赤かぶの保存方法|冷凍・冷蔵・保存期間と保存食レシピ!葉も干して保存可能

鮮やかなピンク色がきれいな赤かぶ。

食卓にピンク色があると一気に食卓が華やかになりますよね。

10月ごろからが赤かぶの収穫時期となり、冬の季節にぴったりの赤かぶですが、

・保存方法は白いかぶと同じでいいのか

・長期保存方法を知りたい

・賞味期限はいつまで

・赤かぶの葉の保存

・赤い色素を生かした料理方法とはどのようなものなのか

など、疑問が出てきます。

そこで、今回は、赤かぶの常温、冷蔵、冷凍、干すの保存方法を詳しくご紹介します。

赤かぶの選び方やおすすめの簡単保存食レシピもまとめました。

赤かぶには抗酸化作用のアントシアニンがあり、見た目、味、栄養価ともに抜群の野菜です。

正しい保存方法で旬を感じ、栄養も丸ごと摂取できますよ。

Contents

赤かぶの保存の仕方

赤かぶは葉をつけたままにしていると、根の栄養分や水分が葉に吸い上げられてしまうため、早めに葉と根の部分を切り分けて保存します。

切り分けた根の部分はキッチンペーパーに包んで、保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ入れておきましょう。

赤かぶの保存温度

赤かぶの最適な保存温度は、0~2度の温度帯が適しています。

赤かぶの根の保存方法まとめ

  • 常温・・・新聞紙にくるんで冷暗所に置いておく
  • 冷蔵・・・根と葉の部分を切り分けて野菜室で保存する
  • 冷凍・・・さっとゆでるか、塩もみをして冷凍保存する
  • 干し・・・3~4ミリの厚さに薄切りし、風通しの良い日陰に干す

赤かぶの保存期間と賞味期限まとめ

  • 常温・・・2~3日
  • 冷蔵・・・約1週間
  • 冷凍・・・約1か月
  • 干し・・・干してから1週間くらいなら冷蔵庫へ。それ以上の場合は冷凍庫に入れておくと数か月もちます

赤かぶの葉の保存方法

葉の部分も根と同様にキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて野菜室で保存します。

赤かぶを常温保存する方法

赤かぶの常温の保存方法をご紹介します。

赤かぶの常温保存法

  • Step1
    カットする
    根と葉の部分を切り分ける
  • Step2
    包む
    それぞれ新聞紙にくるむ
  • Step3
    保存
    冷暗所に置いておく
  •  

赤かぶは、冬が旬なので、気温が高いときは、冷蔵保存にします。

赤かぶの常温保存の際の保存期間

赤かぶの常温の保存期間は、2~3日です。

早めに使い切ってください。

赤かぶの常温保存の際の栄養素は?

赤かぶを常温保存した際の栄養素は、冷暗所に置いておけば栄養素が失われることはありません。

ここでいう冷暗所とは、15℃以下の場所を指します。

湿度も少なく、日陰がベストです。

赤かぶを冷蔵保存する方法

赤かぶを冷蔵保存する方法をご紹介します。

赤かぶの冷蔵保存法

  • Step1
    カットする
    根と葉の部分を切り分ける
  • Step2
    包む
    それぞれキッチンペーパーに包んで保存袋へ入れる
  • Step3
    保存
    野菜室で保存する
  •  

赤かぶの冷蔵保存の際の保存期間

赤かぶを冷蔵保存した際の保存期間は、約1週間です。

赤かぶの冷蔵保存の際の栄養素は?

赤かぶを冷蔵保存した際の栄養素は、変わりません。

しかし、日にちが経つにつれて、

赤かぶを冷凍保存する方法

赤かぶの冷凍保存法

  • Step1
    カットする
    根と葉の部分を切り分ける
  • Step2
    切り分ける
    根の部分はくし形や半月切りなど大きさをそろえておくと良い 。葉の部分は軽く塩ゆでしておく
  • Step3
    保存袋に入れる
    根の部分はジップロックなどの密閉できる袋にいれる 。葉の部分はよく水気を切り、ラップにくるんで保存袋に入れる。
  • Step4
    保存
    冷凍室で保存

野菜マルシェのなのか

  • 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
  • アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
  • 冷凍室を強に設定するとなおよし

赤かぶの葉は、軽く塩茹でしておき、水気をよく切った後に、ラップに包んで冷凍用保存袋に入れて冷凍します。

赤かぶの冷凍保存の際の保存期間

約1か月間保存可能です。

赤かぶを冷凍したあとの解凍方法

冷蔵庫や室温で自然解凍します。

赤かぶの冷凍保存の際の栄養素は?

赤かぶを冷凍保存した際の栄養素は、冷凍しても損なわれません。

茹でた後に冷凍すると、ビタミンCが減少していきます。

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赤かぶを干す保存方法

赤かぶを干す保存方法をご紹介します。

赤かぶを干す保存法

  • Step1
    カットする
    根の部分は薄切り、葉の部分はみじん切りにする
  • Step2
    干す
    風通しのよい日陰に3日間ほど干す
  •  

赤かぶを干す保存の際の保存期間

干し終わってからは冷蔵庫で保存し、1週間ほどで食べきってください。

冷凍庫で保存していた場合は数か月もたせることが出来ます。

赤かぶを干した後の戻し方

赤かぶの戻し方は、そのまま調理に使います。

漬物にすると、味が染み込みやすくなります。

赤かぶを干す保存の際の栄養素は?

赤かぶを干した際の栄養素は、アントシアニンが20%ほど減少します。

しかし、干すことによってかさが減ってたくさん食べることができるので摂取できる栄養素も多くなります。

赤かぶのカット(切った)後の日持ちする保存方法は?

赤かぶをカットした際の保存方法をご紹介します。

赤かぶの保存方法 使いかけ

切った断面から水分が蒸発して乾燥していくので、ラップをして保存袋にいれて野菜室へ入れておきましょう。

赤かぶをスライスした後

スライスした後は塩もみをして水気を切り、調味料につけて甘酢漬けにするのがおすすめです。1週間は保存できます。

赤かぶをカットしたときの保存期間

皮をむいた根を適当な大きさに切り、ゆでてからミキサーにかけペースト状して冷凍保存しておくと約1か月保存することができます。

赤かぶの長持ちさせる保存方法

赤かぶの長持ちさせる保存方法をご紹介します。

赤かぶの夏と冬の保存の違い

赤かぶは冬が旬の野菜のためなるべく涼しいところで保存するのが望ましいです。

冬の場合は常温でも多少は長持ちしますが、夏はすぐに冷蔵庫で保管しましょう。

赤かぶの丸ごと保存

根と葉を切り分けて、キッチンペーパーにくるんで保存袋に入れて野菜室に入れましょう。

赤かぶの外の保存

日の当たらない涼しいところで保存するようにしましょう。

赤かぶの新聞紙がない

赤かぶを包む新聞紙がないときにはキッチンペーパーでも代用可能です。

風通りがよく遮光できるもので包んでおきましょう。

赤かぶの保存容器や保存袋

野菜用の鮮度保持袋があればよいですが、密閉できるジッパー付きの保存袋があるとよいです。冷凍用には専用のものを使いましょう。

赤かぶの洗い方(下処理)

  1. 茎と茎の間に土が残りやすいので良く洗う。
  2. 水を張ったボウルに根元の部分を浸してすきまに入り込んだ土をとる。
  3. 表面はやわらかいので優しく洗う。

赤かぶの茹で方

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  1. 葉は沸騰したお湯に入れて軽くゆでる。
  2. 根の部分は生で食べることもできるので沸騰したところに入れ、軽くゆでる。
  3. 茹ですぎるとくたくたになるので要注意!

赤かぶの保存場所

保存場所は暗くて一定の気温を保つことができる野菜室が適しています。

赤かぶの皮つき

品種によっては皮ごと使うこともできるので周りが傷がついていない鮮やかな色ものを選びましょう。

赤かぶの葉の保存方法

葉の部分はすぐにしおれてしまうのでキッチンペーパーにくるんで袋に入れ野菜室へ入れておきましょう。

なるべく早めに消費しましょう。

赤かぶの土付き(泥付き)の保存方法

土付きの場合は、なるべく土をはらって新聞紙にまいて冷暗所に保存しましょう。

赤かぶの見分け方と選び方

赤かぶの見分け方をご紹介します。

腐っている場合の見分け方

  • 葉が折れている
  • 色が変色している
  • 指でおすとへこんだり、やわらかくなりすぎている

新鮮な選び方

  • 葉がみずみずしく、鮮やかな色をしている
  • ツヤがあってきれいな赤色をしている
  • 実際に手で持ってみてずっしりと重みがある

赤かぶについて

赤かぶには様々な品種がそれぞれの地域に根付いています。

  • 岐阜県高山市の「飛騨紅かぶ」
  • 滋賀県西万木地方の「万木(ゆるぎ)かぶ」
  • 北海道南部の「大野紅かぶ」

などがあります。

どれも歴史が深く、古くから栽培されその土地でしか栽培されない伝統野菜です。

一口に赤かぶと言っても形状や色、大きさも様々で、その土地に適応した成長をして今の形になっているのです。

赤かぶの旬

10月下旬から収穫がはじまり11月ごろから冬にかけてが旬と言われます。

栄養素には調理してしまうとゆで汁に栄養素が溶け出してしまう水溶性の栄養素があります。主に水溶性ビタミンと呼ばれるものです。

赤かぶには水溶性ビタミンのビタミンCが豊富に含まれています。

なので、できれば茹でずに生のまま調理すると栄養素を効率よく摂取することができます。

葉の部分にはβカロテンが多く含まれており、こちらは脂溶性のビタミンになるため、油でいためたりすると栄養素が逃げず、無駄なく栄養素を摂取できます。

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赤かぶの保存食と常備菜人気簡単レシピ方

赤かぶの保存食の種類

  • 甘酢漬け
  • 葉っぱのふりかけ
  • 和え物

赤かぶの保存食レシピの簡単作り方と保存期間

赤かぶと塩昆布の浅漬け

かぶの葉のふりかけ

1週間ほどで食べきってください。

赤かぶの常備食人気レシピの作り方と保存期間

煮物も作ろうと思えば作れますが、赤かぶの鮮やかな赤色を引き立たせるためには酸性の調味液(酢、レモン汁など)が適しています。

赤かぶに含まれるアントシアニンはブルーベリーなどに多く含まれる色素ですが、酸性の酢に漬けこむことによって鮮やかな赤色に発色すになります。

赤かぶのマリネ

保存期間は、3.4日です。

赤かぶの漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間

赤かぶの甘酢漬け

赤かぶの漬物

1週間ほどで食べきってください。

赤かぶの保存食冷凍レシピ

赤かぶの塩漬け

シンプルに塩漬けしたものはジップロックに入れて冷凍しておけば1か月は保存することができます。

赤かぶの長期保存できる日持ちレシピ

干し赤かぶの漬物

干して漬けておけば、冷凍で1か月間の長期保存も可能になります。

赤かぶをお弁当のおかず

赤かぶの梅ポン漬け

梅干しには抗菌作用があるためお弁当にピッタリです。

保存期間は、3,4日です。

離乳食の保存

赤かぶは5~6か月の離乳初期から与えることができます。

もともと柔らかい野菜なので柔らかく茹でて裏ごししたり、

小さく角切りにして味付けしても良いです。

茹でてミキサーでペースト状することで冷凍庫で保存が可能です。

 

赤かぶは、保存ができる万能な野菜です。

冬の野菜は栄養価が凝縮されており、ほんのり甘味があるのが特徴です。

スーパーで目にしたら是非購入して調理してみてください。

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