ユリ根と聞くと、お正月ぐらいしか食べないイメージですが、茶碗蒸しにも入っており、あまり使わない野菜だからこそ、正しい保存方法を知っておきたいものですね。
今回は、ユリ根を冷蔵、冷凍の保存方法から保存期間、保存食レシピをご紹介します。
Contents
ユリ根の保存の仕方
ユリ根の保存方法には、常温や冷蔵庫で保存したりが基本ですが、ユリ根を丸ごと保存する方法と鱗片と違います。
ユリ根は乾燥、高温、過湿に弱いため、夏は常温保存は向きません。
洗ってしまったユリ根は腐りやすいので、早めに使い切りましょう。
ユリ根の保存方法
常温
おがくずと一緒に保存
冷蔵
常温と同じでおがくずと一緒に保存
冷凍
茹でて冷凍します。
干し
セミドライになります。
ユリ根を常温保存する方法
ユリ根を購入してきたら、洗わずおがくずのまま保存します。
ユリ根の常温保存法
1.おがくずごと、ダンボールや箱、紙袋などに入れる
2.風通しの良い場所で保存
ポイントとして、おかくずが一緒に売られているので、おがくずごとの買います。
ユリ根の常温保存の際の保存期間
1か月です。
ユリ根の常温保存の際の栄養素は?
ユリ根には、カリウムが豊富に含まれています。野菜の中ではトップクラスで、
特に葉酸は妊婦さんには必須な栄養です。食物繊維も多く、ごぼうと同じくらいの含有量になりますので、食べ過ぎないよう、適宜を摂取してください。
ユリ根を冷蔵保存する方法
ユリ根を夏に購入したなら、冷蔵で保存してください。
ユリ根の冷蔵保存法
常温と同じで、
1.おがくずごと、ダンボールや箱、紙袋などに入れる
2.風通しの良い場所で保存
常温のときと同じように、おがくずがない場合は、新聞紙やキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れて保存しますが、注意する点として、ビニール袋に入れておくと、袋の中で水滴がつき、ユリ根が湿ってくる可能性があります。
5日に一度はユリ根の状態を確認します。
ユリ根の冷蔵保存の際の保存期間
ユリ根の保存期間はおがくずごといれておくと、最大で3か月ほど保存できます。
ユリ根の冷蔵保存の際の栄養素は?
ユリ根を冷蔵しても、栄養の変化はありませんが、少しずつ新鮮さは失われていくので、早めに使い切ります。
ユリ根を冷凍保存する方法
ユリ根は洗ってしまった鱗片は腐りやすいので、早めに使い切るか、冷凍保存がおすすめです。
ユリ根の丸ごとをすぐに使わない場合は、冷凍保存もできますが、食感が落ちます。
ユリ根の冷凍保存法
1.外側から一枚ずつはがす(ここは慎重に)
2.根の部分を切り落とす
3.丁寧に洗う
4.塩を加えた熱湯で30秒ほど下茹でする。または蒸す
5.粗熱をとり水気をとる
6.つずつラップをして冷凍
7.下茹でや蒸す時のポイントは、固めがよいです。ユリ根は茹ですぎると、ボロボロに煮崩れしてしまいます。
8.湯切れをしていると、ユリ根が乾いてくるので冷めてからビニール袋に入れておきます。水には付けないようにしてください。
ユリ根の冷凍保存の際の保存期間
1か月です。
ユリ根の冷凍保存の際の栄養素は?
ユリ根は冷凍すると食感が損なわれます。美味しさを求めるのであれば、早めに常温や冷蔵保存で使い切りましょう。
また、カリウムも茹でることで減少します。
ユリ根を冷凍したあとの解凍方法
冷凍のまま調理します。
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ユリ根を干す保存方法
ユリ根は干してもなかなか乾燥しません。
半乾きぐらいで冷凍保存します。
ユリ根は乾燥ユリ根として薬膳料理に使われています。
ユリ根の干す保存法
ユリ根を1片ずつ干します。
干したユリ根は、溶けにくくなります。
干しても完全には水分は抜けきれないので、野菜室で保存し早めに使い切ります。
ユリ根の干す保存の際の保存期間
ユリ根の干す保存の際の栄養素は?
ミネラルが増えます。
ユリ根のカット(切った)場合の保存方法は?
ユリ根は、洗ってしまうと足が早いので、冷凍するか、早めに使い切りましょう。
ユリ根には毒がある?
ユリ根には、毒があると聞いたことがあります。
ユリ根を食べる習慣があるのは、日本と中国だけで他の国では食べることがありません。
結論からいうと、ユリ根に毒はありません。
ユリ根の保存期間と賞味期限まとめ
常温・・・冬で1か月(条件付き)
冷蔵・・・最大3か月
冷凍・・・1か月
干す
腐っている場合の見分け方
- 根が伸びてくる
- 芽が生えてくる
- 緑色に変化
- 口の部分が穴が開く
- カビが生える
腐っているわけではありませんが、紫色のユリ根があります。これは苦味が強いので避けます。
新鮮な選び方
- 全体に色白
- ぽっちゃりしたもの
- ハリがある
- 硬く締まっている
おがくずと一緒に保存します。
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ユリ根の保存食とおすすめレシピ
ユリ根の保存食の種類
ユリ根の保存食としては、あまりありません。
今回は、ユリ根のレシピをご紹介します。
ユリ根はホクホク感が美味しく感じることができるので、シンプルな調理法がおすすめです。
ユリ根の保存食・常備食レシピと保存期間
バター炒めも味噌汁も、2.3日には食べるようにしてください。
ユリ根の保存方法をご紹介してきました。
おがくずと一緒のほうが、一番保存期間も伸び、ユリ根のホクホク感を味わって、美味しくいただきたいと思います。
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