新ショウガの保存方法｜冷凍・冷蔵・期間と保存食レシピ！

新ショウガは冷凍や冷蔵など色々な方法で保存できる野菜です。

長持ちさせるための保存方法や新鮮なものの選び方、保存した際の栄養について解説していきます。

色んな効果、効能が期待できる生姜、甘酢漬けなど長期間保存ができるレシピもご紹介していきますので、上手に保存して様々な料理に活用してみましょう。

水分が多く柔らかい新ショウガは初夏に出回り始めます。

たくさん手に入ったら保存が効くように家庭で加工し、美味しさを長く楽しみましょう。

新ショウガの保存の仕方

新ショウガは常温で保存ができますが、冷蔵や冷凍、乾保存もでき、料理に使いやすいように様々な形で保存できます。

新ショウガの保存温度

新ショウガは常温15℃で保存できます。夏場の暑い時期は冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

新ショウガの保存方法まとめ

新ショウガの保存期間と賞味期限まとめ

（新ショウガの葉の保存方法）

新ショウガを常温保存する方法

基本的には常温保存が可能です。

新聞紙にくるんで保存します。

新ショウガの常温保存法

• Step1
  新聞紙で包む
  新ショウガを新聞紙で包む
• Step2
  ザルなどに乗せる
  湿気がこもらないようにザルなどに乗せる
• Step3
  保存する
  直射日光の当たらない風通しの良い場所で保存する
• Step4
  タイトル4
  中身4
• Step5
  タイトル5
  中身5

例

• Step1
  カットする
  あく抜きしたわらびを食べやすい大きさにカットする
• Step2
  保存袋に入れる
  わらびを冷凍用保存袋に入れる
• Step3
  水に浸す
  冷凍用保存袋に水を入れ、わらび全体が水に浸るようにする
• Step4
  保存する
  アルミトレイにのせて、冷凍庫で保存する

新ショウガの常温保存の際の保存期間

常温保存で3～4日保存できます。

新ショウガは水分が多いため傷みやすくもあります。早めに使い切りましょう。

新ショウガの常温保存の際の栄養素は？

ショウガといえば体を温める効果や殺菌作用が期待できます。

生のショウガに含まれるジンゲロールという辛み成分がこれらの効果を発揮しているのですが、常温保存によって量や質が変化することはありません。

ジンゲロールは血流を良くして手足の先の冷えの改善に効果があります。

また、このジンゲロールは熱を加えるとショウガオールという別の辛み成分に変わります。

ショウガオールも同じように温熱効果が期待できますが、こちらは体の芯から温めてくれる効果があります。

新ショウガを冷蔵保存する方法

夏場の暑くなる時期は冷蔵庫保存がおすすめです。

乾燥を防ぐために保存袋に入れて保存します。

新ショウガの冷蔵保存法

• Step1
  新聞紙を湿らせる
  新聞紙を軽く湿らせる
• Step2
  新ショウガをくるむ
  湿らせた新聞紙で新ショウガをくるむ
• Step3
  保存袋へ入れる
  新聞紙でくるんだ新ショウガを保存用の袋へ入れる
• Step4
  保存する
  冷蔵庫の野菜室で保存する
• Step5
  タイトル5
  中身5

新ショウガの冷蔵保存の際の保存期間

冷蔵保存で10日間保存できます。

新ショウガの冷蔵保存の際の栄養素は？

冷蔵保存による新ショウガの栄養素の変化はありません。

新ショウガを冷凍保存する方法

新ショウガは冷凍保存も可能です。

皮を剥いて使いやすい形にカットするか、すりおろして冷凍保存しましょう。

新ショウガの冷凍保存法（使いやすい形にカットする場合）

• Step1
  洗う
  新ショウガを水洗いする
• Step2
  皮を剥く
  新ショウガ全体の皮を剥く（新ショウガの皮は薄いので気にならない場合はそのままでも可）
• Step3
  1回量ずつカットする
  使いやすい大きさにカットする
• Step4
  ラップで包む
  カットした新ショウガを1つずつラップで包む
• Step5
  保存袋へ入れる
  冷凍対応の保存袋へ入れる
• Step5
  保存する
  冷凍庫で保存する

新ショウガの冷凍保存法（すりおろす場合）

• Step1
  洗う
  新ショウガを水洗いする
• Step2
  皮を剥く
  新ショウガ全体の皮を剥く（新ショウガの皮は薄いので気にならない場合はそのままでも可）
• Step3
  すりおろす
  新ショウガをおろし金ですりおろす
• Step4
  小分けにする
  すりおろした新ショウガをラップに包むなどして１回量ずつ小分けにする
• Step5
  保存袋へ入れる
  冷凍対応の保存袋へ入れる
• Step5
  保存する
  冷凍庫で保存する

すりおろした場合、製氷機を使って小分けにすると取り出しやすく使うときも便利ですよ。

ラップのゴミも減らせます。

新ショウガの冷凍保存の際の保存期間

新ショウガは冷凍した場合、１か月ほど保存できます。

新ショウガの冷凍保存の際の栄養素は？

ジンゲロールはスライスしたりすりおろすなどして空気に触れると壊れてしまう性質があります。

少しでも損失を防ぐために、切ったらなるべく早くラップに包みましょう。

ジンゲロールは殺菌作用も強いため、風邪のひきはじめなどで効果を得たい場合は生の物を使うほうが良いでしょう。

新ショウガを冷凍したあとの解凍方法

自然解凍してから使用するか、そのまま使用します。

特にすりおろしたものはそのまま料理に使ったり、紅茶に入れたりして使用できます。

料理に使って加熱することでジンゲロールがショウガオールに変化し、温熱効果は同じように得られます。

新ショウガを干す保存方法

干ししょうがとして保存することも出来ます。

天日干しの方法以外にも、オーブンを使った方法もあります。

新ショウガの干す保存法（天日干しの場合）

• Step1
  洗う
  新ショウガを水洗いする
• Step2
  皮を剥く
  新ショウガの皮を剥く（新ショウガの皮は薄いので気にならない場合はそのままでも可）
• Step3
  スライスする
  新ショウガを薄くスライスする
• Step4
  干す
  ザルや新聞紙に広げて3～4日天日干する。夜は屋内へ入れる
• Step5
  保存する
  完全に乾燥したら密閉できる保存容器に入れて保存する

新ショウガの干す保存法（オーブンの場合）

• Step1
  洗う
  新ショウガを水洗いする
• Step2
  皮を剥く
  新ショウガの皮を剥く（新ショウガの皮は薄いので気にならない場合はそのままでも可）
• Step3
  スライスする
  新ショウガを薄くスライスする
• Step4
  天板に並べる
  クッキングシートを敷いたオーブンの天板にスライスしたショウガを並べる
• Step5
  加熱する
  １００℃で１時間加熱する
• Step6
  保存する
  加熱が終わったら、冷ましてから密閉できる保存容器に入れて保存する

新ショウガの干す保存の際の保存期間

乾燥させた新ショウガは３か月ほど保存できます。

新ショウガを干した後の戻し方

乾燥したままお湯を注げば生姜湯になります。

煮魚などに使う場合は水で戻して使いましょう。

乾燥したショウガをフードプロセッサーにかけて粉末状にすれば生姜パウダーとして、そのまま紅茶に混ぜたり、料理の香りづけ、魚の臭み消しに使用できます。

新ショウガを干す保存の際の栄養素は？

乾燥させることでも、ジンゲロールはショウガオールに変化します。

ショウガオールは体の芯から温めてくれる効果のある辛み成分です。

新ショウガのカット（切った）後の日持ちする保存方法は？

新ショウガの保存方法　使いかけ

切った断面が空気に触れないよう、また、乾燥しないようにラップを巻いて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

新ショウガをカットしたときの保存期間

冷蔵保存で10日ほど保存できます。

新ショウガの長持ちさせる保存方法

冷凍保存で1か月、干して乾燥ショウガにすることで3か月ほど保存できます。

新ショウガの夏と冬の保存の違い

冬場、室内温度が15℃前後であれば常温保存が可能ですが、夏場の暑い時期は冷蔵保存をおすすめします。

新ショウガの丸ごと保存

新ショウガを丸ごと保存する場合は新聞紙に包んで常温で保存しましょう。

夏場の暑い時期は湿らせた新聞紙に包み、保存袋へ入れて冷蔵保存しましょう。

新ショウガの外の保存

涼しい時期であれば、新聞紙に包んで風通しの良い日陰のある外でも保存できます。

新ショウガの新聞紙がない

新ショウガを包む新聞紙がない場合、キッチンペーパーでも代用できます。

新ショウガの芯のくりぬき方

新ショウガの保存容器や保存袋

冷蔵、冷凍保存する場合は保存袋、乾燥させて保存する場合は密閉容器を用意しましょう。

新ショウガの洗い方（下処理）

新ショウガの茹で方

新ショウガの保存場所

常温保存や乾燥したものであれば風通しの良い冷暗所、他は冷蔵庫、冷凍庫で保存します。

新ショウガの皮つき

新ショウガの皮は薄いので気にならなければ剥かなくても大丈夫です。

清潔なたわしで表面を洗ってから常温や冷蔵庫で保存しましょう。

新ショウガの芽や根が出てしまったら

市販されている新ショウガで芽が出ることはほとんどありませんが、出てきても毒性はありませんので、取り除けば食べられます。

ただ、それだけ時間が経過しているということなのでショウガとしての風味は多少落ちています。

（新ショウガの葉の保存方法）

新ショウガの土付き（泥付き）の保存方法

土を落とさないままビニール袋へ入れ、周りの温度変化を少なくするために発泡スチロールへ入れて室内で保存します。

ショウガ農家さんは収穫したての土付きのショウガを周りの温度が15℃前後に保たれた場所で保存することで1年中出荷できるようにしているのです。

新ショウガの見分け方と選び方

腐っている場合の見分け方

腐り具合は以下に当てはまると危険です。

新鮮な選び方

新鮮な選び方は、以下の通りです。

新ショウガの旬

新ショウガが出回り始める6月～8月が旬です。

新ショウガについて

ショウガは1年中出荷されているものですが、特に旬を迎える6月～8月に出回るショウガを新ショウガと呼びます。

新ショウガは通常よく見るひね生姜と比べて皮が白くて薄く水分が多いのが特徴です。

体を温める効果が良く知られており、最も身近な香辛料と言えるでしょう。

強い殺菌作用もあり、その効果を活用したのが寿司に添えられているガリ（甘酢ショウガ）です。

海外では砂糖漬けにしたり、クリスマスツリーの飾りに人型のジンジャークッキーを焼く風習がある地域もあります。

新ショウガの保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方

新ショウガを美味しく保存するレシピをご紹介します。

新ショウガの保存食の種類

新ショウガの保存食レシピの簡単作り方と保存期間

新ショウガのふりかけ
冷蔵庫で4～5日保存できます。

新ショウガの常備食人気レシピの作り方と保存期間

新ショウガのきんぴら
冷蔵庫で3～４日保存できます。

新ショウガの漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間

新ショウガの味噌漬け
冷蔵庫で10日ほど保存できます。

新ショウガの保存食冷凍レシピ

新ショウガの豚肉巻き
火を通したものは冷蔵庫保存で1～2日で食べきりましょう。

火を通していないものはラップに包んで冷凍庫で保存すれば2週間ほど持ちます。

新ショウガの長期保存できる日持ちレシピ

新ショウガの砂糖漬け
密閉できる保存袋や容器に入れて、冷蔵庫で1か月程度保存できます。

新ショウガをお弁当のおかず

新ショウガの炊き込みご飯
ショウガの殺菌作用で、夏場でも安心してお弁当に入れられます。

炊飯器の保温機能を使えば炊いた翌日まで保存できます。

冷凍すれば1週間は保存できます。

新ショウガの保存食筋トレ

新ショウガのスープ
低カロリーで、ショウガたっぷりなので体の芯から温まります。

冷蔵庫で2～3日保存できます。再加熱して食べましょう。

新ショウガの保存食　酢と氷砂糖で簡単！

新ショウガの保存食といえば甘酢漬け、つまりガリです。

お寿司屋さんでも必ず添えられていますね。

お酢と氷砂糖で手軽に作ることができます。

新生姜のシロップ　ジンジャーエールに♩

ご飯のお供やお酒のおつまみ、ちらし寿司の彩りなど、色んな場面で使えます。

水分が多く柔らかい新ショウガだからこそ出来る保存食レシピです。

漬け汁は炭酸水と割ってジンジャーエールとしても美味しく飲めます。

新ショウガのガリの保存期間

密閉できる瓶やタッパーに入れて冷蔵庫で半年ほど保存できます。

保存する際、瓶やタッパーは清潔なものを用意してください。

台所用のアルコールスプレーで消毒したり、瓶は煮沸消毒するのもオススメです。

新ショウガで佃煮レシピを保存するには？

佃煮は昔から保存食として一般によく作られていました。

新ショウガでももちろん佃煮として作って保存できます。

新ショウガの佃煮
常備菜としてタッパーなどに入れて冷蔵庫で1週間、ラップなどで小分けして冷凍すれば1か月程度保存できます。

離乳食の保存

新ショウガの辛み成分は離乳食期の赤ちゃんにはまだ刺激が強く、向いていません。

2～3歳ころから新ショウガのおろし汁を料理に少量ずつ使いだ背う程度が良いでしょう。

まとめ

みずみずしい新ショウガはひね生姜よりも辛みが少なく、苦手な方でも食べやすいです。

冷蔵、冷凍など多彩な方法で保存でき、ガリとして甘酢漬けにするだけでなく、普段の料理にも取り入れることができます。

甘酢漬けの漬け汁で作るジンジャーエールもオススメですよ。

初夏の訪れを告げるさわやかな新ショウガ、スーパーで見かけたらぜひ手に取ってみてください。