人気上昇中のパクチー。独特の香りから、好き嫌いがはっきりと出る野菜でもありますが、実は、栄養が豊富で、デトックス効果や老化防止効果など美容にも効果のある人気の野菜です。
料理に少量で使うことが多く、スーパーで買うと一日で使い切ることが出来ず、余ってしまうこともありますよね。
・パクチーを長期保存したい
・栄養素を最大限に摂取したい
と、悩みが出てきます。
そこで、パクチーの冷凍、冷蔵、干す時の保存方法、保存期間を紹介していきます。
パクチーは冷凍、冷蔵でも保存できますし、干すこともできエスニック料理のスープやラーメン、サラダのトッピングとしての薬味での利用がおすすめです。
また、適切な保存方法をすれば保存期間を伸ばすこともできます。
保存期間や保存食レシピも一緒にご紹介していきますので、ぜひご活用ください。
また、パクチーはコリアンダーとも呼ばれています。
パクチーとコリアンダー、中国では香菜とも呼ばれていますので、その違いについても、解説していきます。
正しいパクチー(コリアンダー/香菜)の保存方法を知り、ぜひ今人気のパクチーで料理をしてみてください。
Contents
パクチー(コリアンダー/香菜)の保存の仕方
パクチーは乾燥に弱いため注意が必要です。
常温でも水を入れたコップに根元をつけておけば3日~4日保存が可能できますが、痛みが早く、弱い野菜なので、冷蔵、冷凍、干しで保存しましょう。
葉っぱが黄色くなってくる前に早めに食べ切ってしまいましょう。
パクチー(コリアンダー/香菜)の保存温度
パクチーの最適な保管温度は5℃前後です。
香り、風味、栄養素を損なわないように冷蔵保管がおすすめです。
パクチー(コリアンダー/香菜)の保存方法まとめ
・常温・・・水を入れたコップに根元をつける。
・冷蔵・・・水分を含んだペーパータオルで根を包み、保存袋や保存容器に入れ、野菜室に保存する。
・冷凍・・・根に水分を与えてから葉と根を切り分ける。葉と茎はざく切りにし、保存袋に入れ、冷凍する。
・干し・・・葉だけを摘み、レンジで加熱後、瓶などの密閉保管容器に入れ保存する。茎は、水分が多いため、干しの保存方法には不向き。
パクチー(コリアンダー/香菜)の保存期間まとめ
・常温・・・3日~4日
・冷蔵・・・約1週間
・冷凍・・・約2週間
・干し・・・約1カ月
パクチー(コリアンダー/香菜)の常温の保存方法
パクチー(コリアンダー/香菜)の常温の保存方法をご紹介します。
パクチー(コリアンダー/香菜)の常温保存法
- Step1水を入れる水をコップに入れる
- Step2水に入れるパクチー(コリアンダー)を水の入ったコップに根元を刺しておく
- Step3ビニール袋をかぶせる’コップの上からビニール袋や保存袋をかぶせる
- Step4保存’常温で保存
少量ずつ使うことが多いパクチー(コリアンダー/香菜)ですが、香りや鮮度をキープするには、葉は濡らさないことです。
洗った後は、しっかり水をふき取ります。
ビニール袋をかぶせなくても常温保存はできますが、ビニール袋や保存袋をかぶせたほうがより保存効果はでます。
水は毎日取り換えてくださいね。
パクチー(コリアンダー/香菜)の常温の保存期間
パクチー(コリアンダー/香菜)を常温で保存した際の期間は、3日~4日です。
早めに食べきるほうが、いいでしょう。
葉っぱが黄色くなってくる前に食べ切ってしまいましょう。
パクチー(コリアンダー/香菜)の常温保存の際の栄養素は?
パクチー(コリアンダー/香菜)を常温保存した際の栄養素は、水につけている根元から、ビタミンCやカリウムが少しずつ減っていきます。
パクチー(コリアンダー)には、ビタミンAも多く含まれていますが、ビタミンAは脂溶性ビタミンの為、油に溶け出す性質のビタミンです。
パクチー(コリアンダー/香菜)の冷蔵の保存方法
パクチー(コリアンダー/香菜)の冷蔵の保存方法をご紹介します。
パクチー(コリアンダー/香菜)の冷蔵保存法
- Step1洗うパクチー(コリアンダー/香菜)を流水で洗う
- Step2水気をふき取るペーパータオルで水気をふき取る
- Step3根を包む’水分を含んだペーパータオルで根を包む
- Step4保存’保存袋や保存容器に入れ、野菜室に保存する
葉に水滴がついていると、そこから葉が黒く変色するため、しっかりふき取ることが大切です。
葉が乾燥すると黄色く変色したり、香りが抜ける原因になります。
そのため、葉に直接水滴がついた状態は避けつつも、ほどよく湿気を補うことも大切です。
湿らせたペーパータオルで湿気を補い、保存袋や保存容器に入れ、保存しましょう。
立てた状態で保存できれば、なお良しです。
パクチー(コリアンダー/香菜)の冷蔵の保存期間
パクチー(コリアンダー/香菜)を冷蔵で保存した際の期間は、約1週間持ちますが、4日目以降になるとだんだん香りが弱くなってくるため、早めに食べきるほうがいいでしょう。
パクチー(コリアンダー/香菜)の冷蔵保存の際の栄養素は?
パクチー(コリアンダー/香菜)の香りを長持ちさせるためには、冷蔵がおすすめです。
水溶性ビタミンのビタミンCは、水で洗いすぎると栄養分が流出しやすくなります。
パクチー(コリアンダー/香菜)の冷凍の保存方法
パクチー(コリアンダー/香菜)の冷凍の保存方法をご紹介します。
パクチー(コリアンダー/香菜)の冷凍保存法
- Step1洗うパクチー(コリアンダー/香菜)を流水で洗う
- Step2切り分ける根に水分を与えてから葉と根を切り分ける
- Step3ざく切りにする’葉と茎はざく切りにし、保存袋に入れ、冷凍する
- Step4保存’根も1本ずつラップで包み、冷凍する
パクチー(コリアンダー/香菜)の香りや色合いを保つために、新鮮なうちに冷凍保存してください。
保存袋に入れる際、薄くなるように空気を押し出しながら密閉していきます。
冷凍後は葉がしんなりするため、食べるときは料理に加えて加熱するのが、おすすめです。
袋の外からもんでほぐし、必要な分だけを取り出して使います。
パクチー(コリアンダー/香菜)の冷凍の保存期間
パクチー(コリアンダー/香菜)を冷蔵で保存した際の期間は、約2週間ほどの保存が可能です。
根は葉よりも香りが強く、スープのだしに使ったり、刻んで炒めたりと使い道が多いため、捨てずに活用できます。
パクチー(コリアンダー/香菜)の冷凍保存の際の栄養素は?
新鮮なうちに冷凍したほうが、食感は変わりますが、摂取できる栄養価は高いです。
冷凍した食品のおいしさも栄養も保つには鮮度が大切です。
パクチー(コリアンダー/香菜)の干しの保存方法
パクチー(コリアンダー/香菜)の干しの保存方法をご紹介します。
パクチー(コリアンダー/香菜)の干し保存法
- Step1洗うパクチー(コリアンダー/香菜)を流水で洗う
- Step2ふき取るペーパータオルで水気をしっかりふき取る
- Step3摘む’葉だけを摘む
- Step4加熱する’ラップをせずに200W~250Wの電子レンジで約2分間加熱する
- Step5再度加熱する’取り出した後、混ぜ返して広げ、再度2分ほど加熱する。これを5~6回繰り返す
- Step6保存’葉のカサが1/6~1/8くらいになり、手で握ったときにパラパラと崩れる状態まで乾燥したら、冷ました後、瓶などの密閉保管容器に入れ保存する
一番手間がかかりますが、保存期間は一番長く、そのまま料理にふりかけられて料理に色味を足したいときに便利です。
生のフレッシュさとはまた違ったほろ苦さが味わえます。
瓶などの密閉保管容器に入れ、冷蔵庫での保管の方が安心です。
パクチー(コリアンダー/香菜)の干しの保存期間
パクチー(コリアンダー/香菜)を干しで保存した際の期間は、常温で約1カ月の保存が可能です。茎は、水分が多いため、干しの保存方法には不向きです。
パクチー(コリアンダー/香菜)の干し保存の際の栄養素は?
ビタミンEなどの脂溶性ビタミンは油を使って調理する場合、栄養分が流出しやすくなるので、加熱する場合には注意が必要です。
パクチー(コリアンダー/香菜をのカット(切った)後の日持ちする保存方法は?
パクチー(コリアンダー/香菜)をカット(切った)してしまったときの保存方法をご紹介します。
パクチー(コリアンダー/香菜)の保存方法 使いかけ
パクチー(コリアンダー/香菜)をカット(切った)してしまったら、冷凍するか、オイル漬けにします。
そのままカットしたままで、保存容器で保存すると、パクチーの葉に水気がつき、傷み始めます。
パクチー(コリアンダー/香菜)をカットしたときの保存期間
パクチー(コリアンダー/香菜)は、冷凍したなら1か月、オイル漬けにしたら1週間以内に使い切りましょう。
パクチー(コリアンダー/香菜)の長持ちさせる保存方法
パクチー(コリアンダー/香菜)を長持ちさせる保存方法をご紹介していきます。
パクチー(コリアンダー/香菜)の洗い方(下処理)
今回は、50℃洗いをご紹介します。
- パクチーを軽く水洗いする
- 50℃のお湯をボウルに用意する
- 10秒~20秒ほど洗いながら、汚れが浮いてくるので、汚れが出なくなるまで新しいお湯と取り換える
- 洗ったら、ザルにとって冷ます
50℃洗いをすると、しんなりした野菜もシャキッとします。
また、水洗いよりも汚れがきれいに落ちます。
野菜の甘みが増すので、お勧めです。
パクチー(コリアンダー/香菜)の見分け方と選び方
パクチー(コリアンダー/香菜)の腐っている見分け方と新鮮な選び方を説明します。
パクチー(コリアンダー/香菜)腐っている場合の見分け方
腐り具合は以下に当てはまると危険です。
- 異臭がする
葉が黄色くなっていると、傷み始めてくるので、早めに食べきるようにします。
新鮮な選び方
新鮮な選び方は、以下の通りです。
- みずみずしいもの
- 茎が太くないもの
- 葉先までしっかりしているもの
- 色が緑鮮やかなもの
茎が太いと、繊維が多くなります。
パクチー(コリアンダー/香菜)の旬
パクチー(コリアンダー/香菜)について
栄養成分が多く、健康にも体にも良いパクチー(コリアンダー/香菜)には、いったいどのような栄養成分があるのでしょうか。
パクチー(コリアンダー/香菜)に含まれている栄養成分は、食物繊維、カリウム、鉄、カロテン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、カルシウム、βカロテンなどが含まれています。
パクチー(コリアンダー/香菜)は、茹でたり、油で炒めたりする場合、栄養分が流出しやすくなるので、加熱する場合には、注意が必要です。
栄養たっぷりのパクチー(コリアンダー/香菜)の栄養成分を失わないためにも、生で食べるのがおすすめです。
パクチーとコリアンダーの違い
パクチー(コリアンダー/香菜)はセリ科の野菜で、日本には10世紀頃に渡来しました。
タイ語由来でパクチーと呼ばれていますが、英語由来のコリアンダー、中国語由来の香菜(シャンツァイ)とも呼ばれています。
また、野菜の状態で呼び方を区別することもあり、生の状態で料理に使う場合は、パクチーと呼び、種や葉を乾燥させたものを料理に使う場合は、コリアンダーと呼び分けられることもあります。
パクチー(コリアンダー/香菜)の料理としては、生の葉をそのまま食べるサラダやスープの上に乗せたりたり、そのままの味を楽しむことが多いです。
コリアンダーの料理としては、生の魚の臭みを取る下ごしらえに使われたり、ほのかに甘い香りをつけるためにシチューやカレーのスパイスに使われたりします。
パクチー(コリアンダー/香菜)の保存食レシピ
パクチー(コリアンダー/香菜)の人気のレシピを紹介します。
パクチー(コリアンダー/香菜)の保存食の種類
- サラダ
- トムヤンクン(スープ)
- ご飯
- ピラフ
パクチー(コリアンダー/香菜)の保存食レシピの簡単作り方と保存期間
・タイ風パクチーサラダ
https://cookpad.com/recipe/5799680
パクチーの香り、風味をそのまま味わえます。
パクチー(コリアンダー/香菜)の常備食人気レシピの作り方と保存期間
・本格トムヤンクン
https://cookpad.com/recipe/5737947
タイ本場の味をクリーミーに味わえます。
他にも、ナンプラーの炊飯チキンピラフ
https://cookpad.com/recipe/5877071
ドライパクチーの料理です。
パクチー(コリアンダー/香菜)の漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間
パクチー(コリアンダー/香菜)の保存食冷凍レシピ
パクチー(コリアンダー/香菜)の長期保存できる日持ちレシピ
オイル漬けか、ドライパクチーを使ったレシピがおススメです。
パクチー(コリアンダー/香菜)をお弁当のおかず
ひき肉パクチーご飯
https://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/recipe/00006303/index.html
ひき肉との相性バツグンです。
パクチー(コリアンダー/香菜)の保存食筋トレ
なし
独特の香りがクセになるパクチー(コリアンダー/香菜)を使った料理は、レパートリーが多いです。
生でも冷蔵でも冷凍でも使えますし、ドライとしても振りかければ、また違った料理にもなる万能野菜です。
また、なんといっても栄養たっぷりの人気のパクチー(コリアンダー/香菜)で、ぜひ料理を楽しんでみてくださいね。
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