【プランターでいちご栽培】家庭栽培初心者でもできる美味しい育て方

家庭栽培で育てたい植物ナンバーワン人気の【いちご】

でも…家のって結局美味しくないんでしょ…って思ってます?

いえいえ、おうちでも甘くて美味しいイチゴは育てられるんです!いくつか上手に育ててあげるポイントをしっかりと押さえて、真っ赤で可愛いイチゴを収穫してみましょう!

実はイチゴは多年草で、上手くいけば来年は買わずに育てられるお得なフルーツ…!

Contents

イチゴを知ろう!一季成りイチゴと四季成りイチゴの違い

イチゴには大きく分けると2つの種類あります。2つの違いを表にまとめました!

収穫次期 大きさ 収穫量 育て方
一季なり 4~6月 甘みが強い 大粒 少なめ 冷気にあてて開花
四季なり 一年中※ 酸味が強い事が多い 小粒 多め 高温短日で開花

※一般的な一季なりと四季なりイチゴの違い

あくまでも一般的な違いであり、味などは品種によってだいぶ違いがあるのですが…一季なりと四季なりはこれくらい違います。

四季なりイチゴもかなり品種改良が進んで、美味しい品種が出てきていますが一般的に美味しいのは一季なりで、スーパーなどでよく売られているイチゴは大部分が一季なりイチゴというのが現状です。

初心者が育てやすいのは?

一季なりにも四季なりにも初心者が育てやすい品種があるので、年中収穫したい場合は四季なりを選択。※真冬は屋外では厳しいです。そうでなければ一季なりを選ぶという感じがおススメです!

失敗しにくい品種選びのポイント
  • 病気に強い
  • 家庭栽培向きの品種

初心者向き一季なりイチゴの品種

宝交早生(ほうこうわせ)

  • 柔らかい果肉
  • 香りが芳醇
  • 甘みと酸味のバランスが良い
  • 昔からの定番で安心
  • 平均糖度 8~9%
  • 大きさ 10~15g

大粒の果実ではないものの、家庭栽培向きなので美味しい実ができる昔から愛されている品種です。

初心者の入門としてダントツトップの育てやすさでおススメなんです。イチゴの甘さや大きさなどの基準としてもぴったり!

あかねっ娘/ももいちご

  • 柔らかい果肉
  • 酸味が少なく甘みが強い
  • ジューシー
  • 平均糖度 12%
  • 大きさ 20~50g
  • 病気に強い

イチゴ好きならももいちごという高級品種をご存知の方も多いと思います。

モモイチゴはあかねっ娘と同じ品種でより大粒で甘みを強く育てたブランドイチゴです。

糖度だけでは実際に感じる甘みは分からないのですが、あかねっ娘は酸味が低く甘さを強く感じます!うどん粉病になりにくく、育てやすいです。

カレンベリー

  • 病気になりにくい
  • 枯れにくい
  • 寒さにも強い
  • 平均糖度 10%

病気になりにくく、手をかけなくても育ちやすいカレンベリーは育てやすさ抜群です。糖度はあかねっ娘と比較すると低いのですが、酸味が少なく甘く感じるので美味しいんです。

ビーナスハート

  • 強健で草勢強い
  • 大きさ 40g
  • 果実はしっかりとしまっています

大粒のイチゴを育ててみたい方におすすめなビーナスハートは、丈夫な品種なので初心者でも育てやすいです。

柔らかいイチゴは果肉がデリケートなのですが、しっかりとしているので腐りにくく扱いやすいのがメリットです!

白乙女

  • 白イチゴの中でも病気に強い
  • 寒さにも強い
  • 大きさ ~40g
  • しっかりとした果肉で傷みにくい

白イチゴは可愛らしくて、憧れって感じがしますよね!直売所などでも大人気です。

白乙女は病気にも比較的強くて、しっかりした実がつくので初心者にもおすすめな白くて甘いイチゴです。

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初心者向き四季なりイチゴの品種

あまごこち

  • 四季なり性が強く一年を通して開花しやすい
  • 受粉しやすく実がつきやすい
  • 病気に強い
  • 甘みが強い
  • 果肉まで赤い

あまごこちは家庭栽培向けに品種改良された品種なので、育てやすさは抜群です。

うどん粉病になりにくく、果実も灰色かび病になりにくいという初心者にはありがたいメリットがいっぱいです。

しかも四季なりなのに甘くて美味しいと味も優れているので、初めての四季なり挑戦にはとってもおススメです。

デルモンテ めちゃウマッ!いちご

  • 耐暑性が高いので夏の収穫も沢山!
  • 糖度が高く濃厚な味わい
  • 大きさ 15~20g

ケチャップでお馴染みデルモンテが開発した品種で、甘みが強く美味しい品種です!

秋植えで栽培しよう!

イチゴの苗の植え付けは基本的には秋植えがおススメです。

10月頃に苗を植え付けるとベストなので、その前にプランターや土を準備して、万全の体制でイチゴをお迎えしましょう(*´з`)

一季なりイチゴ年間スケジュール

9月後半 土作り
10月 土づくりから2週間後 苗の植え付け
11月 枯葉取り
追肥(土によって)
摘花
12~2月 イチゴ休眠中
凍結してしまう地域は防寒対策必須
2月下旬頃 追肥
3月 泥はねは病気のもと 藁をしいて予防
4月 開花
人工授粉
5月~6月 念願の収穫!
収穫後~ ランナー育て(子株育て)
秋頃 子株の植え付け

野菜マルシェのなのか

イチゴの栽培スケジュールはおおまかにこんな流れです。順調にいけば、このサイクルがずーっと回り続けて、苗を買わなくても毎年収穫できて増やす事もできます。

四季なりイチゴ年間スケジュール(冬収穫なし)

9月後半 土作り
10月 土づくりから2週間後 苗の植え付け
11月 枯葉取り
追肥(土によって)
摘花
12~2月 イチゴ休眠中
凍結してしまう地域は防寒対策必須
2月下旬頃 追肥
3月 泥はねは病気のもと 藁をしいて予防
4月 開花
人工授粉
5月~10月 念願の収穫!
1回目の収穫後3週間に1回追肥
夏頃~ 収穫&ランナー育て(子株育て)

野菜マルシェのなのか

四季なりでもランナーから子株を育てたい時は、夏ごろまでの方が株が元気なのでその頃から来年用の準備をすると秋にしっかり根を張った苗を作る事ができます!

四季なりイチゴ年間スケジュール(冬収穫あり)

9月後半 土作り
10月 土づくりから2週間後 苗の植え付け
温度が15℃を下回らないように室内かポリ袋で覆う(換気用の穴を開ける)
11月 開花したら人工授粉する(虫がいないので忘れずに!)
枯葉取り
花が咲いたら2週間に1回追肥
12月頃~ 収穫!

野菜マルシェのなのか

クリスマスにイチゴを収穫しようと思ったら…15℃以上をキープが鍵!
理論上15℃以上あれば以降年中花が咲く四季なりイチゴ!ただし沢山実がつくと、株も疲れてくるので収穫量などは減っていきます。

プランターはコレ

いちごは浅く植えてあげるのでそれほど深いプランターは必要ないです。

高さの目安は20cm程度のものがおススメです!

イチゴが垂れ下がっても地面に触れにくいです。間隔は大体20cm程開けて受けるので、植えたい数で幅を調整しましょう。

プラスチックプランター (幅65×奥行20×高さ20)

この大きさのプラスチックプランターで3苗程度が目安です!最も安価でどこでも売られているので入手も簡単ですね!

ハーベリーポット

安価で可愛いコチラのポットもイチゴにおススメです!1つのポットで3株育てることができ、おしゃれに積み重ねていくこともできます。

ストロベリーポット

素焼き(テラコッタ)は余分な水分などが抜けてくれるメリットいっぱいのポットです。

水はけのいいところが好きなイチゴ用に作られているのでイチゴ栽培にはぴったり。

ただし注意点としては、土が結構大量にいること、そして重いという点です。

れる事も考慮して、動かす可能性が高い方にはあまりおススメできないです。

イチゴ栽培の土作り

プランターが決まれば次は土を用意しましょう!

イチゴが好きな土はph5.5~6.5の土壌です。

初めてプランター栽培をする時は、培養土を購入すると失敗が少なくとっても簡単なのでおススメです。

野菜用培養土かイチゴ専用培養土

イチゴ専用培養土はイチゴの好きな土壌をメインに調整されているので、間違いはないです。

しかし野菜用培養土で無理なのかというと、そんな事はないです。

イチゴは窒素が多いと根枯れをしてしまい、適度な保水性や排水性のある土が好ましいです。良い培養土を選ぶポイントを簡単にまとめてみます。

  • 酸度調整済みの表示がある ph6.0程度の弱酸性
  • 肥料配合有の表示
  • 土の粒サイズが大きすぎても小さすぎても悪い
  • 袋にカビが生えてないかも要チェック

土の良し悪しは奥が深く追求すると難しいですが、しっかりと上記のような酸度(ph)調整や配合成分などの品質表示がしっかりと書かれている培養土が望ましいです。

土を触って・臭いでチェック

培養土を開封してからのチェックになりますが、良い土・悪い土の簡単なチェックができるので観察してみて下さい!
良い培養土 悪い培養土
見た目 粒が均等に揃っている
空気を含んでフカフカしている
湿っぽい土・カビが生えている
香り 堆肥が十分に発酵し土の良い香りがする 発酵が未熟でアンモニア臭やカビ臭い
触り心地 (水を含ませた土をギュッと握り土を固めて、その固まりを指でそっと押してみる)
→パラパラ崩れる
(水を含ませた土をギュッと握り土を固めて、その固まりを指でそっと押してみる)
→握っても固まらない※保水性がイマイチ
→崩れない※排水性がイマイチ

発酵が不十分な土などは、日光を十分に当ててあげると発酵が進んで改良します。保水性や排水性に問題がある時は改良用土などを混ぜ込み調整します。

必要な土の量

プランターに対し土の量がどれくらいか必要かしっかりと把握していますか?先程上げたおススメプランターに必要な土の量をまとめました。※水を入れるので上1cm程度の余裕を持たせています。

  • プラスチックプランター (幅65×奥行20×高さ20):約12ℓ
  • ハーベリーポット:約7ℓ
  • ストロベリーポット(高さ90cm 6ポケット):約18ℓ

物によって多少前後しますが、上記がおおよその土の目安量です!

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元気な苗を選んで購入する

イチゴ栽培の環境が整ったら、元気な良いイチゴ苗を植えてあげましょう!苗選びは収穫にとても大きな影響のある重要なポイントなので、健康な苗をじっくり吟味して下さい。

健康な苗のポイント

  • 葉の色が濃い緑色
  • 葉が厚くてしっかりしている
  • クラウンが太くてがっしりとしている

イチゴの茎の部分をクラウンと呼びますが、イチゴはこの部分を基点に成長します。

イチゴの成長におけるとっても大切な部分なので、クラウンががっしりとしているものを選ぶとベストです。

その中でも、葉っぱが病気になっておらず、みずみずしい濃いめの緑色でしっかりとした葉っぱをつけている苗を選びましょう!

イチゴ苗の植え付け

お気に入りの苗が購入できたら、用意した培養土にイチゴ苗を植えてあげましょう!ここで適当に植えてしまうと後悔するので、重要なポイントだけしっかりと押さえましょう。

超重要!
  • ランナーは内側に向ける
  • クラウンを埋めてしまわない

【1】苗を植え付ける場所を決める

複数の苗を育てる時は、一度ポットごと苗を並べてみて間隔を調整します。苗同士の間隔が20cm程度開くように植える場所を決定します。

【2】ポットの大きさと同じくらいの穴を掘り水をたっぷり含ませる

苗の場所が決定したら、ポットがすぽっとはまる程度の穴を掘ります。穴が掘れたら、その穴にたっぷり溢れるくらい水をしっかり含ませます。じわじわと土に水が染み込んでいくので、待ちましょう。

【3】植えつけ

いよいよイチゴの苗を植え付けましょう!優しく苗を指で挟んで、くるっと逆さ向きにしてポットを外します。根っこが崩れないように、優しく扱ってあげて下さい!

植え付ける向きのポイント

イチゴの苗にはランナーという茎があり、根元をいると切ってあるランナーが分かります。イチゴはこのランナーと反対側に実をつけるので、実がなってほしい方向の反対側にランナーの切れ端がくるように植えます。

向きを確認し、先程あけた穴に苗を植え付けます。この時、しっとりと水を含んだ土がイチゴの根に触れるようにきゅっと寄せてあげるイメージで優しくおさえていきましょう!植え付けが完了したら、再度たっぷりと水をあげましょう!

【4】不要な枯葉・つぼみ・花は取る

植え付け後1カ月間は、花やつぼみをつけたら取り除くようにしてください。栄養はまず株を大きくする方に使ってもらうようにしましょう!

マルチングはできればおススメ!

畑などでは畝を黒いフィルムで覆われている事が多いと思いますが、あれはマルチというものです。マルチにはメリットが沢山あり、雑草予防・乾燥予防・泥はね予防・寒さ対策などに効果的です。これは、プランター栽培にも同じメリットがあるので、できればマルチングをしてあげた方が元気に育ちます!

マルチングの種類は色々!
ウッドチップ・ポリフィルム・敷き藁・コルクなど

特に、真冬の寒さが厳しい地域の方はマルチングでの防寒対策が必須です!防寒性は敷き藁やポリフィルムがおススメです。

寒さに強いイチゴですが、凍結してしまうと枯れてしまう可能性が高いです。

野菜マルシェのなのか

ウッドチップやワインのコルクは見た目もオシャレです!

水やりのタイミング

イチゴは乾燥が苦手です.

特に植え付け直後は、根がしっかりとついていないので弱々しいので特に乾燥に気を付けましょう。

秋植えの場合、日差しが弱くなっており蒸発は少なめなので1日1回程度でいいので、確認するようにしましょう!

乾燥しているかのチェック

培養土はぱっと見では、土が十分に湿っているのか、乾燥気味なのかの区別が難しいことがあります。そんな時は割りばしや竹串を土に刺して確認すると分かりやすいです!

  • 土がついていない→乾燥しています。
  • 土がついている→湿っています。

真冬の休眠中も水やりを忘れずに

気温が15℃を下回ると、イチゴは成長を止めて休眠状態になります。

ここでうっかりと水やりを止めてしまうと、根っこが枯れてしまうので真冬でも土が乾燥してきたらお水を上げて下さい!

2月下旬頃に追肥しよう

一季なりイチゴは寒さに十分に当たる事で、花を咲かせます。

寒い季節も終わりに近づく頃に、開花のためのエネルギーをこの頃に補給しましょう!

追肥のポイントは窒素少なめリン酸多め

窒素が多いと葉っぱばかり成長して実がつかない…や最悪根が枯れてしまいます。リン酸は甘い実をつけるのに必要なので補給します。

3月頃から花が咲いたら人工受粉してしっかりと実を付けよう!

受粉が上手くいかないと、花が咲いてもイチゴになりません。

ハチが多く飛んでくれていれば、人工受粉の必要は無いのですが、場所によってはハチが来にくい事も多々あるので確実な収穫のために人工受粉をしてみましょう!

人工授粉の手順

人工授粉はとっても簡単です。

耳かきにふわふわな部分がありますよね?あのような柔らかいもので、イチゴの花の中心にある雌しべを優しくクルクルと撫でてあげます。

まんべんなくつくように丁寧に撫でましょう。受粉の仕方が不十分だと、変な形のイチゴになってしまうんです。

イチゴのお世話ポイント

ランナーが伸びたら切る

花が咲き始める頃、ランナーもスクスク伸びてきます。

子株を増やすために必要なランナーですが、まだ次期早々なので、ばっさりと切ります!ランナーを伸ばすのは6月頃からが目安です。

美味しいイチゴを沢山収穫するために、エネルギーを集約してもらいましょう。

水やりの時に葉の裏側までかける

イチゴの大敵であるハダニという害虫から守るために効果的なのが、葉っぱの裏の部分まで霧吹きを使って水をかけてあげる事なんです。

ハダニはイチゴを枯らしてしまうので、油断大敵です!

風通し良く・日当たりのいい場所に

日光に十分に当たる場所にプランターを設置し、カビなどが生えないように風通しを良くしておきます。灰色カビ病になってしまうと、せっかくのイチゴも大ダメージです。

開花が終わった頃から一カ月後に念願の収穫期!

多少品種により前後しますが、花が咲き終えた頃から早ければ35日程で、イチゴ全体が美味しそうに色付きます!いよいよ頑張って育てたイチゴの初収穫です!せっかくなので完熟のポイントを知っておきましょう!

完熟イチゴの見極め方
  • ヘタぎりぎりまで赤い
  • 全体がツヤツヤと光沢がある
  • ヘタが反り返っている
  • 全体がパンパンでヘタの根元が裂けている

美味しいイチゴは野鳥も狙っている…野鳥対策

野鳥は本当に美味しいものをよく知っています。

完熟のイチゴをただ単に待っていたら…鳥に食べられてしまった・・・!なんて事は非常によくあるので、実が付き始めたら防鳥ネットで鳥対策をされることを強くおススメしたいです…!

来年も同じイチゴを育てるならランナーを育てる(収穫期後半)

勢いの良かった収穫最盛期が終わってきた頃、勢いのあるランナーを伸ばしてあげましょう。

地面に生えている場合はそのまま伸ばしていった先が新たなイチゴの場所になりますが、プランター栽培の場合はまず子苗をポットで育てます。

【1】子株を1つ1つポットに仕上げる

ランナーが伸びていくとその先に子株ができます。その子株からもランナーが伸びてまた子株(親から見ると孫株)ができます。こうしてイチゴ株はどんどん増えていきます!

ポットに培養土を入れて、ランナーは親株と繋げたままポットに植え付けます。その先も同様です。

まだ根がしっかりとついていないので、水やりはしっかりと注意しましょう!この頃は夏場になり、管理が一番難しい頃なので頑張りましょう!

子苗の選び方重要ポイント
1本のランナーから3つ4つと子株ができますが、親株から一番近い子株は避けます。1番目の子株は最も病気を引き継ぎやすい株だと言われています。

3週間程したら、軽く子苗を引っ張ってみて抜けなければ根がしっかりとついた証拠です!ランナーを切り離して子苗の完成です!このまま秋ごろまでポットでしっかりと育て、10月頃にプランターへ移し替えます!

上手に育てて来年は苗代0円!

イチゴは多年性植物で上手に育ててあげると毎年収穫できるお得な野菜なんです!美味しいイチゴを収穫し終えたら、次は来年の為に子苗作りにチャレンジしてみましょう。

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