べることをお勧めします。

大根の皮は硬く、味の染み込みやすさや、軟らかさを求められる煮込み料理には不向きなため、大根をどう料理するかによって使い分けましょう。

しっかり洗って色んな料理に皮ごとの大根を使ってみてください。

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