カット野菜はすぐ調理に使えてとても便利です。忙しいときにとても重宝します。
ただ使い切れず2、3日賞味期限が切れてしまうことがあります。
期限が切れてしまったものは食べて良いか心配です。また、加熱すれば大丈夫なのかも気になります。
今回はカット野菜の賞味期限後について調べてみました。
期限内で食べきるのがいちばんですが、万が一賞味期限が切れてしまった場合、どのような状態であれば利用できるかわかれば安心です。
見た目、臭いなどどういうものなら大丈夫かの判別の目安も載せたので、参考にしてください。
Contents
カット野菜の賞味期限切れは2、3日までOK?
お店で買う商品には安全においしく食べられる期間があり、「賞味期限」や「消費期限」が記載されています。
カット野菜の袋にも必ずこれらが記載されていますが、まずこの2つがどのように違うかを説明します。
「賞味期限」
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この表示されている「年月日」まで「品質が変わらずにおいしく食べられる期間」のことです。
スナック菓子、カップ麺、チーズ、缶詰など比較的傷みにくい食品に表示されています。
「消費期限」
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この表示されている「年月日」まで「安全に食べられる期間」のことです。
お弁当、サンドイッチなど比較的傷みやすい食品に表示されています。
参照:農林水産省ホームページ
スーパーやコンビニで売られているカット野菜にもこの賞味期限と消費期限が書かれています。
賞味期限が書いてあるカット野菜
下茹でされた里芋や筑前煮用野菜、たけのこなどは加熱調理したものが多く、だいたい賞味期限が記載されています。
賞味期限なのでその期限を過ぎたからと食べられなくなるわけではありません。
しかし、賞味期限前でも開封してしまった場合は早めに食べきるようにしましょう。
消費期限が書いてあるカット野菜
サラダ用のキャベツやレタスなどのカット野菜は加工工場で生野菜がカットされます。
野菜は切り口から傷みやすくなるものが多いのでこれらは消費期限が記載されています。
もしカット野菜の消費期限が2~3日過ぎてしまったら、変なにおいがしたりさわってみてぬめりがなかったりしないか確認を行ってください。
自己責任にはなりますが、食べることは可能です。
更にそのままの状態で食べるのが心配な場合は、しっかり加熱することをおすすめします。
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カット野菜の賞味期限切れ後の期間は?
カット野菜の賞味期限が切れた後、どれくらいまで食べることができるでしょうか。
実際に試した方の目安などをご紹介します。
傷んでいないかどうかの目安
- においがしない(酸っぱいにおいなど)
- 見た目がべチャッとしていない
- 野菜がヘナヘナしていない
- 野菜にぬめりがない
- 野菜が茶色く変色していない
- 野菜が乾燥していない
- 野菜から汁が出ていない
- 袋の中でガスが発生していない
と、いくつか見た目やにおいなど五感を使って判断できる方法がありました。
消費期限が過ぎても1日くらいは問題なく食べている方が多く、2~3日、長い方では1週間過ぎたものを召し上がった方もいらっしゃるようです。
カット野菜の賞味期限切れは加熱すればOK?
カット野菜の賞味期限や消費期限が過ぎても、まずは傷んでいなければ食べることができます。
しかしミックス野菜やサラダ系などのカット野菜は、期限が過ぎたものを生で食べるのが心配な方も多いと思います。
見た目やにおいなど問題がなければ炒める、みそ汁やスープの具にする、煮込み料理に使うなどして食べることが可能です。
加熱する際は75℃で1分間以上、しっかり加熱をしてください。
加熱が不十分だと食中毒の原因になることがあります。
加熱する際も、必ずカット野菜自体が傷んでいないことを確認してください。
まとめ
カット野菜は賞味期限、消費期限が過ぎても野菜自体が傷んでいなければ食べられることがわかりました。
また、生のカット野菜も加熱することで無駄なく食べることができます。
期限が過ぎたものはあくまで自己責任ではありますが、すぐ捨てずに食べられるかどうか確認してみてください。
特に賞味期限が書いてあるカット野菜は、廃棄せず食べることができれば食品ロスにもつながりますね。
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