生姜の保存方法 農家の土付きのやり方や野菜の貯蔵方法

薬味に使ったり下味に使う生姜。いろいろなレシピに大活躍です。

また血行を良くしたり殺菌効果があったりと、生姜にはいろいろな効果も期待できます。

そんな生姜ですが、新生姜が出回る時期に土付きの生姜をもらった、または家庭菜園で生姜を作っている、なんていう方がいらっしゃると思います。

生姜の保存って意外と難しいんですよね。

私も土付きの生姜をいただいたけど、どう保存していいかわかりませんでした。

せっかくの土付き生姜、新鮮なうちにきちんと保存して長持ちさせたいですよね。

そこで、農家の方がどのように保存しているかを調べてみました。

その中でも家庭でできるおすすめの保存方法をご紹介します。

うまく保存できれば種生姜として、また生姜を栽培することができますよ。

生姜農家の保存方法

家庭菜園や畑で生姜を作ったなら、こちらの方法も試してみてください。

土付きのままの生姜で大丈夫です。

  1. 新聞紙で生姜を包み、包んだ新聞紙ごと水で濡らす
  2. 発砲スチロールの底に新聞紙をひく
  3. 生姜を入れる
  4. 暖房していない部屋で保存→ここ重要

発泡スチロールに入れる際に新聞紙で敷き詰めると、温度変化も少なく、長期保存に向きます。

保存する温度が重要で、湿度はあまり高くなく、5℃を保つほうが良いです。

ただ、素人にはこの方法は難しいという声もありますので、私は野菜室に入れて一定の温度を保つようにしています。

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生姜の土付きの保存方法

生姜を栽培生産している農家さんの保存方法は土の中に入れて保存する方法です。

  1. 生姜の根と葉を切り離す
  2. 生姜は土をつけたまま半日ぐらい干す
  3. 20㎝ほど土を掘り、もみ殻を引く
  4. もみ殻の上に生姜同士を触れないように並べる
  5. 並べた生姜の上に土を2㎝かぶせる
  6. 2と3を繰り返す

(引用:やまむファーム

生姜を収穫したら、茎と根は切り離します。土がついたまま塊のまま保存し、定期的に土の中を確認するようにします。

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生姜の保存 春(3月~5月)

土付きの生姜を新聞紙に包み、新聞紙を敷いた発泡スチロールに入れて密閉し、直射日光が当たらない場所、13~15℃くらいの場所に保管します。

保存している生姜が乾燥していないか時々確認します。

3~4月は寒い日があるので、低温障害にならないよう注意します。

生姜の保存 夏(6月~8月)

生姜の最適温度は13~15℃なので、熱くなるこの季節は直射日光を避け、北側の日の当たらない部屋や床下など冷暗所がおすすめです。

春の保存方法と同様ですが、夏は気温が上昇しやすいため、冷暗所がなければ、冷蔵保存がお勧めです。

生姜の保存 秋(9月~11月)

9月頃は残暑もあるため、夏同様直射日光が当たらない場所で保存します。

生姜を栽培しているなら、11月の霜が降りる前に生姜を収穫し、その後保存します。

収穫された生姜は洗わず広げて干し、軽く乾燥させてから、袋に入れて直射日光の当たらない場所に保存し、発泡スチロールがあれば入れておきます。

ちなみにこの時期に栽培した生姜を収穫しますが、霜が降りる前にすべて掘り起こしましょう。

植えたままの生姜を越冬させることはできません。

生姜の保存 冬(12月~2月)

生姜は寒さと乾燥に弱いので、冬の場合は10度以下になる寒い場所は避けます。

気温が下がる日には袋に入れて発泡スチロールや段ボールに入れた生姜を家の中で保存と長持ちします。

もし土の中に埋める場合は、深く土を掘ってもみ殻やわらを敷いて生姜を並べ、さらにもみ殻やわらを上にのせ、土をかけると良いでしょう。

土の中に入れても、0℃以下になると日持ちできませんので、土の中に入れたときは、プランターであれば家の中に入れて寒さから守りましょう。

冬は室内でも気温が下がりやすいため、低温になりやすい場所では生姜を入れた発泡スチロールの上に毛布などをかぶせましょう。

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生姜の土は洗う?土付きで保存はOK?

土付きの生姜は長期間保存するなら、洗わなくて大丈夫です。

洗うとカビが生えやすくなります。

ちなみに、収穫したての生姜は重ならないように広げて日に当てます。土が軽く乾いたら、ビニール袋に入れて保存します。

生姜の保存方法のまとめ

土付き生姜の保存方法をご紹介しました。

農家の方が実際に行っている保存方法は、簡単で参考になりますね。

温度管理と乾燥対策をしっかり行えば、長く生姜を保存できることがわかりました。

土付き生姜はスーパーなどで見かけることは少ないと思います。もし、土付き生姜が手に入ったらぜひ保存方法を試してください。

長く土付き生姜を保存できたら生姜を栽培したり、色々な料理に使ってみてください。

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2 Comments

ヤマダマサタカ山田正隆

10月末土つきしょうがを新聞紙に包み濡らして発泡スチロールの箱に入れたら12月にカビがはえたえどうしたらよいですか?

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なのか

コメントありがとうございます。
どのような保存場所で保存されていたのか、わかりませんが、保存されていた場所が暖かったと思われます。

私は、一定の温度が保てないので、野菜室で保存しています。
その際、発泡スチロールは必要ありませんので、普通のビニール袋でいいかと思いますよ。
毎日ではなくてもいいですが、定期的に発泡スチロールの中を確認されたほうがいいかと思います。

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