シャキシャキした食感がクセになるはす芋。鮮度を保ったまま保存したいですよね。
今回ははす芋の保存方法と保存期間、食べ方や賞味期限が長めの保存食レシピをご紹介します。
はす芋は冷蔵や冷凍での保存以外にも、干して長期保存することも可能です。
干すことで栄養価も上がり、保存食にぴったり。乾燥させたはす芋は味も染みてとてもおいしいです。
また、はす芋はアクも少なく下ごしらえも簡単で、サラダから煮物まで幅広く料理できます。
正しく保存して、いろいろなはす芋料理に挑戦してみましょう。
Contents
はす芋の保存の仕方
はす芋は傷みやすく常温保存はできません。
新聞紙で包んで冷蔵するか、冷凍保存しましょう。
干して長期保存もできます。
はす芋の保存温度
はす芋は0℃~8℃で保存しましょう。
はす芋の保存方法まとめ
- 常温・・・不向き
- 冷蔵・・・新聞紙などに包み野菜室で保存
- 冷凍・・・カットし下茹でしてから袋に入れ保存
- 干し・・・洗って天日干ししてから袋に入れ保存
かぶの保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・不向き
- 冷蔵・・・2~3日
- 冷凍・・・1か月
- 干し・・・半年
はす芋を常温保存する方法
はす芋は傷みやすく常温保存には向いていません。
野菜室か冷凍庫で保存するか、干して保存しましょう。
はす芋を冷蔵保存する方法
はす芋を保存する際は乾燥しないよう新聞紙などで包みます。
あまり日持ちせず、切り口から変色してくるので早めに食べきりましょう。
はす芋の冷蔵保存法
- Step1包む新聞紙で包む
- Step2保存する野菜室で保存する
はす芋の冷蔵保存の際の保存期間
野菜室で2~3日保存できますが、切り口から変色しやすいので早めに食べきりましょう。
変色してしまった部分はカットして調理してください。
はす芋の冷蔵保存の際の栄養素は?
はす芋にはカルシウム、マンガン、カリウム、亜鉛などのミネラル類が多く含まれています。
特に多いマンガンは、カルシウムとともに骨の代謝を助ける酵素の成分にもなります。
また、不溶性食物繊維も多く含まれ、腸内環境を整え便秘改善にも効果があります。
冷蔵保存による栄養価の変化はありません。
はす芋を冷凍保存する方法
はす芋は冷凍することで長期保存が可能です。
軽く下茹でしてから冷凍しましょう。
はす芋の冷凍保存法
皮を剥くときに手がかゆくなることがあるので、手袋をすると安心です。
- Step1カットする皮を剥き食べやすい大きさにカットする
- Step2茹でる沸騰した湯に入れ1~2分茹でる
- Step3水にさらす30分ほど水にさらしてアク抜きする
- Step4保存する水気を拭きフリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存する
野菜マルシェのなのか
- 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
- アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
- 冷凍室を強に設定するとなおよし
はす芋の冷凍保存の際の保存期間
冷凍したはす芋は1か月ほど保存できます。
はす芋の冷凍保存の際の栄養素は?
はす芋に多く含まれるカリウムやマンガンなどのミネラル類は、下茹でする際に減少します。
一方で、腸内環境を整えてくれる不溶性食物繊維は減少することはありません。
はす芋を冷凍したあとの解凍方法
下茹でしてから冷凍するので、解凍せずそのまま調理することができます。
はす芋を干す保存方法
はす芋は干して長期保存ができます。
また、はす芋を干したものを「芋がら」「干しずいき」と呼びます。
はす芋を干す保存法
- Step1洗う洗って水気をよく拭く
- Step2干すザルやネットに並べて干す
- Step3保存する完全に乾燥したら瓶や袋に入れて暗所で保存する
天気がいい日に1週間から10日ほど天日干しすると乾燥します。
はす芋を干す保存の際の保存期間
完全に乾燥したはす芋は半年ほど保存できます。
はす芋を干した後の戻し方
1時間から一晩水に浸けて、戻します。
長くつけることでアクも抜けていきます。
はす芋を干す保存の際の栄養素は?
はす芋に含まれる不溶性食物繊維は、天日干しすることで増加します。
不溶性食物繊維は腸内環境を改善し、便秘の解消などに役立ちます。
はす芋のカット(切った)後の日持ちする保存方法は?
はす芋はカットした部分から傷んでいきます。
早めに食べきりましょう。
はす芋の保存方法 使いかけ
はす芋は傷みやすいため、使い切れなかった場合は下茹でしたものを冷凍すると長期保存もでき、そのまま使うことができるので便利です。
はす芋をカットしたときの保存期間
冷蔵保存する際は1~2日以内に食べきりましょう。
冷凍すれば1か月ほど保存できます。
はす芋の長持ちさせる保存方法
はす芋を長持ちさせるコツをご紹介します。
はす芋の夏と冬の保存の違い
はす芋は夏が旬の野菜で、乾燥には弱いです。
冷蔵保存する場合は、乾燥しないよう新聞紙に包んで保存します。
夏も冬も常温保存はしないようにしましょう。
はす芋の丸ごと保存
はす芋は1~2mほどの大きさに育ちます。
収穫したてのはす芋は適当な長さにカットしてすぐ冷蔵するか、皮を剥いて天日干しして保存しましょう。
すぐに下茹で出来れば冷凍保存も可能です。
はす芋を包む新聞紙がない時
買った時のパックのまま保存します。
切り口が傷んで変色してくるので早めに使いましょう。
長期保存したいときは冷凍するか干して保存します。
はす芋の保存容器や保存袋
冷凍するときや干したものを保存するときはフリーザーバッグなどを使うと便利です。
はす芋の洗い方(下処理)
生で食べる場合は塩もみしてアクを抜きます。
- 水で洗い皮を剥く
- 食べやすい大きさにカットする
- 塩でもみ30分ほど水に浸けておく
はす芋の茹で方
加熱して食べる時は下茹でしてアクを抜きます。
- 皮を剥いてカットする
- 湯を沸かし1~2分茹でる
- 水に30分ほど浸けておく
はす芋の保存場所
はす芋は常温保存せず新聞紙に包んで野菜室で保存します。
はす芋の見分け方と選び方
はす芋を選ぶ際のポイントです。
腐っている場合の見分け方
- 切り口が茶色に変色している
- どろどろになっている
- 異臭がする
新鮮な選び方
- 鮮やかな緑色
- 切り口が白くてきれい
- ハリがあり硬い
はす芋の旬
はす芋の旬は夏で、7~9月にかけて多く出回ります。
高知県ではハウス栽培がされていて、通年出荷されています。
はす芋について
はす芋は里芋の仲間ですが芋の部分は食べられず、青い茎の部分を食用とします。
カットすると断面に細かい穴が空いていて、その見た目が蓮に似ていることから「はす芋」という名前がついたと言われています。
「青ずいき」とも言いますが、主な生産地である高知県では「りゅうきゅう」と呼ばれ、郷土料理にも使われています。
クセのない味で、加熱してもシャキシャキした食感はなくならず酢の物や煮物、炒め物に向いています。
はす芋の保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方
はす芋の保存食レシピをご紹介します。
ずいきや芋がらのレシピも、はす芋を使って作ることができます。
はす芋の保存食の種類
- 炒め物
- おひたし
- 酢の物
はす芋の保存食レシピの簡単作り方と保存期間
芋柄のピリ辛炒め
冷蔵で4~5日、冷凍で2週間保存できます。
はす芋の常備食人気レシピの作り方と保存期間
冷やしておいしいずいきのおひたし
冷蔵で2~3日、冷凍で2週間保存できます。
はす芋の漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間
ずいきの甘酢漬け
冷蔵で1週間、冷凍で2週間保存できます。
はす芋の長期保存できる日持ちレシピ
ずいきのきんぴら
冷蔵で4~5日、冷凍で2週間保存できます。
はす芋をお弁当のおかず
ずいきのごま和え
冷蔵で2~3日、冷凍で2週間保存できます。
はす芋の保存食筋トレ
豚肉はす芋炒め
冷蔵で2~3日、冷凍で2週間保存できます。
まとめ
関東ではあまりなじみのないはす芋ですが、地方の直売所やお土産屋さんなどではたびたび見かけらる野菜です。乾燥品の「芋がら」は保存もききとても便利です。
また、はす芋は生でも調理してもシャキシャキ感が楽しめ、お弁当のおかずやお酒のおつまみにもぴったりです。
ぜひお気に入りのはす芋料理を探してみてください。
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