中国では冬野菜としてよく活躍するターサイ(タアサイ)。
日本ではあまり馴染みがありませんが、ターサイはアブラナ科の野菜で、白菜やチンゲン菜の仲間です。
静岡県や茨城県で主に栽培されていて、日本でも生産量が増えてきています。
1株に30cm程度の大きな葉をたくさんつけるため、見た目にインパクトの強い野菜ですが、栄養豊富で、柔らかく、クセが少ないことが特徴の食べやすい野菜です。
せっかくターサイをいただいたのに、食べ方や保存方法がわからないと困りますよね。
そこで今回は、ターサイの冷蔵・冷凍・保存期間とともに、選び方やおすすめ保存食レシピもこの記事でご紹介していきます。
Contents
ターサイの保存の仕方
ターサイは、乾燥に弱く、収穫してからは長期保存は難しい野菜です。常温保存と冷凍保存には向きません。
適切に冷蔵保存しましょう。
ターサイの保存温度
ターサイの最適な保存温度は0~5度です。
ターサイの保存方法まとめ
- 常温・・・なし
- 冷蔵・・・湿った新聞紙に包んで、ビニール袋に入れて、野菜室に保存する
- 冷凍・・・なし
- 干し・・・自然乾燥か、食品乾燥機で半乾燥
ターサイの保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・なし
- 冷蔵・・・5日程度
- 冷凍・・・なし
- 干し・・・半乾燥で5日程度
ターサイを常温保存する方法
常温保存する方法はありません。
ターサイを冷蔵保存する方法
ターサイを冷蔵保存する方法をご紹介します。
ターサイの冷蔵保存法
- Step1新聞紙で包む湿った新聞紙にターサイを包む 。
- Step2ビニール袋に包む新聞紙に包んだターサイを、密閉しないようにビニール袋に入れる。
- Step3保存するターサイを野菜室に立てて保存する
ターサイは乾燥に弱いので、保存中も葉が乾燥していないか、チェックしましょう。
湿らせた新聞紙をこまめに代えると、鮮度を保てます。
ビニール袋は空気が入るように、少し開けておきましょう。
ターサイの冷蔵保存の際の保存期間
ターサイを冷蔵保存した際の保存期間は、5日程度です。
なるべく早く使い切りましょう。
ターサイの冷蔵保存の際の栄養素は?
ターサイの冷蔵保存の際の栄養素は、変わりありません。
ターサイを冷凍保存する方法
ターサイを冷凍保存すると食感が大きく変化してしまうので、冷凍保存には向きません。
ターサイを干す保存方法
ターサイは自然乾燥が難しく失敗しやすいです。
食品乾燥機があれば、手軽に乾燥させられます。
ターサイの干す保存法
- Step1カットするターサイを食べやすいサイズにカットする。
- Step2水気を取るターサイの水気を、キッチンペーパーでよく拭き取る。
- Step3ザルに並べるターサイが重ならないように、ザルに並べる。
- Step4干す湿度の低い、良く晴れた日の9時から半日程度、外に干す。
- Step5保存する保存袋か、容器に入れて冷蔵庫で保存する。
ターサイの干す保存の際の保存期間
干したターサイの際の保存期間は5日間程度です。
ターサイを干した後の戻し方
ターサイを干した後の戻し方は、水やお湯につけて戻してください。
ターサイを干す保存の際の栄養素は?
ターサイは天日干しにすると、ビタミンDとβカロテンが増え、味には甘みがでます。
ただし、ビタミンCや葉酸は減ってしまいます。
ターサイのカット(切った)後の日持ちする保存方法は?
ターサイの保存方法 使いかけ
ターサイは大きいので、一度に使い切ることは難しいです。切った断面から乾燥していくので、断面をラップで覆い、保存袋で密閉しましょう。
ターサイをカットしたときの保存期間
ターサイをカットしたら、保存期間は1~2日程度です。
長持ちはしないので、早めに使い切りましょう。
ターサイの長持ちさせる保存方法
ターサイを長持ちさせる保存方法をご紹介します。
ターサイの夏と冬の保存の違い
ターサイは冬野菜なので、冬は冷蔵保存することで長持ちします。
夏にはあまり栽培されませんが、暑さで傷みやすいので、冷蔵保存でも長持ちしません。
ターサイを丸ごと保存するなら
ターサイは丸ごと保存する方が長持ちしますが、大きいので、野菜室に入りきらないこともあります。
でも、カットして保存すると日持ちしないので、ある程度料理に使ってしまうか、塩漬けにする方が長持ちします。
ターサイを包む新聞紙がないとき
ターサイを包む新聞紙がないときは、キッチンペーパーでも代用できます。でも、ターサイは大きいのでキッチンペーパーを何枚か重ねて使うようにしましょう。
ターサイの保存容器や保存袋
ターサイの保存には、カットしたときや、干した際には、保存袋か蓋つきの容器を使用します。
ターサイの洗い方(下処理)
- 根本の土や汚れを流水で洗い流す
- 葉の部分の汚れを洗い流す
ターサイの茹で方
[list class="li-mainbdr li-dashed"]- お湯を沸かして、塩を入れる
- 茎の部分から入れ、30秒程度茹でる
- 葉の部分はサッと湯通し程度茹でる
- 冷水でしめる
ターサイの見分け方と選び方
ターサイの腐っている見分け方と新鮮な選び方を説明します。
腐っている場合の見分け方
- 葉が乾燥している
- 根本がドロッとしている
- 葉が変色している
新鮮な選び方
- 葉の色が濃く鮮やかな緑色
- 葉に厚みがある
- 葉先がシャキッとしている
ターサイについて
ターサイ(タアサイ)は中国原産の冬野菜です。中国読みではターツァイと呼ばれています。
30cm程度の大きな葉が地面を這うように広がり、上から見ると、菊の花のように見えることから「菊花菜」、葉がスプーンのように見えることから「杓子菜」、2月が旬なので「如月菜」など、日本でも多くの呼び名があります。
アブラナ科の野菜なので、菜の花と同様に、花も食べることができます。花も含めると、旬の期間は12月から3月までと長い期間楽しむことができます。
冬野菜なので、気温が下がれば甘みが増します。葉が大きく固そうですが、見た目に反して、葉は柔らかく、クセが少ないのが特徴です。
チンゲン菜や小松菜などの苦みが苦手な人も食べやすくなっています。
ターサイの旬
ターサイの旬は12月~2月です。
ターサイの保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方
ターサイの保存食と常備菜の人気をご紹介します。
ターサイの保存食の種類
- 漬物
- おひたし
- 炒め物
ターサイの保存食レシピの簡単作り方と保存期間
冷蔵庫で2~3日保存できます。
ターサイの常備食人気レシピの作り方と保存期間
冷蔵庫で2~3日保存できます。
ターサイの漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間
冷蔵庫で2~3日保存できます。
ターサイの長期保存できる日持ちレシピ
冷蔵庫で2~3日保存できます。
ターサイのお弁当おかず
冷蔵庫で2~3日保存できます。
ターサイの保存食で筋肉に効くレシピ
ターサイはβカロテンが豊富に含まれています。油で炒めたり、卵などの脂質が多い食品と食べることにより、吸収しやすくなります。
βカロテンは体内で以下の働きをします。
・抗発ガン作用
・動脈硬化の予防
・喉や肺など呼吸器系統を守る
・皮膚や粘膜、視力、髪の健康維持
他にも葉酸やビタミンK、ビタミンC、カルシウム、鉄分が多く含まれており、栄養的にもバランスが取れている野菜です。
離乳食の保存
ターサイは葉の部分を離乳食初期から与えることができます。葉は柔らかく、甘みがあるので、細かく切って、スープやご飯、白身魚などに混ぜるのがおすすめです。
茎の部分はかたいので、離乳食完了期になってから、与えるようにしましょう。
ターサイ(タアサイ)は、その大きさと生産地が限られているため、スーパーで見かけることは少ない野菜です。
栄養的に優れていて、食べやすい野菜のため、一度食べると、リピートする人が多い野菜です。
1株が大きく、見た目にインパクトがあるので、インスタも映え狙えますね。
ネット通販で購入することができるので、旬の時期には取り寄せて、食卓に加えてみるのもおすすめですよ。
ターサイを通販で頼むと、たくさん届いてしまうので、この記事を参考に保存して、長く楽しんでくださいね。
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