「果物の女王」と言われるマンゴスチンは上品な甘さなどが特徴の果物です。
生のマンゴスチンは珍しいため、みかけたら是非購入したいものです。
できれば長持ちさせるためにも上手に保存したいですね。
今回はマンゴスチンの常温や冷凍、冷蔵の保存方法をご紹介します。
解凍の仕方や干して乾燥できるのかなども調べてみました。
マンゴスチンを使ったレシピも参考にしてください。
マンゴスチンの旬は短いため、おいしいマンゴスチンの見分け方や食べ頃を知って是非その味を楽しんでください。
Contents
マンゴスチンの保存の仕方
マンゴスチンは乾燥を嫌うため、湿らせた新聞紙などで包んで冷蔵庫で保存します。
マンゴスチンの保存温度
マンゴスチンの保存温度は13℃です。
また、湿度90%が最適と言われています。
マンゴスチンの保存方法まとめ
- 常温・・・なし
- 冷蔵・・・湿らせた紙で包み袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存
- 冷凍・・・フリーザーバッグに入れて冷凍保存
- 干し・・・なし
- カット・・・なし
マンゴスチンの保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・なし
- 冷蔵・・・3~5日
- 冷凍・・・約2週間
- 干し・・・なし
- カット・・・なし
マンゴスチンを常温保存する方法
マンゴスチンは常温での保存は向きません。
マンゴスチンの常温保存法
- Step1カットするあく抜きしたわらびを食べやすい大きさにカットする
- Step2保存袋に入れるわらびを冷凍用保存袋に入れる
- Step3水に浸す冷凍用保存袋に水を入れ、わらび全体が水に浸るようにする
- Step4保存するアルミトレイにのせて、冷凍庫で保存する
マンゴスチンを冷蔵保存する方法
マンゴスチンは冷蔵庫の野菜室で保存します。
乾燥させないよう注意しましょう。
マンゴスチンの冷蔵保存法
- Step1包む湿らせた新聞紙やキッチンペーパーでマンゴスチンを包む
- Step2袋に入れる紙で包んだマンゴスチンをビニール袋やポリ袋に入れる
- Step3保存する冷蔵庫の野菜室で保存する
乾燥させてしまうとマンゴスチンの皮が硬くなり、皮がむきづらくなります。
マンゴスチンの冷蔵保存の際の保存期間
マンゴスチンの冷蔵保存の際の保存期間は、3~5日です。
マンゴスチンの冷蔵保存の際の栄養素は?
マンゴスチンにはビタミンやミネラル、食物繊維が含まれます。
果皮にはポリフェノールが含まれています。
冷蔵保存でのこれらの成分に変化はありません。
※マンゴスチンの果皮は、粉末にして胃腸薬にしたり果皮に含まれる色素を利用して染料にするなど原産国では利用されています。
マンゴスチンを冷凍保存する方法
マンゴスチンは冷凍して保存することができます。
半解凍するとシャーベットのような食感を楽しむことができます。
マンゴスチンの冷凍保存法
- Step1がくをはずすマンゴスチンのがくをはずす
- Step2袋に入れるマンゴスチンをフリーザーバッグに入れる
- Step3保存する冷凍庫に入れて保存する
フリーザーバッグにマンゴスチンを入れたら、できるだけ空気を抜きましょう。
また、果皮は付けたまま冷凍します。
野菜マルシェのなのか
- 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
- アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
- 冷凍室を強に設定するとなおよし
マンゴスチンの冷凍保存の際の保存期間
マンゴスチンの冷凍保存の際の保存期間は約2週間です。
マンゴスチンの冷凍保存の際の栄養素は?
マンゴスチンを冷凍保存した際の栄養素の変化は特にありません。
マンゴスチンを冷凍したあとの解凍方法
冷凍したマンゴスチンは常温で解凍すると果汁がしみ出てしまうため、冷凍庫で解凍しましょう。
半解凍くらいで食べるのがおすすめです。
マンゴスチンのカット(切った)後の日持ちする保存方法は?
マンゴスチンは日持ちがしないため、カットしたら当日中に食べることをおすすめします。
ただ食べきれなかった場合は、ブランデーやホワイトリカーに漬けて果実酒として楽しむことができます。
マンゴスチンの長持ちさせる保存方法
マンゴスチンは多湿低温の状態で長持ちさせることができます。
常温での保存は数日で果皮が黒く硬くなり、食べることができなくなってしまいます。
保存する際は必ず、乾燥させないよう冷蔵庫で保存しましょう。
マンゴスチンの夏や冬の保存の違い
日本で比較的手に入りやすいのは冷凍のマンゴスチンです。
生のマンゴスチンの輸入が解禁となり、5~7月頃にスーパーなどで購入することができます。
マンゴスチンの皮のむき方
マンゴスチンの果皮を包丁で切れ目を入れる方法もありますが、手でむくこともできます。
- ヘタの部分から真下に向けて圧迫する。
- 皮が割れるので、割れ目から皮をはがす。
- ヘタを取り除き実を取り出す。
マンゴスチンの洗い方(下処理)
- 袋などから取り出す
- 流水で洗う
- 水をふく
マンゴスチンの見分け方と選び方
腐っている場合の見分け方
腐り具合は以下に当てはまると危険です。
- 果皮が硬い
- ヘタが茶色く腐っている
- ヘタが赤っぽい
- 実にへこみがある
新鮮な選び方
新鮮な選び方は、以下の通りです。
- 果皮に程よい弾力がある
- ヘタが緑色
- 傷がない
- ふっくらした形をしている
マンゴスチンの旬
マンゴスチンの旬は5月から9月で、ピークは6月です。
日本ではマンゴスチンを栽培しておらず、近年はタイなどから生のマンゴスチンが輸入されています。
5月から7月頃、店頭でマンゴスチンを見かけることができるようになりました。
マンゴスチンの食べ頃
マンゴスチンの食べ頃は、果皮の色で判断します。
完熟する少し前にマンゴスチンは収穫され、輸送中に追熟します。
果皮の色は薄黄緑色→ピンク色→赤紫色→濃紫色へと変わります。
日本へ着く頃には、赤紫か濃紫色の状態なのですぐに食べることができます。
マンゴスチンについて
マンゴスチンの名前はマレー語の「manggisutan」が語源と言われています。
マンゴスチンの特性について研究したイギリスの医師、ローレンティアーズ・ガルシンの名前がマンゴスチンの学名である「Garcinia mangosutana(ガルシニア・マンゴスターナ)」の由来となっています。
マンゴスチンは東南アジア原産のフクギ科フクギ属の果物です。
その味は甘さと酸味が適度に調和し、食感は柔らかく口の中で溶けるようで「果物の女王」とも言われています。
マンゴスチンは花が咲くものの花粉が作られないので受粉は行われません。
「不定胚」を作り、繁殖もこれで行われます。
そのため、世界中のマンゴスチンは同一品種です。
日本で食べられるマンゴスチンは主にタイから輸入されています。
マンゴスチンの栽培地域にはミカンコミバエ種群が分布しているため、ミバエの侵入を懸念して生のマンゴスチンの輸入は禁止されていました。
タイ産のマンゴスチンはミバエを完全に殺虫できる「蒸熱消毒」という技術が確立され、2003年4月から生のマンゴスチンの輸入が狩野となりました。
マンゴスチンの保存食と人気簡単レシピの作り方
マンゴスチンの保存食と人気簡単レシピをご紹介します。
マンゴスチンの保存食の種類
- ゼリー
- スムージー
- 果実酒
の保存食レシピの簡単作り方と保存期間
マンゴスチンゼリー
冷蔵庫で1~2日保存できます。
マンゴスチン酒
熟成させるほどおいしくなります。
離乳食の保存
マンゴスチンは生後11か月から1歳ころの離乳食後期から与えられます。
与える際はマンゴスチンを食べやすくつぶしたりペースト状にして少量ずつ様子を見ながら食べさせましょう。
マンゴスチンの実には種があるため、誤えんしないよう取り除きましょう。
まとめ
冷凍のマンゴスチンは年間を通して食べることができますが、ぜひ生のマンゴスチンがあったら購入してください。
お値段はちょっと高めかもしれませんが、食べて損はない味です。
もちろん、冷凍もおすすめですよ。
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