コールラビは日本ではまだ認知度が浅いですが、常温、冷蔵、干して乾燥、冷凍、と幅広い保存方法があり、扱いやすくお薦めの野菜です。
キャベツと同じアブラナ科で、栄養価はキャベツに近いですが、食感はかぶや大根に似ています。
クセが無い野菜なので、保存食レシピも、煮物、漬物、炒め物、と豊富に楽しめます。
葉の部分も美味しくいただけ、旬の時季にには是非とも丸ごと味わいたい野菜です。
コールラビの保存方法と、保存食レシピをご紹介しましょう。
Contents
コールラビの保存の仕方
コールラビは、葉の部分とカブの部分を切り分けて保存します。
葉を付けたままにしておくと、葉の方に水分や栄養分が取られ、果肉部分の旨味が無くなってしまうからです。
葉とカブを切り分けたら、それぞれ湿らせた新聞紙などに包み、冷蔵庫で保存します。
カブの部分は、下処理をして切干大根のよう形で、干す保存もできます。
更に、干した物を冷凍保存することもできます。
コールラビの保存温度
コールラビの保存温度は、0~15℃です。
コールラビの保存方法まとめ
- 常温・・・カブと葉に切り分け新聞紙に包み涼しい場所に置く
- 冷蔵・・・カブと葉に切り分け新聞紙に包み冷蔵庫で保存
- 冷凍・・・カットして冷凍
- 干し・・・カブの部分を千切りにし天日で干して保存
コールラビの保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・3日
- 冷蔵・・・5日
- 冷凍・・・1か月
- 干し・・・1カ月
- 干して冷凍・・・2カ月
コールラビを干して保存する場合は、カビを防ぐため、「生乾き」は避けましょう。
コールラビの葉の保存方法
コールラビの葉の切り口の部分を湿らせ、新聞紙に包み冷蔵庫に入れ保存します。
コールラビを常温保存する方法
葉とカブに切り分けます。
葉の方は切り口を湿らせて、カブの方はそのままで、それぞれ新聞紙に包み保存します。
なるべく日の当たらない、涼しい場所に置きます。
コールラビの常温保存法
- Step1葉とカブを切り分ける軸の根元から葉とカブを切り分ける
- Step2葉の切り口を湿らせる葉は切り口を湿らせる
- Step3新聞紙で包む葉とカブをそれぞれ新聞紙で包む
- Step4涼しい場所に置く日の当たらない涼しい場所に置く
- Step1葉とカブを切り分ける軸の根元から葉とカブを切り分ける
- Step2葉の切り口を湿らせる葉の切り口を湿らせる
- Step3新聞紙で包むそれぞれを新聞紙で包む
- Step4冷蔵庫に入れる葉は立てて、それぞれを冷蔵庫に入れ保存
- Step1皮をむくコールラビの皮をむき、食べやすい大きさに切る。皮は千切りにする。
- Step2密封できる容器に入れる密封できるプラスチック容器かジッパー付きポリ袋に入れる
- Step3冷凍庫に入れる冷凍庫に入れ冷凍保存する
コールラビの常温保存の保存期間
コールラビの常温保存の保存期間は、3日です。
コールラビの常温保存の際の栄養素は?
基本的にはキャベツに似た栄養素を持ちますが、さほど栄養価は高くありません。
高血圧予防や老廃物の排出に良いミネラル、カリウム、美肌効果のあるビタミンCは比較的多く含まれています。
コールラビのビタミンは、加熱しても壊れたり失われにくい特徴があります。
加熱調理しても、栄養を無駄なく摂取することができます。
コールラビを冷蔵保存する方法
コールラビを葉とカブに切り分け、葉の部分の切り口を湿らせ、それぞれを新聞紙に包み、冷蔵室で保存します。
葉の方は、立てて置くとより鮮度を保てます。
コールラビの冷蔵保存法
コールラビの冷蔵保存の保存期間
コールラビの冷蔵保存の保存期間は、5日です。
コールラビの冷蔵保存の際の栄養素は?
コールラビの冷蔵保存の際の栄養素は、常温保存と変わりありません。
コールラビを冷凍する保存方法
コールラビのカブの部分の皮をむき、食べやすい大きさに切り、密封容器に入れ冷凍保存します。
皮の部分は硬いので、千切りにして冷凍します。
コールラビの冷凍保存方法
コールラビの冷凍保存の保存期間
コールラビの冷凍保存の保存期間は、1か月です。
コールラビを冷凍したあとの解凍方法
コールラビの解凍方法は、凍ったまま、調理することです。
1度解凍してしまうと、水分と一緒に栄養分が流れてしまいますし、柔らかくべちゃべちゃになってしまいます。
煮物や、スープにして、栄養をまるごといただきましょう。
コールラビを冷凍保存の際の栄養素は?
コールラビは、凍ったまま丸ごと調理することで、生のものとほとんど同じ栄養成分を保てます。
コールラビを干す保存の方法
切干大根のように、カブの方を千切りにし天日干しして乾燥させ保存します。
コールラビを干す保存方法
カビを防ぐため、完全に乾燥するまで干しましょう。
干して密封容器に入れる際には、乾燥材(シリカゲル)を一緒に入れるとカビの防止になり長持ちします。
野菜マルシェのなのか
- 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
- アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
- 冷凍室を強に設定するとなおよし
コールラビの干す保存の保存期間
コールラビの干す保存の保存期間は、1か月です。
コールラビを干した後の戻し方
コールラビを干した後は、水で軽く洗い、熱湯をかけて戻します。
コールラビの干す保存の栄養素は?
コールラビを干すことにより、カルシウムの栄養素がアップします。
コールラビの長持ちさせる保存方法
コールラビの最も長持ちさせる方法は、干す保存方法で乾燥させたコールラビを、さらに冷凍保存する方法です。
この方法ですと、冷凍庫で2か月は保存可能です。
解凍する場合は、冷蔵庫で自然解凍か、急いでいる 時は熱湯をかけて解凍します。
スープや、煮物として調理するのが適しています。
コールラビのカット(切った)後の日持ちする保存方法は?
ラップで切り口を空気に触れないよう包み、冷蔵庫で保存します。
乾燥すると新鮮さが損なわれるので、早めに調理して使いきりましょう。
コールラビの保存方法 使いかけ
ラップで切り口を空気に触れないよう包み、冷蔵庫で保存します。
乾燥すると新鮮さが損なわれるので、早めに調理して使いきりましょう。
コールラビの夏と冬の保存の違い
コールラビの夏と冬の保存の方法に違いはありません。
コールラビの丸ごと保存
コールラビを丸ごと保存する場合は、葉とカブに切り分けることが大切です。
葉は切り口を湿らせ、新聞紙に包み冷蔵庫に立てて置きます。
カブの部分は、新聞紙で包み冷蔵庫に入れ保存します。
コールラビの外の保存
コールラビを外で保存する場合は、日の当たらない、涼しい場所に置きましょう。
コールラビの新聞紙がない場合の保存
コールラビを保存する時、新聞紙が無い場合は、ポリ袋に入れ、密封せずに空気に触れるようにして保存します。
コールラビの保存容器や保存袋
干したコールラビを保存する場合は、密封できるプラスチック容器か、ジッパー付きポリ袋を用意します。
乾燥剤(シリカゲル)があると、カビ防止になります
コールラビの下処理の仕方
- 葉とカブの部分を切り分ける
- 皮をむく
コールラビの皮つき
コールラビは、皮の部分が硬いので、生でサラダや、炒め物にする場合は皮を厚めにむいて調理します。
皮の部分は、千切りにして、炒め物にすると美味しくいただけます。
干して保存する場合は、皮のまま千切りにしても大丈夫です。
コールラビの葉の保存方法
カブの部分と切り分けたコールラビの葉は、切り口を湿らせ、新聞紙に包み冷蔵庫で保存します。
コールラビの見分け方と選び方
コールラビは、中国の品種と、ヨーロッパの品種が出回っています。
中国産の物は硬く、ヨーロッパ産の物は柔らかい傾向があります。
また、色も一般的な緑色のものと、紫色のものがあります。
しかし、どちらも皮をむいてしまうと中は白色をしていて、変わりがありません。
大きすぎると硬くなり、「ス」が入りやすくなるので、直径6~10cmの小ぶりな物を選びましょう。
重さがしっかり重く、表面がみずみずしい物が新鮮です。
コールラビの腐っている場合の見分け方
腐り具合は以下に当てはまると危険です。
- 重さが軽い
- 茎、葉が萎れている
- 大きさが大きすぎる
コールラビの新鮮な選び方
新鮮な選び方は、以下の通りです。
- 直径6~10cmの小ぶりの玉
- ずっしりと重い
- 表面がみずみずしい
- 茎、葉がしゃきっと元気が良い
コールラビの旬
コールラビは、種をまく時季により2つの旬の時季があります。
6~7月と、11~12月です。
かぶの保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方
コールラビの保存食の種類
- 漬物
- 炒め物
- 煮物
コールラビの保存食レシピの簡単作り方と保存期間
コールラビの漬物
保存期間は冷蔵庫で10日です。
コールラビの常備食人気レシピの作り方と保存期間
コールラビの煮物
保存期間は冷蔵庫で3日です。
コールラビの酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間
コールラビのピクルス
保存期間は冷蔵で10日です。
コールラビのお弁当のおかず
コールラビの保存食筋トレ
コールラビ葉っぱのレシピ
まとめ
コールラビは日本ではまだまだ認知度が少ない野菜ですが、旬の時季にはスーパーや産地直送の道の駅などで見かけるようになりました。
皮をむいて生でいただくとリンゴのような爽やかな歯ざわりで、煮込むと大根のような柔らかい味わいがあります。
洋食にも和食にも中華にも合いますので、コールラビの魅力ははかり知れません。
保存方法も簡単で扱いやすいく見た目も愛くるしいコールラビを、是非一度ご家庭でご賞味くださいね。
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