大根の代用|おでんやおろしに代わりになるものは?

大根は一年を通して食卓に並ぶ万能な野菜ですが、大根の代用になる野菜も実はあります。

大根の価格が高いときや、定番の大根レシピに変化が欲しいとき、大根が苦手な場合に、大根の代用野菜を試してみましょう。

大根といえば、おでんやおろし、はちみつ大根が思いつきますが、代わりの野菜にしてみることで、バリエーションが豊かになります。

大根のあく抜きのために、米のとぎ汁を利用しますが、他の野菜にも同じ方法が使えますよ。

今回は、大根の代用について、いくつかのポイントから解説します。

大根の代用野菜を覚えておくと、いざというときに、非常に便利です。

大根の代用野菜は?

大根の代用野菜で、おススメは、

  • かぶ
  • ラディッシュ
  • コールラビ
  • 冬瓜

です。

ラディッシュはサラダがおススメですが、味噌汁など加熱料理にも使えます。

コールラビもサラダが美味しいですが、火を通しすきなければ、煮込みにも合います。

これらの野菜の他にも、調理によって、大根の代用におススメの野菜があります。

他の代用野菜については、それぞれの項目で解説します。

大根おろしの代用野菜

大根といえば、おろしで魚料理や、肉料理に添えることが多いですよね。

特に、消化の良さでも、大根おろしと焼魚は最強のコンビですが、味を変えたいときには、大根の代用になる野菜でも試してみましょう。

大根おろしの代用になるのは、

かぶ

見た目も大根おろしと差はなく、大根おろしよりも柔らかくて優しい食感になります。

味は少し苦味を感じます。

きゅうり

きゅうりは、おろすとみずみずしく、青臭さはありますが、大根おろしよりもサッパリとした味になります。

にんじん

にんじんおろしで、彩りを添えることができます。

にんじんは、消化にも良いです。

トマト

トマトはおろすよりも、刻んで使う方がおススメです。

トマトの酸味が、意外にも焼魚との相性も良いです。

おろしを大根以外にしてみると、普段とは違う味を楽しめますよ。

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米のとぎ汁で、大根以外で代用できるものは?

大根は、米のとぎ汁で、あく抜きをすると、苦味やえぐみが取り除け、味の染み込みも良くなります。

米のとぎ汁は、野菜独特の臭いを消す効果もあります。

大根の他に、米のとぎ汁で下茹でができる野菜は、

  • たけのこ
  • さといも
  • にんじん
  • ごぼう

です。

ちなみに、下茹でには、2回といだ後のゴミなどが取り除かれたとぎ汁を使いましょう。

米ぬかや重曹を使ってあく抜きをすることが多い野菜も、米をといだときのとぎ汁さえあれば、準備する手間も省け、簡単ですね。

冬瓜は大根の代用になる?

冬瓜は大根の代用になります。

大根はアブラナ科、冬瓜はウリ科と、違うようにも見えますが、冬瓜も、低カロリーで、むくみ解消の効果があります。

冬瓜も、サッパリとした薄味で、煮込むことで柔らかくなります。

もちろん、生でサラダにしたり、味噌汁の具材にしても、美味しいです。

見た目は大根そっくりですが、特に煮込むと、大根よりもトロトロした食感になります。

冬瓜も大根のように下茹でしてから使うと、あく抜きができて、味も染み込みやすくなりますが、冬瓜は米のとぎ汁ではなく、水で大丈夫です。

大根と同じように調理でき、味の特徴も似ているため、大根の代用に冬瓜が重宝します。

はちみつ大根を大根以外で代用できる野菜は?

のどの痛みや、止まらない咳には、はちみつ大根が効果的です。

はちみつと大根には、殺菌作用と保湿効果があり、のどに働きかけてくれます。

はちみつ大根は免疫力アップにもなり、風邪予防にも良いです。

定番のはちみつ大根を、大根以外の野菜でも試してみましょう。

はちみつ〇〇のおススメ野菜

しょうが

殺菌作用があり、はちみつとの相性もバッチリです。

身体も温まります。

トマト

はちみつの甘さとトマトの酸味が爽やかです。

ビタミンCが豊富に摂れて、免疫力アップにもなります。

れんこん

抗炎症作用があり、ビタミンCも豊富です。

れんこんの場合は、すりおろした汁をはちみつと合わせて、お湯で割って飲みます。

はちみつに浸けた野菜は、そのまま食べても良いですし、漬け物やサラダ、炒め物などに活用できます。

大根だけではなく、他の野菜でも作っておくことで、活用術も広がりますね。

おでんの大根で代わりになるものは?

おでんの大根の代用になる野菜

じゃがいも

メークインは煮崩れしにくい分、味も染み込みにくいです。

男爵は煮崩れしやすいですが、味がしっかり染み込みます。

ただ、ゆっくり煮込めば、どちらでも美味しく食べられるので、お好みで選んでみましょう。

さといも

ホクホク感とねっとり感が、おでんの汁とも良く合います。

さといもは冷めにくいので、寒い季節にピッタリです。

生のさといもは、下茹でしてから使いましょう。

なす

おでんになすは、意外な組み合わせかもしれませんが、大きく切ったなすをおでんに入れると、美味しいですよ。

味が染み込んで、トロッとした食感がおでんによく合います。

たまねぎ

小さめのたまねぎは、丸ごと入れましょう。

煮込めば煮込むほど、甘みが出てきます。

トマト

おでんの汁とトマトの酸味が意外に合います。

湯剥きしたトマトを入れることで、味がよく染み、他のおでん種にも馴染みます。

にんじん

おでんは練り物が中心で、彩りの鮮やかさに欠けます。

にんじんを入れることで、視覚的にも食欲をそそります。

大根と同様に、最初からおでんに入れると、味が染み込みます。

まとめ

大根が当たり前だと思っていた料理でも、他の野菜で代用できることを解説しました。

おろしやおでん、はちみつ漬けは、大根がなければできないと思われがちですが、代用野菜を使ってみると、いつもと違う味で楽しめます。

米のとぎ汁を使って、下茹でをする野菜も大根に限りません。

米のとぎ汁があれば、簡単にあく抜きできる野菜があることを覚えておくと、役に立ちます。

大根が手に入らないときでも、代用野菜を使って、賢く調理してみましょう。

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