小豆の保存方法|冷凍・冷蔵・保存期間と保存食レシピ!最長2年可能

お祝い事によく使われる小豆を余らせ、そのまま戸棚の中で眠っている人も多いです。

そこで、小豆の冷蔵や冷凍保存の方法、保存食レシピもご紹介します。

正しく保存しておけば保存期間を2年まで伸ばすことも可能です。

他にも、茹で方や選び方のコツも詳しく解説していきます。

お菓子に使うイメージの強いあずきですが、実はおかずとしても使えます。

使いかけの小豆を捨てずに、小豆を使って様々なレシピに挑戦してみてください。

Contents

小豆の保存の仕方

小豆は乾燥に強く、湿気に弱いので、乾燥剤とともにジッパー付きのビニール袋に入れて冷蔵庫、または冷凍庫で保存しましょう。

小豆の保存温度

0~10度

低温環境での保存が適していると言われています。

小豆の保存方法まとめ

  • 常温・・・紙袋に入れて風通りの良い冷暗所で保存する(冬場)
  • 冷蔵・・・ジッパー付きの保存袋に入れて保存する
  • 冷凍・・・ジッパー付きの保存袋に入れて保存する
  • 干し・・・なし

小豆の保存期間と賞味期限まとめ

  • 常温・・・半年
  • 冷蔵・・・1年
  • 冷凍・・・2年
  • 干し・・・なし

小豆を常温保存する方法

寒い時期は紙袋に入れて、通気性の良い冷暗所で保存しましょう。

冬場ならば虫がわいてくる心配も少ないので紙袋にいれて通気性を良くし、湿気から守ります。口は輪ゴムなどでしばっておきましょう。

暑い時期は虫がわく可能性が高いのでジッパー付きの保存袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。

小豆の常温保存法

  • Step1
    袋に入れる
    紙袋などの通気性の良い袋に入れて、口をしばっておく。
  • Step2
    保存する
    冷暗所で保存する

小豆の常温保存の際の保存期間

半年は保存ができます。

しかし、カビが生えていたり、虫がついていたら食べるのはやめましょう。

小豆の常温保存の際の栄養素は?

小豆はでんぷんを主とする炭水化物が約60%を占めていますが、たんぱく質は約20%も含まれ、脂質は約2%と「高たんぱく低脂質」の食べ物として親しまれています。

他にも食物繊維やビタミンB群、ミネラルであるカリウムが豊富で健康に良いとされています。

小豆を冷蔵保存する方法

ジッパー付きの保存袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。

乾燥から守るために乾燥剤も一緒に入れておきましょう。乾燥剤は百均などでも売っています。

袋にはマジックで開封日や冷蔵庫に入れた日付を記載しておきましょう。

小豆の冷蔵保存法

  • Step1
    袋に入れる
    ジッパー付きの保存袋に入れる
  • Step2
    乾燥剤を入れる
    乾燥剤も一緒に入れることで長持ちさせることができる
  • Step3
    保存する
    冷蔵庫で保存する

小豆の冷蔵保存の際の保存期間

1年間は保存することができます。

小豆の冷蔵保存の際の栄養素は?

冷蔵保存でも栄養素に特に変化はありません。

小豆は特にビタミンB1を多く含んでいます。

ビタミンB1は摂取した糖質を分解してエネルギーとして活用する際に、分解する酵素の手助けをしている栄養素です。

ビタミンB1が減少すると糖質がうまく分解されずエネルギー不足となり、倦怠感や脚気などの病気につながります。

小豆を冷凍保存する方法

冷蔵保存と同様にジッパー付きの保存袋に乾燥剤と一緒に入れて、冷凍庫で保存しましょう。

袋には開封日や冷凍庫に入れた日付を記載しておきましょう。

小豆の冷凍保存法

  • Step1
    袋に入れる
    ジッパー付きの保存袋に入れる
  • Step2
    乾燥剤を入れる
    乾燥剤も一緒に入れることで長持ちさせることができる
  • Step3
    保存する
    冷凍庫で保存する

野菜マルシェのなのか

  • 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
  • アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
  • 冷凍室を強に設定するとなおよし

小豆の冷凍保存の際の保存期間

約2年間保存することができます。

2年以上保存していても食べる人もいますが、なるべくならば早めに食べきることで美味しく食べられます。

長い期間保存しておくと豆の中身がスカスカになって食べられないこともあるので2年を目安に食べきるようにしましょう。

小豆の冷凍保存の際の栄養素は?

冷凍保存でも栄養素に特に変化はありません。

小豆を冷凍したあとの解凍方法

自然解凍するか、水に漬けて解凍しましょう。

小豆はなかなか表皮から吸水しないので、一晩中水につけるなどの工程はしなくてもよいです。

30分ほど水に漬けて解凍されたら、小豆の4~5倍量の水で、水から煮ていきます。

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小豆を干す保存方法

もう乾燥されているものなので、干す保存方法はありません。

小豆はサヤに実ります。収穫したサヤを天日干しして、サヤが割れて出てきた小豆も天日干しして乾燥小豆を作ります。

小豆の保存方法 使いかけ

使用して残った分は、入っていたビニール袋にそのまま入れて、口の部分をくるくるっとしておいて置いておきがちですよね。

そのまま密閉せずにおいておくと、虫に食われる原因になります。

なので、残った小豆は必ずジッパー付きの袋など、密封できる袋に移し替えて

開封した日付を書いておきましょう。そして、冷蔵庫または冷凍庫で保存しましょう。

小豆の長持ちさせる保存方法

乾燥剤と一緒に入れて置いておくとよいでしょう。湿気から守ることで長持ちします。

小豆を保存したら虫?

小豆には「アズキゾウムシ」と「インゲンマメゾウムシ」という虫がわきます。

小豆以外にお米などでもしっかり保存していても、使おうとしたら虫がわいていた経験をしたことがある方もいるかもしれません。

それは豆や穀類自体に卵が生みつけられていた可能性が高いです。

虫は小豆の中の種の養分を食べて成虫に成長していきます。

虫がついていた小豆はすぐに捨てましょう。

封の口が完全にしまっていない状態で保存されていた場合、近くに保存されていた食材などにも虫が移っていたり、卵が生みつけられていたりするので周辺環境の掃除もしてくださいね。

小豆の夏と冬の保存の違い

冬場は室温で置いておいても問題ありませんが、夏場は気温が上がり、虫がついたり、カビが生えたりしてしまうので冷蔵庫で保存してください。

小豆を丸ごと保存するなら

購入してきたもので、未開封の場合は常温で保存しておいて大丈夫です。

封を開けた場合は冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。

小豆を外で保存できる?

冬場は気温が低いので外に置いておいても問題ありません。

紙袋などに入れて日陰に置いておきましょう。

外に置いたことを忘れないようにしましょうね。

小豆の保存容器や保存袋

冷蔵庫で保存する場合、よく乾燥させたペットボトルに入れておいても使いやすいです。

日頃目のつくところに置いておくと、存在を忘れて放置したり、追加で購入してしまったりということが減ります。

小豆の洗い方(下処理)

小豆は皮が固く水につけておいても吸水しづらいので、水に漬けておく工程はいりません。水につけておくとしたら24時間~48時間はつけておかないと意味がなく、中途半端の吸水はかえって煮えムラが起きてしまう原因となってしまいます。

  • ザルに入れて水でサッと洗い、汚れを落とす

小豆の茹で方

弱火でじっくり煮ていく間に、アクが出てきたらその都度アクをすくい、吹きこぼれそうになったら冷たい水をカップ1杯程度入れて差し水をします。

煮えムラを防ぐことができます。

  • 厚手の鍋に小豆の4~5倍量の水を入れて2∼3分煮る
  • 一度湯を捨て、渋切りをする
  • また同量の水を入れて弱火でじっくり煮る

煮る時間の目安は60分くらいです。

指でつぶれるくらいまで煮ましょう。固さはお好みで火加減を調節してください。

小豆の保存場所

暖かい場所に置いておくと、虫がついて豆の中から食われてしまい、実際に煮てみたら中身がスカスカで食べられないなんてことがあります。

必ず低温の場所で保存するようにしましょう。

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小豆の見分け方と選び方

見分け方と選び方を紹介していきます。

腐っている場合の見分け方

水につけて浮いてきた豆は処分してください。カビが生えているなどしていた場合はもったいないですが、同じ袋に入っていた豆すべて処分しましょう。

  • 洗う際に水につけると表面に浮いてくる
  • 表面に白っぽい粉がついている
  • 未成熟の豆

新鮮な選び方

  • 膨らみがある
  • 粒の大きさがそろっている
  • 色つやが良く光沢がある。

小豆について

昔、中国では小豆の煮汁には解毒作用があり、薬として用いられていました。

また、小豆の赤い色には魔除けの力があると信じられており、現代でも無病息災を願ってお祝いの席で食べるようになりました。

主な小豆の産地は北海道が占めており、特に大粒な品種を「大納言」といい、他の小豆と明確に区別されています。大納言は皮がしっかりしており煮崩れしにくいのが特徴です。

赤い色をしている豆が小豆と思われがちですが、黒、白、茶色、斑紋と様々な色の皮を持つ小豆が生産されています。

ほとんど餡やお菓子に加工され、日本各地に出荷されていきます。

小豆の旬

1年中スーパーに出回っているので、いつでも手に入れることができます。

小豆は秋ごろに収穫して、収穫した年の年末まで、もしくは次の年の春までの間に流通する豆を「新豆」と呼びますが、明確な定義はないようです。

小豆の保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方

小豆は甘く炊いてあんことして食べる食べ方が主流ですが、お料理にも使うことができるんです。

小豆の保存食の種類

  • マリネ
  • 煮物
  • カレー

小豆の保存食レシピの簡単作り方と保存期間

小豆のカレー

ルー不使用の小豆カレーは健康にも抜群です。

冷蔵保存で3~4日です。

小豆の常備食人気レシピの作り方と保存期間

小豆粥

ほっこりおいしい小豆粥をたべれば心もあったまります。

冷蔵庫で3~4日保存できます。

小豆の酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間

あずきのマリネ

新たまねぎの時期でなければ、小豆だけで作ってみてください。

冷蔵庫で3~4日保存できます。

小豆の保存食を冷凍できるレシピ

レンジでお赤飯

難しそうなお赤飯も電子レンジでふっくら作れます。

冷凍庫で2週間保存できます。

小豆の長期保存できる日持ちレシピ

甘さ控えめあんこの作り方

市販のあんこは甘すぎるという方は自分で作るのがおすすめです。

冷凍庫で1か月保存できます。

小豆のお弁当おかず

小豆入り里芋のそぼろ煮

小豆の水煮を作ってストックしておけば、いつもの煮物にインしてもOK!

冷蔵庫で3~4日保存できます。

小豆の保存食で筋肉に効くレシピ

小豆のサラダ

小豆は高たんぱく低脂質な食材なので、筋トレには効果的な食べ物と言えるでしょう。

また、糖分や脂質を分解する酵素を助けるビタミンB1やB2が豊富に含まれているので、小豆の糖質も分解してくれます。

同じく野菜の中では高たんぱくであるブロッコリーと組み合わせているところも高ポイントでしょう。

離乳食の保存

小豆は食物繊維などの栄養素が豊富で赤ちゃんにも積極的に食べさせたい食べ物のひとつです。離乳中期ごろから与えていきましょう。

下茹でした小豆水煮を作ってストックしておけば、いつでも使えて便利です。

気を付けることは皮が固いままにならないように、やわらかめに煮ておくことです。

小豆の皮は消化されにくく、のどに引っかかる危険があるので、気になる人は下茹でして皮は濾しておいても良いでしょう。

小豆はたっぷりのお湯で下茹でをして、冷ましてジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫で保存すれば1か月は保存できます。

市販のあんこは甘さが強すぎるので離乳食にはむいていません。

 

小豆はあんこ以外にも、いろいろな使い道があります。

冷凍保存もできるので、多めに購入してもいつでも使えますね。

乾物の保存期間はあいまいなところが多いですが、大切なのは、開封日をすぐに記入しておいて、管理することです。

食品は基本的に開封してからはなるべく早めに消費してくださいとしか書かれていないので、開封日を自分で記入していつまでに食べきるかを考えておきましょう。

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