かぶの代用になる食材は？葉も大根でできる？

冬になるとお店で見かけるかぶは、調理の仕方で食感の違いや甘みも楽しめておいしいです。

しかし、かぶは大きさの割に価格が高く、代用できる野菜があると助かりますよね。

そこで今回は、かぶの代用になる食材についてご紹介します。

かぶのように根と葉など食べられる部分のたくさんある野菜の代用は、1種類の野菜では代用が難しいので、部位ごとに分けてお話しします。

同じく冬に旬を迎える大根とかぶの違いについても詳しく書いています。

かぶの代用になる野菜を知って、今年の冬は活用していきましょう。

かぶの代用になる野菜は？

かぶの代用になる野菜は、大根です。

同じく冬に旬を迎える大根は、見た目も似ていて代用できます。

かぶの煮物は、とろっとしたやわらかい食感が特徴です。

かぶは火が通りやすいので短時間煮込めばよいですが、大根は火が通りにくいので、予め下茹でをして柔らかくしたものを代用するとよいです。

また、かぶといえば千枚漬けにしてもとてもおいしいですよね。

こちらも大根で代用できます。

かぶの場合は、スライスしてそのまま調味液に漬けておくだけでもできますが、大根は、予め塩漬けしてから調味液に漬けると漬かりやすくなります。

大根には、かぶを漬けた時のとろりとしたぬめりが出ないので、大根を漬ける時には昆布を入れるとより似たような食感にできます。

かぶの葉の代用になる野菜は？

かぶの葉の代用になる野菜は、小松菜、ほうれん草、大根菜、白菜があります。

かぶは、葉付きで売られていることがほとんどで葉まで食べられる野菜です。

さらに、かぶの葉は炒め物にしたり汁物に入れたり、お浸し、漬物にしたりさまざまな調理法で使うことができます。

炒め物や汁物、お浸しにする場合は、小松菜やほうれん草、白菜を代用野菜として使うことができます。

漬物にする場合は、大根菜や白菜が使えます。

調理方法で代用野菜を使い分けてくださいね。

大根とかぶの違い

大根とかぶの大きな違いは、辛みがあるかないかです。

見た目では、葉の形が見極めるポイントになります。

大根は、アブラナ科ダイコン属の野菜で根茎と葉を食べることができます。

一般的な大根は、細長い形状で根茎部分は白く、葉はギザギザとしていて新鮮なものはチクチクします。

主に食べる根茎部分の栄養はほとんどが水分で、生で食べると感じる辛み成分アリルイソチオシアネートが含まれています。

大根は、場所によって味に違いがあり、葉に近い方が甘く、先の方ほど辛み成分が多く含まれます。

あまり食べられない大根の葉の部分ですが、葉にはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。

大根葉お店ではなかなか葉付きでは売られていませんが、私は実家で作っている大根をもらう時には葉も一緒にもらって漬物にしています。

漬物にした大根葉は冷凍しても大丈夫ですよ。

大根の品種には、かぶのような丸い形をしている聖護院大根があり、こちらは見た目ではかぶと見分けるのは難しいです。

葉が付いていれば、葉を見てギザギザしていれば大根です。

大根は、大根おろしやサラダにして生食で食べたり、漬物、煮物、焼き物として食べることもできます。

かぶはアブラナ科アブラナ属の野菜で主に丸い部分の根や茎葉を食べることができます。

かぶは漬物や煮物、焼き物にして食べることが多いです。

私は、かぶを生のままで食べたことはないのですが、生で食べても食感が楽しめるようです。

丸い部分である根の栄養は、ほとんどが水分で、かぶの食用部分には大根のような辛み成分はありません。

かぶは、若干のぬめり成分があり、漬物にすると見られます。

かぶの葉の部分にも、ビタミンやミネラルの栄養が多く含まれています。

かぶの葉は大根の葉に比べるとギザギザはなく柔らかいのでとても食べやすいです。

お店でも葉付きで売られていることがほとんどで、漬物や煮物、炒め物など幅広く調理に使うことができます。

まとめ

かぶの代用になる野菜は、大根です。

かぶは火が入りやすい食材なので、代わりに大根を使う場合は予め火を入れておくことや、煮込み時間をのばしてみてくださいね。

かぶの葉の代用になる野菜は、炒め物や汁物、お浸しにする場合は、小松菜やほうれん草、白菜です。

漬物にする場合は、大根菜や白菜を使いましょう。

また、大根とかぶの大きな違いは、辛みがあるかないかです。

見た目では、葉を見ると大根はとがっているのが特徴的で触ると痛いですが、かぶの葉は柔らかく丸みがあります。

いろいろな部位が食べられるかぶですが、部位ごとに代用野菜を使い分けてみてくださいね。