マメ科の野菜、落花生。正しい保存方法や保存期間は意外と知られていないかもしれません。
干してあれば冷蔵保存、冷凍保存でき、栄養価も高い野菜です。
乾燥しているのか、炒ってあるのか、生なのかによって保存方法が変わります。
保存食レシピも含めて落花生の保存について徹底解説します。
おつまみやおやつのイメージも強い落花生ですが、いろいろな食べ方があり、使い勝手のいい野菜です。
ちょっとしたおかずから保存食まで、いろいろな料理で活躍してくれますよ。
落花生の特性に合った正しい保存の方法を知り、レシピの幅を増やすことでよりおいしく健康的に落花生を食べてくださいね。
Contents
落花生の保存の仕方
収穫直後の生の落花生はあまり日持ちがしませんが、しっかりと干して乾燥させることで保存期間が飛躍的に伸びます。
冷蔵か冷凍庫で保存するのが基本です。
落花生の保存温度
発芽する能力を残しておきたければ、0度以上5度程度で保存します。
発芽能力は失われますが、更に温度の低い冷凍庫でも保存できます。
落花生の保存方法まとめ
- 常温・・・炒った落花生は、乾燥材を入れた密閉保存容器で保存します。収穫直後の生の落花生、殻の有無を問わず乾燥させた生の落花生は常温保存できません。
- 冷蔵・・・収穫直後の生の落花生は冷蔵庫の冷蔵室で保存します。殻の有無を問わず乾燥させた生の落花生、炒った落花生は、乾燥剤や脱酸素剤を入れた密閉保存容器に入れたうえで冷蔵室で保存します。どの状態の落花生も、野菜室ではなく、冷蔵室にいれます。
- 冷凍・・・収穫直後の生の落花生は茹でてから冷凍、殻の有無を問わず乾燥した生の落花生、炒った落花生は乾燥剤や脱酸素剤を入れた密閉保存容器に入れたうえで冷凍保存します。
- 干し・・・収穫直後の生の落花生を天日でからからになるまで干します。
- カット・・・ありません。
落花生の保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・炒った落花生を保存容器に入れて開けたり閉めたりしつつちょこちょこ食べるのであれば、2週間くらいが目安です。密閉して開け閉めを避け、適正に保存すれば、半年前後日持ちします。
- 冷蔵・・・収穫直後の生の落花生は、2~3日ほど保存可能です。乾燥させた生の落花生、炒った落花生は適正に保存すれば半年から1年ほど保存可能です。
- 冷凍・・・収穫直後の落花生を茹でて冷凍する場合の保存期間は1ヶ月程度。乾燥した生の落花生や、炒った落花生の保存期間は適正な保存で半年から1年ほど。
- 干し・・・干した後の生の落花生は冷蔵庫で保存します。適正に保存すれば半年から1年ほど保存可能です。
- カット・・・ありません。
落花生を常温保存する方法
炒った落花生は常温保存が可能です。
乾燥材とともに密閉容器にいれ、直射日光を避け、気温が安定したところで保存します。
収穫直後の生の落花生は常温保存はできません。
乾燥させた生の落花生も、殻の有無を問わず十分に乾いたら冷蔵保存に切り替えます。
落花生の常温保存法
- Step1炒る落花生を炒る。詳しくは、「落花生の炒り方」を参照。
- Step2容器に入れる乾燥材とともに密閉容器に入れます。
- Step3保存する直射日光、高温多湿を避け、気温変化がすくない場所に保存。
落花生の常温保存の際の保存期間
容器を開け閉めしつつ食べながら保存する場合は2週間ほどの保存期間となります。
きっちり密閉し、開け閉めしないのであれば2~3カ月、保存状態がよければもっと長期保存も可能です。
炒った落花生を劣化させないために避けるべきことは、湿度、酸素、温度です。
乾燥材や密閉容器で湿度や酸素を避け、高温多湿でない、気温変化の少ないところに保存します。
より低温の方が長持ちするので、炒った落花生が大量にあるときは、食べる分だけ常温に置き、残りは冷凍保存するのもよいやり方です。
落花生の常温保存の際の栄養素は?
落花生は多くの脂肪を含む食品ですが、落花生の脂肪は、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸です。
タンパク質を含み、ビタミンBやカルシウムも多く含みます。
落花生の常温保存の際の栄養は変化ありません。
しかし、保存状態が悪かったり、長く置きすぎて脂肪が酸化してくると味も栄養も落ちます。
おいしいうちに食べてください。
落花生を冷蔵保存する方法
収穫直後の生の落花生は冷蔵庫の冷蔵室で保存します。
殻の有無を問わず乾燥させた生の落花生、炒った落花生は、乾燥剤や脱酸素剤を入れた密閉保存容器に入れたうえで冷蔵室で保存します。
どの状態の落花生も、野菜室ではなく、冷蔵室にいれます。
収穫直後の落花生の冷蔵保存法
- Step1包む新聞紙で殻つきのまま落花生を包む。
- Step2ポリ袋に入れる包んだ落花生をポリ袋に入れる。
- Step3冷蔵室に入れる湿度を避け、野菜室より低温な冷蔵室に入れる。
殻の有無を問わず、乾燥した生の落花生、炒った落花生の冷蔵保存法
- Step1乾燥させる、または炒る天日で落花生を乾燥させる。または炒る。詳しくは、「落花生の干す保存方法」や「落花生の炒り方」を参照。
- Step2保存袋に入れるきっちり密閉できる保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いて口を閉める。乾燥剤や脱酸素剤もいっしょに入れるとなおよい。
- Step3冷蔵室に入れる湿度を避け、野菜室より低温な冷蔵室に入れる。
- Step4殻なし落花生の時の注意点薄皮が取れやすいので、少しずつ小分けに袋に入れ、丁寧に扱う。
落花生の冷蔵保存の際の保存期間
収穫直後の生の落花生の冷蔵保存の際の保存期間は、2~3日です。
水分が多くあまり日持ちしません。
殻の有無を問わず乾燥させた生の落花生、炒った落花生を冷蔵保存する際の保存期間は半年から1年ほど保存できます。適正な保存状態をキープしましょう。
実は、殻の有無を問わず乾燥させた生の落花生の冷蔵保存が鮮度も一番長持ちします。
大量に生の落花生がある場合は、まとめて炒るよりも乾燥した生のまま冷蔵保存し、使う分だけ加熱加工して食べるのがよいですね。
落花生の冷蔵保存の際の栄養素は?
落花生は多くの脂肪を含む食品ですが、落花生の脂肪は、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸です。
タンパク質を含み、ビタミンBやカルシウムも多く含みます。
落花生の常温保存の際の栄養は変化ありません。
しかし、保存状態が悪かったり、長く置きすぎて脂肪が酸化してくると味も栄養も落ちます。
おいしいうちに食べてください。
落花生を冷凍保存する方法
収穫直後の生の落花生は茹でてから冷凍、殻の有無を問わず乾燥した生の落花生、炒った落花生は乾燥剤や脱酸素剤を入れた密閉保存容器に入れたうえで冷凍保存します。
収穫直後の生の落花生の冷凍保存法
- Step1茹でる塩水で落花生を茹でる。「落花生の茹で方」を参照。
- Step2保存袋に入れる茹でた落花生を保存袋に入れる。
- Step3冷凍する冷凍庫で保存する。
殻の有無を問わず乾燥した生の落花生と炒った落花生の冷凍保存法
- Step1干すまた炒る天日で落花生を乾燥させる。または炒る。詳しくは、「落花生の干す保存方法」や「落花生の炒り方」を参照。
- Step2保存袋に入れる冷凍保存袋に入れる。乾燥剤や脱酸素剤もいっしょに入れるとなおよい。
- Step3冷凍する冷凍庫で保存する。
- Step4殻なし落花生の時の注意点薄皮が取れやすいので、少しずつ小分けに袋に入れ、丁寧に扱う。
野菜マルシェのなのか
- 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
- アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
- 冷凍室を強に設定するとなおよし
落花生の冷凍保存の際の保存期間
収穫直後の落花生の茹でたものを冷凍保存する際の保存期間は1ヶ月ほどです。
殻の有無を問わず乾燥した生の落花生と、炒った落花生を冷凍保存する際の保存期間は半年から1年ほど保存できます。適正な保存状態をキープしましょう。
乾燥した生の落花生と、炒った落花生は、冷蔵保存、冷凍保存ともほぼ同様のやり方で保存でき、食感に大きな差もなく、状態が良ければかなりの長期保存も可能です。
ただし、生の乾燥した落花生を冷凍すると、わずかに残った水分が凍って細胞を壊すため、発芽能力は失われてしまいます。家庭菜園などで、来年も種として落花生を使いたい場合は、冷凍は厳禁です。
炒った落花生は、できるだけ低温、低湿度、低酸素を保つことで鮮度が保てますので、冷蔵保存より冷凍保存の方がむいているともいえます。
そのときの冷蔵庫や冷凍庫の空き具合、種として使いたいのかどうかなどによって保存方法を工夫しましょう。
落花生の冷凍保存の際の栄養素は?
落花生は多くの脂肪を含む食品ですが、落花生の脂肪は、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸です。
タンパク質を含み、ビタミンBやカルシウムも多く含みます。
落花生は茹でることで水溶性のビタミンBなどが減ります。
ただし、落花生は比較的長い時間加熱しなければ食べられるようにはならないので、ビタミンBは他の食品と組み合わせて食べて補うことも考えるといいですね。
落花生を冷凍したあとの解凍方法
茹でた落花生はゆっくり自然解凍します。
乾燥した落花生、炒った落花生は水分が少ないので、冷凍してより固くなることはありません。そのまま使えます。
落花生を干す保存方法
収穫直後の生の落花生は天日干しすると長期間の保存に耐えられるようになります。
水分が多く、そのままでは日持ちがしません。
正しい方法で乾燥させることによって保存性がぐんと上がります。
落花生の干す保存法
- Step1干し野菜ネットに並べる収穫した生の落花生を殻つきのまま、重ならないように干し野菜ネットに並べる。
- Step2天日に干すネットを日当たりのよい戸外につるし、落花生を天日に干す。
- Step3夜間は取り込む天気が悪い時と夜間はネットごと室内の取り込む。
- Step4乾き具合の確認振ってみて、殻の中でカサカサ音がするようになるまで1週間前後干す。
- Step5冷蔵保存する乾燥したら冷蔵保存に切り替える。「殻の有無を問わず、乾燥した生の落花生、炒った落花生の冷蔵保存法」、または「殻の有無を問わず乾燥した生の落花生と、炒った落花生の冷凍保存法」の項目参照。
落花生の干す保存の際の保存期間
乾燥した生の落花生は、冷蔵、または冷凍で適正に保存できれば半年から1年保存できます。
落花生を干した後の戻し方
干した落花生を炒って食べる場合は、戻す必要はありません。
煮物などに使う場合は、一晩水につけてから調理します。
落花生を干す保存の際の栄養素は?
落花生は多くの脂肪を含む食品ですが、落花生の脂肪は、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸です。
タンパク質を含み、ビタミンBやカルシウムも多く含みます。
落花生の干す保存の際の栄養は変化ありません。
しかし、落花生は干しただけでは食べられません。茹でたり、煮たりすれば、水溶性のビタミンBなどは減少します。
また、炒ったものの保存状態や期間によっては、脂肪が酸化して味や栄養が落ちることもあります。
おいしいうちに食べましょう。
落花生の長持ちさせる保存方法
落花生を鮮度よく長持ちさせるいちばんの方法は、乾燥させた生の落花生を冷蔵庫で保存する方法です。
発芽能力という命のエネルギーを奪わずに長持ちさせられます。
落花生の夏と冬の保存の違い
落花生の保存において、夏と冬で大きな差はありません。
しかし、乾燥させた落花生や、炒った落花生に湿気は厳禁です。
湿度の高い時期は使う分だけ、食べる分だけ出すことを徹底しましょう。
落花生の新聞紙がない
収穫したての生の落花生を冷蔵庫で保存するのに新聞紙で包みますが、新聞紙がない時は、紙袋でも、クラフト紙でもよいです。
かさばるものなので、キッチンペーパーでは小さすぎてつつみにくいでしょう。
落花生の保存容器や保存袋
乾燥した生の落花生や炒った落花生を保存するときには、完全に密閉できる袋で、できるだけ空気を抜きます。
乾燥剤や脱酸素剤があればなおよいです。
収穫直後の生の落花生の洗い方(下処理)
- 水で流しながらスポンジなどでごしごし洗う。
- 干す場合は、よく水気を切り、ペーパーなどで水気を拭き取る。
落花生の茹で方
- 塩水を作ってわかす。水1リットルに対して、塩は大さじ2ほど。
- 落花生を入れて茹でる。茹で時間は30分~1時間、落花生の状態や好みによっても変わってくるので、時々食べてみて好みの方さのところで火を止める。
- そのまま、お湯につけて15分程おき、塩味をなじませる。食べてみて塩気がよいと感じたら、ざるにあげる。
フライパンでの落花生の炒り方
- フライパンに重ならないように落花生を並べる。殻付きでも、殻なしでもよい。
- 熱の入り方が均一になるように、丁寧にかき混ぜながら炒る。
- 落花生の状態にもよるが、殻なしのものなら30分前後、殻付きのものなら1時間程度炒る。
オーブンでの落花生の炒り方
- 天板に重ならないように殻のない落花生を並べる。殻つきのものは、はぜることもあり危険なので避ける。
- オーブンを150度に予熱する。
- 30分を目安に加熱する。味見して火の通り具合を確認する。
電子レンジでの落花生の炒り方
- 天板に重ならないように落花生を並べる。殻つきのものは、はぜることもあり危険なので、殻の端を砕いて穴をあけておくか、封筒などの紙袋に入れて加熱する。殻のないものはそのままでよい。殻なし、殻付きとも、1回に処理する量は50gほど。
- 600wで1分間、加熱むらをなくすため、かき混ぜて更に1分加熱する。
- 味見して火の通り具合を確認する。
落花生の炒り方による違い
どの方法で落花生を炒っても、しっかり冷ましてから保存します。
熱いうちはやや柔らかく感じた落花生も、冷めるとかりっとした歯ごたえになります。
フライパンで炒った落花生は香ばしさがきわだちます。
オーブンや電子レンジで加熱したものは甘みが引き立ちます。
殻付きでフライパンで炒るのは時間も手間もかかりますが、豆自体に焦げ目ができないのできれいに仕上がります。
オーブンで炒る方法がいちばん手間がかかりません。オーブンにお任せでできてしまいます。
電子レンジで炒る方法は、加熱時間は少なくて済みますが、一回に処理できる量が少なくなります。
欲張ってたくさん一度に加熱しようとすると、加熱むらができて仕上がりがいまひとつになってしまうのです。
落花生の保存場所
落花生の保存は、高温、湿度、酸素をできるだけ避ける場所にします。
密閉し、冷蔵庫や冷凍庫に保存します。
落花生の皮つき
収穫直後の落花生を茹でたものは、殻付きで冷凍しましょう。
乾燥させた生の落花生は、かさばるようなら殻をとってしまってもよいですが、薄皮が取れやすくなってしまうので、殻をとったら丁寧に扱いましょう。
落花生の芽や根が出てしまったら
乾燥させても冷凍や加熱をしなければ、落花生は種として発芽するエネルギーを持っています。
落花生の芽や根は、落花生もやし、ピーナッツもやしと呼ばれ、食べることができます。
しかし、芽や根がでるということは、湿度や温度が高いということです。
保存環境を見直しましょう。
また、落花生の芽や根は食べられますが、もやしになってしまうといたみもはやいので、生えてしまった芽や芽がいたんでいないかはよく確かめてください。
落花生の見分け方と選び方
腐っている場合の見分け方
腐り具合は以下に当てはまると危険です。
- 殻がぶよぶよして、汁がしみだしている。
- カビが生えている。
- ぬるぬるしていたり、異臭がする。
新鮮な選び方
新鮮な選び方は、以下の通りです。
- まるまるとしたものより、やや長細いものがよい。
- 収穫直後の生の落花生であれば、袋に結露などがないもの。
- 乾燥させたものや炒ったものであれば、湿気や酸素を遮断してパッケージされているもの。
落花生の旬
落花生の旬は秋です。
国産の落花生は、9月下旬から収穫が始まり10月には新豆の出荷の最盛期を迎えます。
落花生について
落花生は、ピーナッツともいわれ、アーモンドやクルミのような木の実(ナッツ)のなかまと思われがちですが、マメのなかまです。
初夏に黄色い花を咲かせた後、子房柄(花の付け根の軸のところ)が地中に向かってのび、地面の中で実を結び、その実は秋には熟すというかわった習性をもつ植物です。
花が落ちて、地中で実が生ずることから、「落花生」と呼ばれています。
コレステロールを下げる不飽和脂肪酸や、良質なタンパク質を含む高栄養食品であるとともに、重篤なアレルギーを引き起こすこともあるとされ、気を付けなければいけない食品です。
落花生の保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方
落花生の保存食の種類
- ピーナッツバター
- 炒め物
- 煮物
落花生の保存食レシピの簡単作り方と保存期間
生落花生のピーナッツバター
保存期間は冷蔵庫で1~2か月です。手作りのピーナッツバターの味は格別です。
落花生豆腐(ジーマミー豆腐)
保存期間は冷蔵庫で1~2日です。沖縄料理のジーマミー豆腐もおうちで作れます。
落花生の常備食人気レシピの作り方と保存期間
生落下生の甘煮
保存期間は冷蔵庫で3~4日です。
豚肉とごぼうのピーナッツスタミナ炒め
保存期間は冷蔵庫で2~3日です。
落花生の漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間
高血圧に☆酢ピーナッツ
保存期間は冷蔵庫で1ヶ月程です。
落花生の保存食冷凍レシピ
冷凍したゆで落花生で☆味な落花生
冷凍した落花生をアレンジしていくレシピです。
落花生の長期保存できる日持ちレシピ
懐かしの味☆ピーナッツ味噌
冷蔵庫で1か月ほど保存できます。
落花生をお弁当のおかず
余った落花生で!カシューナッツ炒め風
落花生の量は好みで調節できます。歯ごたえのよいおかずです。
落花生の保存食筋トレ
漢方医お勧め薬膳 なつめとピーナッツの蜜煮
薬膳において落花生は、適切な量を食べれば胃腸のはたらきを強めてくれる、落花生の薄皮は美肌に効果があると言われます。
また、なつめは鉄分を多く含む食材です。
女性にうれしい健康効果をもったレシピです。
離乳食の保存
落花生は離乳食には使えません。
落花生(ピーナッツ)は、アレルギーを引き起こすことが多いとされる食品のひとつです。
消費者庁では、「食物アレルギー症状を引き起こすことが明らかになった食品のうち、特に発症数、重篤度から勘案して表示する必要性の高い食品」を「特定原材料」と定義しています。
えび、かに、そば、小麦、乳、卵、ピーナッツの7品目です。
アレルギーの症状としては、じんましんや、咳、嘔吐や下痢の他、重篤な場合はアナフィラキシーショックを引き起こすこともあるとされます。
落花生は離乳食には使わないようにしてください。
落花生(ピーナッツ)をこどもにあげるのは1歳を過ぎてから、ペースト状のものをごくわずかずつ、慎重に様子を見ながらにしましょう。
また、粒の落花生も注意が必要です。
丸のみして喉に詰めたり、手で持って遊んで鼻に詰めたりという危険があるからです。
粒のまま与えるのは、4~5歳から、落ち着いて座って食べさせ、よく噛むように言って食べさせてあげてくださいね。
落花生は、お菓子に使われることも多い食品です。原材料表示に注意して、事故を防ぎましょう。
参考:消費者庁
まとめ
落花生は、生のまま乾燥させて冷蔵、または冷凍することで長期保存しやすくなります。
炒りたての落花生の味は感動的なので、生のまま保存して食べる分だけ炒るのが、落花生をいちばん長くおいしく楽しめる方法といえます。
また、旬の時期しか楽しめない収穫したての落花生の塩ゆでも、甘みと香りがたまらない絶品です。
私は生落花生を見かけたら必ず買って塩ゆででいただきます。
落花生は通年出まわるので、旬を意識することがあまりないかもしれませんが、秋にはその時しか味わえない生の落花生の味がありますので、ぜひ探してみてくださいね。
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