ズッキーニの食べ方 種や皮付きで美味しい作り方

夏野菜の代表的な野菜の一つ、ズッキーニ。

見た目はきゅうりに似ていますが、カボチャの仲間です。

ズッキーニの食べ方は、レパートリーがないように思われがちです。

ズッキーニは火を通しても、生でも美味しく、食べ方はさまざまあります。

ズッキーニはイタリア料理にもよく使われ、炒めても似ても色が残りやすく、彩りのアクセントにもなります。

今回は、焼いたり、サラダにしたり、ズッキーニの簡単なおススメの食べ方を解説します。

種や皮も一緒に料理すれば、ズッキーニの栄養や美味しさを丸ごと楽しむことができます。

人気のレシピをマスターして、ズッキーニ料理のレパートリーを増やしましょう。

ズッキーニの簡単な食べ方

ズッキーニは、焼く、煮る、炒める、生と、すべての方法で食べることができます。

  • 油で食べる・・・オリーブオイルで炒めると、βカロテンを吸収しやすくなる。ラタトゥイユ、パスタなど。
  • 揚げる・・・揚げると、ふわっとした食感になる。天ぷら、フライ、揚げ浸しなど。
  • 煮る・・・煮込み料理にすると、とろっとした食感になる。カレー、スープ、味噌汁など。
  • 焼く・・・カボチャのようなホクホク感が出る。チーズ焼き、マヨネーズ焼きなど。
  • 生・・・パリパリの歯応えが楽しめる。塩漬け、浅漬け、ピクルスなど。

特に栄養面でも、油との相性が良く、炒めて食べる方法も多いです。

生でズッキーニを食べるのも、おススメで、漬物やサラダにも合います。

ズッキーニの食べ方で種や皮は?

ズッキーニの種や皮は、取らずにそのまま食べられます。

種や皮を取り除いて食べる方も多いようですが、種や皮にも栄養があるのです。

ズッキーニの種は、柔らかく、食べても気にならないくらいです。

ズッキーニの皮は硬いので、実のふっくら感やとろとろ感を楽しみたいような料理によっては、皮をむいても良いですよ。

ズッキーニの皮の栄養素

ズッキーニの皮は、硬いですが、皮ごと食べることで、より効率的に栄養を摂れます。

ズッキーニは、ビタミンCやβ-カロテン、カリウム、ビタミンB2、食物繊維といった栄養素が豊富です。

ズッキーニは、夏の疲れた身体を回復するのに嬉しい栄養素が詰まっています。

ズッキーニの栄養素は、皮と実の間に特に多く含まれているので、皮を取り除くのはもったいないのです。

皮も一緒に料理してみましょう。

ズッキーニの種を食べる

ズッキーニは、種が柔らかいので、食べているときに気にならなければ、取り除く必要はありません。

種やわたが入ったままで、食べやすい大きさに切って調理します。

種やわたを取り除いた場合でも、捨てずに料理してみましょう。

  • Step1
    半分に切る
    ズッキーニを縦半分に切る。
  • Step2
    種とわたを取り出す
    スプーンでズッキーニの種とわたを取り出す。
  • Step3
    実とは別に調理する
    種やわたを取り除いた実は好みの大きさに切って調理する。種やわたも調理する。
  • ズッキーニのわたと種でプチお好み焼き風
    ズッキーニの種やわたがメインのお好み焼きです。

    種のプチッとした食感が、良いアクセントになります。

    わたを入れることで、ふわふわ感もアップします。

    種やわたの味も濃いわけではないので、好きな具材を入れても、しっかり馴染みます。

    今回は、種とわたのレシピですが、細切りにしたズッキーニを入れても美味しいお好み焼きになりますよ。

    ズッキーニの皮を食べる

    ズッキーニの皮が硬くて、気になるときは、皮をむいてみましょう。

    しかし、皮は栄養分が多いので、捨てずに調理すると良いですよ。

  • Step1
    皮をむく
    ズッキーニを切らずに、ピーラーで薄く皮をむく。すべてむいても、部分的に数か所むくだけでも良い。
  • Step2
    皮を食べる
    薄くむいた皮をサラダとして他の材料と合わせて食べる。加熱するときは、炒めて塩こしょうや、めんつゆ、ペペロンチーノ風に味付して食べる。
  • ビールのお供に♪ズッキーニの皮のチップス レシピ・作り方
    ズッキーニの皮も、一品になります。

    ズッキーニの皮は、ピーラーでむけば、薄く均一になり、実を削りすぎることもありません。

    チップスにすれば、おつまみにも、ハンバーグなどの添え物にもなります。

    スポンサードリンク

    ズッキーニの食べ方

    ズッキーニは、美容と健康に効果的な栄養素が多く含まれているので、女性に嬉しい野菜です。

    カボチャの仲間ではありますが、ズッキーニは低カロリーで、糖質やデンプンも少ないです。

    甘みが少ない分、どのような料理にも入れて楽しめます。

    食べていて特に気にならないのであれば、種や皮は取り除かずに、そのまま調理しましょう。

    ズッキーニは、ナスのようにヘタを落として、皮ごと水洗いして切るだけです。

    皮や種をそのままにすることで、調理時間の短縮にもつながります。

    • ソテー・・・縦半分
    • 天ぷら・・・縦半分
    • 煮込み・・・輪切り、乱切り
    • 炒め物・・・輪切り、乱切り、拍子木切り
    • ピクルス・・・拍子木切り
    • サラダ、和え物、酢の物・・・千切り

    生、サラダ

    ズッキーニは、加熱調理が多いですが、生でも漬物やサラダにすれば、美味しく食べられます。

    生で食べると、ズッキーニのみずみずしさが楽しめます。

    調味料を少なめに、さっぱりとした味付けにすると、よく合います。

    ズッキーニは、皮が硬いので、スティック状にするよりも、薄く輪切りや千切りにする方が食べやすいです。

    薄切りにすると、透明感があり、見た目も涼しげな料理が出来上がります。

    生で食べる一番の良さは、パリパリ感を楽しめることです。

    きゅうりよりも、パリパリしていて、歯応えが良いです。

    生だとどうしても硬さが気になってしまうときは、塩もみをしてみましょう。

    ズッキーニの塩もみ

  • Step1
    洗う
    ズッキーニを皮がついたままで、洗う。
  • Step2
    両端を落とす
    ズッキーニのヘタとお尻を切る。
  • Step3
    料理に合わせて切る
    料理に合わせて食べやすい大きさに切る。
  • Step4
    あく抜き
    切ったズッキーニをあく抜きする。
  • Step5
    塩を使う
    ズッキーニに塩をかける、または、塩水につける。10分程経過したら、水を切って、サラダなどに使う。

焼く

ズッキーニは、チーズやマヨネーズをかけて焼くと、ズッキーニのとろとろ感と、チーズの香ばしさが食欲をそそります。

ちょうど良い水分も出てきて、ジューシーさも感じられます。

表面だけをさっと焼くと、カボチャのようなホクホク感も出てきます。

ズッキーニを焼くときは、厚めの輪切りや、縦半分切りにして、できるだけ大きめに切ると、食べ応えもあって、おススメです。

フライパンやオーブンで、しっかり焼くと、美味しさが増します。

ズッキーニの一番取れる食べ方は?

ズッキーニは、炒めたり、煮たりするだけではなく、生やサラダ、焼くこともおススメです。

ズッキーニは、淡白な味であることから、どのような味付けにも合います。

普段ズッキーニを使わない料理にも、どんどん使ってみましょう。

ズッキーニの簡単なおススメ人気レシピ

ズッキーニとひじきの酢のもの
ズッキーニの酢の物です。

ズッキーニは生のまま使うので、簡単にできます。

さっぱりとした味付けで、夏の食欲のないときでも、食べられます。

合わせる具材を変えれば、あらゆる酢の物にアレンジできます。

超簡単夏☆ズッキーニのイタリアンピクルス
具材を切って、調味液につけるだけの簡単ピクルスです。

ピクルスは、保存もできるので、多めに作っておくと、夏の暑い日にもさっと出せます。

ズッキーニの他にも、夏野菜を一緒に漬け込むことで、彩りも鮮やかになります。

生ズッキーニとバジルの彩りサラダ
ズッキーニのサラダです。

生のズッキーニを塩もみしてから、他の具材と合わせるので、味も馴染みやすくなります。

ズッキーニは皮つきで輪切りにするので、皮の色がアクセントになります。

ズッキーニのナムル

ズッキーニのナムルです。

焼き肉などのスタミナ料理の付け合わせに一品あるだけで、より食が進むメニューです。

ごま油で炒めることで、香ばしさが増します。

水分が飛んで量も減るので、多めに作って保存しても良いですね。

ズッキーニは、炒めても程よい食感が残ります。

炒めるだけではなく、同じ調味料に塩もみしたズッキーニを漬け込んでも、美味しいナムルになります。

ズッキーニのグリル焼き

トースターで!ズッキーニの粉チーズ焼き
グリルしたズッキーニに、マヨネーズや粉チーズとコショウをかけるだけのスピードメニューです。

ズッキーニの素材の味そのものを楽しめます。

表面に焦げ目がつくくらい焼くと、香ばしく、ホクホクした出来上がりになります。

ズッキーニボート
ズッキーニボートは、焼くレシピの中でも、特におススメです。

好きな具材をズッキーニに乗せて、焼くだけでボリューミーなメイン料理になります。

ズッキーニボートは、中をくり抜いて具材を詰め込んで焼いても美味しいですよ。

野菜マルシェのなのか

一番栄養が取れるのがチーズやマヨネーズ焼きです。

ズッキーニを美味しく食べるための特徴と栄養

ズッキーニの栄養素は、

  • ビタミンC・・ビタミンCは、シミやソバカスを防いでくれ、美肌づくりに効果があります。
    疲労回復にも役立つ栄養素です。
  • βカロテン・・・βカロテンには、皮膚や粘膜を強くする働きがあります。
    肌の調子を整えてくれます。
  • ビタミンB2
  • 食物繊維
  • カリウム・・体内の余分な水分を排出します。
    むくみに悩んでいるときに、積極的に摂りたいところです。
などです。

まとめ

ズッキーニは、炒めたり、煮込んだりすることが多いですよね。

加熱するだけではなく、生のままで、酢の物やピクルス、漬物にすれば、ズッキーニのそのものの味を楽しめます。

ズッキーニは、カボチャの仲間であることから、焼くことで、ホクホク感も出ます。

皮や種も丸ごと食べれば、ズッキーニの豊富な栄養をよりしっかりと摂ることができます。

どのような料理にも合うズッキーニで、夏の食卓をバリエーション豊かにしてみましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です