キャベツの保存方法をご紹介します。
キャベツは一年中見かけ、1玉購入することも多いかと思います。
そのため、丸ごとで冷蔵保存する方法や、千切りですと生のまま冷凍保存も可能です。
Contents
キャベツの保存の仕方
春キャベツと冬キャベツ徒では、水分の量が違いますが保存方法は一緒です。
丸ごと購入してきたら、外葉は捨てましょう。ご自分で家庭菜園されているなら無農薬などありますが、一般的に売られているキャベツは何度も農薬が使われています。1.2枚は破棄しておきます。
それでも農薬の心配があるなら、30秒ほど湯通しするか、生のままで食べるなら切った後に5分ほど水につけておくと安心です。
キャベツの保存温度
キャベツが喜ぶ最適な温度は、0℃~5℃です。湿度は90~95%です。
キャベツの保存方法
- 常温 芯をくりぬき、湿らせたキッチンペーパーを詰めて冷暗所で保存。
- 冷蔵 常温保存と同じ。
- 冷凍 千切りやみじん切りを生か、塩もみして冷凍保存。
- 半玉 ラップでしっかり包む
- 干し 芯を残しながら、薄めに切って3日ほど干す。
キャベツの保存期間と賞味期限
- 常温・・・3日ほど
- 冷蔵・・・2週間
- 冷凍・・・1か月
- 干す・・・2週間
- 半玉・・・1週間ぐらい
- 千切り・・・3日ほど(生のまま)、冷凍であれば1か月ぐらい
キャベツの芯のくりぬき方
キャベツを長持ちさせて保存させるには、芯をくりぬくことです。
- 手順1切り込みを入れる細長い包丁で芯の周りを斜めに切り込みを入れる
- 手順2芯をくりぬく5.6回ほど場所を変え、5角形や6角形などをイメージすると、徐々に芯がくりぬかれていきます。
- 手順3湿らせたキッチンペーパーを丸めてくりぬいた部分に詰める
一度でやろうとするとできないので、2回ぐらいに分けて挿していってみてください。
これが基本の芯のくりぬき方で、キッチンペーパーを詰めて保存しておきます。
キャベツの芯は栄養の宝庫で、そのままにしておくと栄養を吸い取られてしまうのです。
キャベツの芯取り器もありますので、参考にしてください。
キャベツの芯の栄養は豊富
残った芯には、ビタミンUが多く含まれており、葉よりも多いです。
また、ビタミンCも豊富でスライスしてスープでいただきましょう。
ビタミンCは加熱すると酸化してしまいますが、アミノ酸(タンパク質はアミノ酸が集まったもの)を一緒に取ることで同じ働きをしてくれているといわれています。
キャベツを常温保存する方法
キャベツの常温保存する方法をご紹介します。
キャベツの常温保存法
キャベツの常温保存は、夏場は持ちませんので、冬の時期がおすすめ。
- Step1新聞紙を包む芯の下処理を下キャベツを新聞紙で包む
- Step2キャベツの芯を下にするキャベツの芯を下にして涼しい場所で保存
キャベツの常温保存の際の保存期間
キャベツの常温保存期間は、1週間です。
キャベツの常温保存の際の栄養素は?
キャベツには、ビタミンK、ビタミンC、ビタミンUが他の野菜よりも豊富です。常温保存したキャベツは長く常温保存するとビタミン類は減っていきますが、短期間では少しの減少になります。
キャベツを冷蔵保存する方法
キャベツを冷蔵保存する方法をご紹介します。
キャベツの冷蔵保存法
キャベツの保存温度は0℃~5℃ですので、冷蔵保存がお勧めです。
キャベツの芯をくり抜く作業を行ったら、常温保存と同じように、新聞紙に包み口を閉じて冷蔵室で保存します。
キャベツの冷蔵保存の際の保存期間
保存期間は、2週間です。
キャベツの冷蔵保存の際の栄養素は?
キャベツを冷蔵保存しても、栄養素は減りません。
キャベツの保存方法 新聞紙がないとき
キャベツの保存方法で新聞紙に包むということをお話ししましたが、新聞紙がないご家庭もあるでしょう。
新聞紙がない場合は、ビニール袋に入れて軽く口を結びます。そして、冷蔵保存します。新聞紙よりは通気性が良くないため、傷みやすいですから早めに使い切るようにしてください。
キャベツのまるごと保存方法
キャベツを丸ごと保存するには、芯の下処理が必要で、冷蔵保存します。
丸ごと保存のメリットとして、栄養や水分があまり逃げていかないことです。カットしてしまうと、栄養も水分も逃げやすく、傷みやすいです。
キャベツを冷凍保存する方法
キャベツを冷凍保存する方法をご紹介します。
キャベツの冷凍保存法
キャベツの冷凍保存は、生のままと塩もみする方法があります。
1.キャベツの千切りの冷凍保存方法は生で
キャベツは生のままでも千切りや細切りしたキャベツを切り、千切りにしたキャベツを生のまま保存袋に入れて急速冷凍 します。
冷凍してあったも切ってあるので、スープやサラダ、和え物に使えます
2.キャベツのザク切りの冷凍保存方法
キャベツのザク切りも冷凍できます。
他の野菜と一緒に下ごしらえまでやっておき、そのまま鍋へ入れることもできるので調理法によって他の野菜と組み合わせることもできますね。
千切りと同じように、ザク切りも生のままで大丈夫です。
3.キャベツを塩もみする方法
キャベツ塩もみすることで、水分が抜けます。
塩もみしてから水分をよく絞り、保存袋に入れて冷凍します。
サッと塩ゆでしてから冷凍してもOKです。
キャベツの冷凍保存の際の保存期間
キャベツを冷凍保存した際の保存期間は、1か月です。
千切りもみじん切り、塩もみも同様です。
キャベツの冷凍保存の際の栄養素は?
冷凍すると細胞が壊れてしまうので、解凍したときに水分が抜けやすくなるのでビタミン類が減っていきます。
キャベツを冷凍したあとの解凍方法
冷凍したキャベツは、冷蔵庫で自然解凍します。自然解凍したら和えものに使えます。
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キャベツを干す保存方法
キャベツを干す保存方法をご紹介します。
キャベツの干す保存法
キャベツを干す保存方法は、春キャベツや冬キャベツよりも夏に出回る高原キャベツが良いです。
- Step1キャベツを切るキャベツは芯をつけたまま薄めのくし形に切る
- Step2干す野菜かごやザルで3日ほど干す
芯にもたっぷり栄養がありますので、芯はつけたまま干して調理に使います。
2時間~半日干すとセミドライのキャベツができ上ります。
春キャベツは、水分が多いので干し時間は長くなります。
キャベツの干す保存の際の保存期間
キャベツを干すと、保存期間はドライは冷蔵室で2週間です。
セミドライのキャベツは、冷蔵室で3日間です。
キャベツの干すした後の戻し方
キャベツを干した後の戻し方は、水にサッとつけて調理します。
キャベツの干す保存の際の栄養素は?
キャベツを干すと、アミノ酸がふえることで甘みが増します。
キャベツのカット(切った)場合の保存方法
キャベツを丸ごと保存するのは、常温(冬場のみ)、冷蔵保存が多いかと思いますが、半分にカットしてしまった場合の保存方法です。
キャベツを半分カット(切った)際の保存方法
キャベツが半分にカットされたものは、包丁で切られているので、これ以上酸化しないために、しっかりとラップで包み冷蔵庫で保存します。
ビニール袋よりラップのほうが酸素を通さないので、切った野菜はラップで保存します。
キャベツを半分カット(切った)際の保存期間
1週間ぐらいが目安です。しかし、ラップをしても何度もラップを開くので、早めに使い切りましょう。
キャベツを半分カット(切った)の栄養素は?
キャベツを半分にカットしてしまったら、すでに空気に触れている時間が多くなっているので酸化が始まっています。
ビタミンCも減っていますがそこまで気にする必要のない量です。
キャベツの千切りの保存方法
キャベツを千切りした後の保存方法をご紹介します。
キャベツを千切りにカット(切った)際の保存方法
キャベツを千切りにカット(切った)場合
サッと水洗いしてしっかりと水気をきり(ここポイントです)、ビニール袋に入れて空気を押し出してから保存します。
空気を少しでも抜くことです。冷蔵庫で保存します。
キャベツの千切りを水につけて保存する方法はお酢
短時間であればキャベツの千切りを水につけておく際でも一週間は長持ちします。水は毎日変えてください。
水につけるときにレモンやお酢を加えると変色も防げます。
一週間水につけておくと、ビタミンC、キャベツに含まれるキャベジン(ビタミンU)があり胃の粘膜を修復しますが、減っていきますのでご注意ください。
冷蔵庫で保存します。
キャベツを千切りにカット(切った)際の保存期間
千切りをビニール袋に入れた場合、カットしてから2日間が保存期間です。
キャベツを千切りにカット(切った)の栄養素は?
ビタミンCが減っていきます。
キャベツの千切り残りの保存方法と容器
キャベツの千切りの残りを保存するときの容器は、酸素に触れないようにするための方法から、
・ビニール袋
・ボウル
を使います。
他にも真空にしておくことできる機械もあります。
キャベツの保存方法 真空容器(機)とは?
キャベツの千切りは、真空にしたほうがいいのですが、簡単に空気を抜く機械があります。
市販の千切りキャベツは?
市販の千切りキャベツは、あまり日持ちしません。2日を目安に使い切ってください。
キャベツの千切りの保存方法は塩
キャベツの千切りは、塩で浅漬け風にすると日持ちします。
冷凍の時も塩を使って水分を抜きましたが、塩によって水分を抜くことが目的ですので、シャキシャキ感を味わいたい時には向かないでしょう。
キャベツの夏と冬の保存の違い
キャベツは春キャベツ、夏秋キャベツ(高原キャベツ)、冬キャベツがあります。
春キャベツと冬キャベツ、夏秋キャベツの違い
春キャベツ・・・旬の時期は3月~5月、全体に丸い形をし黄緑色をしています。葉はふんわり巻いていて葉は薄いです。みずみずしく水分や甘みも多いのでサラダや浅漬けに向いてます。
冬キャベツ・・・旬の時期は11月~3月、全体に楕円形で葉がぎゅっと締まっています。葉は分厚いので煮込み料理にしても加熱しても煮崩れしにくいです。
夏秋キャベツ・・・旬の時期は7月~10月、葉は緑色で巻きもしっかりし手織り、甘みが強いのが特徴です。
保存方法も水分の量によって、保存期間も違ってきますが、夏は冷蔵庫保存がお勧めです。
キャベツの長持ちする保存方法
キャベツを長持ちさせる保存方法は、芯をくりぬくことにあります。成長点を壊すこと。
芯をくりぬいたら、丸ごと保存のほうが切ったキャベツよりは長持ちします。
他にも爪楊枝をさす方法もあるようです。
キャベツの保存で芯に爪楊枝をさす方法
キャベツの保存方法で、レタスと同様に爪楊枝をさす方法がありますが、葉物野菜は栄養の元となる芯から補い成長し続けようとしています。
そのため、芯に爪楊枝をさすだけで芯の成長を止めることができるのです。
芯をくりぬくことも芯をとってしまうと成長を止めることができる方法です。
キャベツの芯に爪楊枝をさすだけですが、芯が固いので怪我をしないように行ってください。
キャベツの見分け方と選び方
キャベツの腐っている見分け方と選び方を説明してきます。
腐っている場合の見分け方
腐り具合は以下に当てはまると危険です。
- 変色している
- 匂いがする
- ねばねばしている
- シワシワになっている
新鮮な選び方
新鮮な選び方は、以下の通りです。
- 外葉が緑色でハッキリしている
- 持った時に重みを感じる
- 芯の切り口が変色していない
春キャベツも冬キャベツも水分が大事です。
レタスとキャベツの保存期間
レタスとキャベツの保存期間は、それほど変わりません。
栄養面では違いがあるので、サラダはレタス、煮込み料理はキャベツなど、調理法によって使い分けてください。
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キャベツの保存食と常備菜レシピ
キャベツの保存食と常備菜のレシピ、栄養価の高い食べ方も一緒にご紹介します。
キャベツの保存食の種類
キャベツの保存食として、ザワークラウトが有名ですよね。
他にも
- 塩もみ
- ・浅漬け
- ・塩昆布で合える
- ・酢漬け
キャベツのザワークラウトのレシピ
では、キャベツのザワークラウトのレシピをご紹介していきます。
ザワークラウトは、酢漬けと一緒だと思われがちですが、酢漬けではなく、発酵させていているので酸っぱく感じのです。
キャベツの酢漬けの保存食レシピと保存期間
ザワークラウトとは違い、こちらが酢漬けのレシピ。
浅漬けみたいにあっさりいただけます。
5日ぐらいが目安で食べきってください。
キャベツの塩もみレシピと保存期間
キャベツの塩もみは保存食の前段階として行います。
- キャベツを大きめの千切りで切りボウルへ。
- 塩と水を混ぜ合わたものをキャベツにふりかける
- 2を強めにもむ
- ラップをかけて冷蔵庫で30分おく
- 水気をしっかりと絞り、密閉容器で保存
保存期間は5.6日ぐらいです。
塩もみしたキャベツを冷蔵庫で保存することによって、どんな料理にも使えます。
キャベツと塩昆布レシピと保存期間
キャベツと塩昆布のレシピです。
材料は、キャベツ4分の1と塩昆布適量です。
- キャベツをざく切り
- キャベツと塩昆布を混ぜる(手で混ぜてもOK)
- 仕上げにごま油をかける
茹でることもしないので、手で切れば包丁も使うこともありません。
お好みでにんにくをいれても美味しいですよ。
キャベツの浅漬けレシピと保存期間
キャベツの浅漬けをご紹介します。
キャベツは春キャベツですと葉も柔らかく食べやすいです。
材料は、キャベツ4ぶんの1と昆布茶と塩です。
- キャベツをざく切りに切ってビニール袋に入れる
- 昆布茶と塩を入れてもむ
2.3時間で味がなじんできます。
キャベツの保存食冷凍保存レシピと保存期間
キャベツの保存食は冷凍保存ができます。
夕食に作ったロールキャベツやコールスロー。浅漬けも冷凍できます。
お弁当にご活用ください。
キャベツの栄養価を高めるには、牛乳と一緒に摂取することです。スープですと、ビタミンが水分と一緒に逃げ出しても一緒に取ることができるのでお勧めです。
また、にんじんと一緒に取ることで、美肌効果が高まります。
いかがでしたか?
キャベツは一年中出回っていますが、その時期ごとで調理法を変えたりして楽しんでください。
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