レタスの保存方法|冷凍・冷蔵・保存期間と保存食レシピ!小麦粉や片栗粉で長持ち

サラダに使われることが多いレタス。

レタスの旬は夏ですが、一年中出回っていることから1玉買ってきたけど保存できずしなしなになってしまうことがありませんか。

今回はレタスの冷蔵や冷凍の保存方法、爪楊枝やお湯でシャキッとさせる方法、ちぎったほうがよい理由や、保存食と共にご紹介していきます。

ここで紹介するレタスとは、「玉レタス」のことをさします。

Contents

レタスの保存の仕方

レタスは芯から水分が抜けていくのでしっかりカバーしておきます。

芯の切り口が変色したら傷み始めてます。

レタスはカットしたりちぎったレタスより、丸ごと保存がお勧めです。

レタスの保存温度

レタスの保存温度は、0℃~5℃で、湿度は95%~98%です。

レタスの保存方法

  • 常温・・・夏場は常温保存は向きません。冬は寒い場所であれば2.3日ほど保存可能
  • 冷蔵・・・芯の処理をしてから野菜室で保存
  • 冷凍 ・・食べやすい大きさにちぎって冷凍
  • 干し・・・3日ほど干して冷蔵室で保存

レタスの保存期間(何日)と賞味期限まとめ

  • 常温・・・冬であれば2.3日
  • 冷蔵・・・1週間~10日
  • 冷凍・・・3~4週間
  • 干す・・・1か月

レタスを常温保存する方法

レタスの常温保存の方法は向きません。冬で5℃以下、湿度を95%以上に保てる場所であれば常温保存は可能です。どうしても常温で保存したい場合は、レタスの芯の処理をします。

レタスの常温保存法

  • Step1
    ビニール袋から出す
    ビニール袋から取り出したレタスは、ボールをはった水の中で芯を少し切り落とす
  • Step2
    湿らせたキッチンペーパー
    湿らせたキッチンペーパーで芯を覆う
  • Step3
    新聞紙やキッチンペーパーで包む
    新聞紙やキッチンペーパーで包む
  • Step4
    ビニール袋をかぶせる
    ビニール袋をかぶせて口を軽く結ぶ
  • Step5
    涼しい場所で保存
    立てて冷暗所でで保存

他にも、爪楊枝で刺したり、小麦粉を塗ったりしても芯から水分の蒸発を防ぐことができます。

レタスの常温保存の際の保存期間

冬であれば、2.3日です。それ以上は葉がしなしなになってきます。

レタスの常温保存の際の栄養素は?

常温保存したレタスは、少しずつビタミン類が減っていきます。

レタスを冷蔵保存する方法

レタスの冷蔵保存の方法をご紹介します。

レタスの冷蔵保存法

レタスの冷蔵保存方法も芯の処理をしないと2.3日でしなしなになってきます。

今回は芯を処理し冷蔵保存で長持ちする方法をご紹介します。

  • Step1
    芯の切り口を切る
    芯の切り口を2~3mm切り落とす
  • Step2
    芯に小麦粉を塗る
    芯の断面に小麦粉か片栗粉を縫って水分の蒸発を防ぐ

  • Step3
    新聞紙とラップで
    芯の処理をした レタスを新聞紙で包み、ラップかビニール袋に入れ、冷蔵室で保存する

  •  

レタスの冷蔵保存の際の保存期間

レタスの冷蔵保存の期間は、1週間です。

冷蔵室の開け閉めやキッチンの環境にもよりますが、おおよそで見ておいてください。

レタスの冷蔵保存の際の栄養素は?

レタスを冷蔵保存した際の栄養素は、ビタミンCやビタミンB1などの水溶性のビタミン類が減少します。

レタスを冷凍保存する方法

レタスの冷凍保存はおススメしません。

レタスを冷凍すると、細胞が壊れてしまいシャキシャキ感がまったくなくなります。

加熱するレタス料理もありますので、スープやレタスチャーハンなど加熱処理をすることと同じことになります。

レタスの冷凍保存の際の栄養素は?

レタスを冷凍保存するメリットは、栄養が減少することを止めることができます。

レタスは水分でほとんどできているので、水分が逃げないようにすることが保存の最大のコツともいえます。

レタスを冷凍したあとの解凍方法

レタスを冷凍したら、そのまま調理に使います。すぐに火が通るので最後にいれるのがコツ。

レタスを干す保存方法

レタスの成分はほとんど水分ですので、乾燥させることで旨みが凝縮されます。

レタスの干す保存法

レタスを干す保存方法をご紹介します。

  • Step1
    縦4つ割りにする
    丸ごとレタスの場合、芯を付けたまま縦4つ割りにする。一枚の葉でもOK

  • Step2
    ザルにのせる
    切り口を上にしてザルに並べる。
  • Step3
    干す
    3日ほど干す。しなしなになるまで干すことがコツ。

干しレタスは、そのままスープに入れたり、水でもどしてあえ物や炒めもの、チャーハンが美味しいです。

レタスの干す保存の際の保存期間

レタスを干すと保存期間は、1か月です。

干したレタスは、冷蔵室で保存します。

レタスの干す保存の際の栄養素は?

レタスを干すと栄養素は、ビタミンCが減少します。

レタスの芯の処理で長持ちさせる方法

レタスの芯を処理することでより長持ちさせる方法があります。

レタスの芯を爪楊枝でさす方法と理由

レタスの芯を爪楊枝でさす方法は、サニーレタスでもご紹介していますが、爪楊枝をさす理由は芯の成長点を刺激することで成長を止めます。

レタスの芯を小麦粉か片栗粉でぬる方法

レタスの芯を薄く切り落とし、小麦粉か片栗粉を塗ります。

芯から水分が抜けていくので、小麦粉や片栗粉で逃げることを防ぎます。

レタスの芯をくりぬく方法

レタスの芯をくりぬく方法はキャベツでもご紹介していますが、芯の成長点を刺激することで成長を止めますが、レタスの芯をくりぬくときには包丁は使いません

手で芯をくりぬきますが、包丁を使うと早く傷む原因となりますので使用しないでください。

1.レタスの芯を手でくりぬく
2.濡らしたキッチンペーパーをくりぬいた部分に詰め込む

キッチンペーパーは乾いてしまうので、レタスを使うたびに濡らせておきます。

レタスの芯に湿らせたキッチンペーパーをあてる

湿らせたキッチンペーパーをあてておくことも簡単にできます。

レタスのカット(切った)場合の保存方法

レタスをカットしてしまったら、早く傷み始めます。

特に包丁で切ったものは、傷みやすく空気に触れる部分も多くなり日持ちしません。

できるだけ食べる分だけを切るようにします。

半割にカットされたレタスは一人暮らしやご夫婦だけのご家庭では使われることが多いかと思います。

半割のレタスでも芯の処理をして、しっかりとラップしておくことで水分が抜けていくことを防ぎます。

  1. 保存容器の底に湿らせたキッチンペーパーをひき、
  2. その上にレタスを置きます。
  3. レタスの上から、再度湿らせたキッチンペーパーを置くと、乾燥から守り2.3日は日持ちします。

 

 

ちぎったレタスの保存方法と理由

レタスは包丁で切ると変色してくるといいます。

その理由は、包丁で切ることにより包丁の鋭い葉で切断してしまうことが空気に触れる部分を多くしてしまい、酸化することに繋がっています。

レタスを包丁で切るというより、手でちぎって調理してください。

ちぎったレタスの保存方法

ちぎったレタスは、空気に触れないようにすることが大事。水につけておくことである程度日持ちします。

水につける方法

ちぎったレタスをタッパーに入れて、水でひたひたになるくらいまで入れます。栄養は逃げ出してしまうので短期間がお勧め。

一日一度は水を変えてください。

50℃のお湯につける方法

50℃ぐらいのお湯につけるとパリっとします。

ほうれん草、小松菜、白菜、レタス、キャベツ、ニラ、ブロッコリーなど様々な葉物野菜をシャキッとさせる効果があります。

50℃のお湯は、沸かしたお湯と水を同量混ぜれば出来がります。

と、ここでカットしてしまったレタスやちぎったレタスを保存するための容器をご紹介します。

レタスの保存容器

レタスは食べる分だけ芯から切り離すことがよいですが、どうしても余ってしまったときなどは容器で密封しておきます。

レタスの保存はタッパー

レタスの保存には、タッパーでみ密封しておきます。なるべく空気に触れることがないようにします。

レタスの保存方法でジップロック

レタスを冷凍するときには、ジップロックがかさばらず便利です。

レタスの夏と冬の保存の違い

レタスは高原レタスとあるように、夏が旬になります。

旬が夏だからといっても、夏は常温では日持ちしませんし長持ちさせるなら、冷蔵庫が一番です。

レタスを長持ちする保存方法

レタスを長持ちさせる保存方法は、生のままであれば冷蔵、干すなら1か月は長持ちさせることができます。

芯の処理の仕方により、保存期間を長くすることができます。

レタスの見分け方と選び方

レタスの腐っている見分け方と新鮮な選び方を説明します。

腐っている場合の見分け方

レタスの腐り具合は以下に当てはまるとあぶないです。

  • 芯の切り口が変色(ピンク → 赤い → 茶色い)
  • 葉が溶けている
  • 葉が茶色
  • ぬめりがある
  • 異臭がする

芯の切り口が変色したり、破れたり折れたりしたレタスの葉から傷み始めます。

また、切り口がピンクになってしまっても食べれますが、味は落ちています。

新鮮な選び方

レタスは新鮮な選び方は以下の通りです。

  • 切り口が変色していない
  • 葉がみずみずしい
  • 葉がパリっとしている
  • 重さが軽い
  • 全体的にふんわりと巻いているもの
  • 形が丸いもの

新鮮なレタスは水分が多くて重いものと思いがちですが、葉がしおれた古いレタスは重みが増してきます。

レタスの芯から白い液体が出てきた

レタスの芯を切り落とすと、白い液体のものが出てきますが、これは苦味のある成分の物質です。

この白い汁は、鎮静作用や睡眠作用がありますが苦いので食べると不味いです。

しかし、この白い液体が出てきたということは新鮮な証拠でもあるということですよ。

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レタスの保存食と常備菜人気レシピ

レタスはサラダとして調理することが多いかと思いますが、サラダ以外にも漬物ができることはあまり知られていません。

今回は、漬物も含めてお弁当などでも使える常備菜もご紹介します。

レタスの保存食の種類

レタスの保存食は、

・漬物
・煮びたし

などがあります。

レタスの保存食レシピと保存期間

レタスの保存食をご紹介します。

レタスとベーコンのサッと煮

<材料>
・レタス 1/3
・ベーコン 4枚ぐらい
・〇水 1カップ
・〇コンソメの元 小さじ1/2
・〇塩コショウ 適宜
・粒マスタード 適宜

1.レタスは縦割りにする
2.ベーコンは食べやすい大きさに切る
3.鍋に〇を入れて煮立たせ、レタス、ベーコンを入れて1分ほど煮る
4.レタスの上下をひっくり返して、煮る
5.お皿に盛り、粒マスタードを添える

レタスの常備食人気レシピと保存期間

レタスの常備菜として人気なのがやっぱりサラダです。

レタスとツナのサラダ

海苔がアクセントになり美味しいです。

レタスのお弁当用に入れるには?

お弁当の仕切り用にレタスを使うことが多いですが、レタスをお弁当に入れたいというときにはレタスを春巻きのように巻いてしまうことも一つの手です。

レタスの野菜ロール

彩りよく巻いていくといいですね。

レタスの漬物・酢漬けの保存食レシピと保存期間

レタスの浅漬けや酢漬けをご紹介します。

レタスの浅漬け

<材料>
・レタス 1/2個
・A塩 大さじ1/2
・A水 1/2カップ
・A出し昆布 3㎝角
・赤唐辛子 1本

1.ボウルにレタスとAを入れて重しをする
2.30分ほどで水が上がってくるので漬けておく

あっさりとレタスを食べれて、箸休めにもお勧めです。

 

レタスの保存方法と保存食をお伝えしました。

レタスは水分が逃げないようにするだけで、長持ちします。

浅漬けも楽しんでくださいね。

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