ウコンの保存方法|冷凍・冷蔵・期間と保存食レシピ!干して粉に

ウコンはショウガ科の野菜です。

基本的にはショウガと同じような保存方法で保存すれば問題ありません。

しかし、ウコンはショウガほど頻繁に使う食材ではありませんので、少しでも長持ちする保存方法を知りたいですよね。

そこで、ウコンの保存期間に合わせた、常温、冷蔵、冷凍、干す(乾燥させる)保存方法をご紹介します。

冷凍したウコンは解凍して使うの?そんな疑問にもお答えます。

また、ウコンの栄養を逃さない保存食レシピもご紹介します。

カレーに使うだけではない、ウコンの食べ方もありますので、ぜひ試してみてください。

Contents

ウコンの保存の仕方

常温での保存はカビが発生したり、乾燥しすぎてしまう可能性があります。

長持ちさせるには、冷凍もしくは乾燥して保存する方法が適しています。

冷凍で保存するには、使いやすいように、すりおろして1回分ずつ小分けして冷凍します。

乾燥して保存するには、一度蒸してから天日乾燥し、粉末にして保存します。

どのように保存するのか、簡単にまとめて保存方法を書きましょう。

ウコンの保存温度

ウコンの保存温度は10℃、湿度65%前後です。

あまり長く低温にさらされると溶けてきてしまうので、0℃近くになるような場所に置くことは避けてください。

ウコン保存方法まとめ

  • 常温・・・土付きのまま、もしくは、新聞代に包んで保存
  • 冷蔵・・・少し湿らせたキッチンペーパーに包みビニール袋に入れ、野菜室に保存
  • 冷凍・・・すりおろして冷凍用保存袋に入れて保存
  • 干し・・・天日乾燥し、粉砕して保存
  • カット・・・なし

ウコンの保存期間と賞味期限まとめ

  • 常温(土付き)・・・2週間
  • 常温(洗ってあるもの)・・・2週間
  • 冷蔵・・・1ヶ月
  • 冷凍・・・1ヶ月
  • 干し・・・3ヶ月
  • カット・・・なし

ウコンを常温保存する方法

土付きのウコンが手に入った場合、土付きのまま保存してください。

洗ったウコンを保存したい場合は、発砲スチロールにバーミキュライトを入れてその中で保存してください。

ウコンの常温保存法

  • Step1
    新聞紙で包む
    土がついたままのウコンを 新聞紙で包む
  • Step2
    保存
    直射日光の当たらない比較的涼しい場所で保管

ウコンの常温保存法

  • Step1
    洗う
    ウコンを綺麗に洗って、キッチンペーパーで水気を取る
  • Step2
    容器を用意
    発砲スチロールにバーミキュライトを入れる
  • Step3
    保存
    用意した容器にウコンを入れ、直射日光の当たらない比較的涼しい場所で保管

ただし、常温での保存はベストとは言えません。

乾燥しすぎや、カビが発生してしまうなどの可能性が高いので、他の保存方法をおススメします。

ウコンの常温保存の際の保存期間

ウコンを常温で保存する場合は、2週間くらいで使い切ってください。

涼しくなれば1ヶ月くらい保存が可能ですが、ウコンが長期間低温にさらされることがないように注意してください。

ウコンの常温保存の際の栄養素は?

ウコンには、ミネラルや食物繊維が豊富に含まれています。

常温保存の際、栄養素の変化はありません。

ウコンを冷蔵保存する方法

洗ったウコンを少し湿らせたキッチンペーパーに包んでビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に保管してください。

冷蔵庫ですと一時的に温度が下がりすぎる場合があるので、必ず野菜室に入れてください。

ウコンの冷蔵保存法

  • Step1
    洗う
    ウコンを綺麗に洗う
  • Step2
    キッチンペパーで包む
    少し湿らせたキッチンペーパーで包む
  • Step3
    ビニール袋に入れる
    ビニール袋に入れて口を閉じる

ウコンの冷蔵保存の際の保存期間

ウコンの冷蔵保存期間は1ヶ月です。

ウコンの冷蔵保存の際の栄養素は?

ウコンに含まれるミネラルや食物繊維などの栄養素は変化ありません。

精油成分(独特な香りや風味の元となる成分)は、揮発性なのでしっかり密封して保存しましょう。

ウコンを冷凍保存する方法

ウコンを冷凍保存する場合は、綺麗に洗ったウコンをすりおろした後、1回に使う量ずつ小分けして冷凍しましょう。

ウコンの冷凍保存法

  • Step1
    洗う
    ウコンを綺麗に洗う
  • Step2
    すりおろす
    使う時に使いやすいようにすりおろしておく
  • Step3
    小分けして袋に入れる
    1回分ずつに小分けして冷凍用保存袋に入れる

野菜マルシェのなのか

  • 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
  • アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
  • 冷凍室を強に設定するとなおよし

の冷凍保存の際の保存期間

ウコンの冷凍保存期間は1ヶ月です。

ウコンの冷凍保存の際の栄養素は?

冷凍保存の際は、すりおろした時に精油成分(独特な香りや風味の元となる成分)が少しずつ失われていきます。

手早く処理し、しっかりと密閉して保存してください。

ウコンを冷凍したあとの解凍方法

冷凍した後は、解凍せずにそのまま料理などに使用してください。

もし、解凍して使いたい場合は、自然解凍してください。

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ウコンを干す保存方法

洗ったウコンを蒸し器で蒸した後、天日乾燥し、粉砕ミルで粉砕して保存してください。

ウコンの干す保存法

  • Step1
    洗う
    ウコンを綺麗に洗う
  • Step2
    蒸す
    蒸し器で30分程蒸す。(蒸し器がない場合は茹でる)
  • Step3
    乾燥させる
    天日乾燥させるか、フードドライヤーで乾燥させる
  • Step4
    粉砕させる
    粉末ミルで粉砕する。(ウコンの匂い、色が落ちにくいので注意してください)
  • Step5
    保存
    密閉容器に入れて保存

ウコンの干す保存の際の保存期間

ウコンの干す保存期間は3ヶ月です。

ウコンを干した後の保存の際の栄養素は?

ウコンに含まれる精油成分(独特な香りや風味の元となる成分)が揮発性なので乾燥することによって、多少減少します。

ウコンのカット(切った)後の日持ちする保存方法は?

ウコンをカットした後、日持ちさせるには干して乾燥して保存してください。

ウコンの保存方法 使いかけ

使いかけのウコンは、キッチンペーパーに包み袋に入れて野菜室に保存してください。

そして、なるべく早めに使い切ってください。

ウコンの長持ちさせる保存方法

ウコンを長持ちさせるには、干して保存する方法がおススメです。

栄養を逃さず保存したい場合は、丸ごと密閉して保存できる冷蔵保存がおススメです。

ウコンの夏と冬の保存の違い

夏、冬どちらも冷凍もしくは、干して保存する方法がおススメです。

ウコンの丸ごと保存

ウコンを丸ごと保存したい場合は、常温保存か冷蔵保存してください。

冷凍保存もできますが、使う時に使い勝手が悪いです。

ウコンの外の保存

土付きのまま新聞紙に包んで保存するか、洗ったウコンをバーミキュライトを入れた発砲スチロールの中に保存してください。

保存する際は、直射日光の当たらない涼しい場所に置いてください。

ウコンの新聞紙がない

新聞紙がない時は、キッチンペーパーで代用してください。

ウコンの芯のくりぬき方

なし

ウコンの保存容器や保存袋

常温保存したい時は、発砲スチロール、その他の保存方法の場合は、色や匂いが付きやすいのでジップロックなどの使い捨ての保存袋がおススメです。

ウコンの洗い方(下処理)

  1. 土が詰まっている所など、洗いにくい部分を切って洗いやすくする
  2. 水を流しながら手でよく汚れを洗い落す
  3. 汚れ残りがないか確認する
  4. キッチンペーパーで水気をふき取る

ウコンの皮つき

皮付きのウコンは、常温、冷蔵保存するときにはそのまま冷凍、干して保存するときには剥いてください。

ウコンの芽や根が出てしまったら

食味が落ちていると考えられるので、諦めましょう。

ウコンの土付き(泥付き)の保存方法

土付きのウコンは土付きのまま保存します。

ウコンの周りの土が乾燥するのを防いでくれますので、新聞紙に包んで比較的涼しい日陰に置いておきましょう。

ただし、あまり長く低温にさらされると溶けてきてしまうので、0℃近くになるような場所に置くことは避けましょう。

また、乾燥してくるとショウガのように干からびてしまい、湿度が高すぎるとカビが発生してしまうので注意が必要です。

ウコンの見分け方と選び方

ウコンはショウガと同様に、萎びておらずみずみずしいものを選びます。

腐っている場合の見分け方

  • 柔らかい
  • 全体的にカビが発生している
  • ぬめりがある

新鮮な選び方

  • みずみずしい
  • 皮に張りがある
  • 断面の色が鮮やか

ウコンの旬

ウコンの旬は10月~11月です。

ウコンについて

通常、食用に利用されるのは秋ウコンです。他にも春ウコン、紫ウコンなどがよく知られていますが、苦みが強いので食用には向きません。

どちらもサプリメントなどに加工して販売されています。

ウコンといえば、「ウコンの力」で知られるクルクミンの肝臓に良いとされる作用がありますが、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所の情報によるとその有効性は確認されていません。

また、ウコンの摂りすぎによる健康被害も報告されているので、過剰な摂取は避けてください。

とはいっても、通所の食事から摂る分には問題ありませんので安心してください。

ウコンにはクルクミン以外にも食物繊維やミネラルが豊富に含まれていますので、日々の食事に少しずつ取り入れていきたいですね。

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ウコンの保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方

ウコンの保存食の種類

  • 生ウコンチャツネ
  • ウコンの甘酢漬け
  • ウコンのはちみつ漬け

ウコンの保存食レシピの簡単作り方と保存期間

HM(ホットケーキミックス)で生ウコン入りサーターアンダギー
保存期間は冷蔵で3~4日、冷凍で1ヶ月程度です。

ウコンの常備食人気レシピの作り方と保存期間

生ウコンチャツネ
保存期間は冷蔵室で2~3ヶ月です。

ウコンの甘酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間

ウコンの甘酢漬け
保存期間は冷蔵室で2ヶ月程ですが、様子を見ながらご自身で判断してください。

ウコンの長期保存できる日持ちレシピ

ウコンのはちみつ漬け
保存期間は冷蔵室で2~3ヶ月です。

ウコンをお弁当のおかず

秋ウコンと里芋の炒め物
保存期間は冷蔵室で2~3日です。

まとめ

なかなか見かけることのない生ウコンですが、手に入った時には上手に活用していきたいですね。

今回の保存方法やレシピを参考にして無駄なくウコンを使い切ってください。

いつもの食卓とは違った色や味で、ウコンが食事を楽しませてくれますよ。

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