ルバーブは野菜ですが、生で食べると酸味が強いためジャムやお菓子にするのが一般的です。
ヨーロッパでは身近な食材ですが、日本ではあまりなじみのない方も多く、保存方法に困ることもありますね。
ルバーブは加工に向いているので、ジャムにすると長く保存することができますし、生のまま冷蔵はもちろん、冷凍することもできます。
今回はルバーブの保存方法を、保存期間と栄養を逃さない保存食レシピと共にご紹介します。
ジャム以外のいろんな食べ方がありますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
ルバーブの保存の仕方
生のルバーブは冷蔵庫に保存します。
冷凍する場合はカットしてからジッパー付きの袋に入れて保存します。
ルバーブの保存温度
10℃以下で保存します。
ルバーブの保存方法まとめ
- 常温・・・保存には向かない
- 冷蔵・・・切らずに新聞紙に包んで冷蔵庫に入れる
- 冷凍・・・2~3センチにカットしてからジッパー付き保存袋に入れる
- 干し・・・保存には向かない
ルバーブの保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・保存には向かない
- 冷蔵・・・1週間
- 冷凍・・・1年間
- 干し・・・保存には向かない
ルバーブを常温保存する方法
生のルバーブは常温では劣化が進むので、保存には向きません。
ルバーブを冷蔵保存する方法
ルバーブは乾燥しないように新聞紙で包み、冷蔵庫に保存します。
ルバーブの冷蔵保存法
- Step1包む新聞紙で包む
- Step2保存冷蔵庫に入れる
ルバーブの冷蔵保存の際の保存期間
1週間です。
ルバーブの冷蔵保存の際の栄養素は?
ルバーブにはカリウムが比較的多く含まれています。
カリウムは体内の余分な塩分を排出し、高血圧の予防やむくみの改善に効果があると言われています。
冷蔵保存による大きな栄養素の変化はありません。
ルバーブを冷凍保存する方法
ルバーブを冷凍するときにはカットしてから冷凍します。
ルバーブの冷凍保存法
- Step1カットするルバーブを洗って水けを切り、2~3センチの長さに切る
- Step2入れる保存用のジッパー付き袋に入れ、空気を抜いて密封する
- Step3保存冷凍庫で保存する
野菜マルシェのなのか
- 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
- アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
- 冷凍室を強に設定するとなおよし
ルバーブの冷凍保存の際の保存期間
1年間保存ができますが、長く保存するときはあまり温度の変化がないようにしましょう。
開け閉めを控えたり、冷凍庫の奥に入れたりするなど工夫して保存します。
ルバーブの冷凍保存の際の栄養素は?
ルバーブにはビタミンC、カロテン、葉酸などが多く含まれます。
さらに赤いルバーブにはアントシアニンというポリフェノールが含まれます。
アントシアニンは眼精疲労に効果があると言われ、食用色素としても使われます。
冷凍することで栄養が減ることはありません。
ルバーブを冷凍したあとの解凍方法
そのまま加熱して使います。
ルバーブは加熱するとすぐに煮崩れますが、冷凍したものはさらに煮崩れやすくなるので、ジャムに加工するのがおすすめです。
砂糖をまぶしてから冷凍すると、そのまま鍋に入れて加熱するだけなので楽ですよ。
出てきた水分は栄養が豊富なので、捨てずに一緒に使いましょう。
ルバーブを干す保存方法
ルバーブを干す保存方法はありません。
ルバーブのカット(切った)後の日持ちする保存方法は?
ルバーブの保存方法 使いかけ
切り口をラップで包み、冷蔵庫で保存します。
またはジッパーバッグに入れて冷凍します。
ルバーブをカットしたときの保存期間
冷蔵庫で2~3日です。
切り口から傷んできますので、早めに使いましょう。
切ってすぐ冷凍すれば1年間もちます。
ルバーブの長持ちさせる保存方法
冷凍するのが一番長持ちします。
ルバーブの新聞紙がないとき
キッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて保存します。
ルバーブの保存容器や保存袋
ジャムや砂糖漬けにした際に、煮沸消毒した瓶に入れると長く保存できます。
ルバーブの茹で方
ルバーブは加熱すると溶けるので、一般的な野菜のように茹でることは難しいです。
ルバーブの皮つき
ルバーブは皮をむかずにジャムなどに加工することができます。
ルバーブの見分け方と選び方
腐っている場合の見分け方
腐り具合は以下に当てはまると危険です。
- 切り口が茶色い
- 断面が傷み始めている
- しおれている
新鮮な選び方
新鮮な選び方は、以下の通りです。
- 切り口が新しい
- 全体にハリがある
- 色が鮮やか
ルバーブの旬
5月~9月に収穫されます。
初夏のほうが酸味が強いといわれます。
ルバーブについて
ルバーブはシベリア原産の野菜で、和名を食用大黄(ショクヨウダイオウ)といいます。
国内では北海道や長野県などで栽培されています。
食用にするのは柄の部分で、葉には毒性があるので食べることはできません。
ルバーブの葉には高濃度のシュウ酸が含まれ、中毒を起こすことがあります。
根には下剤として使われる成分があり、柄にもわずかに含まれるため便秘の解消に良いとされています。
しかし妊婦の方は、子宮収縮の作用があるため、摂取は控えるようにしてください。
ルバーブの保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方
ルバーブの保存食の種類
- ジャム
- 砂糖漬け
- 練り梅風に
ルバーブは強い酸味のおかげで、砂糖で煮ると甘酸っぱいジャム、塩で煮るとまるで梅干しのような酸っぱさになります。
生の状態の色がそのまま出来上がりの色になるので、いろいろ試してみましょう。
ルバーブの保存食レシピの簡単作り方と保存期間
ルバーブのタルト
冷蔵庫で2~3日保存できます。
ルバーブの常備食人気レシピの作り方と保存期間
ルバーブで練り梅
冷蔵庫で2~3日保存できます。
ルバーブの漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間
ルバーブの砂糖漬け
冷蔵庫で半年ほど保存できます。
煮沸消毒した瓶に入れれば、保存期間を長くすることができます。
ルバーブの保存食冷凍レシピ
ルバーブのマフィン
冷凍庫で2週間保存できます。
ルバーブの長期保存できる日持ちレシピ
ルバーブのジャム
冷蔵庫で1~2ヵ月保存できます。
ルバーブの保存食筋トレ
ルバーブ入りサラダ
冷蔵庫で1~2保存できます。
まとめ
ルバーブは野菜ですが、ジャムにするとまるで果物のような甘酸っぱさが味わえます。
酸っぱいものが好きな方は虜になってしまいますよ。
スーパーでみることはまだまだ少ないルバーブですが、手に入ったら、ぜひ長く楽しんでくださいね。
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